国内小説 - 中央公論新社 - 中公文庫の検索結果

  • 定年物語(上下合本)
    NEW

    定年物語(上下合本)

    小説・文芸
    -
    1巻2,200円 (税込)
    正彦さんが定年を迎え、さてこれからは、一緒に旅行を……と期待していた二人。 しかし、折しも世の中はコロナで自粛中。 そんな中で、新たなフェーズに入った二人の生活は?  俳句、骨董と、趣味の道をきわめる正彦さんと、二次元コードに苦しめられたり、日々のちょっとした生活の変化を楽しんだりする陽子さんの日常を綴る。【上巻】 正彦さんの定年とともに陽子さんも時々感じることがある。 それは老い……。 書店で一番下の文庫を取ろうとしゃがみこんだら、なかなか立ち上がれなかったとき、インボイスの手続きに必要なQRコードを読み込めなかったとき……。 それでも人生は続く。 正彦さんと共に楽しく!  定年を迎えた二人の新たな生活を描く!【下巻】
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    小説・文芸
    4.6
    1巻814円 (税込)
    2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。 【文庫化特典 スペシャルストーリー】 町田そのこさんの書き下ろし小説付き 52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ のためこの世で一番孤独だと言われている。 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。 〈解説〉内田剛
  • 人生が二度あれば
    NEW

    人生が二度あれば

    小説・文芸
    4.3
    1巻990円 (税込)
    夫の心ない言葉に傷つき、家族のために自分を犠牲にしてきた人生を悔やむ63歳の主婦・雅美。 大谷選手をまねて、人生設計シートを作り、もう一度人生をやり直せるならどんなふうに生きたいかを考え始める。 「 女性が胸を張って生きられる世の中にしたい」 。そう目標を書き入れたとたん、雅美はタイムスリップし、中学生に戻ってしまう……。 同じくタイムスリップした、かつての憧れの人・天ヶ瀬とともに昭和の男尊女卑に満ちた価値観を変えようと、奮闘するが……。 『マンダラチャート』改題。
  • 定年物語(上)
    続巻入荷

    定年物語

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,100円 (税込)
    正彦さんが定年を迎え、さてこれからは、一緒に旅行を……と期待していた二人。 しかし、折しも世の中はコロナで自粛中。 そんな中で、新たなフェーズに入った二人の生活は?  俳句、骨董と、趣味の道をきわめる正彦さんと、二次元コードに苦しめられたり、日々のちょっとした生活の変化を楽しんだりする陽子さんの日常を綴る、シリーズ最新作。
  • 「スカイ・クロラ」シリーズ 全6巻合本版

    「スカイ・クロラ」シリーズ 全6巻合本版

    小説・文芸
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※中公文庫「新装版 スカイ・クロラ」シリーズ全六巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 最終作まで思いどおりに展開できた作品で、これ以上のものを書くのは、今後は難しいかもしれません。 ――森博嗣(巻末インタビューより) 大人になれない僕たちは、戦闘機に乗り戦うことしかできないのだ――永遠の生命を持つ子供たち「キルドレ」が戦争を請負う社会。指令を受け空へ出勤し、夜は同僚たちと歓楽街へ出かける。そんな彼らにとって生死とは、そして自我とは。戦闘機を駆る子供と地上で暮らす大人たちの物語。著者最高傑作シリーズ! 収録作品 ナ・バ・テア None But Air  〈解説〉吉本ばなな ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven  〈解説〉室屋義秀 フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life  〈解説〉荻原規子 クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky  〈解説〉押井守 スカイ・クロラ The Sky Crawlers  〈解説〉鶴田謙二 スカイ・イクリプス Sky Eclipse(短編集)  ジャイロスコープ Gyroscope  ナイン・ライブス Nine Lives  ワニング・ムーン Waning Moon  スピッツ・ファイア Spit Fire  ハート・ドレイン Heart Drain  アース・ボーン Earth Born  ドール・グローリィ Doll of Glory  スカイ・アッシュ Ash on the Sky  〈解説〉杉江松恋 巻末インタビュー(聞き手:清涼院流水) 『ナ・バ・テア』について 『ダウン・ツ・ヘヴン』について 『フラッタ・リンツ・ライフ』について 『クレィドゥ・ザ・スカイ』について 『スカイ・クロラ』について 『スカイ・イクリプス』について
  • そして誰かがいなくなる

    そして誰かがいなくなる

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,012円 (税込)
    何かが起こりそうな洋館を建てたいんだよ――。 大雪の日、ミステリー作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会が行われた。 招かれたのは作家と編集者、文芸評論家、そして探偵。 雪に閉ざされた洋館で巻き起こる怪事件の真相とは?  前代未聞!著者の自邸を舞台にした衝撃のミステリー!
  • ジウX 〈ジウ〉サーガ10

    ジウ

    小説・文芸
    4.5
    1巻968円 (税込)
    生きながらにして臓器を摘出された死体が発見された。 東弘樹警部補らは懸命に捜査にあたるが、 二ヶ月が経っても被害者の身元さえ割れずにいた。 一方、陣内陽一の店「エポ」に奇妙な客が集団で訪れた。 緊張感漂う店内で、歌舞伎町封鎖事件を起こした「新世界秩序」について一人の女が話し始める。 「いろいろな誤解が、あったと思うんです」――。 各所で続出する不気味な事件。 そして「歌舞伎町セブン」に、かつてない危機が迫る……。 〈解説〉宇田川拓也
  • 黄色い家(上下合本)

    黄色い家(上下合本)

    小説・文芸
    -
    1巻1,848円 (税込)
    2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。 60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。 長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。 まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、 よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。 歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。 善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作! 【世界中から翻訳オファーが殺到!】【読売文学賞受賞作】【本屋大賞ノミネート】
  • シーソーモンスター

    シーソーモンスター

    小説・文芸
    3.8
    1巻924円 (税込)
    バブルに沸く昭和後期。一見、平凡な家庭の北山家では、元情報員の妻宮子が姑セツと熾烈な争いを繰り広げていた。(「シーソーモンスター」) アナログに回帰した近未来。配達人の水戸は、一通の手紙をきっかけに、ある事件に巻き込まれ、因縁の相手檜山に追われる。(「スピンモンスター」) 時空を超えて繋がる二つの物語。「運命」は、変えることができるのか――。 【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みを読むことができます】 ※〈螺旋プロジェクト〉とは―― 「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画 〈螺旋〉作品一覧 朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』 天野純希『もののふの国』 伊坂幸太郎『シーソーモンスター』(本作) 乾ルカ『コイコワレ』 大森兄弟『ウナノハテノガタ』 澤田瞳子『月人壮士』 薬丸岳『蒼色の大地』 吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
  • Red

    Red

    小説・文芸
    4.2
    1巻858円 (税込)
    夫の両親と同居する塔子は、可愛い娘がいて姑とも仲がよく、恵まれた環境にいるはずだった。だが、かつての恋人との偶然の再会が塔子を目覚めさせる。胸を突くような彼の問いに、仕舞い込んでいた不満や疑問がひとつ、またひとつと姿を現し、快楽の世界へも引き寄せられていく。上手くいかないのは、セックスだけだったのに――。『ナラタージュ』の著者が官能に挑んだ最高傑作!
  • 星を掬う

    星を掬う

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    手に掬い取れるものが、星のようにうつくしく輝きを放つものであればいい。 そのひとつに、わたしとの記憶もあったら、嬉しいな。 千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、かつて自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の「母」と呼び慕う恵真。 「普通」の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は、途中、うまくいきかけたものの、聖子の病で終わりを告げ――。 すれ違う母と娘の感動長篇。 〈解説〉夏目浩光
  • 愛なき世界(上下合本)

