検索結果

非表示の作品があります

  • 文藝春秋 2026年10月号
    NEW

    文藝春秋

    雑誌
    -
    1,200~1,400円 (税込)
    ◎愛子天皇は歴史の必然である 保阪正康 ◎【深層レポート】悠仁さま 天皇教育の波紋 本誌編集部 ◎禁断の「継体天皇」対談 万世一系か始祖王か 水谷千秋 河内春人 【高市早苗研究 第5回】 ◎高市早苗「苛烈な母への愛と畏れ」 甚野博則&本誌取材班 ◎高市・維新「関西ヤンキー連立」が呼ぶ消費税解散 新町隆史 ◎消費減税に私が反対した理由 稲田朋美 ◎「日本一悪い男」の告白 藏内勇夫 ◎「中国の新型統一戦争に屈しない」日本メディア初 台湾国防部長を直撃 峯村健司 ◎「倒産まであと30日」エヌビディアの爆走経営 杉本りうこ 【転倒・骨折を防ぐ新常識】 ◎部屋・靴・歩き方・食事 チャート・テスト付 データでわかる転倒・骨折予防術 山田実 ◎おひとりさまの「転倒サバイバル」 上野千鶴子 ◎3分に一人が…「骨折手術」最前線 梶山寿子 ◎吉川美代子/林家木久扇/冨士眞奈美/大村崑 私たちはこうして骨折から蘇った 秋山千佳 ◎辺野古ボート転覆事故 両親独占手記 支えられていたのは、ママの方でした「ともちゃん、ごめんね」 ◎プーチン、トランプと戦う赤根智子さんの素顔 鳥嶋七実 ◎トヨタ副社長「章男会長とのケンカの真相をお話しします」 井上久男 ◎オリオンビールはこうしてブランドになった 村野一 ◎怪物・尚弥と不屈・拓真 井上兄弟の育て方 井上真吾 ◎公立高校の甲子園 書かれざるカネと夢 田中仰 ◎「有明高校の夏」かくして旋風は起きた 田口元義 ◎熊本地震戦記 木村敬(知事) ◎芥川賞選考委員退任に寄せて 小川洋子 ◎【日本の顔 インタビュー】佐藤雅彦「数年に一度、大きいのがボンと来る」」 【連載】 ◎【新連載】世界と戦う「AIインテリジェンス」 伊藤錬(Sakana AI社長) ◎【新連載第3回】底線思考 「強靱国家」中国はどこでつまずくか 佐橋亮 ◎成田悠輔の聞かれちゃいけない話 16 ゲスト 筒井康隆 「AIが文学的に駄目な理由」 ◎有働由美子対談 93 石田ひかり(俳優)夫と娘に家事卒業宣言 ◎古風堂々 89 藤原正彦 ◎日本人へ 276 塩野七生 ◎ベストセラーで読む日本の近現代史157 佐藤優 ◎言霊のもちぐされ24 山田詠美 ◎ラファエルの羅針 6 柚月裕子 ◎ゴルフ春秋 20 ◎【最終回】地図を持たない旅人 大栗博司 ……ほか

    試し読み

    フォロー
  • なごみ 2026年9月号
    NEW

    なごみ

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集は、茶道具の銘を和歌から採る「歌銘」。「歌銘」はどのように生まれ、茶の湯に取り入れられてきたのでしょうか。その歴史や役割をひもときながら、歌銘に込められた美意識や楽しみ方をご紹介。その奥深い世界を味わいます。好評、SixTONES京本大我さんの連載は、「茶花を入れる」。〝修復〟に携わる人々を取材するルポ「繕う人々」、「冷泉家ごよみ」など連載中。 《Chanoyu magazine “NAGOMI” September issue/Chado/The way of tea》
  • 週刊文春2026年9月17日号
    NEW

    週刊文春

    ■■■サナエノミクスが日本経済を破壊する■■■ 長期金利が30年ぶりに3%を突破するなど、高市首相が推し進める積極財政路線の副作用が露呈し始めた。財界からの警鐘、日銀の知られざる内情、米財務長官の苛立ち……サナエノミクスが生み出す病巣を深層レポート! ■■■NHK大河「豊臣兄弟!」は一線を越えた! 磯田道史氏ら歴史学者が絶句■■■ 秀吉と光秀が山崎の合戦後に茶会? 勝家とお市が天守から投身自殺した? 忠臣・中川清秀が秀吉を裏切った? 信玄は餅詰まらせ死だった? 自治体も抗議する“歴史改変”をNHK会長に直撃すると……。 ■■■上皇ご夫妻の“終活” 葬儀の大幅縮小、お出まし中止……■■■ 上皇のご意向を受け、宮内庁が葬儀を大幅縮小する方向で検討していることが明らかになった。お互いに90歳を超えられた上皇ご夫妻。お墓、住居、相続、そして――お2人は様々な形で“終活”を進めておられるようだ。 ■■■脳を鍛える11習慣 脳トレの第一人者・川島隆太教授が指南■■■ 私たちは気付かないうちに、脳を酷使している。例えばスマホから流れる大量の情報処理。疲れは老化、認知症へ……。健康な脳を守るためには、正しく鍛えることも必要だ。習慣にしたい11項目を「脳トレ」の第一人者に訊いた。 ■■■スーパーおばあちゃん 佐藤ヒデさん 脳梗塞から「奇跡の生還」■■■ 3年前、90歳を過ぎて「血管年齢20歳」と診断され一躍有名人となった佐藤ヒデさん。実は今年一月、脳梗塞を発症。それでもスーパーおばあちゃんは強かった。本人の証言を基に奇跡の生還までの175日間をたどる。 ■■坂口健太郎 3歳上肝っ玉妻 永野芽郁を一喝!■■ ■■不整脈のセルフチェック 文春女性外来 副島京子■■ ■■木原事件 「あの時通報していれば」 遺族に重要参考人が謝罪した!■■ ■■最凶スランプ 大谷翔平 第2子誕生のウラで起きた異変■■ ■■モデル妻と離婚 カープ小園 ビール売り子との密着フォト■■ ■■岐阜ケーキ店火災 死亡男性(70)が書き遺した「前世の因縁」と「北朝鮮への渡航歴」■■ ●新・家の履歴書 山形由美(フルート奏者) ●阿川佐和子のこの人に会いたい 松尾スズキ(作家、演出家、俳優) グラビア ●原色美女図鑑 武田久美子 撮影:アンディ・チャオ ●男の肖像 市川團十郎 撮影:緒方秀美 ●原色美女図鑑Mini 田村芽実 撮影:熊谷貫 ●おいしい!私の取り寄せ便 東 留伽(フリーアナウンサー/アーティスト) 好評連載 林真理子/池上彰/杉本昌隆/中丸雄一/三宅香帆/土屋賢二/藤井一至/宮藤官九郎/みうらじゅん/柳家喬太郎/能町みね子/平松洋子/藤田晋/春風亭一之輔/津田健次郎/山崎努/MEGUMI/大久保佳代子/高橋大介/鷲田康/鈴ノ木ユウ/伊岡瞬/村山由佳/益田ミリ/桜玉吉/伊藤理佐ほか ※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。掲載されていない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1959年創刊。多くの人気連載、名物グラビア企画に加えて、政治、経済、スポーツ、芸能とあらゆる分野のスクープ記事が満載。発行部数No.1の総合週刊誌です。

    試し読み

    フォロー
  • プレゼント(新潮文庫)

    プレゼント(新潮文庫)

    これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。
  • 傾斜のマリア

    傾斜のマリア

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    米国資本の大手製薬会社を辞め、フリーとなった神原恵弥は九州のN崎を訪れた。N崎出身の祖母が遺した不思議な数え唄の意味を探るためだ。だがそんな恵弥に対しN崎大学の医学教授が、米国の監視下に置かれている女性科学者への接触を求めてきた。出島で見つかったある物質について博士の意見を聞きたいという。恵弥は、まるで影のような存在の博士とまみえることはできるのか? そして、唄の歌詞「かたむくマリア」に込められた秘密とは? 謎めいたラストが鮮烈な余韻を残すシリーズ第四作!
  • 夜果つるところ
    NEW

