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箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。(解説・最相葉月)
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Posted by ブクログ
芦田愛菜ちゃん著作の、「まなの本棚」より紹介あり読んでみた初の作家さん。ほとんどが陸上素人の10人で、箱根駅伝出よう!!頂点見よう!! 夢のようなファンタジー!! 文句垂れながらも、練習がんばる、個性溢れるキャラクターもまた、魅力的!! 1ファンとして、駅伝の描写、応援してしまった。 先が気になって...続きを読む気になって仕方なく、目が離せず、一気読み(笑) 臨場感溢れる描写に、感動し、キャラクターと共に、泣いたり、笑ったり。素敵な青春でした笑 走やハイジ通して、人間として強くなるとはなにか...ただ速いとか結果が良いとか、そういうことではなくて、もっと深い部分で、生きていく強さとはなにか、考えられる作品でした。私も、走のような気持ちで、頂点夢見て、走ってた経験あり、妙に共感してしまった。最高でした!!!
昨年「新潮文庫の100冊」で購入した作品。 駅伝の時期に読もうと思っていたのですが、手に取るのがすっかり遅くなってしまいました(((;°▽°)) 箱根駅伝出場を目指す、個性豊かな10人の大学生たちの青春を描いた物語。 竹青荘の住人たちの掛け合いがテンポが良くて、コミカルで面白すぎた! 前半は軽や...続きを読むかで笑えるのに、後半になればなるほど胸にグッとくる展開に。 この物語は現実的に考えるとかなりレアだけど、決してゼロではない奇跡を描いているんだな、と感じた。 読んでいる間、気付けば彼らのことを全力で応援していて、何度も胸が熱くなって、何度も涙した。 実は私、ハイジとある共通点があって、彼のしんどさ、辛さが他のメンバーより想像しやすくて。 それでも、彼が自分の全てを賭けて勝負に挑む姿を見て涙が止まらなかった。・゚・(ノД`)・゚・。 彼らが「どうして走るのか」「何を背負い走っているのか」ということを丁寧に描かれていたことが、とても印象的だった。 何か一つのことに懸命に打ち込むということは、結局は自分と向き合うことなのかもしれないし、その結果として、前に進めたり、違う景色を見れたりするのかもしれない。 私はこれまでの人生で本気で何かに打ち込んだことがなくて… 森見登美彦さんの作品を読んで、自分の人生を肯定してもらったばかりなのですが、なんか人生をやり直したいと思っちゃいました( 'ᵕ' ; )笑 まぁ、でもそれは無理な話なので。 これから先、自分が本気で打ち込める何かに出逢えたらいいな、とも思ったけれど、日々の育児に読書。 自分ではそう思っていないだけで、実はこれが本気で打ち込んでいる何かなのかな、とも思うのでした( ´ᐞ` ).。oO ✎︎____________ いいか、過去や評判が走るんじゃない。いまのきみ自身が走るんだ。惑わされるな。振り向くな。もっと強くなれ(p.169) きみには才能と適性がある。だからね、走。もっと自分を信じろ。あせらなくていい。強くなるには時間がかかる。終わりはないと言ってもいい。老人になってもジョギングやマラソンをするひとがいるように、長距離は一生をかけて取り組むに値する競技なんだ(p.207) 強さとはもしかしたら、微妙なバランスのうえに成り立つ、とてもうつくしいものなのかもしれない。