    愛なき世界

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,474円 (税込)
    恋のライバルが、人類だとは限らない。洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。見た目が殺し屋の教授、サボテン好きの後輩男子たちと研究に没頭する本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか――藤丸青年の求愛行動から真理の探究まで、すべての事件は研究室で起きている。世界の隅っこが輝きだす植物学会賞特別賞受賞作。〈付録〉「藤丸くんに伝われ 植物学入門(上・下)」〈解説〉伊与原新
  • もぐら伝 ~狼~

    もぐら伝

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻836~858円 (税込)
    「ねえ、リュカントロプル(狼男)って聞いたことある?」 楢山と紗由美の結婚を見届けた後に旅に出た竜星が、行方不明となっていた。 刑事研修で警視庁に出向中の真昌は、指導員となった益尾とともに、竜星の消息を追う。 一方、裏社会ではある噂が流れていた。 ワーキングホリデーを名目に売春を斡旋する違法会社が、次々と「狼男」によって壊滅に追い込まれているという。 その姿を見た者は、再起不能の重傷を負うか、精神に異常を来してしまう、と――。 竜星が行方をくらました目的とは? そして「狼男」の正体とは? 誰よりも強く、優しいスーパーヒーロー・竜星の活躍を描く 「もぐら新章」第二部、ここに開幕!
  • おかえり横道世之介

    おかえり横道世之介

    小説・文芸
    4.4
    1巻880円 (税込)
    人生のダメな時期、万歳。人生のスランプ、万々歳。 青春小説の金字塔、待望の続篇。 バブル最後の売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。名を横道世之介という。いわゆる人生のダメな時期にあるのだが、なぜか彼の周りには笑顔が絶えない。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子。そんな人々の思いが交錯する27年後。オリンピックに沸く東京で、小さな奇跡が生まれる。 『続 横道世之介』を改題。
  • 三千円の使いかた

    三千円の使いかた

    小説・文芸
    4.1
    1巻880円 (税込)
    垣谷美雨さん絶賛! 「この本は死ぬまで本棚の片隅に置いておき、自分を見失うたびに再び手に取る。そういった価値のある本です」 就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか? 知識が深まり、絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説!
  • 七人の鬼ごっこ

    七人の鬼ごっこ

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,210円 (税込)
    こっちは、えいくん。 そっちは、ゆうじゅん。 あっちは、さーや。 じゃあ……あれは、誰? 自殺しようとしたえいくん――多門英介を襲い、連続殺人をはじめた《鬼》は誰? 瓢箪山の達磨神社。桜の木の下で遊んだ子供時代の仲間が次々殺されていく。その一人でホラーミステリ作家となった速水晃一は神社を訪れ、あの日、記憶に封じた忌まわしい《鬼》と、連続殺人犯を推理するが……。 〈解説〉若林 踏
  • 愛して生きて 宇野千代伝

    愛して生きて 宇野千代伝

    小説・文芸
    3.0
    1巻990円 (税込)
    数多の文豪たちと恋した作家の宇野千代。女性の憧れとして輝く、千代の奔放人生。大正、昭和、平成をまたにかけて活躍し、すぐれた作品を残したほか、尾﨑士郎、東郷青児、北原武夫ほか、梶井基次郎、青山二郎など数多の文豪・文化人たちと恋し、奔放に生きた女としても知られる。今も憧れの女性として輝く宇野千代の人生とは何かを探る。『婦人公論』連載中から話題を呼んだ人物ノンフィクションの待望の文庫化。
  • おしまいの日 新装版

    おしまいの日 新装版

    小説・文芸
    3.5
    1巻990円 (税込)
    春さんが、帰ってこない――。 深夜一時半。 最愛の夫の帰りを待つ三津子。無理な残業をする彼を心配する彼女の心は、決して夫には届かない。 その想いを記した日記は、やがて幻聴、幻覚、幻影、幻想に飲まれていく。そして迎える《おしまいの日》に三津子は……。 春さんは、まだ、帰ってこない――。 正気と狂気の狭間を描く、サイコホラーの傑作!
  • ひとびとの跫音(上下合本)

    ひとびとの跫音(上下合本)

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    上下合本で名作一気読み! 正岡子規の詩心と情趣を受け継いだひとびと。その豊饒にして清々しい人生に深い共感と哀惜をこめた、司馬文学の核心をなす画期的長篇。詩人、革命家など鮮烈な個性に慕われつつ、自らは無名の市井人として生きた正岡家の養子忠三郎と周囲の人々の境涯を「人間が生まれて死んでゆくという情趣」を織りなして、香気ただうが如く描く名作。読売文学賞受賞。
  • 八日目の蝉 新装版

    八日目の蝉 新装版

    小説・文芸
    3.2
    1巻946円 (税込)
    逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか……。 東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。 偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに 光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつかせぬ傑作長編。 著者エッセイを増補。 第二回中央公論文芸賞受賞作。 〈解説〉池澤夏樹
  • ステップ

    ステップ

    小説・文芸
    4.2
    1巻902円 (税込)
    結婚三年目、突然の妻の死。娘と二人、僕は一歩ずつ、前に進む――娘・美紀の初登園から小学校卒業まで。「のこされた人たち」の日々のくらしと成長の物語。
  • 化物園

    化物園

    小説・文芸
    4.1
    1巻990円 (税込)
    「私は人ではありません。数百年を旅して回り、メンタマグルメに興じています」 公園の雑木林を狩り場に、人間のメダマを狙う《猫》。 かかわったものに呪いをかけ、どこまでも追いかける《蛇》。 甘言で家を乗っ取り、金だけさらっていく《狐》。 古今東西、人間の陰に生き、喰らい、時に育てる化物たち。 その醜くて愛おしい姿を、とくと、ご覧あれ! 醜悪、異様、狡猾、艶然――。 恒川光太郎が描く、身の毛もよだつ究極のホラー七篇!
  • わたしの宇野千代

    わたしの宇野千代

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    命がけでない切れっぱしの情熱なんか何も生まない――。 自己に忠実に、奔放に、骨の髄まで小説家として生きた宇野千代。 その晩年まで親交を重ねた著者による、宇野との対話全三篇のほか、交流を綴った随筆から弔辞までを収める。 自由で純真、ユニークで魅力的な「女流作家」の姿が、活き活きとうかびあがる。 〈解説〉斎藤美奈子
  • 死にがいを求めて生きているの

    死にがいを求めて生きているの

    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    誰とも比べなくていい。 そう囁かれたはずの世界は こんなにも苦しい―― 毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年TVディレクター。交わるはずのない彼らの痛みが、植物状態の青年・智也と、彼を見守る友人・雄介に重なるとき、歪な真実が露わになる。自滅へひた走る若者たちが抱えた、見えない傷と祈りに触れる物語。 文庫版特典:特別付録/本作と螺旋プロジェクトに寄せて       解説/清田隆之 【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みを読むことができます】 ※〈螺旋プロジェクト〉とは―― 「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画 〈螺旋〉作品一覧 朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(本作) 天野純希『もののふの国』 伊坂幸太郎『シーソーモンスター』 乾ルカ『コイコワレ』 大森兄弟『ウナノハテノガタ』 澤田瞳子『月人壮士』 薬丸岳『蒼色の大地』 吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
  • あの日の交換日記