    夜果つるところ

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    執筆期間15年のミステリ・ロマン大作『鈍色幻視行』の核となる小説、文庫化。「本格的にメタフィクションをやってみたい」という著者渾身の挑戦がここに結実・・・・・・! 遊郭「墜月荘」で暮らす「私」には、3人の母がいる。日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。身の回りのことを教えてくれる育ての母・莢子。無表情で帳場に立つ名義上の母・文子。ある時、「私」は館に出入りする男たちの宴会に迷い込む。着流しの笹野、背広を着た子爵、軍服の久我原。なぜか彼らに近しさを感じる「私」。だがそれは、夥しい血が流れる惨劇の始まりで・・・・・・。謎多き作家「飯合梓」によって執筆された、幻の一冊。『鈍色幻視行』の登場人物たちの心を捉えて離さない、美しくも惨烈な幻想譚。
  • 夜の恩寵

    夜の恩寵

    小説・文芸
    3.8
    1巻2,145円 (税込)
    夢のなかで生まれたものは、夢のなかに還っていく。 「カリスマ」をテーマに描き出される五つの物語。 故郷の父親からの電話で三年ぶりに帰った俺を待っていたのは、相変わらず若々しい継母の姿だったが――(「神馬に乗る女」)。他、夢見の力(予知夢)がある祖母をもつ未千が、二十一歳の誕生日に高熱に浮かされて以降、それまで見ることのなかった夢を見るようになる「胡蝶」や、「夢見る家族」「金の糸」「夢の子ども」の全五篇が奏でる、夢をめぐる妖しくも美しい不思議な物語。 その問いに答えてはいけない。決して。 夢か、うつつか、それとも――。 【著者略歴】 三浦しをん(みうら・しをん)1976年東京都生まれ。2000年に『格闘する者に○』でデビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞受賞。『あの家に暮らす四人の女』(織田作之助賞)、『ののはな通信』(島清恋愛文学賞・河合隼雄物語賞)、『愛なき世界』(日本植物学会賞特別賞)、『墨のゆらめき』『ゆびさきに魔法』等著書多数。『のっけから失礼します』『マナーはいらない 小説の書きかた講座』『しんがりで寝ています』等エッセイも多い。
  • 本屋さんのある街で

    本屋さんのある街で

    本屋さんを愛する5人の作家が、 本屋さんを描く5つの物語 幼いころに読んでもらった絵本、 はじめて自分で買った小説、 発売が待ちきれなかった雑誌、 人生を変えた一冊……。 本との出会いを心の栄養にして、 ひとは成長していきます。 そんな本を届ける最前線にいるのは、 ままならないことの多い人生に向き合いながら店を開き、 日々、お客さんを迎える街の本屋さん。 人気作家5人が書店とそこで働く人たちへの愛をこめて贈る、 珠玉のアンソロジー。 【収録作】 『続きは書店で』 瀬尾まいこ 書店でバイトしたいと占い師のもとにやってきた若者。 店はあと1ケ月ほどで閉店することが決まっていた。 『歌うように生きて』一穂ミチ 飲み会で出会った中国出身の劉陸海。 「桜を見に行きませんか」と誘う彼が指定したのは、 意外な場所だった。 『手に取って見てみろよ』坂木 司 本屋の前でふられた。 結婚も考えていた職場恋愛の彼女に。 その勢いで退職し、友人の誘いで雇われ店長に……。 『小鳥たち』凪良ゆう 結婚生活を終わらせ、父の書店を継ぐことを決めた。 改装中のある日、かつて淡い想いを抱いていた同級生がやってくる。 『見晴らし書店の一日』三浦しをん 東京の西の郊外で曾祖父がはじめた小さな書店。 いまは、祖母と父親、失恋した私で営んでいる。
  • 薔薇のなかの蛇

    薔薇のなかの蛇

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。 変貌する少女。呪われた館の謎。 「理瀬」シリーズ最新長編! 英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。 そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。 美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。 折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。 このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。 屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    蜜蜂と遠雷

    小説・文芸
    4.4
    1~2巻877円 (税込)
    近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。
  • 鈍色幻視行 上

    鈍色幻視行

    小説・文芸
    3.5
    1~2巻990~1,100円 (税込)
    撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜~』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。次々と現れる新事実と新解釈。旅の半ば、『夜~』を読み返した梢は、ある違和感を覚えて――。恩田陸の新たなる代表作、上巻。
  • 山なら言いたいことがある

    山なら言いたいことがある

    山より海派だったはずが、なぜか八ヶ岳の麓に住んでいる。「山力」がないのに、大学ワンゲル部に入ってしまった。憂鬱な「接待登山」の心模様。六甲山に出会って山狂いがスタート。犬と共に鹿を追いかける狩猟山行。肉まん四つ携えて標高二七一メートルの多峯主山登山。エベレスト街道での忘れられない餅バターの味。総勢十七名の、山エッセイ。
  • 舟を編む

    舟を編む

    小説・文芸
    4.6
    1巻880円 (税込)
    出版社の営業部員・馬締光也(まじめみつや)は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作! 馬締の恋文全文(?)収録!
  • 黄昏の百合の骨

    黄昏の百合の骨

    小説・文芸
    4.3
    1巻913円 (税込)
    強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。奇妙な遺言に導かれてやってきた高校生の理瀬を迎えたのは、優雅に暮らす美貌の叔母2人。因縁に満ちた屋敷で何があったのか。「魔女の家」と呼ばれる由来を探るうち、周囲で毒殺や失踪など不吉な事件が起こる。将来への焦りを感じながら理瀬は――。
  • ブルース 上
    完結

    ブルース

    少年・青年マンガ
    4.8
    全2巻627~658円 (税込)
    時は高度経済成長期の北海道。貧困の底にあった少年・影山博人が成長し、やがて釧路の夜の支配者へ……俊傑・もんでんあきこ×『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞した作家・桜木紫乃の最強・盟友タッグが満を持して放つ、只ならぬ傑作にして超問題作、ついに解禁。
  • 異常に非ず

    異常に非ず

    小説・文芸
    4.2
    1巻2,750円 (税込)
    昭和54年大阪、猟銃を持って銀行に侵入し、四人を殺害して立て籠もった花川清史は香川からヘリで駆け付けた母の説得を拒絶し、射殺された。事件解決後、新聞記者は犯人の生涯を掘り起こし、母は問い直し、愛人は振り返る。『ホテルローヤル』『家族じまい』などで親子、愛憎を描いてきた著者がその究極に迫る長篇小説。
  • 風が強く吹いている 1
    完結

    風が強く吹いている

    少年・青年マンガ
    4.3
    全6巻660円 (税込)
    【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】陸上界期待の逸材だったカケルは万引き犯として追われたところを寛政大学のハイジに救われる。連れて行かれた古アパート・竹青荘でなぜかシロートの住人たちと箱根駅伝を目指すことに…。直木賞作家・三浦しをんの傑作青春小説を大胆に漫画化!!
  • 舟を編む(上)
    完結

    舟を編む

    少女・女性マンガ
    4.6
    全2巻792円 (税込)
    玄武書房・第一営業部に勤める馬締光也は、言葉に対する鋭い感覚を買われ、辞書編集部に迎え入れられる。新しい辞書『大渡海』の完成を目指し、言葉という絆でつながった人々とともに、馬締は辞書の世界へ没頭してゆく――。本屋大賞受賞の大ベストセラー小説、待望のコミカライズ!
  • 読楽2026年4月号
    続巻入荷

