書店員のおすすめ
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学校で古文の授業を受けていたはずが、気づいたら異世界で蜘蛛に転生していたJKの「私」。
そしてそこは数々の魔物がはびこる大迷宮の中だった!!
しかも自分は最弱と言っていい蜘蛛の魔物。
「私YOEEEEE!」
否応なくはじまるサバイバル生活。
なんとか倒した魔物の肉(大体毒持ちだった
...続きを読むり)を食らい、ある時は人間に住処を追われ、またある時は龍(超強敵)から必死に身を隠し。。
彼女のべらぼうな「生」への執着心からか、手持ちのカードを吟味しつつ、知略でもって格上の相手をいなしていく様は激アツ!
また、「私」以外の転生者も存在し、彼らとその他登場人物らの視点からも物語が進行していく本作。
じっくりと個々人の背景が掘り下げられていく群像劇的側面も非常に面白いところ。
伏線もふんだんに盛り込まれ、後に度肝を抜かれること必至!
大迷宮でのサバイバル生活からどんな展開が、どんな結末が待っているのか?
あなたの目で確かめてみてください。
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特殊技能者揃いのヤードリー家の使用人の一人、フェイスは同じく使用人で幼馴染のライリーと共に脅迫状が届いたステイシー家の護衛任務へ向かうことに。
そしてステイシー家で暗殺者のノアと対峙したフェイスでしたが、命をかけた戦いが始まった!と思ったら、
「本気で攻撃したのに、女の子に避けられた……」
と
...続きを読むいう理由でノアから気に入られてしまい…!?
ここからのノアのフェイスへの口説き倒しっぷりがすごい!ノアを倒そうと本気でがんばるフェイスに対し、攻撃をかわしながら「恋人とかいる?」「名前教えてよ」とある意味、怒涛の猛攻っぷりです。セリフ回しやちょっとした動作も色気駄々洩れで大変ドキドキします…。
はたしてステイシー家を狙う黒幕は一体誰なのか、解き明かされていく段階で様々な人物の意外な一面も見えてきたりして、一つの物語としても読みごたえ抜群です。
個人的には幼い頃のフェイスを救ってくれたテンの正体が気になるところ(おそらく〇〇なんだろうけど…!!)
2016年の作品ですが、作品の一ファンとして今も続編を願ってます。
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