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Posted by ブクログ
杉並区の住宅街にある古びた屋敷。そこには4人の女が住んでいる。家主の牧野鶴代、その娘の佐知、佐知の友人の雪乃、佐知の刺繍教室の生徒である多恵美。4分の2は血が繋がってないのだが、"身内"の一員として今日もワイワイと過ごしているのだった。
第三者の目から語られる話型に、かなり面白い構成だなぁと思っていたら終盤で正体が明かされて笑ってしまった。佐知は大変な目に遭っているのに笑。善福川のカラスたちの総意の化身である善福丸の突然の登場にも。両者唐突すぎるのだ、ご登場が。小説なのだが、ホームドラマの映像としてありありと想像できる。(実際テレビドラマとして放送されていたらしい)お嬢様として育ってきた鶴代にまあまあ振り回されているズボラな佐知。それを遠目から微笑ましく見守るクールビューティーな雪乃と、ストーカーに追われていながらも何故か当事者意識の低い多恵美。4人の会話劇が本当に面白く、久しぶりに読み終わりたくない本に出会った。春から真夏にかけての牧野家の様子が描かれ、季節との結びつき行事もすごく楽しそうだった。守衛のご老人山田氏との繋がりもより現実感が生まれる。
Posted by ブクログ
三浦しをん先生。名前が好きな作家さんです。
ミステリ以外で、気軽に何かよみたいなぁと思うとき真っ先に頭に浮かぶ5人衆の1人です。
なので、出先でついつい積読用として
買ってしまう、厄介な愛すべき作家さん。
ただ本作は前半なかなかリズムにのれず。
まず、章立てがない。
ずっと淡々と話が続くので
話が終わらず、今日はココまで!がしにくい。
母鶴代、娘佐知、佐知の友人雪乃、雪乃の職場の後輩多恵美。
4人の女性が一つ屋根の下で暮らすお話。佐知が主人公だけれども、視点は別視点。
ナレーションがいる。それが前半、慣れるまで
何を読んでいるのか?わかりにくい(_ _).。o○
そこからの中盤、なぜかカラス視点で、最後は
父親視点で話が進んでいく。
いや進んでいたことがわかったくらいから、
スラスラと話が入ってきてこの世界観が
ステキ過ぎる!と気持ちよい読書体験へ。
いろいろと事件ぽいことは起きるのですが
なんとも言えない同居生活がいい。
血縁に甘えない、他人同居生活。
いつかは終わると感じながら
ずっと今が続けばいいと思う。
そんな気持ち、描かせたら三浦しをん
サスガです♪(´ε` )
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小説・文芸
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