    読楽

    【豪華執筆陣!】原田ひ香 町田そのこ 高殿円 【「春のごちそう」短篇特集】 原田ひ香  お豆の正解 枝豆、大豆、レンズ豆。春は出会いと別れと豆の季節 町田そのこ 潮どき 東京の大学へいく拓海と地元に就職する善は潮干狩りへゆく 高殿 円 春はあけぼの、ひとりDIYめし DIY仲間が教えてくれる、各地の美味しいもの、外でつくるもの 【最終回】 小路幸也 HOTEL NIGHTHAWKS 花嫁の未来を守るため、結婚式が執り行われようとして─ 城山真一 溶かし屋 RSに誘う哲太。20年ひきこもっていた早希の心は動くのか? 【歴史&時代】 あさのあつこ おもみいたします 参 坂井希久子 夜鷹狩り 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 寺地はるな 水は血よりも 吉田篤弘 月とコーヒー 【警察&ミステリー】 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【妖異幻怪】 恩田 陸 群青の王国 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
  • MAZE 新装版

    MAZE 新装版

    小説・文芸
    3.6
    1巻880円 (税込)
    アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物。一度中に入ると、戻れない人間が数多くいるらしい。その「人間消失のルール」を解明すべくやってきた男たちは、何を知り得たのか? 人間離れした記憶力を持ち、精悍な面差しながら女言葉を繰り出す魅惑の凄腕ウイルスハンター・神原恵弥を生み出したシリーズ第一弾、新装版!
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

    風が強く吹いている(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.7
    1巻1,100円 (税込)
    箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。(解説・最相葉月)
  • スナックふたり

    スナックふたり

    小説・文芸
    3.6
    1巻2,420円 (税込)
    司と逸子がふたりで営むスナックには夜な夜な、さまざまな客が訪れる。 ときには、この世ならざるものも……。 ちょっと不思議でしみじみ沁みる、大人のための物語。 読売新聞好評連載。
  • 麦の海に沈む果実

    麦の海に沈む果実

    小説・文芸
    4.2
    1巻990円 (税込)
    三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。2月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?この世の「不思議」でいっぱいの物語。
  • センセイの鞄

    センセイの鞄

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,232円 (税込)
    「センセイ」は私の高校時代の古文の先生。十数年ぶりに再会したセンセイと私の、セツセツとした淡き恋の行方は? 人気女流作家のオカシくて、哀しい最新長編恋愛小説。
  • むかしのはなし

    むかしのはなし

    小説・文芸
    3.6
    1巻627円 (税込)
    三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか。今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集!!
  • 黒と茶の幻想(上)

    黒と茶の幻想

    小説・文芸
    4.2
    1~2巻836~858円 (税込)
    太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。
  • 最後の晩餐

    最後の晩餐

    あなたは人生の最後に何を味わいますか? 当代の人気作家7名が究極のテーマに挑んだ、自由でぜいたくで幸福な「食」小説アンソロジー。  弥生子は「最後の晩餐」について語り合う若い夫婦の会話を盗み聞きして……江國香織「コインランドリーの夜」 失恋したクズハの家に、女友だち三人は最期に食べたいものを持ち寄って……金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」 最後のごはんは、鰻がいいっておとうさん、言っていたのに、このままだと……角田光代「最後の鰻」 経理の小曾根さんが退職することになり、送別会を開いたが……寺地はるな「小曾根幸子の送別会」 ライターの明日香は、今は亡き遠縁の作家の「最後の晩餐」について執筆することに……原田ひ香「最後に、何を食べたの?」 還暦のゆかり、9つ上のチロルねえちゃんと62歳の笹子の最近の話題は……藤野千夜「もうひとりのねえちゃん」 〝最後の晩餐〟という店が長野にあるという。夫を亡くしたばかりの桜子は娘たちとそのお店を探すが……井上荒野「本当の話」
  • すいません、ほぼ日の経営。

    すいません、ほぼ日の経営。

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    ほぼ日の経営について、 まるごと糸井さんに聞いてきました--。 糸井さんは、もともとフリーのコピーライターで、組織に身を置いたことはほとんどない。 それなのに、活動の幅を広げる過程で事務所を立ち上げ、100人以上が勤める企業をつくりあげた。 一方の私は、大学卒業後に伊藤忠商事の事業会社のひとつである 伊藤忠ファッションシステムに入社して35年目。 転職をしたこともなければ、フリーとして活動した経験もない。 根っからの組織人であり、よくも悪くも日本企業の価値観が、骨の髄(ずい)までしみこんでいる。 そんな私が、糸井さんにほぼ日という会社の目指す先を聞いていった。 インタビューは、驚きと発見の連続だった。 事業、人、組織、上場、社長--。企業の根幹を支える部分について、 なにを考え、どのように向き合っているのか。 糸井さんが語ってくれた話の数々は、長年の会社員生活を通じて、 私の中にインプットされた常識をくつがえす内容ばかりだった。--まえがきより ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の創刊から20周年。 ジャーナリストの川島蓉子さんが、ほぼ日を率いる糸井重里さんに、「ほぼ日の経営」について、まるごと聞いてきました。 ほぼ日の「これまで」と「今」。 なぜほぼ日では、魅力的なコンテンツ、サービス、商品が、次々に誕生しているのでしょうか。 糸井さんとほぼ日にとって、事業とは、働くとは、そして会社とは--。
  • spring another season

    spring another season

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,716円 (税込)
    HALの祭典、ふたたび。 シリーズ累計11万部 2025年本屋大賞にノミネートされた恩田陸の新たな代表作、 傑作バレエ小説『spring』への熱いアンコールに応えた待望のスピンオフ! けれど今、こうして僕らは一緒に踊っている。戦っている。 互いを理解するために、対話するために。 二人の神に近づくために。 本編『spring』では描ききれなかった秘められし舞台裏に加えて、深津、ヴァネッサ、ハッサン、フランツ、そして萬春自身はもちろん、永遠の師匠ジャン・ジャメやエリック・リシャールの教師コンビ、ロシア留学を果たした滝澤美潮など様々なキャラクターたちの気になる過去と未来を描く全12章の小説集。中編「石の花」ほかたっぷりの書き下ろし&『spring』刊行時に期間限定で公開された幻の一篇「反省と改善」をはじめ、これまでに明かされた『spring』のストーリーを余すことなく完全収録。 【電子書籍版には紙書籍版に収録されている「パラパラ漫画」は付きません】
  • ブラック・ベルベット

    ブラック・ベルベット

    小説・文芸
    4.1
    1巻990円 (税込)
    魅惑のウイルスを求め、世界中を飛び回る凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。彼がこの度訪れたのは、東西文化の交差点であるT共和国。この国では、全身に黒い苔の生えた死体が見つかっていた。そして、気鋭の女性科学者が入国後に突如消息を絶つ。ふたつを結びつけるのは、想像の域を遥かに超えた、ある事実だった――。
  • クレオパトラの夢 新装版

    クレオパトラの夢 新装版

    小説・文芸
    3.8
    1巻913円 (税込)
    北国のH市を訪れた神原恵弥。不倫中の双子の妹を連れ戻すという名目の裏に、外資製薬会社の名ウイルスハンターとして重大な目的があった。H市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。人々の欲望を掻きたててきたそれは、存在自体が絶対の禁忌(タブー)であった――。シリーズ第二弾、新装版!
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