    あの日の交換日記

    小説・文芸
    4.4
    1巻836円 (税込)
    「辻堂ミステリの最高傑作であり真骨頂。 本書で秘密を解くのは探偵ではない。読者である」 先生、聞いて。私は人殺しになります。お願いだから、じゃましないでね?(「教師と児童」) わたしだって本当の気持ちを書くからね。ずっと前から、ムカついてた。(「姉と妹」) 嘘、殺人予告、そしてとある告白……。 大切な人のために綴られた七冊の交換日記。そこに秘められた、驚きの真実と感動とは? ――この緻密な仕掛けを、是非読み解いてください。
  • 千の扉

    千の扉

    小説・文芸
    3.8
    1巻968円 (税込)
    築四十年、三千戸を超す都営住宅の一室で、夫・一俊と暮らし始めた千歳。その部屋の主である一俊の祖父に頼まれ、千歳は「高橋さん」という人物を探し始めるが……。存在も定かでない「高橋さん」を探すうち、ここで暮らす人々の記憶と、戦後から七十年の土地の記憶が緩やかにひもとかれていく。〈解説〉岸政彦
  • 少将滋幹の母

    少将滋幹の母

    小説・文芸
    4.0
    1巻796円 (税込)
    左大臣時平のおもわれ人となった北の方は年老いた夫や幼い子と引き離され、宮中奥深くに囲われてしまう。母を恋い慕う幼い滋幹は母の情人がしたためた恋文を自らの腕にかくし、母の元に通う。平安文学に材をとった谷崎文学の代表作。
  • カモナマイハウス

    カモナマイハウス

    小説・文芸
    3.8
    1巻968円 (税込)
    空き家の数だけ家族があり、家族の数だけ事情がある――。 不動産会社で空き家のメンテナンス業に携わる孝夫。 両親の介護を終えた妻・美沙は、 瀟洒な洋館で謎の婦人が執り行う「お茶会」に参加し、 介護ロスを乗り越えつつあった。 しかし、空き家になっている美沙の実家が、 気鋭の空間リノベーターによって遺体安置所に 改装されようとしていることを知り……。 元戦隊ヒーローの息子・ケンゾー、 ケンゾーを推す70代の3人娘「追っかけセブン」など、 個性豊かな面々が空き家を舞台に繰り広げる 涙と笑いのドラマ、ここに開幕!
  • くますけと一緒に 新装版

    くますけと一緒に 新装版

    小説・文芸
    3.5
    1巻968円 (税込)
    書店員さん発掘! 今読むべきホラー小説。 あたしは悪いことなどしていないのに、いつも嫌われていた。 同級生、そして両親にも。そんなあたしを気にかけてくれるのはママの親友・裕子さんと、くますけだけ。 悪い人は死んでしまえばいい――。 願うと同級生は事故にあい、両親も死ぬ。裕子さんに引き取られたあたしは、ここでくますけが邪悪なぬいぐるみなんじゃないかと思いはじめ……。
  • そこに無い家に呼ばれる

    そこに無い家に呼ばれる

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    もし何かが「一つずつ減っている」または「増えている」と感じたら、この読書を中止してください。 作家・三津田と編集者の三間坂は、これまで家についての禍々しくも興味深い五つの話を知り、次いで〈烏合邸〉で記された四つの体験談にかかわってきた。 そして今回、三間坂の家の蔵から新たに発見されたのが、厳重に封印が施された三つの記録――それらはすべて「家そのものが幽霊」だという奇っ怪な内容で……。 最凶「幽霊屋敷」シリーズ最新作! 〈解説〉芦花公園
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

    マカン・マラン(文庫)

    小説・文芸
    4.5
    1巻902円 (税込)
    「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」 元エリートサラリーマンにして、今はドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。ここで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。 仕事一筋の40代キャリア女性へ「春のキャセロール」。 手料理を食べない中学生男子に「金のお米パン」など、心と身体があたたまる四つの物語。 10年愛され続ける名作が、ついに文庫化! 〈解説〉ドリアン・ロロブリジーダ
  • 代理母、はじめました

    代理母、はじめました

    小説・文芸
    3.6
    1巻836円 (税込)
    底辺女子が人生逆転!? 不遇な家庭に育った17才のユキが、子供を持ちたい人々と貧困女性を救う〝代理母ビジネス〟の賭けに出る。 義父の策略で、違法な代理母出産をさせられた16才のユキ。命がけで出産したにもかかわらず、報酬はすべて義父の手に。再び代理母をさせ稼ごうとする義父の手から逃げだしたユキは、自らの経験を逆手に取り、自分のような貧しい女性を救う大胆な〈代理母ビジネス〉を思いつく。ユキを支えるのは医師の静子&芽衣子のタッグと、ゲイのミチオ&一路。さまざまな事情を抱えた「子どもを持ちたい」人々が、最後の砦としてユキたちを頼ってやってくるが……日本の生殖医療の闇、貧困層の増大、妊娠・出産をめぐる負担など、現代日本が放置した社会問題を明るみにしながら、「代理母」ビジネスのタブーに切り込んだ話題作。
  • 黄色い家(上)

    黄色い家

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻924円 (税込)
    人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか――。 ニュース記事で知人女性による監禁・傷害事件を知った花。 彼女たちと疑似家族のように暮らした20年前の記憶が甦る。 本屋大賞ノミネート。読売文学賞受賞作。
  • 素子の碁 サルスベリがとまらない

    素子の碁 サルスベリがとまらない

    小説・文芸
    4.0
    1巻924円 (税込)
    『ヒカルの碁』をきっかけに、四十歳を過ぎてから夫婦で始めた囲碁。子供の頃から親しんでいれば直感的に理解できただろう定石や用語に頭を悩ませつつ、上達していく喜びを綴るエッセイ。初心者にもよく分かる囲碁コラムも満載! 「祝 還暦! 夫婦対談」を巻末に付す。
  • 賢者の愛

    賢者の愛

    小説・文芸
    3.9
    1巻660円 (税込)
    高中真由子は、編集者の父と医師の母のもとで、何不自由なく育てられてきた。真由子が小学生のころ、隣家に二つ年下の百合の家族が引っ越してきて、二人は急速に仲良くなっていく。しかし、真由子が21歳になった冬、百合は真由子が幼いころからずっと思いを寄せてきた澤村諒一の子どもを妊娠したと告白した。その日から、真由子の復讐が始まる――。  諒一と百合の子どもの名付け親になった真由子は、『痴人の愛』の「ナオミ」から、二人の息子に「直巳」と名付け、彼を「調教」していく。直巳が二十歳の誕生日を迎えた日、真由子は初めて、直巳に体を許す。それが最初で最後となるとも知らず……。  主演・中山美穂のテレビドラマも大きな話題を呼んだ、絢爛豪華な愛憎劇!
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

    母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

    小説・文芸
    4.0
    1巻814円 (税込)
    大ヒット『三千円の使いかた』に続く、感動家族小説! 岩井志麻子氏、推薦! 「物に託さなくても、血縁関係はなくても、愛情のバトンは受け取れるし、手渡せる」 野菜、お米、緩衝材代わりの肌着や靴下、ご当地のお菓子など。昭和、平成、令和――時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!? 業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして母から届いた最後の荷物。家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。 〈解説〉岩井志麻子
  • 女が死ぬ

    女が死ぬ

    小説・文芸
    3.9
    1巻726円 (税込)
    「女らしさ」が、全部だるい。天使、小悪魔、お人形……「あなたの好きな少女」を演じる暇はない。好きに太って、痩せて、がははと笑い、グロテスクな自分も祝福する。一話読むたび心の曇りが磨かれる、シャーリイ・ジャクスン賞候補作「女が死ぬ」含む五十三の掌篇集。『ワイルドフラワーの見えない一年』より改題。〈特別付録〉著者ひと言解説 (「あなたの好きな少女が嫌い」より)
  • 神様

