無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
山繭から作られる鶯色の帯
普通の蚕より 大きな繭で 量産はできない
この帯が 亡くなった遠野屋の番頭
火事で焼けたあとで見つかった若い女の遺体
浮世絵で描かれた女
阿波屋のお芳という女房
いろんな人を繋げていく。
お芳は 遠野屋で開かれた小間物や着物 帯などには 関心を示さない
なりは女だけど 心は男
死んだ娘とは 深い関係があった。
山繭の帯は 東北の羽馬藩で作られていた。
羽馬藩の出のものが 事件に関わっていた。
そしてお芳は 問題をもみ消す殺し屋の役目があった。
遠野屋にも 襲いかかる。
貧しい災害ばかり起こる東北の藩に
野蚕からとった 太い絹糸で織った帯が産まれていた。
お芳の最後も 潔いいより哀れな感じがします。
遠野屋に怪我をさせる女の本気
その傷口から 毒を吸い出して消毒する小暮進次郎
ちゃんと本質的に 遠野屋を大事に思っていて
ほっとしますね。
Posted by ブクログ
本シリーズで、純粋にミステリーとして楽しんだ感覚が大きかったように思う。これまでは信次郎の毒の強さにひりひりとしながら読んでいた。彼の毒がどのように周囲の人にまわっていくのか、浸潤という言葉が似合うような、毒の回り方にひりひりとしながら読んできたが、今作では、彼の毒も八方に撒き散らされたわけでもないように思った。読者として不快に思うことがなかった。怪しいと思われる登場人物に焦点化した毒、これまでと少し違うような。そのせいか、清之介が謎に向かって積極的に動いたようにも思う。まぁ、番頭の死が絡んでいるのだから、店の主として関わらざるを得ないのかもしれないが、それでも、これまでになく事件への関わりが積極的であったような。
遠野屋の商いも上手く進んでいるので、破綻をきたさないように予防の意味もあったのか。
終末の味わいは、そうですね、宮部みゆき・京極夏彦のテイストもちょっと感じそう。
これまでは、求めていないのに、そう、仇敵という言葉が似合うのに関わってしまう二人だったのが、今作では、互いに求めあっていることを感じさせるような。そこが、これまでとは違う読み易さを感じさせたのかもしれない。
これまで、信次郎はそのキャラクターの強烈さから私自身の胸の内で映像化が拒否されていたが、今作、なんとなく映像化も可となるような、そんな信次郎の柔らかさを感じたのでした。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
少女・女性マンガ
小説・文芸
小説・文芸