    なんとかしなくちゃ。 青雲編

    小説・文芸
    4.1
    1巻880円 (税込)
    困ったことが起きたら、「なんとかしなくちゃ!」 日常に潜む「キモチワルイ」や「モッタイナイ」を見逃さない主人公・梯結子は商人の家系に生まれた四人きょうだいの末っ子。幼いころからその天才的なひらめきと観察力と調達力で、次々に難題に挑む。混み合う砂場、プライドが傷付くお友達が出るお誕生会、不利な生徒会長選挙でのアピール――誰もが諦めた課題を「なんとかしなくちゃ。」の一心で解決する、新感覚エンタテインメント!(幼少期~大学生編) 表紙がなぜお城のジオラマ? ↑読めばわかります! 世の中の「キモチワルイ」をスッキリ整理 痛快!問題解決エンタメ小説 ↓この難問、解けますか? Q. 学生新聞の広告効果を最大化するには? Q. 家族の夕食の予定がバラバラ。食材を無駄にせず家計の負担を減らすには? Q. 最も効果的に潜在顧客へ届けるポスティング戦略とは? (答えは本文に!) 単行本 2022年11月 文藝春秋刊 文庫版 2025年10月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 愚かな薔薇 上

    愚かな薔薇

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻869~880円 (税込)
    母方の故郷・磐座を訪れた少女・奈智は、 あるキャンプに参加。その目的は――? 吐血、変質して、どうなる? 青春小説? ホラー? ファンタジー? 恩田ワールド全部盛りにして、到達点! 「構造的には、世界の秘密を発見する本格 SFだが、同時にファンタジーでありホラ ーであり伝奇小説であり思春期小説であり ラブロマンスであり少女漫画であり……と 自在にジャンルを横断し、見たことのない 世界へ読者をいざなう。恩田陸のジャンル 小説の集大成とも言うべき大作だ」  ――大森望(翻訳家、書評家)     週刊新潮より 十四歳の少女、高田奈智は、四年ぶりに磐座 の地を訪れた。二カ月の間、磐座城周辺で行 われる、あるキャンプに参加することになっ ている。しかし到着の翌朝、体の変調を感じ、 激しく多量に吐血してしまう。そして奈智は、 親戚の美影深志や同じキャンプに参加する天 知雅樹らから、今回の目的を聞くことになる。 それは、星々の世界―― 外海に旅立つ「虚ろ 舟乗り」を育てることであった。
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

    七月に流れる花/八月は冷たい城

    小説・文芸
    3.5
    1巻770円 (税込)
    坂道と石段と石垣が多い町、夏流に転校してきたミチル。六月という半端な時期の転校生なので、友達もできないまま夏休みを過ごす羽目になりそうだ。終業式の日、彼女は大きな鏡の中に、緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つける。思わず逃げ出したミチルだが、手元には、呼ばれた子どもは必ず行かなければならない、夏の城―夏流城での林間学校への招待状が残されていた。ミチルは五人の少女とともに、濃い緑色のツタで覆われた古城で共同生活を開始する。城には三つの不思議なルールがあった。鐘が一度鳴ったら、食堂に集合すること。三度鳴ったら、お地蔵様にお参りすること。水路に花が流れたら色と数を報告すること。少女はなぜ城に招かれたのか。長く奇妙な「夏」が始まる。(「七月に流れる花」) 夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦(てるひこ)。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。ともに城を訪れたのは、二年ぶりに再会した幼馴染みの卓也(たくや)、大柄でおっとりと話す耕介(こうすけ)、唯一、かつて城を訪れたことがある勝ち気な幸正(ゆきまさ)だ。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数――不穏な空気が漂うなか、三回鐘が鳴るのを聞きお地蔵様のもとへ向かった光彦は、茂みの奥に鎌を持って立つ誰かの影を目撃する。閉ざされた城で、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。短くせつない「夏」が終わる。(「八月は冷たい城」)
  • 光の帝国 常野物語

    常野物語

    小説・文芸
    3.8
    1~3巻495~605円 (税込)
    膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから――「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか? 不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。
  • 仏果を得ず

    仏果を得ず

    小説・文芸
    3.9
    1巻770円 (税込)
    高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜(とりこ)になる。以来、義太夫を極(きわ)めるため、傍からはバカに見えるほどの情熱を傾ける中、ある女性に恋をする。芸か恋か。悩む健は、人を愛することで義太夫の肝(きも)をつかんでいくーー。若手大夫の成長を描く青春小説の傑作。直木賞作家が、愛をこめて語ります。
  • 教科書には、載せられない!? 君に綴る5つのパロディ

    教科書には、載せられない!? 君に綴る5つのパロディ

    教科書に載っていた、たくさんの名作たち。なつかしい、あんな名言があったなぁ、どんな話だったっけ……。 そんな「もう一度読んでみたい」物語を人気作家5名がシン解釈! 「ごんぎつね」×ミステリ 「鼻」×ハートフルコメディ 「山月記」の幻の続編 「吾輩は猫である」×ホラー 「山椒大夫」×現代クライムサスペンス……。 知ってるようで知らない名作たちが、進化&新化して登場!  爆笑&興奮、面白さ100%間違いなしの書き下ろしアンソロジー!
  • センセイの鞄 1巻
    完結

    センセイの鞄

    少年・青年マンガ
    4.4
    全2巻660円 (税込)
    日本文学界の至宝・川上弘美と日本漫画界の巨匠・谷口ジローのかつてない幸福な出会い!谷崎潤一郎賞受賞の名作を完全漫画化。「遠いようなできごとだ。センセイと過ごした日々は、あわあわと、そして色濃く、流れた。」(原文より)
  • 神去なあなあ夜話

    神去なあなあ夜話

    小説・文芸
    4.1
    1巻704円 (税込)
    三重県の山奥、神去(かむさり)村に放りこまれて一年が経った。最初はいやでたまらなかった田舎暮らしにも慣れ、いつのまにか林業にも夢中になっちゃった平野勇気、二十歳。村の起源にまつわる言い伝えや、村人たちの生活、かつて起こった事件、そしてそして、気になる直紀さんとの恋の行方などを、勇気がぐいぐい書き綴る。人気作『神去なあなあ日常』の後日譚。みんなたち、待たせたな! ※本作品は 2016年6月2日まで販売しておりました単行本電子版『神去なあなあ夜話』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
  • きのうの世界(上)

    きのうの世界

    小説・文芸
    3.5
    1~2巻792~814円 (税込)
    上司の送別会から忽然と姿を消した一人の男。一年後の寒い朝、彼は遠く離れた町で死体となって発見された。そこは塔と水路のある、小さな町。失踪後にここへやってきた彼は、町の外れの「水無月橋」で死んでいた。この町の人間に犯人はいるのか。不安が町に広がっていく。恩田陸がすべてを詰め込んだ集大成。
  • わたしの名店

    わたしの名店

    三浦しをん、西加奈子、道尾秀介、ジェーン・スー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、森見登美彦――全28名が競演する「おいしい」エッセイ集。キラキラとした幸福感が染み入る「鴨ロースト」、憂鬱の原因が汗とともに流れ出ていく「ガパオ」など、自身にとっての「名店」と大好きな一皿をエピソードを交えて綴る。お腹も心も満たされる食エッセイ。エッセイに登場するお店の情報も掲載。
  • 木暮荘物語

    木暮荘物語

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、二階建て全六室のおんぼろアパート・木暮荘。現在の住人は四人。一階には、死ぬ前の愛あるセックスに執念を燃やす大家の木暮老人と、刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。二階には、光子の日常を覗くことが生き甲斐のサラリーマン・神崎と、姿を消した恋人を想いながらも別の男性からの愛を受け入れた繭。一見平穏な木暮荘の日常だが、それぞれが「愛」を求めたとき、痛烈な哀しみがにじみ出す。それを和らげ、癒すのは、安普請のぼろアパートだからこそ生まれる人のぬくもりだった……。直木賞作家が紡ぐおかしくも温かな人間物語。
  • 六番目の小夜子

    六番目の小夜子

    小説・文芸
    3.8
    1巻737円 (税込)
    津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。
  • のっけから失礼します