    神様

    小説・文芸
    4.5
    1巻660円 (税込)
    くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである――四季おりおりに現れる、不思議な〈生き物〉たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥ マゴ文学賞、紫式部文学賞受賞短篇集。 〈目次〉 神様 夏休み 花野 河童玉 クリスマス 星の光は昔の光 春立つ 離さない 草上の昼食 あとがき
  • 疼くひと

    疼くひと

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    脚本家・唐沢燿子は古稀をむかえ、日に日に「老い」を実感していた。そんなある日、SNSで年下の男と出会い、生活が一変する。忘れかけていた自分の「女」の顔に戸惑いつつ、いつしか身も心も溺れていく燿子。人生後半から燃え上がる大人の恋の行方は……。センシュアルで真摯なラブストーリー。 70代女性の心と身体のリアルを描き話題を呼んだベストセラーが、ついに文庫化!
  • 任侠浴場

    任侠浴場

    小説・文芸
    4.0
    1巻792円 (税込)
    日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、小さいながらも人情味溢れる昔ながらのヤクザ。人望の篤い親分・阿岐本雄蔵の元には一風変わった経営再建の相談が次々持ちかけられる。今度の舞台は古びた銭湯!? 乗り気な組員たちの一方、不安でいっぱいの日村。こんな時代にどうやって……。そして阿岐本組は銭湯の勉強と福利厚生(?)を兼ねてなぜか道後温泉へ――。大好評「任侠」シリーズ第四弾!  〈解説〉関口苑生
  • 愛なき世界(上)

    愛なき世界

    小説・文芸
    4.1
    1~2巻726~748円 (税込)
    恋のライバルが、人類だとは限らない!? 洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。愛おしい変わり者たちと、地道な研究に人生のすべてを捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか――〈付録〉「藤丸くんに伝われ 植物学入門(上)」
  • 愛のようだ

    愛のようだ

    小説・文芸
    3.5
    1巻704円 (税込)
    40歳にして初心者マークの戸倉は、友人の須崎と、その彼女琴美とドライブへ。退院したらどこかいこうという約束を果たすのだ。キン肉マン、北斗の拳、奥田民生……車中の合唱、前方を走るタンク車に興奮、振られた男は高速道路で捨て身の行動に打って出る。そして、大切なことに気付く瞬間が訪れて――。愛しさと哀しみを鮮明に描いた恋愛小説。〈解説〉大塚真祐子
  • 相棒

    相棒

    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
    貧乏暮らしあり浮気ありで五十年、放浪詩人とその妻はよき相棒。金子の日本論、女性論から交友録、森のパリ印象記、金子の肖像など、二人の自選によるベストエッセイ集。金子の遺著となった単行本に全集未収録の夫婦往復書簡(一九三九年)を増補。 〈巻末エッセイ〉森 乾 ■目次 【金子光晴】  Ⅰ ひげのある人生/明治の青年を苦しめたもの/江戸につながるなにものもなく/日本人について/番付の心理/いやな思いをした昭和という年号  Ⅱ 私小説/伝統の芸能/日本の大衆芸人と番付/秋の日記/血と地につながるもの/ちょんまげのこと/『コスモス』雑記  Ⅲ 萩原朔太郎について/高村光太郎との僅かなかかりあい/清親のこと/吉田一穂のこと  Ⅳ 女について/なおも、男・女などをめぐって/若さと老年と/日本人のフェミニズム/着物を剝がれた女達/女体の豊饒を描く/日本人よ淫なれ 【森三千代】  Ⅰ 巴里郊外の青春/巴里の秋色/白/血を抱く草/仏印の文学/アンコール・ワットへの道 Ⅱ 和泉を憶う/わたしの大休暇/香木の話/志摩を思う/金子光晴の横顔I/金子光晴の横顔Ⅱ/父の心/老母の手/きのうきょう/若葉よ、妹が生れた/若葉の夏休みのレポートに添え/なつめと共に/なつめとの対話/若葉のいる正月 跋 (金子光晴) 金子光晴・森三千代往復書簡(一九三九年) 巻末エッセイ 父と母の想い出に(森乾)
  • 会えてよかった

    会えてよかった

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    このような会い難き人に会えたのは、なんという光栄だったろう。みんな肩書きにこだわる人ではなかったからでしょう――。谷川俊太郎と堀内誠一との旅、「街道をゆく」挿画取材で聞いた司馬遼太郎の「千夜一夜」……。画業から著述業まで多分野で活動し、幅広い交友関係を持つ著者が、「会えてよかった」五〇の人や出来事とのエピソードを味わい深くつづる。〈解説〉阿川佐和子 【目次】 高峰秀子/森ミドリ/岸田衿子・今日子/松岡和子/井上ひさし/井上麻矢/テレビ草創期/佐藤忠良/半藤一利/澤地久枝/黒柳徹子/平野レミ/竹田津実/大岡信/奥本大三郎/池内紀/鶴見俊輔/谷川俊太郎/千住真理子/藤原正彦/村松武司/俵万智/大野篤美/杉本秀太郎/「日曜喫茶室」/末盛千枝子/司馬遼太郎/岸惠子/河合隼雄/野田弘志/森まゆみ/小沢昭一/板倉聖宣/有元利夫/檀ふみ/阿川佐和子/猿谷要/日高敏隆/森毅・野崎昭弘/「風景画を描く」/アントニ・タピエス/中易一郎/江國滋/堀内誠一/遠山啓・清水達雄/吉田直哉/「少年倶楽部」/串田孫一/関容子/絵本の世界
  • 青と白と

    青と白と

    小説・文芸
    4.1
    1巻726円 (税込)
    30代後半の悠は、アルバイトをしながら空き時間に原稿を書く駆け出しの作家。仙台を出て東京で一人暮らしを続けるが、ぎりぎりの 生活を送る。そんな悠の日常は、震災を境に激変した。非常時だとはしゃぐ同僚、思わぬ人からの気遣い、そして、故郷の家族の変化。 「私は、なぜこんなにもちっぽけなんだろう」 過去と未来を見つめた、悠の変化と決断は。
  • 赤頭巾ちゃん気をつけて 改版

    赤頭巾ちゃん気をつけて 改版

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    柔軟な少年の語り口を通じて描かれた、さまよえる若い魂の行方。機知とユーモアにあふれた青春文学の永遠の名作。「四半世紀たってのあとがき」を付す。
  • 秋の街

    秋の街

    小説・文芸
    3.8
    1巻649円 (税込)
    16年ぶりに刑務所の外を歩いた無期刑の囚人。死を間近にして故郷への執念に憑かれた重病人など、人生の重大場面に直面した人々の心理をこまやかに描いた滋味溢れる短編集。
  • アクセス

    アクセス

    小説・文芸
    3.5
    1巻682円 (税込)
    親友の自殺は自分のせい。悲しみに暮れる可奈子の携帯が着信した。悪意に満ちた声が言う、「お前が殺したんだよ」と――。すべての始まりは、誰かを勧誘すれば無料となるプロバイダ「2mb.net」。登録した高校生たちに襲いかかる殺人の連鎖。仮想現実を支配する「極限の悪意」を相手に、生き残りを賭けた壮絶な戦いが始まった!
  • あさつゆ通信

    あさつゆ通信

    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
    この小説の主役は、読みながら読者の心に去来するその人その人の時間と光景だ。人は孤立していない、一人一人は閉じられた存在ではない。人は別々の時間を生きて大人になるが、別々の時間を生きたがゆえに繋がっている。(「あとがき」より) 【この本に出てくるものたち】 怪傑ハリマオ、ナショハルキッド、七色仮面、コマ回し、三角ベース、貝殻拾い、力道山、プラモデル、『力持ちのポール』、クレイジーキャッツ、『恋の片道切符』、まぼろし探偵、野球、石蹴り、加山雄三、防空壕、伊賀の影丸、鉄人28号、鉄腕アトム、『少年サンデー』、ドロケン、マルハナバチ、木登り、友だちと好きな女の子。
  • アスリーツ

