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Posted by ブクログ
久しぶりに 弥勒シリーズ読みました。
今回は なんと木暮進次郎がいなくなる。
それだけではなく 伊佐治が大番屋に引っ張られる。
そこに 遠野屋の清之介が現れる。
伊佐治の家族は みな心配している。
遠野屋も いろんな伝手を頼って 伊佐治の解き放ちに努める。
手に小さな火傷のあとのある男が 次々に殺される。
清之助の故郷から まれ吉という男がやってくる。
手品の名人
からの箱からうさぎを出して見せる。
それをみて 清之助は気づく
誰もいなくなった 見張りのついた 木暮の家
さて なぜ進次郎が狙われたのか
姿を隠さなくてはいけなかったのか?
乳飲み子おこまは 遠野屋で すくすく育っている。
伊佐治が遠野屋にいう。
おこまちゃんが嫁入りの時には
よくぞここまで って旦那を褒めさせていただきますよ。あっしも 花嫁姿見るまでは 頑張らなくっちゃ!
遠野屋の心にも伊佐治の心にも 明るい灯が見えた言葉
重苦しい話しが だんだん解き明かされていきます。
解き明かされると 急に現実的な気分に戻りました。
弥勒シリーズは 相変わらず ビターチョコレートみたいな作品です。
Posted by ブクログ
「序」のスピード感。お見事でした。一気に引き込まれました。そのスピード感のまま、一気に読み切りました。
一ページごとにぐいぐい引き込まれていく感じです。
信次郎が不在の分、ヒリヒリする感じとか、ン?と思って遡って読み直すとか、そういうことが少なかったこともスピード感に関係あったかな。
そして、梅屋の雰囲気がとてもステキで、梅屋だけで純粋に人情物語一冊は行けそうだと思うのです。この一家のやりとりを読んでいると、涙が落ちそうになる。
それから、「おこま」の話す言葉をはじめとして、遠野屋の中の描写が泣けてくるなあ。
梅屋も遠野屋もよい雰囲気が流れているということは、きっとそれだけ信次郎が異質の存在だということの証明なんでしょう。
いつにもまして気力が満ちている伊佐治親分、苛立ちもし腹立たしくもあるのに楽しんでいる清之介。そうみると、二人もすっかり毒されたものだと思う。
途中で現れた彼女は、今後の特異な活躍を期待したのだけれど、叶いませんでした。面白いキャラクターだと思ったのですが。
12冊目にいつ取り掛かりましょうか。
すぐに読むのはちょっともったいない気持ちでいます。
Posted by ブクログ
弥勒シリーズ11冊目。後ろの解説で過去の内容を1冊ずつ簡略化して説明があったので、懐かしく思い出す。
今回は冒頭から木暮同心が失踪し、岡っ引きの伊佐治が大番屋に引っ張られるという波乱の展開。清之介は伝手を頼って伊佐治を釈放させるが、二人とも理由が分からず。伊佐治は過去を振り返り、幾つかの事件を追い始める。二人の細い糸を繋ぎ合わせ、何とか不明ながらも本筋に近づいてくる。
あっという場所に潜伏していた木暮同心に会えたのは最後の六章。怒涛の謎解きが始まる。
清之介の推測も含めて全てが解明されるが、最後の解決は幕閣も絡むので有耶無耶に・・
あさのさんの作品は青春物も含めて、心理描写、心象風景が非常に多い。印象として3割ぐらい。このシリーズは死体が幾つも出てくるので、非常に暗く感じる。今作では「鴉」が、その象徴として何度も出てくる。
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