(p.209) ああ、と走は思った。もしもハイジさんの言うとおり、走ることに対するこの気持ちが、恋に似ているのだとしたら。恋とはなんて、報われないものなんだろう。 一度魅惑されたら、どうしたって逃れることはできない。好悪も損得も超えて、ただ引き寄せられる。行き先もわからぬまま、真っ暗な闇に飲まれていく星々のように。 つらくても、苦しくても、なにも得るものがなくても、走りやめることだけはできないのだ。(p.256) 幽霊を怖がるのは、幽霊について考え、想像するからだ。走はそういう、曖昧なものが嫌いだった。「いると思えばいる」ような、まどろっこしいものに煩わされたくない。「ある」か「ない」か、はっきりしてほしい。脚を交互に動かせばまえに進むのと同じように。(p.281) 残酷なもんだ、と走は思った。長距離が、いくら努力でなんとかなる割合の高い競技だとはいえ、やはり持って生まれた身体能力や資質は厳然とある。それに加えて、選手が競技に打ちこめる環境や設備や指導者をそろえられるかどうかには、大学の資金力も関係してくる。 それでも、この場に集ったものたちの、箱根を目指す真剣な思いには、なにもちがいはなかった。どんな立場であれ、境遇であれ、走りのまえでは、全員が同じスタートラインに立つしかない。成功も失敗も、いまこのとき、自分の体ひとつで生みだすものだ。 だから楽しく、苦しい。そして、このうえもなく自由だ。(pp.302~303) 日本人選手が一位になれば、金メダルを取れば、それでいいのか?断固としてちがうと、俺は確信している。競技の本質は、そんなところにはないはずだ。たとえ俺が一位になったとしても、自分に負けたと感じれば、それは勝利ではない。タイムや順位など、試合ごとにめまぐるしく入れ替わるんだ。世界で一番だと、だれが決める。そんなものではなく、変わらない理想や目標が自分のなかにあるからこそ、俺たちは走りつづけるんじゃないのか(p.327) 走る姿って、きれいだから。だから箱根駅伝を見たひとは、いいなと思って、応援したり自分も走ろうと頑張ったりするんだ(p.358) 一人ではない。走りだすまでは。 走りはじめるのを、走り終えて帰ってくるのを、いつでも、いつまでも、待っていてくれる仲間がいる。 駅伝とは、そういう競技だ。(p.404) どんなに必死になったって、届かないときもある。でも、だからこそいいんじゃないか(p.475) 意味とか無意味とかじゃない。自分たちがしてきたことの証しと誇りのために、いまできるかぎりの走りを見せる。(p.549) 「努力ですべてがなんとかなると思うのは、傲慢だということだな」 (中略) 「陸上はそれほど甘くない。だが、目指すべき場所はひとつじゃないさ」(pp.592~593) 走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ。(p.599) 走る苦しさと高揚は、走るものにしかわからない。でも、この場所の楽しさをわけあうことはできる。大手町までつらなる熱と歓声を、一緒に感じ、味わうことはできる。(p.603)
こんなこと現実に起こるわけない、ファンタジーだとわかってる。わかっていてもなお感動する、させる三浦しをんの筆力。個人的にはニコチャンに惹かれた。
それぞれの人物像がたっていて、とても楽しめました。まあ、現実的には難しいストーリーかもしれませんがね。走の2年時、3年時、4年時の話も書いてほしかった!