    アスリーツ

    小説・文芸
    3.7
    1巻792円 (税込)
    陸上では、自分に失望した。もう、負けたくない――。 結城沙耶は、中学2年で出場した全日本中学陸上広島県大会100メートルハードル女子決勝で転倒し、失意のうちに陸上部を退部した。親友の松前花奈に誘われ、広島の進学校・大明学園高校へ入学し、射撃部に入る沙耶。初めて構えるビームライフルの重さに驚き、個性豊かな先輩たちに励まされ、童顔の監督・磯村辰馬の指導を受けつつ、未知の競技に戸惑いながらも花奈とともに励む毎日だったが――。 五輪種目のライフル射撃と格闘する少女たちの喜怒哀楽に心震える、名作『バッテリー』に連なる10代の挫折と再生の物語。 〈解説〉斎藤美奈子
  • あたしとママのファイトな日常

    あたしとママのファイトな日常

    小説・文芸
    4.7
    1巻946円 (税込)
    人間関係、職場の不満、将来への不安――全部まとめて打つべし、打つべし!  橘風花はキラキラヶ丘団地に暮らす、小学四年生の女の子。「ムカつく男子を一発殴りたい」というよこしまな動機でボクシングを始めるが、徐々にその面白さにのめり込む。そんな風花のひたむきさは周りのみんなに影響を与え、母の陽菜子の心も変わっていく……。「好き」という気持ちが世界を変える、母と娘のハートウォーミングストーリー! 『あたしの拳が吼えるんだ』を改題。 特別書き下ろし短篇「りんどうの花が咲いている」を収録。
  • あたしのこと憶えてる?

    あたしのこと憶えてる?

    小説・文芸
    4.0
    1巻691円 (税込)
    壊れかけた家庭のために毎週一本バラを買う私に、花屋のあるおは同じ話ばかりする。繰り返しに苛立ち、私は彼と抱き合ってしまう。その瞬間は確かなのに、翌日になると、あるおは私を覚えていない……ものを覚えられない青年への愛を描く表題作ほか、男女の性と対話を見つめた九篇。
  • 屋根裏博物館の事件簿

    屋根裏博物館の事件簿

    小説・文芸
    3.3
    1巻748円 (税込)
    渋沢栄一の孫・敬三が作った私設博物館では民具の蒐集、研究と「日本民俗学」の研究が新たに進められていた。山形の奇妙な婚礼絵馬、南伊豆の不穏な正月行事を調査するのは、幼い頃、敬三に拾われた記憶喪失の少女・あづみ。相棒の林常彦とともにこの博物館に持ち込まれる謎を解く中で、あづみ自身の封印された記憶が蘇る――。
  • あの家に暮らす四人の女

    あの家に暮らす四人の女

    小説・文芸
    3.7
    1巻880円 (税込)
    ここは杉並の古びた洋館。父の行方を知らない刺繍作家の佐知と気ままな母・鶴代、佐知の友人の雪乃(毒舌)と多恵美(ダメ男に甘い)の四人が暮らす。ストーカー男の闖入に謎の老人・山田も馳せ参じ、今日も笑いと珍事に事欠かない牧田家。ゆるやかに流れる日々が、心に巣くった孤独をほぐす同居物語。織田作之助賞受賞作。
  • アマゾニア

    アマゾニア

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    16世紀、太古からの伝説が未だ息づくアマゾン河流域――女人族の〈泉の部族〉は精霊の庇護の下、豊かに暮らしていた。大弓部隊隊長・赤弓は、家族を殺された怨みから宿敵〈オンサの部族〉を倒し、一族に平和をもたらす。その直後、大河を下り、飢えたスペイン人たちが現れた。赤弓は一行を撃退するが、傷を負って取り残された黒髭の男を見た 守護精霊〈森の娘〉は、なぜか掟を破り、彼を部族に迎え入れるよう命じる……。濃密な生命と精霊に満ちた密林に展開する魂の喪失と再生の物語。
  • 嵐山光三郎セレクション 安西水丸短篇集 左上の海

    嵐山光三郎セレクション 安西水丸短篇集 左上の海

    小説・文芸
    4.2
    1巻990円 (税込)
    「夢の中でとてもきれいな海を見つけたの。私のいるずっと左上のほうに」。夢と現実の交錯、そして突然の別れを描く表題作ほか、二度と戻らない時間や大切なひとの喪失、刹那の愛の風景を綴る短篇集。繊細な空気をまとった十二篇を収録する。〈解説〉嵐山光三郎
  • 霧の聖マリ ある生涯の七つの場所1

    ある生涯の七つの場所1

    小説・文芸
    4.0
    1巻662円 (税込)
    幼い心に異性への淡い憧れを芽生えさせて逝った美しい女性、異郷で謎の死を遂げる老亡命者――。独立した挿話はいつしか絡みあい、一枚のタピスリを織りあげてゆく。昭和初期から一九七〇年代まで、世界各地を舞台に展開する野心的連作第一集。
  • 夏の海の色 ある生涯の七つの場所2

    ある生涯の七つの場所2

    小説・文芸
    -
    1巻683円 (税込)
    孤独な少年の日々に垣間見た〈生〉の光と闇。青年の「私」が目撃する様々な男女の愛と裏切りと死。フランス人女性との甘美な愛の生活――。独立した挿話が現代史のモザイクを形づくる連作第二集。
  • 阿波の狸の話

    阿波の狸の話

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    大正から昭和初期にかけ、屈指の郷土史家が阿波・徳島に伝わる狸伝承を綿密な取材により収集し、注釈を付した名著。映画や漫画など数々の作品の一次資料としても多く引かれ、今なお輝きを失うことのない貴重な文献を復刊。さらに著者遺稿を反映し、「阿波伝説物語」を収録した決定版。
  • アンクルトリス交遊録

    アンクルトリス交遊録

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    柳原さん、開高さんらが描いたアンクルトリスに込められた「人間らしさ」こそが、どんな時代にあっても人間が忘れてはならない、欠かすことのできない本質である (サントリーHD会長 佐治信忠〈特別寄稿〉「人間らしくやりたいナ」より) アンクルトリスのモデルはいない、しかし、強いて探すとすれば、それは私自身のような気がする。私の思っていた事、私のするくせ、私の見たものがアンクルトリスのストーリーの中に、動きの中に、背景の中に出ていたかもしれない。きっとそのうちに私もアンクルトリスみたいにハゲ頭になるだろう、私のモデルはアンクルトリスなのです。 (巻末エッセイ 柳原良平「私はアンクルトリス」より) 「人間」らしくやりたいナ――昭和三三年、柳原良平、開高健、山口瞳、そして酒井睦雄が生み出したアンクルトリス。サントリーの前身・寿屋宣伝部で、数多くの伝説的広告を作り上げた熱く賑やかな日々を描く。多彩な人物のエピソードから広告論、イラストレーション論まで。イラスト37点収録。 〈特別寄稿〉佐治信忠〈巻末エッセイ〉山口瞳
  • アンダスタンド・メイビー(上)

    アンダスタンド・メイビー

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻775~796円 (税込)
    中三の春、少女は切ない初恋と未来への夢と出会った。それは愛と破壊の世界への入り口だった――。恋愛小説の枠を超えた、恋愛小説の最高傑作。著者デビュー10周年を飾る書き下ろし作品。
  • いい女

