【感想・ネタバレ】乱鴉(らんあ)の空のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

信次郎がいなくなり、伊佐治も捕らわれるという
不穏な始まりから引き込まれました。

鴉のエピソード、切ない。
清之介と私の好きな伊佐治との、信次郎捜索は
信次郎がいないので、ヒリヒリしていなくて読みやすい。

でも…やはり信次郎がいないと、物足りない。
最後は、金や政治の話が出てきて、
何だか現代社会と重ねて読んでしまった…。

この弥勒シリーズ、かなり間が空いたけれど
読み始めると一気に物語の中に入り込めて
やっぱり好きだなぁと実感しました。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

キーワードは金。人の世というのは、ルールこそあれど、金で融通が効くようになる。ジョジョのストーンオーシャンみたいな場面がちょいちょいあった笑

小暮家、遠野屋、梅屋、それぞれの屋敷にいる登場人物が勢揃いで内容が濃かった。ただ、話の内容が政にも発展していて、難しい。

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2023年10月08日

Posted by ブクログ

伊佐治が大番屋に連れて行かれるところから物語らはまじまる。
同時に木暮さまが行方不明になる。
何がどうなってるのかまるでわからず、物語に引き込まれる。
木暮様とは違った剣呑さの、平倉が登場してますます気になる展開へ。
ラストはちょっと尻つぼみな気がするけど、それはそれでよし。

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2023年09月16日

Posted by ブクログ

弥勒シリーズ11冊目。後ろの解説で過去の内容を1冊ずつ簡略化して説明があったので、懐かしく思い出す。
今回は冒頭から木暮同心が失踪し、岡っ引きの伊佐治が大番屋に引っ張られるという波乱の展開。清之介は伝手を頼って伊佐治を釈放させるが、二人とも理由が分からず。伊佐治は過去を振り返り、幾つかの事件を追い始める。二人の細い糸を繋ぎ合わせ、何とか不明ながらも本筋に近づいてくる。
あっという場所に潜伏していた木暮同心に会えたのは最後の六章。怒涛の謎解きが始まる。
清之介の推測も含めて全てが解明されるが、最後の解決は幕閣も絡むので有耶無耶に・・
あさのさんの作品は青春物も含めて、心理描写、心象風景が非常に多い。印象として3割ぐらい。このシリーズは死体が幾つも出てくるので、非常に暗く感じる。今作では「鴉」が、その象徴として何度も出てくる。

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2023年09月15日

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ネタバレ

「木暮信次郎が居ない」勿論今までに無いスタートと展開、解らない事がしっかり?と伏線になっている事に違いはない、前半懐古から糸口を見つけようとする流れが良くも悪くも少しヤキモキ、しかし二人揃うと流石に人気の弥勒シリーズというべき展開が広がる、後半の醍醐味や展開の早さ伏線の回収は自作を楽しみになること間違い無し!また清之介が前半義母に投げかけられる大きな課題もこれからの展開が楽しみとなる!

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2023年11月15日

Posted by ブクログ

久しぶりの「弥勒」シリーズ、ということで、気負って飲み始めた。いつも通りのスピィーディな展開に、ハラハラしながら読み進めたが、話が大きくなり過ぎて、最後は消化不足のような感じがした。1冊には収まらない内容だった、ように思う。

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2023年09月24日

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木暮信次郎が雲隠れし、岡引きの伊佐治が大番屋に連れて行かれる所から始まり、乱鴉の空「鴉の群れか激しく鳴き交わしながら、西へと飛び去って行く。紅い空に幾つもの黒い影が飛び、乱れ、蠢き、次第に遠く消えていった。鳴き声だけが尾を引いて、残る。」で終わる、
黒い影は、信次郎が巻き込まれた事件を、鳴き声は事件の影響や残滓を指しているのだろうか?
次巻以降どの様な影響が出てくるのか楽しみ。

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2023年09月24日

Posted by ブクログ

木暮信次郎が姿を消した…遠野屋・清之介と岡っ引き・伊佐治が信次郎に何があったのか、行方はと捜索する中で次々と人が死に謎が益々深まっていく…

信次郎が好きです!信次郎推しなんです!!
信次郎がいないと謎が解けない(๑•́ ₃ •̀๑)
遠野屋と親分も好きだけど…くそ憎ったらしい信次郎がいないまま後半まで続くってイヤ!

ただイヤなだけで☆が減りました( ̄▽ ̄)

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2023年09月22日

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