    のっけから失礼します

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    愛する漫画や宝塚、EXILE一族への熱き想い、家族との心温まったり温まらなかったりする交流、旅先でのあれこれ、タクシーで個性的な運転手さんと繰り広げられる会話、ふとしたきっかけから広がる壮大な空想 、体脂肪率が首位打者レベル……。ありふれた日常がこんなにも笑い(ときどきほろっと)に包まれているなんて! 雑誌「BAILA」での連載5年分+紀州パンダ紀行など、とっておきの書き下ろし5本を加えて、面白エピソードがこれでもかと詰め込まれた「構想5年!」(著者談)、三浦しをんワールド炸裂の、抱腹絶倒超大作エッセイ集!!
  • 神去なあなあ日常

    神去なあなあシリーズ

    小説・文芸
    4.2
    1巻550円 (税込)
    平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。でもなぜか三重県の林業の現場に放り込まれてしまいーー。携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事、一人前になれるのか……? 四季のうつくしい神去村で、勇気と個性的な村人たちが繰り広げる騒動記!林業エンタテインメント小説の傑作。
  • 私の家では何も起こらない

    私の家では何も起こらない(角川文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻616円 (税込)
    小さな丘の上に建つ二階建ての古い家。幽霊屋敷に魅了された人々の記憶が奏でる不穏な物語の数々。キッチンで殺しあった姉妹、少女の傍らで自殺した殺人鬼の美少年…。そして驚愕のラスト!
  • 黒と茶の幻想 上下合本版

    黒と茶の幻想 上下合本版

    小説・文芸
    2.0
    1巻1,210円 (税込)
    太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。 美しい謎が去来する永遠の島を目指して 太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。
  • ゆびさきに魔法

    ゆびさきに魔法

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,900円 (税込)
    育児中も、おじさんも、俳優も、ネイルのある毎日はいつだって幸せ クスリと笑えて胸温まる――。しをん節炸裂! ザ・王道“お仕事”小説 あらすじ 月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。爪を美しく輝かせることで、日々の暮らしに潤いと希望を宿らせる――ネイルの魔法を信じてコツコツ働く毎日である。そんな月島のもとには今日も様々なお客様がやって来る。 巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居を跨ごうとしない居酒屋の大将。子育てに忙しく、自分をメンテナンスする暇もなくストレスを抱えるママ。ネイルが大好きなのに、パブリック・イメージからネイル愛を大っぴらにはできない国民的大河男優……。 酒に飲まれがちながらも熱意に満ちた新米ネイリスト・大沢星絵を得て、今日も『月と星』はお客様の爪に魔法をかけていく。 登場人物 月島美佐 『月と星』を営むネイリスト。丁寧で正確な施術が得意。悩みは人手不足。仕事に忙しく、恋の仕方は忘れてしまった。 大沢星絵 求職中の新米ネイリスト。独創的なセンスの持ち主だが、基礎技術に少しだけ難アリ。すぐに人と打ち解ける高い能力を持つ一方、酒に飲まれると記憶を綺麗に失う。 松永 居酒屋「あと一杯」の大将。巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居をまたごうとしない。煮付けを大沢に溺愛されている。 上野琴子 子育てに忙殺される。ネイルをしたいが、「母親失格」と思われるのではと気に病んでいる。 村瀬成之 国民的人気を誇るイケメン俳優。ネイルを心から愛するも、パブリック・イメージからそれを明かせずにいる。
  • コミック くまモン

    コミック くまモン

    少年・青年マンガ
    -
    1~9巻1,210円 (税込)
    ご当地・熊本の日刊紙でのみ毎日連載している噂の4コマ漫画が待望の書籍化! 春には、たけのこに背中を突かれて目を覚まし、夏には、入道雲をソフトクリームに見立てて大喜び。そんな「くまモン」の日常――読むだけで、心癒やされます。
  • 月魚

    月魚

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    『無窮堂』は古書業界では名の知れた老舗。その三代目に当たる真志喜と「せどり屋」と呼ばれるやくざ者の父を持つ太一は幼い頃から兄弟のように育つ。ある夏の午後に起きた事件が二人の関係を変えてしまう…。
  • 硝子の葦(新潮文庫)

    硝子の葦(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻649円 (税込)
    道東・釧路で『ホテルローヤル』を営む幸田喜一郎が交通事故で意識不明の重体となった。年の離れた夫を看病する妻・節子の平穏な日常にも亀裂が入り、闇が溢れ出す――。彼女が愛人関係にある澤木とともに、家出した夫の一人娘を探し始めると、次々と謎に直面する。短歌仲間の家庭に潜む秘密、その娘の誘拐事件、長らく夫の愛人だった母の失踪……。驚愕の結末を迎える傑作ミステリー。(解説・池上冬樹)
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

    木洩れ日に泳ぐ魚

    小説・文芸
    3.7
    1巻781円 (税込)
    恩田陸にしか書けない、緊迫の舞台型ミステリー 舞台は、アパートの一室。 別々の道を歩むことが決まった男女が、最後の夜を徹し語り合う。 初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿――共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始める。 濃密な心理戦の果て、朝の光とともに訪れる真実とは。 不思議な胸騒ぎと解放感が満ちる傑作長編! 「一つの部屋に、男女が一人ずつ。具体的な登場人物はこの二人だけ。そして、章ごとに男の視点と女の視点が入れ代わる。 読み進むうちに、どうやら、二人は今まで同居していて、引っ越しを決め、最後の夜を共に過ごそうとしていると分かってくる。 そして、さらに読み進めれば、二人はある殺人事件に関わっているのかもしれないという予感がしてくる。 ……まだ、小説を読まないまま、先にこの解説を読み始めた人に伝えられるのはここまでです。」 (解説・鴻上尚史)
  • 氷の轍

    氷の轍

    小説・文芸
    4.1
    1巻913円 (税込)
    新たな刑事の名は、大門真由―― 寒風吹きすさぶ釧路の海岸で他殺体が発見された。被害者は札幌の元タクシー運転手・滝川、八十歳。生涯独身で身寄りもなく、自宅からは北原白秋の詩集『白金之独楽(はっきんのこま)』が見つかる。先輩刑事の片桐とともに捜査にあたる真由は、孤独な老人が最後に縋ろうとした恋心を糸口に、事件を紐解いてゆく。 直木賞作家が放つ長編ミステリー、北海道警釧路方面本部シリーズ第2弾! 解説は本作をドラマ化した映画監督の瀧本智行氏! 24年5月から桜木紫乃、4作連続刊行! 第一弾『凍原』、第二弾『氷の轍』に続き、7月『起終点駅 ターミナル』、8月『霧』と続きます。
  • 夜のピクニック

    夜のピクニック

    小説・文芸
    4.4
    1巻880円 (税込)
    高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    「館」の謎は終わらない――。館に魅せられた作家たちが書き下ろす、色とりどりのミステリの未来!収録作品:はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』綾崎 隼『時の館のエトワール』白井智之『首無館の殺人』井上真偽『囚人館の惨劇』
  • 龍宮

    龍宮

    小説・文芸
    3.6
    1巻880円 (税込)
    いとおしき“異類”との交情を描いた8つの幻想譚 霊力を持つ小柄な曾祖母、人間界に馴染めなかった蛸、男の家から海へと帰る海馬。日常と非日常を行き来する玉手箱のような作品集
  • 誰もいない夜に咲く
    値引きあり

    誰もいない夜に咲く

    小説・文芸
    3.7
    1巻346円 (税込)
    親から継いだ牧場で黙々と牛の世話をする秀一は、三十歳になるまで女を抱いたことがない。そんな彼が、嫁来い運動で中国から迎え入れた花海とかよわす、言葉にならない想いとは――。(「波に咲く」)寄せては返す波のような欲望にいっとき身を任せ、どうしようもない淋しさを封じ込めようとする男と女。安らぎを切望しながら寄るべなくさまよう孤独な魂のありようを、北海道の風景に託して叙情豊かに謳いあげる。
  • チョコレートコスモス

    チョコレートコスモス

    小説・文芸
    4.3
    1巻858円 (税込)
    芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを──。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう! 興奮と感動の演劇ロマン。
  • 三月は深き紅の淵を