走るという本来はとても寂しい行為が、襷をつなぐことで人と人とのつながりに変わっていく物語だと感じました。 走は最初、長距離走における強さとは速さだけだと考えていましたが、清瀬の速いだけなら車や電車に乗ればいいという言葉に出会い、その価値観を大きく変えていきます。 駅伝は一人では完成しない競技であり、...続きを読む十区間すべての選手が走り終えて初めて成立する戦いなのだと、物語は何度も示していました。 神童さんは体調が限界に近い中でも、これは駅伝だと自分に言い聞かせ、投了はありえないと走り続けます。たとえ見苦しくなっても投げ場を失うことになっても、それでも前へ進む姿から、苦しくても進み続ける力や、自分との戦いに挑みつづけ、自分の限界をさらに超えていこうとする粘りこそが強さなのだと伝わってきました。 また、この物語は特定の誰かだけではなく、メンバー全員の背景や思いが描かれているところが好きでした。最後の駅伝当日は、自然と全員を応援する気持ちになり、誰が走っても胸が熱くなりました。 区間賞を二秒差で逃してもその時間を受け入れたユキ先輩の姿や、泣きそうな顔で必死に応援する母親の場面には、思わず涙がこぼれました。 そして最後に清瀬が問いかける頂点が見えたかいという言葉に、読者である私も彼らと一緒に頂点を見せてもらったと感じました。 この物語を読んで、来年も箱根駅伝を見たいと思いました。
ハイジの執念と観察力と言語化能力と行動力にやられました。 最初は、えー箱根駅伝とか無理やろ王子とかまったくの初心者じゃん❗とか思いつつ読み始めたんですが、読みやすいし、どんどん応援したくなるし、みんなが眩しいし、キャラが皆素敵だし、読み終えるのが惜しくなりました。何度も笑ったり泣いたり…600ページ...続きを読む越えなのに、あっという間に終わっちゃいました。 1つの目的に向かって皆が努力する姿に心打たれます❗
もう何度目か覚えていないくらい読み返しています。 往路が終わり明日の通勤時には復路がスタートします。グッとくる場面が多く泣くのを堪えて鼻を啜りながら電車に乗ります。 終わらないで欲しいなーと思いつつもテンポよく読めてしまう。 清瀬くんありがとう。箱根駅伝にみんなを導いてくれて。
今年の正月に「箱根をみて!!」と友人から連絡をもらったことをきっかけに手に取ってみた。 寛政大学の10人に対してそれぞれの本番当日の想いに対して「わかるよ!!!!」と思わず叫びたくなるし、癖がないとは言えない10人それぞれのことを嫌いにならず、手に汗握る応援したくなるだけの描写があって、内容が自分に...続きを読むとって良かったこともそうだし、ああ小説が好きだなを実感できたことが嬉しかった。 走りたい気持ちも止まりたい気持ちも全部本心なんだよな……
箱根駅伝、ちゃんと見たことなかったけど、この本読んで絶対見ようと思った。10人で繋ぐのがいいな。 選手の練習状況、走行中の心理状態とか、駆け抜ける躍動感がすごくリアルに描かれていて、丁寧に取材されたんだなぁと感心した。 時々涙しながら、選手と一緒に走っている気持ちになって、特に後半ページをめくるのが...続きを読む止まらなかった。 「陸上を通して感じてほしいことは、速くなることじゃない、大事なのは強くなることだ。」 息子の陸上部の顧問の先生が入部の時と、卒部式のときに話してくれたこと。 この本にも清瀬さんが同じことを話してた。自分自身も初心者ランナーとして日々走ってみると、なんかわかるような気がしてきた。「走ることで強くなる」って良い言葉だな。私もがんばろう。
恥ずかしながら本書を読むまで駅伝やマラソンに興味がなかった。テレビで駅伝中継が流れてもただ走っているだけでつまらない、とすぐチャンネル変えてしまったり、家の近くでマラソン大会が行われていても邪魔だなぁとしか思っていなかった。 しかし本書を読んで、その考えは一転した。 ただ走ってるだけとは、なんとも浅...続きを読むはかな考えだったと思い知らされた。長距離という競技は自身の持つ体力やスピードをいかに使い切るかが問われる。1秒でも早くゴールに辿り着くために、ペース配分を秒単位で調整し、どこで勝負をかけるか考え続けながら戦う過酷なレースである。そして走っている時は一人だがゴールでは仲間が信じて待っていてくれる。みんなの思いを襷で繋いでいく、そんな美しいスポーツなのだと感じた。 自身との対話の中で、なぜ走るのか、強さとは何かを問い続けながら、それぞれが自分なりの答えを見つけるために走り続ける。見つけた者だけが、それぞれのゴール、高みへと到達する。決して優勝とか記録を打ち立てることだけが勝者ではない。本書では頂点とは何かを、それぞれの走者の視点から教えてくれた。アオタケのみんなは本当に最高だった。それぞれの強さを見せてくれた10人の勇姿に何度も涙を流した。走ることの美しさをこれでもかと教えてくれた作品であった。
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