    いい女

    小説・文芸
    3.0
    1巻817円 (税込)
    平凡なままでは満たされない! 妻として母として一生懸命やっているのに、誰も認めてくれない――。結婚して以来、何よりも家庭を優先させてきた詩織だが、同窓会をきっかけに、女として生きようと決意する。高額エステ、仕事相手との不倫、初恋の男性との再会……。夢を実現させようとして、自らの中に閉じこめていた「女」を開花させていく一人の女性の挑戦と変貌をリアルに描く問題作。
  • イオニアの風

    イオニアの風

    小説・文芸
    -
    1巻1,012円 (税込)
    オリュンポスの神々の賭けにより、“魔物退治”に挑むことになった英雄の子テレマコスと美しき吟遊詩人ナウシカア。人類の命運を背負う二人が辿る波瀾の道行き、非力な人間の思いもかけない力、若き男女に芽生える恋の予感……。構想二十年余、ギリシア神話をベースに織り上げた、絢爛たる愛と冒険のタペストリー。
  • 異常探偵  苺さん殺人事件

    異常探偵  苺さん殺人事件

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    スーパーのレジ打ち主婦とへっぽこ美青年の捜査劇!? ある夜、禁忌の性癖を抱えた女性「苺さん」の遺体が発見された。警察は自殺と処理する中、異常事件専門のプロ(?)達が動き出す。被害者、犯人、追っ手もみんな〝異端者〟で……笑いと背徳の先に、優しく涙が胸を打つ、新しい探偵物語。『異常探偵 宇宙船』より改題。短篇「街のお墓」収録。 「無職ということですか?」 「無職? バカな。無職の少年探偵なんて居ないでしょ? 少年探偵なんだから、仕事は少年探偵ですよ。だから無職じゃないでしょ?」 (本文より)
  • いつもいいことさがし 小児科医がみた子どもたち

    いつもいいことさがし 小児科医がみた子どもたち

    小説・文芸
    3.0
    1巻838円 (税込)
    小児科医であり俳人でもある著者が、悲喜こもごもの体験から人間の強さや優しさについて語る。温かい眼差しで子どもたちを見守る感動のエッセイ集。
  • 愛しいひとにさよならを言う

    愛しいひとにさよならを言う

    小説・文芸
    3.9
    1巻814円 (税込)
    生まれたときから父親はいない。絵画修復家の母と、近所に住む母の年上の友人・ユキさんに育てられた。幼い日のわたしは、わたしたち3人が家族だと知っていた。家族という言葉は知らなかったのに。わたしは愛に飢えることもなく、3人のしあわせな日々がいつまでも続くと信じて疑わなかった。あの日がくるまでは―――。18歳の少女が辿ってきた様々な出会いと別れを描く、切なくも瑞々しく心ふるえる長篇小説。日本経済新聞〈目利きが選ぶ今週の3冊〉で☆☆☆☆☆の名作、待望の電子書籍化。
  • 新版 犬が星見た ロシア旅行

    犬が星見た ロシア旅行

    小説・文芸
    3.7
    1巻990円 (税込)
    生涯最後の旅と予感している夫・武田泰淳とその親友、竹内好とのロシア旅行。星に驚く犬のような心と天真爛漫な目を以て、旅中の出来事、風物、そして二人の文学者の旅の肖像を、克明に、伸びやかに綴った紀行。読売文学賞受賞作。巻末に竹内好「交友四十年」を収録する。
  • 犬の報酬

    犬の報酬

    小説・文芸
    3.7
    1巻946円 (税込)
    ――社内で自分を見る目が変わったと思う。陰口も耳に入ってきた。 「今時土下座なんかあり得ない」「典型的な社畜」「出世のためなら何でもやるのかよ」 そう、会社のためなら何でもやる。 大手メーカー・タチ自動車は自動運転実験中に衝突事故を起こす。警察は発表しなかったが、数日後、この事故の記事が東日新聞に掲載される。情報はどこから漏れたのか? 総務課係長の伊佐美を中心に「犯人探し」のチームが発足するが……。新聞記者、内部告発者、そして「社畜」。それぞれの正義が交錯する、圧巻の経済小説。
  • 今も未来も変わらない

    今も未来も変わらない

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    星子は40代のシングルマザー。職業は(あまり売れていない)小説家。 大学受験を控えた娘を見守る日々、娯楽好きの親友と楽しむカラオケやスーパー銭湯、忘れた頃に姿を見せる元夫、 そして20代の男との間には恋が芽生えて! 誰もが知っているあの歌や、たくさんの笑いをちりばめて 大人のふつうの毎日が、幸せに一歩近づく物語
  • イモータル

    イモータル

    小説・文芸
    3.8
    1巻902円 (税込)
    インドで消息を絶った兄が残した「智慧の書」。不思議な力を放つその書に導かれ、隆は自らもインドへと旅立った……。ウパニシャッドからショーペンハウアー、そして現代へ。ムガル帝国の皇子や革命期フランスの学者が時空を超えて結実させた哲学の神髄に迫る、壮大な物語。『不滅の書』を改題。
  • 色ざんげ

    色ざんげ

    小説・文芸
    3.7
    1巻754円 (税込)
    処女をうばわれた十五の春。置屋に売られた十六歳の朝。運命の男との出会い、世を沸かせたあの殺傷事件。出所後、つかの間の幸せ。そして今――伝説の“悪女”阿部定の恋の軌跡を男たちの視点で描く。辻原登と丸谷才一、二人の読み巧者に絶賛された連作短篇小説集。
  • 言わなければよかったのに日記

    言わなければよかったのに日記

    小説・文芸
    4.0
    1巻814円 (税込)
    小説『楢山節考』で異色の文壇デビューを果たした著者が、正宗白鳥、武田泰淳、井伏鱒二ら、畏敬する作家たちとの奇妙でおかしな交流を綴る抱腹絶倒の文壇登場日記。他に「思い出の記」「十五のポルカ」を収める。
  • 嘘ばっか 新釈・世界おとぎ話

    嘘ばっか 新釈・世界おとぎ話

    小説・文芸
    3.7
    1巻748円 (税込)
    自己プロデュースに長けた野心的なシンデレラ、きりぎりすの奏でる音色に心動かされるあり、おじいさんのこぶを愛するおばあさん……。誰もが知っているおとぎ話が、佐野洋子一流のユーモアと毒がたっぷり加わって様変わり。面白くてちょっぴり怖い、二十六篇の絵入りパロディ集。 【目次】 シンデレラ/ありときりぎりす/浦島太郎/おおかみと七ひきの子やぎ/白雪姫/羽衣/くらげとさる/ヘンゼルとグレーテル/マッチ売りの少女/つるの恩がえし/マリアの子/こぶとりじいさん/花咲かじいさん/親指姫/ラプンツェル/かちかち山/ブレーメンの音楽隊/眠り姫/養老の滝/かえるの王さま/星のターラー/あほうどり/三びきの子ぶた/舌切りすずめ/ハーメルンの笛吹き/赤ずきん 「きれいごと」が嫌いな人 岸田今日子/「思い込み」を壊された 村田沙耶香
  • 歌・句・諺のはなし

    歌・句・諺のはなし

    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
    折口信夫が短歌、高浜虚子が俳句、柳田國男が諺について、子どもたちのために書き下ろした唯一無二の日本文学案内。アルス版「日本児童文庫」に児童文学者・瀬田貞二が『幼い子の文学』で推奨する、柳田「諺と謎々」(信濃教育会編『國文讀本』)を増補。 〈解説〉荒川洋治 【目次】 歌の話(折口信夫)/俳句の話(高浜虚子)/ことわざの話(柳田國男)/諺と謎々(柳田國男)
  • 宇田川心中