    三月は深き紅の淵を

    小説・文芸
    3.6
    1巻880円 (税込)
    鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

    悶絶スパイラル(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻649円 (税込)
    作家の一日は忙しい。「シャツがイン」のあるべき姿を考察し、脳内政界ラブロマンスに思いを馳せ、ジョジョTを着て打ち合わせにむかう。タクシー運転手さんにはモテ女を演じ、野球場のゲイカップルをやっかみ、天丼を求め夜の町を彷徨う……。キャラの濃すぎる家族や友人たちに囲まれて、妄想アドレナリンは今日も絶賛分泌中! 愛と笑いで読者を包む、情熱的ミラクルエッセイ。(解説漫画・松苗あけみ)
  • 好きになってしまいました。

    好きになってしまいました。

    小説・文芸
    3.7
    1巻858円 (税込)
    人気作家のベスト&ロングセラーエッセイ集、待望の文庫化! ミウラシヲンが描く、おおむね幸福な日常とは? 期待値を余裕で超えてくる面白さ! 電車のなかでは読まないでください!? 靴とネイルと観葉植物に愛を注ぐもオシャレな部屋には住めない定め、 旅先ではなぜかかならず脱力事件勃発、本を開けば文豪のツンデレな振る舞いに心奪われ── きらめきがまぶしすぎて直視できない日もあるけれど、それでもわが心を打ちぬく「キュン」のある毎日は、おおむね幸せです。 「文庫追記」でバージョンアップもぬかりなく、ますます面白さてんこ盛り! 読み始めたら止まらない、人気作家の愛と情熱ほとばしるエッセイ集! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「残念すぎるお知らせだよ」と友人はため息をついた。「私たちはどう努力しても、絶対にオシャレな部屋には住めない運命ってこと?」 「つらいけど、そういうことになるね。だって、漫画や洋服がドワーッとある部屋を見ると、どんな気持ちになる?」 「『すごいなあ!』って、うきうきわくわくして、幸せを感じる」 「でしょ? それが私たちにお似合いの部屋ということだよ」 「しをんちゃん。今後も収納が多い倉庫みたいな部屋を探すから、手を貸して。 収納たっぷりでさえあれば、ネズミと酸っぱいパンを分けあうような薄暗い部屋でもかまわない」 「ラジャ!」 ──本文「オシャレな部屋への憧れ」より ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  • 『罪と罰』を読まない

    『罪と罰』を読まない

    未読者(みどくもの)四人による前代未聞の愉快な読書会 ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことのない四人が果敢かつ無謀に挑んだ「読まずに読む」座談会。 前半では小説の断片から内容をあれこれ推理し、後半は感想と推しキャラを語り合う。 ラスコ(ーリニコフ)、スベ(スヴィドリガイロフ)、カテリーナ……溢れるドスト愛。 「読む」愉しさが詰まった一冊。 解説マンガ・矢部太郎
  • 朝日のようにさわやかに

    朝日のようにさわやかに

    小説・文芸
    3.6
    1巻737円 (税込)
    葬式帰りの中年男女四人が、居酒屋で何やら話し込んでいる。彼らは高校時代、文芸部のメンバーだった。同じ文芸部員が亡くなり、四人宛てに彼の小説原稿が遺されたからだ。しかしなぜ……(「楽園を追われて」)。ある共通イメージが連鎖して、意識の底に眠る謎めいた記憶を呼び覚ます奇妙な味わいの表題作など全14編。ジャンルを超越した色とりどりの物語世界を堪能できる秀逸な短編集。
  • 愛なき世界(上)

    愛なき世界

    小説・文芸
    4.1
    1~2巻726~748円 (税込)
    恋のライバルが、人類だとは限らない!? 洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。愛おしい変わり者たちと、地道な研究に人生のすべてを捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか――〈付録〉「藤丸くんに伝われ 植物学入門(上)」
  • 木曜組曲 〈新装版〉

    木曜組曲 〈新装版〉

    小説・文芸
    3.7
    1巻715円 (税込)
    耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げて四年。時子に縁の深い女たちが今年もうぐいす館に集まり、彼女を偲ぶ宴が催された。ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。なごやかな会話は、謎のメッセージをきっかけに、告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。重松時子の死は、はたして自殺か、他殺か──? 傑作心理ミステリー。
  • 神様

    神様

    小説・文芸
    4.5
    1巻660円 (税込)
    くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである――四季おりおりに現れる、不思議な〈生き物〉たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥ マゴ文学賞、紫式部文学賞受賞短篇集。 〈目次〉 神様 夏休み 花野 河童玉 クリスマス 星の光は昔の光 春立つ 離さない 草上の昼食 あとがき
  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か

    DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)

    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • 小説以外

    小説以外

    小説・文芸
    3.7
    1巻715円 (税込)
    本好きが嵩じて作家となった著者は、これまでどのような作品を愛読してきたのか? ミステリー、ファンタジー、ホラー、SF、少女漫画、日本文学……あらゆるジャンルを越境する読書の秘密に迫る。さらに偏愛する料理、食べ物、映画、音楽にまつわる話、転校が多かった少女時代の思い出などデビューから14年間の全エッセイを収録。本に愛され、本を愛する作家の世界を一望する解体全書。
  • あるようなないような

    あるようなないような

    小説・文芸
    3.8
    1巻649円 (税込)
    うつろいゆく季節の匂いが呼びさます懐かしい情景、ゆるやかに紡がれるうつつと幻のあわいの世界。じんわりとおかしみ漂う、味わい深い第一エッセイ集。 〈目次〉 困ること/蛇や墓や/祭の夜/秋の空中/かばん症/豆腐屋への旅/あめつちにつづく道/丸四角/嫌/蹴ってみる(ほか)
  • 図書室の海

    図書室の海

    小説・文芸
    3.6
    1巻649円 (税込)
    あたしは主人公にはなれない――。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる〈サヨコ〉伝説に関わる使命を……。少女の一瞬のときめきを描く『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニックの準備」など全10話。恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。
  • まほろ駅前多田便利軒

    まほろ駅前多田便利軒

    小説・文芸
    4.1
    1巻611円 (税込)
    「ここも一応、東京なんだがな」と言われてしまう“まほろ市”は、東京のはずれの大きな町だ。まほろ駅前で、ひとり便利屋を営む多田啓介のもとに、高校の同級生・行天春彦が転がりこんだ。高校時代、教室でただ1回しか口を開かなかった、ひょろ長い変人だ。ペットあずかりに子どもの塾の送迎、納屋の整理…ありふれた依頼なのに、行天が来てからは、やたらきな臭い状況に追い込まれるハメに。さて、本日のご依頼は? 多田・行天の魅力が全開の、第135回直木賞受賞作。
  • 赤へ

    赤へ

    小説・文芸
    3.6
    1巻682円 (税込)
    母が住み込みで管理人兼料理人を務める藤田一家の別荘を訪れた昌。一家と昌母娘の団らんはいつもの光景だったがこの夏は少し違っていた。十九年前にこの別荘で起こった事故の真相を昌が知ってしまったからだ。昌は一家に知られないようふるまうが…(「時計」より)。ふいに浮かび上がる「死」の気配。そのとき炙り出される人間の姿とは。直木賞作家が描く、傑作短編集。柴田錬三郎賞受賞作。
  • キャベツ炒めに捧ぐ

    キャベツ炒めに捧ぐ

    小説・文芸
    3.9
    1巻594円 (税込)
    「コロッケ」「キャベツ炒め」「豆ごはん」「鰺フライ」「白菜とリンゴとチーズと胡桃のサラダ」「ひじき煮」「茸の混ぜごはん」……東京の私鉄沿線のささやかな商店街にある「ここ家」のお惣菜は、とびっきり美味しい。にぎやかなオーナーの江子に、むっつりの麻津子と内省的な郁子、大人の事情をたっぷり抱えた3人で切り盛りしている。彼女たちの愛しい人生を、幸福な記憶を、切ない想いを、季節の食べ物とともに描いた話題作、遂に文庫化。(解説・平松洋子)
  • 蛇行する川のほとり

