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箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。(解説・最相葉月)
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Posted by ブクログ
読み始めたら続きが気になって読書の楽しさを久しぶりに味わえた一冊。 箱根駅伝を来年は見ようと思う。走るという単純に思われるスポーツの奥深さと、想像を超える練習内容、普通の人にはできない。素晴らしい。
ランニングをしていて下り坂に差し掛かるといつもユキ先輩を思い出します。あまり興味がなかった箱根駅伝ですが、この本を読んでからは熱中して応援するようになりました。箱根駅伝のテーマソングの中でBUMP OF CHICKENの『ロストマン』が個人的にはこの本に一番合っているように感じます。大好きな作品です...続きを読む。
素晴らしい!!青春×スポーツで感動必至! 走、ハイジ、そのほかのみんな、それぞれの苦悩や生きる世界があり、皆がまとまって一つの目標を目指す美しさ。時に脇役に徹することができる強さ。何度も涙しました。
これまで箱根駅伝のみならず、走ることとは無縁な人生を40年以上送って来ました。 たまたまこの作品を知り、走ることへのひたむきさ、厳しさ、人間模様、その全てが新鮮で、面白くて仕方がありませんでした。 これがきっかけとなって、他の箱根駅伝にまつわる小説にも興味を持ち、箱根駅伝自体にも興味を持ち、ゆかりの...続きを読む地をウォーキングしたりしています。 世界を広げてくれた作品です。
【短評】 久方振りの三浦しをんは、箱根駅伝を描いた青春小説である。 長距離走は学生時代の持久走程度しか経験がない。その経験も「キツイツライ」という思い出で満ち満ちており、走る喜びとは無縁な私だが、まんまと夢中になった。 魅力的なキャラクタを産み出し、動かすのが上手な作家と改めて思った。 暴力事件に...続きを読むより高校の陸上部を退部した蔵原走(くらはらかける/カケル)は、寛政大学『竹青荘(通称:アオタケ)』の住人・清瀬灰二(きよせはいじ/ハイジ)にアオタケへの入居を勧誘される。ハイジには密かな野望があった。 地方出身の秀才「神童」、漫画を愛する美形「王子」、双子の「ジョータ」と「ジョージ」、弁護士志望の「ユキ」、国費留学生の「ムサ」、クイズ好きの「キング」、ヘビースモーカーの「ニコチャン」という個性的なアオタケの面々を前に、彼は突如として宣言する。 「ここにいる10人で箱根駅伝を目指す」 漠然と駅伝強豪校の物語を想像していたため、素質はあれど素人同然の面々で箱根駅伝を目指すという展開に驚かされた。そして一気に惹き込まれた。現実と虚構の塩梅が考え抜かれており、ともすれば「ありえないだろう」と思われる突飛な挑戦に一定の説得力があったのが非常に好感が持てる。 登場人物が兎に角魅力的であり、動いているのを見るだけで楽しい類の作品。駅伝という内省の極地とも言える行為を通じて、各人の思いを掘り下げていく構成も良い。誰にも彼にも愛着があるので、声援を送るように、一心不乱に読み進めることが出来た。途中で止められない類の作品である。 【気に入った点】 ●十人十色の素敵なキャラクタが勢揃いな作品だが、個人的には「ハイジ」を推したい。「アオタケ」の精神的な主柱であるのは勿論だが、自堕落な大学生を文字通り走らせるため、時に手段を選ばないギャップも良いではないか。超人めいたカケルも良いが、頑張るハイジも良いのである。 ●走ることの意味。強さの意味を考えさせられる。「新幹線に乗れ!」は良い指摘だと思う。厳然とした「差」を認めつつ、彼らは何故走るのか。正月には一度駅伝を見てみるのも悪くもないかもな、と思った。 【気になった点】 ●エピローグが少々薄味と感じたが、まぁ、いちゃもんの類である。全てを出し切っており、きちんと最後まで燃えきった作品だと思う。 読み始めると止められなくなるので、時間を確保したうえで挑戦することを強く勧めたい。
個性豊かな10人のメンバー。 人物描写が丁寧なので、まるでそこにいるかのようにそれぞれの人物像が浮かび上がる。 最初はてんでバラバラだが、やがてひとつの目標に向かって団結していく様は、とても爽快で温かい。 ボリューミーだけど捲る手が止まらない。 辛い時や苦しい時、またそうでない時でも何度も読み返した...続きを読むくなる本。
とても読みやすくて、面白かった!箱根駅伝は予選会に出られるだけでもすごいことがわかった。またいつか再読したいと思った一冊。
かなり良かった 今回は、走るようになってから読み返したので、キロ◯分ってのがどれぐらいか分かるのは良かった あと、忘れていたけど一人一人が走る時は一人一人にフォーカスしていたんだなと思った
三浦しをんさんの本は好きなのに、分厚いからという理由で読んでなかったため、夏のフェア 新潮文庫の100冊の栞欲しさに購入しました。 読後、なぜもっと早く読まなかったのかという気持ちになりました。純粋にとてもよかった。おもしろかったです。私のような理由で読んでない方には早急にお勧めしたいです。 この本...続きを読むで直木賞か本屋大賞をとったに違いないと勝手に思って調べましたが、受賞作品は違っておりました。
宣言します!私は来春の箱根駅伝を観ます!(あわよくば沿道で応援したい) 寛政大学の男子学生が住む竹青荘という家賃激安ボロアパートを舞台に、突然大学4年生の清瀬を筆頭に箱根駅伝を目指す物語。 私があまりスポーツをやってこなかった人間なので、今までスポ根小説を読んでもどこか他人事のように感じてたけど、...続きを読むこの物語は陸上未経験のメンバーもいる中で話が進んでいくから、めちゃくちゃ共感しながら読めた。 今まで、箱根駅伝の面白さが全くわからなかったけど、「駅伝は団体競技にして、個人競技」という言葉を見て、一気に見え方が変わった。確かに、、走る時は孤独だけど、でも自分がここで走るのをやめたら、チームとして失格になってしまう。すごい世界だ、、。 陸上部メンバを始めとして、登場人物の個性が光っていて、みんな愛すべきキャラで、最初から最後まで、とーっても楽しかった。 何回かウルウルもしてしまったよ、、。
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