    宇田川心中

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,047円 (税込)
    愛とはつまるところ約束なのだ。それも再び逢うという、ただそれだけの約束なのだ――承久年間から幕末、現代へ、渋谷・道玄坂で出会った十七歳の男と女の愛の輪廻をたどる、時空を超えた再生の物語。
  • ウナノハテノガタ

    ウナノハテノガタ

    小説・文芸
    3.6
    1巻792円 (税込)
    〈螺旋プロジェクト〉、ついに文庫化! 「いいか、島でのこと、だれにも話してはいけない」 海の民の少年オトガイは、父から代々伝わる役目を引き継ぐ。 山の民の少女マダラコは、生贄の運命から逃れて山を下りる。 死を知らぬ海の民イソベリ、死を弔う山の民ヤマノベ。 二つが出会い、すべてが始まる原始の物語。 〈巻末座談会〉八作家が語る、〈螺旋プロジェクト〉のいままで 【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みができます】 ※〈螺旋プロジェクト〉とは―― 「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画 〈螺旋〉作品一覧 朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』 天野純希『もののふの国』 伊坂幸太郎『シーソーモンスター』 乾ルカ『コイコワレ』 大森兄弟『ウナノハテノガタ』(本作) 澤田瞳子『月人壮士』 薬丸岳『蒼色の大地』 吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
  • ウマし

    ウマし

    小説・文芸
    3.6
    1巻748円 (税込)
    ウマし、マズしと味わって、咀嚼し、ハマる、懐かしむ。 うなぎ、スナック菓子、エナジードリンク。チーズ、きのこ、マーマイト、山椒。あんこの甘さ、地ビールの苦み。 食の記憶、異文化の味。そして、卵へのただならぬ愛着。 「あたしは、カリフォルニアロールである」。 海をまたいだ往来の果て、母/妻/娘の役目をいよいよ終えて、詩人の言葉がほとばしる。 胃の腑をゆさぶる本能を賞味すべし。滋養あふるる偏愛のエッセイ。
  • 海のふた

    海のふた

    小説・文芸
    4.2
    1巻704円 (税込)
    ふるさと西伊豆の小さな町は、海も山も人も寂れてしまっていた。実家に帰った私は、ささやかな夢と故郷への想いを胸に、大好きなかき氷の店を始めることにした。大切な人を亡くしたばかりのはじめちゃんと一緒に……。自分らしく生きる道を探す女の子たちの夏。版画家・名嘉睦稔の挿画26点を収録。
  • エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ

    エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ

    小説・文芸
    3.7
    1巻858円 (税込)
    言葉の選び方、書き出しの心得、起承転結の「転」を利かし、書き手の「ええーっ」を読み手の「へえーっ」に換える極意とは? しなやかに感じて、したたかに描く奥義を伝授。エッセイ道30年の岸本んが、スマホ時代の文章術を明かします。単行本『エッセイ脳 800字から始まる文章読本』を改題。待望の文庫化。 第一章 テーマは連想の始動装置―「私」と「公共」の往復運動 第二章 頭にはたらきかける文、感覚にはたらきかける文―無意識を意識する 第三章 リスク回避と情報開示―「自分は他者でない」宿命を超えて 第四章 文を制御するマインド―「筆に随う」はエッセイにあらず 終章 ひとたび脳を離れたら
  • 絵葉書のように

    絵葉書のように

    小説・文芸
    4.7
    1巻858円 (税込)
    『単行本未収録エッセイ集 あの頃』から、「武田泰淳との思い出」「歩く」「食べる」、三つのジャンルのエッセイを厳選。夫亡き後の長い時間のなかでゆっくりと発酵した夫や友人たちへの思い、街を歩き、見たもの、食べたもの、感じたことをそのまま、はっとするような文章で切り取ったエッセイ集。
  • エリカ

    エリカ

    小説・文芸
    3.6
    1巻792円 (税込)
    急逝した親友の告別式の夜、その不倫相手と二人で飲んだのをきっかけに、エリカはいつしか彼との恋愛にのめり込んでいく。逢瀬を重ねていった先には何が……。 高ぶるほど空虚、充たされるほど孤独。現代の愛の不毛に迫る長篇。
  • 炎冠 警視庁捜査一課七係・吉崎詩織

    炎冠 警視庁捜査一課七係・吉崎詩織

    小説・文芸
    3.0
    1巻924円 (税込)
    警察小説界、大激震!  驚愕の新人ここに現る。 2019年、夏。渋谷ハチ公像の目の前で、女性が爆死する異常な殺人事件が発生した。被害者の頭部には時限爆弾。指定されたコースを走り、時間内に目的地に辿りつかなければ、爆破するように設定されていた。陸上経験者である刑事・吉崎詩織は特捜の一員として事件を追う。 だが犯人の魔の手は、東京五輪マラソン代表候補であり、かつて詩織のライバルであった樋口舞子の元に迫る――。 警察の威信にかけて異常事件を食い止めろ。 空前のスケールで放つ警察小説!
  • エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ

    エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,034円 (税込)
    『となりのトトロ』から『思い出のマーニー』まで。アニメーターとして、スタジオジブリの作品を支えた著者・舘野仁美による回顧録。 記憶の中にある宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサー、そして高畑勲監督、スタッフたちとのエピソードをつづる――。 文庫化にあたり、著者の新たな挑戦を書いた近況報告を収録。 〈序文〉鈴木敏夫〈解説〉万城目学
  • AIに、恋の仕方を聞いてみた

    AIに、恋の仕方を聞いてみた

    小説・文芸
    4.5
    1巻858円 (税込)
    「自動告白機みたいなのがありさえすれば」 『自動失恋慰め機の開発も待たれるな』 陸上部のエースに学園祭で告白したい浩太は、AI端末と夜な夜な計画を練る。一方、さくらは幼なじみの家に自分のコピー人格AIを送り込み、恋愛シミュレーションを図るが……。計算では万全なはずだったのに、現実の壁はあくまでも高い。AIがほんのり照らす不器用な主人公たちの未来。 『それをAIと呼ぶのは無理がある』改題
  • おいしい給食 Road to イカメシ

    おいしい給食

    小説・文芸
    5.0
    1巻836円 (税込)
    一九八九年函館。 数学教師の甘利田幸男は《給食道》におけるライバルと戦っていた。彼の名は粒来ケン。教室のストーブを駆使し、様々なアレンジを加える生徒だ。 甘利田と粒来は、忍川中を「給食完食」のモデル校とすべく乗り込んできた等々力町長に対峙する中で、新たな関係を築くことに。 そしてついに念願の「イカメシ」給食に出会い――!? 我食らう、ゆえに我あり! 空前絶後の給食スペクタクルコメディ。
  • おいしい給食 チリコンカンと北の友達

    おいしい給食

    小説・文芸
    3.8
    1巻814円 (税込)
    市原隼人主演、大人気ドラマ原作本! 給食マニアの教師・甘利田幸男が北海道函館の中学校に異動して1年。ここでもほとばしる給食愛を隠している(と本人だけは思っていた)甘利田の前に、新たな《給食道》を歩むライバルが現れた!? その男子生徒の名は粒来ケン。 北の地オリジナルの献立、カニメシやカレースープなどに囲まれ、二人の熾烈なバトルが幕を開ける――!
  • おいしい給食