    蛇行する川のほとり

    小説・文芸
    3.6
    1巻605円 (税込)
    演劇祭の舞台装置を描くため、高校美術部の先輩、香澄の家での夏合宿に誘われた毬子。憧れの香澄と芳野からの申し出に有頂天になるが、それもつかの間だった。その家ではかつて不幸な事件があった。何か秘密を共有しているようなふたりに、毬子はだんだんと疑心暗鬼になっていく。そして忘れたはずの、あの夏の記憶がよみがえる。少女時代の残酷なほどのはかなさ、美しさを克明に描き出す。
  • きみはポラリス(新潮文庫)

    きみはポラリス(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻825円 (税込)
    どうして恋に落ちたとき、人はそれを恋だと分かるのだろう。三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛……言葉でいくら定義しても、この地球上にどれひとつとして同じ関係性はない。けれど、人は生まれながらにして、恋を恋だと知っている――。誰かをとても大切に思うとき放たれる、ただひとつの特別な光。カタチに囚われずその光を見出し、感情の宇宙を限りなく広げる、最強の恋愛小説集。(解説・中村うさぎ)
  • 某

    小説・文芸
    4.0
    1巻784円 (税込)
    「あたしは、突然この世にあらわれた。そこは病院だった」。限りなく人間に近いが、性的に未分化で染色体が不安定な某。名前も記憶もお金もないため、医師の協力のもと、絵に親しむ女子高生、性欲旺盛な男子高生、生真面目な教職員と変化し、演じ分けていく。自信を得た某は病院を脱走、そして仲間に出会う――。愛と未来をめぐる破格の長編小説。
  • ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

    ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.2
    1巻473円 (税込)
    「いままでで一番多く足を踏み入れた店は本屋、次がスーパーマーケット、三番めは居酒屋だと思う。なんだか彩りに欠ける人生ではある」。春夏秋冬、いつでもどこでも本を読む。居酒屋のカウンターで雨蛙と遭遇したかと思えば、ふらりとでかけた川岸で、釣竿の番を頼まれもする。まごまごしつつも発見と喜びにみちた明け暮れを綴る、深呼吸のようにゆったりとしたエッセイ集。
  • エレジーは流れない

    エレジーは流れない

    小説・文芸
    3.7
    1巻803円 (税込)
    海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わったかつての面影はとうにない。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、母親が2人いる家庭の中で、迫りくる進路の選択や自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送っていた。そんなある日、餅湯博物館から縄文土器が盗まれる事件が発生する。 ――モヤモヤした日常を吹き飛ばす、青春群像小説!
  • puzzle(パズル)

    puzzle(パズル)

    小説・文芸
    3.5
    1巻506円 (税込)
    学校の体育館で発見された餓死死体。高層アパートの屋上には、墜落したとしか思えない全身打撲死体。映画館の座席に腰掛けていた感電死体――コンクリートの堤防に囲まれた無機質な廃墟の島で見つかった、奇妙な遺体たち。しかも、死亡時刻も限りなく近い。偶然による事故なのか、殺人か?この謎に挑む二人の検事の、息詰まる攻防を描く驚愕のミステリー。
  • ネバーランド

    ネバーランド

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。
  • いとしい
    値引きあり

    いとしい

    小説・文芸
    3.5
    1巻432円 (税込)
    「好きになるということは、好きになると決めること」母性より女性を匂わせる母と、売れない春画を描く義父に育てられた姉妹ユリエとマリエ。温かく濃密な毎日の果てに、二人はそれぞれの愛を見つける。高校教師になった妹マリエは教え子のミドリ子の兄と恋に落ちるが、ミドリ子の愛人は母の恋人だった…。芥川賞作家が描く、傑作恋愛小説。
  • ドミノ

    ドミノ

    小説・文芸
    4.1
    1巻671円 (税込)
    一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイムリミット、もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく! 抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作!
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    小説誌の雄『オール讀物』編集部がお贈りする、文藝とエロスの豪華絢爛コラボレーション! 近年オール讀物が掲載した、性とエロスの香り漂う創作や特集記事を再編集し、一冊にまとめたのがこの『エロスの記憶』です。まずは創作。小池真理子、桐野夏生、村山由佳、桜木紫乃、林真理子さんの女性作家陣が妍を競う一方で、野坂昭如、勝目梓、石田衣良、山田風太郎という重量級の男性作家陣も、練達の筆でときに熱く、ときにねちっこく性を描きます。 特集記事は、女優の岸惠子さん、サッカー元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏、池田満寿夫・佐藤陽子夫妻といったバラエティ豊かな人選。渡辺淳一×弘兼憲史、東海林さだお×鹿島茂など対談も充実。「飛田新地の『写真屋』」(井上理津子)、「『フランス書院』の秘密」(北尾トロ)など、性の深淵に肉薄するルポものも満載です。 かつて小説雑誌が全盛だった昭和40年代、その一翼を担ったのが他ならぬ官能特集でした。それから半世紀近く経ちましたが、いかなる世であっても男女の仲に秘められた情理を描くのが小説の真髄。本書には、歴代オール讀物編集部がエロスの深淵を追求してきた、その熱気が横溢しています。『エロスの記憶』、どうぞお楽しみください!
  • 昭和94年の横丁【文春e-Books】

    昭和94年の横丁【文春e-Books】

    小説・文芸
    -
    1巻204円 (税込)
    『蜜蜂と遠雷』の作家・恩田陸のホラー短編を電子書籍で配信! 友人2人と入った老舗居酒屋。 ふと壁にかかった日めくりカレンダーを見ると、そこには「昭和94年」と印刷されていた……。 写真家・近藤篤さんによる、雰囲気たっぷりのモノクロ写真も収録。 ※本作は「オール読物」2019年8月号に掲載された作品を電子書籍化したものです。
  • Q&A
    値引きあり

    Q&A

    小説・文芸
    3.6
    1巻438円 (税込)
    都下郊外の大型商業施設において重大死傷事故が発生した。死者69名、負傷者116名、未だ原因を特定できず――多数の被害者、目撃者が招喚されるが、ことごとく食い違う証言。防犯ビデオに写っていたのは何か? 異臭は? ぬいぐるみを引きずりながら歩く少女の存在は? そもそも、本当に事故なのか? Q&Aだけで進行する著者の真骨頂!
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

    酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

    小説・文芸
    3.7
    1巻628円 (税込)
    なぜ「あんなもの」が飛ぶのか未だによく分からない。人間が存在していられないくらい高い高いところ。頭の中は、私の悲鳴と加速する「あれ」の音でいっぱいになるーー。イギリスとアイルランドにはとても行きたい、ビールも飲みたい。だが、飛行機には乗りたくない。番外編3本も収録、初の紀行エッセイ。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

    試し読み

    フォロー
  • 純白のライン

    純白のライン

    小説・文芸
    5.0
    1巻102円 (税込)
    「忘れてはいけなかった。働き、走り、考えつづけて生きる毎日を、体と心は求めてやまないのだということを」。突然の社長命令でニューヨークシティーマラソンに参加することになった広和。かつて家庭教師をしていた社長の娘、真結を監視しろというのだが――。さわやかな読後感を残す中編。文春文庫『シティ・マラソンズ』収録の中編。
  • 100万分の1回のねこ

    100万分の1回のねこ

    谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集
  • 墨のゆらめき 無料お試し版
    無料あり

