あさのあつこの作品一覧
「あさのあつこ」の「バッテリー(カドカワデジタルコミックス)」「NO.6 [ナンバーシックス]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「あさのあつこ」の「バッテリー(カドカワデジタルコミックス)」「NO.6 [ナンバーシックス]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
青山学院大学文学部卒。『ほたる館物語』でデビュー。『バッテリー』で1997年に野間児童文芸賞を受賞し、『バッテリー2』で1999年に日本児童文学者協会賞を受賞。『バッテリー』全6巻で2005年に小学館児童出版文化賞を受賞。『テレパシー少女「蘭」事件ノート』がTVアニメ化された。その他作品に『たまゆら』、『スポットライトをぼくらに』、『時空ハンターYUKI』などがある。
Posted by ブクログ
ミステリーでした。
謎解きの面白さを、本シリーズでこんなに味わうとは思いませんでした。
もし私が犯人だったら「お役人はどの時点で私が怪しいと思ったのです?」と確かめたくなりますね。
すると、おそらく木暮殿はファーストコンタクトのある一点を指し示すことでしょう。恐れ入りました!と言う感じです。
本作は遠野屋ではなく、木暮殿のルーツに関わる展開。シリーズでの意味合いも大きいものです。
剣戟が少ない、と言うより、無いぞ、と思っていたら、それなりに準備されていました。しかし、こう言う付き合わされ方をする周囲の人々は、たいへんですなぁ。本人たちはそれが癖になり、納得づくではあるのでしょうけれど。
書名の
Posted by ブクログ
初出2022〜23年「小説宝石」 シリーズ第12作目
遠野屋の紅の原料である紅花餅を積んだ舟が行方不明になった。
路地で殺されていた町人が実は武士だった。
第8作『鬼を待つ』で遠野屋を飲み込もうとしていた八代屋の姪で、第9作で遠野屋の押しかけ女中になっていた”おちや”が誘拐された。
これらの事件がつながって、八代屋の跡継ぎが遠野屋を潰そうとした陰謀だったことが分かるが、手を貸したのが浦賀奉行の与力だけではなく、運送を任せている川田屋、こともあろうに嵯波藩の江戸家老がかかわっていた。今回は同心の木暮が大活躍だったが、一切表沙汰にならずに、清之助が釘を刺すだけで終わるが、最後に次の困難が示唆され