    おいしい給食

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    映画化決定! 市原隼人主演で人気の笑って泣ける学園グルメエンタメ! ハンサムだが無愛想な数学教師・甘利田幸男。彼の唯一の楽しみは「給食」だ。鯨の竜田揚げ、ミルメーク、冷凍ミカン、ソフトメン――。構成を見極めバランス良く味わう甘利田に対し、彼を挑発するように斬新な方法で給食を食す生徒が現れた。甘利田はその生徒・神野をライバル視し勝手に勝負を仕掛けるが……。
  • おいしい給食 餃子とわかめと好敵手

    おいしい給食 餃子とわかめと好敵手

    小説・文芸
    4.3
    1巻770円 (税込)
    給食に命をかける数学教師・甘利田幸男。新たな中学に赴任して二年、今日の献立「わかめご飯」と「揚げ餃子」を食べ終えた甘利田の前に、ひとりの転校生が現れる。それは前任校での因縁の相手――甘利田よりアクロバティックかつ自由奔放に給食を楽しむ生徒・神野ゴウ!? 「奴との闘いは、まだ続くのか」 市原隼人主演の人気ドラマseason2原作本!
  • おいしい給食 卒業

    おいしい給食 卒業

    小説・文芸
    4.0
    1巻726円 (税込)
    80年代の中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田幸男と生徒・神野ゴウの「どちらが給食をおいしく食べるか」という闘いは、神野の卒業で完結するかに思われた。だがその前に大きな試練が!? 甘利田を憎む教育委員の鏑木が、学校給食にあることを仕掛けてきたのだ。二人は卒業まで給食を完食することができるのか?  そして《最後の晩餐》での勝者はどっちだ!? 史上最高の給食バトル原作本!
  • おいしい給食 炎の修学旅行

    おいしい給食 炎の修学旅行

    小説・文芸
    -
    1巻946円 (税込)
    市原隼人主演の給食スペクタクルコメディ! 劇場版第4弾! 1990年、函館の中学校で相変わらず「給食愛」を貫く数学教師の甘利田幸男は、担当する三年生とともに修学旅行に行くことに。 舞台は青森、岩手。 ――そう、せんべい汁にわんこ蕎麦というご当地料理が食べられる! ライバルの粒来ケンとともに、期待に胸を膨らませる甘利田だったが、旅行先で思わぬ人物と再会を果たすことになり……?
  • 黄金夜界

    黄金夜界

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    僕は傷ついている。その傷に、僕自身でさえさわりたくない――許婚者・美也に裏切られ、一夜にして全てを失った東大生・貫一。愛に絶望し、金の悪鬼となった彼のもとへ突然、資産家との結婚を選んだ美也が舞い戻る。虚無を抱えた二人の再会は、悲劇か、喜劇か。尾崎紅葉『金色夜叉』を平成に甦らせた、橋本治最後の長篇小説。〈解説〉橋爪大三郎
  • 大阪弁おもしろ草子

    大阪弁おもしろ草子

    小説・文芸
    3.0
    1巻880円 (税込)
    時代とともに標準語風に変容していくものの、大阪弁の精神には、なお不変の表情がある。「そこそこやな」「ぼつぼついこか」……。こうした言葉が人生のキャリアを積んだオトナの口からこぼれるとき、大阪弁はより生彩を帯び、迫力を増す。味わい深い大阪弁を通して、上方文化を考察する好エッセイ。〈解説〉國村 隼
  • 大阪弁ちゃらんぽらん 〈新装版〉

    大阪弁ちゃらんぽらん 〈新装版〉

    小説・文芸
    3.0
    1巻880円 (税込)
    「ああしんど」「あかん」「わやや」……。大阪弁独特のこうした言い回しのなかには、大阪人のどんな真情がひそんでいるのか。千年もの間、磨き抜かれた社交技術の粋ともいえる京の言語文化と、三百年の伝統ある商都の知恵を併せ持つ大阪弁。その魅力と、大阪弁を育んだ精神風土を明らかにするエッセイ。〈解説〉長川千佳子
  • おじさんはどう生きるか

    おじさんはどう生きるか

    小説・文芸
    3.6
    1巻836円 (税込)
    ピンチばかりの毎日に。 夫婦の冷戦、うす毛問題、時代とのズレ…… 迷える日常が楽しく化けるマナー考! ジェーン・スーさんとのナルホド対談収録 サインペンで胸毛を書いた10代。 バンド活動に苦心した20代。 おしっこをちびるようになった30代。 そして、生まれて初めて 母にプレゼントを贈った60代――  何度もの赤っ恥体験の末、今こそ綴る “意地を張らずに生きる” ヒント
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

    『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

    小説・文芸
    4.2
    1巻748円 (税込)
    ある晩、夫が急死。これで嫁を卒業できると思いきや、舅姑や謎の女が思惑を抱えて次々押し寄せる。“愛人”への送金、墓問題、介護の重圧……がんじがらめな夏葉子の日々を変えたのは、意外な人物と姻族関係終了届!? 婚姻の枷に苦しむすべての人に贈る、人生逆転小説。『嫁をやめる日』を改題。 さだまさし氏 熟読&痛感! 「人生の荷物が多ければ多いほど、この本は笑えて泣けて、ホッとする。」 夫が亡くなった時点で、自分は誰の妻でもなくなり、晴れて自由の身だと思っていた。 だが、どうやら違うらしい。今もこれからも「高瀬家の嫁」なのだ。それも、夫が生きていた頃より、もっとずっと明確に。 (本文より)
  • 男だけの世界

    男だけの世界

    小説・文芸
    -
    1巻512円 (税込)
    勝者敗者を問わず、女とは別の世界で燃えつきてゆく男たちの、女にはうかがい知れぬ情念を鮮烈に描く。「第三演出室」ほか五篇。〈解説〉今野勉
  • 大人になったら、

    大人になったら、

    小説・文芸
    3.9
    1巻858円 (税込)
    三十五歳の誕生日を迎えたメイ。「いつから彼氏いないんですか?」「何が目標なんですか?」――失礼な後輩に憤慨しつつも、カフェの副店長として働く日々はそれなりに充実している。毎日同じメニューを頼むお客さんも、そんな日常の一部だったのだけど……。久しぶりの恋に戸惑う、大人になりきれない私たちの恋愛小説。〈解説〉渡辺雄介
  • 踊る星座

    踊る星座

    小説・文芸
    3.0
    1巻792円 (税込)
    ダンス用品会社で働くセールスレディのわたしは、ヘンな顧客、重たい家族、痴情の縺れた上司に次々絡まれ、ぶちギレ寸前。今すぐここから逃げ出したい! 泥々に疲れた一日はしかし、幼き日の記憶と結ばれ、生の切なさと可笑しみ溢れる星座を描く――踊り出したら止まらない“笑劇”の連作短編集。〈解説〉小山田浩子
  • おはん・風の音

    おはん・風の音

    小説・文芸
    5.0
    1巻691円 (税込)
    妻と愛人、二人の女に惹かれる一人の男。人を愛することの悲しさと難しさ、そこに営まれる情痴の哀愁を美しい上方言葉で描く、昭和文学の古典的名作「おはん」に、女の献身的愛の極致を優艶な文体で浮き彫りにし、人生の深淵を覗き見る「風の音」を併録。
  • おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are

    おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are

    小説・文芸
    3.8
    1巻704円 (税込)
    追いつめられた現代人のもとへ、おばちゃん(幽霊)たちが一肌脱ぎにやってくる。失業中の男に牡丹灯籠を売りつけるセールスレディ、 シングルマザーを助ける子育て幽霊、のどかに暮らす八百屋お七や皿屋敷のお菊……そして、彼女たちをヘッドハントする謎の会 社員・汀。嫉妬や怨念こそが、あなたを救う!? 胸の中のもやもやが成仏する愉快な怪談集。

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