    墨のゆらめき 無料お試し版

    小説・文芸
    4.7
    1巻0円 (税込)
    都内老舗ホテル勤務の続力(つづき・ちから)は、招待状の宛名書きを依頼しに書家の遠田薫を訪ねるも、なぜか手紙の代筆を手伝うはめに。遠田が自在に書き分ける筆跡に魅せられた続は、やがて文字にこめられた人々の思いと、遠田の秘密に触れることになり――。待望の書下ろし長篇小説。 2023年5月刊行の本編のなかから、一部を特別無料配信します。

    試し読み

    フォロー
  • 愛なき世界(上下合本)

    愛なき世界

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,474円 (税込)
    恋のライバルが、人類だとは限らない。洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。見た目が殺し屋の教授、サボテン好きの後輩男子たちと研究に没頭する本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか――藤丸青年の求愛行動から真理の探究まで、すべての事件は研究室で起きている。世界の隅っこが輝きだす植物学会賞特別賞受賞作。〈付録〉「藤丸くんに伝われ 植物学入門(上・下)」〈解説〉伊与原新
  • 青い絵本

    青い絵本

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    岐路に立ち、惑う人々に贈る 喪失と再生の記憶。 この物語は、あなたの明日をやさしく照らす―― 絵本作家として活躍する高城好子はかつて美弥子の継母だった。 漫画家のアシスタントを生業とする美弥子は、旅の誘いを受けて再会した好子が余命幾ばくもないと悟る。 共同制作したいという好子の望みを叶えるため、 “母”と“娘”は湖畔のホテルで絵本『あお』の構想を深め合う……(「青い絵本」)。 作家、編集者、セラピスト、書店員――さまざまな形で絵本に関わる人々が、絵本を通じて過去と対話し再生する姿を、静謐な筆致で紡ぎ出す。 表題作ほか全5話収録、短編の名手が、人生の光と影を描いた珠玉作品集。
  • アクリル

    アクリル

    小説・文芸
    3.9
    1巻2,200円 (税込)
    人はみな、「幸せな物語」のための材料でしかない。 YO!YO!学園の霧谷ビョルン永劫。 金髪の三つ編みを垂らしたヨーヨーバトラー。 それが僕の妻・美幸の「推し」だ。 付き合って3年、33歳で結婚した卓郎と美幸。 妊活を始めた矢先、卓郎の無精子症が発覚する。 子を持たずに幸せを手に入れようと約束した二人だったが、 ある日、美幸が「推し」の霧谷ビョルン永劫のアクリルスタンドを購入。 以降ビョルンのアクスタは、食卓に、枕元に、職場の打ち合わせに、旅先に、美幸が行くあらゆる場所に伴われるようになり・・・・・・。 「推し活」を通じて、現代人の孤独とグロテスクな欲望を容赦なく描く、 ノンストップ・アクスタ小説! 【著者略歴】 井上荒野(いのうえ・あれの) 1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第139回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。著書多数。
  • 明日は心でできている 前向きアイデア革命

    明日は心でできている

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻699円 (税込)
    偶然開いたページが、その時のあなたの指針になるかもしれません――。テレビ番組『料理の鉄人』の企画・構成、映画『おくりびと』の脚本、そして、くまモンの生みの親として知られるトップクリエイターが、ポジティブな気持ちで生きていくための発想法を大公開! 「いいことナルシスト」「神様にフェイントをかける」「一日一恥」「毎晩、初夢を見るつもりで眠る」「頑張らない、でも続ける」などの瑞々しい言葉の中に、明日を変えるきっかけが見つかるはず! 繰り返し読みたい至高のヒントが満載の一冊。『明日を変える近道』を加筆・改題。[目次より]第1章 自分の仕事はもっと楽しくなる/第2章 人生を磨くふとした心がけ/第3章 人と上手につながるために/第4章 日常を特別にするヒント/第5章 お金を生かす使い方/第6章 未来があるって素晴らしい
  • 明日、晴れますように 続七夜物語

    明日、晴れますように 続七夜物語

    小説・文芸
    3.8
    1巻2,090円 (税込)
    『七夜物語』の世界を冒険した少女と少年、それぞれの子どもたち──鳴海絵と仄田りらの日常を描く。2010年から2011年を舞台に、10歳から11歳へと成長する2人の変化の兆しと、子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、そのきらめきを届ける物語。
  • 明日を変える近道

    明日を変える近道

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻1,200円 (税込)
    人生は分岐点の連続です。だからこそ、そのたびごとに素晴らしい分岐点にしたほうがいい。そして、短時間に自分にとって最高の判断、つまり1分間でリセットすることが必要になるのです。人生は実に短いから、自分らしく充実した日々にできないものだろうかといつも問いかけ、判断の基準を定め、昨日を今日に、今日を明日につなげ、幸せへの近道を探すのです。自分らしい仕事をする近道、運がよくなる近道、人とつながる近道、日常がすこし特別になる近道、有意義なお金を使う近道、未来が待ち遠しくなる近道……幸せを見つけるほんとうの近道の見つけ方を考え続けること、これがクリエーターとして第一線で活躍を続ける小山薫堂流の発想術の原点。小山薫堂の頭の中が見えてきたら、きっと幸せになれると思わせる1冊。
  • あたしたち、海へ(新潮文庫)

    あたしたち、海へ(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.1
    1巻649円 (税込)
    有夢と瑤子と海は、いつも好きなアーティストの話で盛り上がる親友同士。しかし私立女子中学校に進学後、関係が一変する。クラスを仕切る女子に反発した海に対し、報復のいじめが始まったのだ。有夢と瑤子も次第に抗いきれなくなり――。海の母親、担任ら、大人の視点からも浮かび上がる理不尽な社会の「仕組み」。心を削る暴力の輪に組み込まれ、もがく全ての人に、一筋の光を照らす長編小説。(解説・鴻巣友季子)
  • あちらにいる鬼

    あちらにいる鬼

    小説・文芸
    3.7
    1巻825円 (税込)
    父・井上光晴、母、そして瀬戸内寂聴をモデルに、逃れようもなく交じり合う3人の〈特別な関係〉を、長女である著者が描ききる。愛とは、〈書くこと〉とは何か。各誌で話題沸騰となった問題作、いよいよ文庫化!
  • 跡継ぎの条件【文春e-Books】

    跡継ぎの条件【文春e-Books】

    小説・文芸
    4.3
    1巻204円 (税込)
    『蜜蜂と遠雷』の作家・恩田陸のホラー短編を電子書籍で配信! 高校の同級生と地元の居酒屋で飲み交わす。 常連の多い賑やかな店だが、跡継ぎになるには奇妙な「条件」があるという……。 写真家・近藤篤さんによる、雰囲気たっぷりのモノクロ写真も収録。 ※本作は「オール読物」2019年3・4月号に掲載された作品を電子書籍化したものです。
  • あなたならどうする

    あなたならどうする

    小説・文芸
    3.7
    1巻790円 (税込)
    恋も愛も裏切りも、すべてが詰まっていた――。 井上荒野が昭和の歌謡曲をモチーフに書いた短編集。 病院で出会った男と女の行き場のない愛(「時の過ぎゆくままに」)、 カルト宗教の男を愛してしまった女の悲劇(「あなたならどうする」)、 冷酷非情に女を乗り換える男の理屈(「うそ」)。 他に「東京砂漠」「ジョニィへの伝言」など昭和歌謡曲の詞にインスパイアされ生まれた9つの物語。 解説・江國香織 ※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • あなたにだけわかること

    あなたにだけわかること

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,562円 (税込)
    桐生駿と野田夏が出会ったのは5歳のとき。夏の父に恋した駿の母が、密会のため夏の家に通ったからだ。親同士の情事の間、それとは知らず階下で待っていた幼い二人は、やがて親たちの関係を知る。以来二人は、互いに「できれば思い出したくない相手」と感じながらも、なぜか人生の曲がり角ごとに出会ってしまう。まるで、互いの恋愛の証言者のように。男と女の「愛ではないけれど、愛よりもかけがえのない関係」を描く長編小説!

最近チェックした作品からのおすすめ