火群のごとく

火群のごとく

649円 (税込)

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山河豊かな小舞(おまい)藩、父代わりの兄を何者かに殺された林弥(りんや)は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・透馬との出会いから運命が動きだす。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込み……。身分や立場の差を超えてつながる少年剣士の成長に清々しい風が吹く、著者の新たな代表作。

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小舞藩シリーズ のシリーズ作品

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  • 火群のごとく
    649円 (税込)
    山河豊かな小舞(おまい)藩、父代わりの兄を何者かに殺された林弥(りんや)は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・透馬との出会いから運命が動きだす。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込み……。身分や立場の差を超えてつながる少年剣士の成長に清々しい風が吹く、著者の新たな代表作。
  • 飛雲のごとく
    781円 (税込)
    少年剣士の清々しい友情と成長を描く、あさのあつこの新たな代表作。 “小舞(おまい)藩”シリーズ、第二弾! 第一弾「火群(ほむら)のごとく」から4年。 16歳になった林弥は無事に元服の儀を済ませ、名実ともに新里家にとっての当主となる。 義姉の七緒に密かな想いを募らせる林弥だが、真実を告げることはできず、 また理不尽な兄の死の真相も、いまだ掴めずにいた。 そんななか、江戸に出ていた透馬が、樫井家を継ぐために小舞藩へと戻ってくる。 ふたたび政争に巻き込まれようとする透馬は、家臣として林弥を重用することを決意するが……。 山河豊かな小舞藩を舞台に繰り広げられる、傑作青春時代小説。 解説・杉江松恋 ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 舞風のごとく
    880円 (税込)
    理想と現実のはざまで青年は成長する――好評シリーズ第三弾! 少年剣士たちの友情と成長を描く青春時代小説シリーズ。 小舞六万石が大火に見舞われた。山河豊かで災害も少ない土地で、城下の半分に迫る町が焼け落ちたことで、人々は混乱に陥る。 筆頭家老の後嗣である樫井透馬は、執政会議で一刻も早く救済策を講じることを主張するが、前例主義に凝り固まった藩の上層部は有効な策を講じることができない。 苛立ちが募る透馬は、少年の頃から剣を通じて身分を超えた友情をはぐくみ、今は側近として取り立てている新里正近、山坂半四郎と共に人々の救済に乗り出す。 一方で透馬たちが独自に動くうち、この大火事がただの失火ではないのではないか、という疑いが芽生える。 さらに藩政の主導権を巡る政争も巻き起こり……。 『火群のごとく』『飛雲のごとく』に続く第三弾にして、感動の完結篇! 文庫解説・細谷正充 ※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

火群のごとく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年06月30日

    林弥、透馬、和次郎、源吾それぞれ真っ直ぐで個性ある若者たちの成長物語。「蝉しぐれ」に似てたって良いじゃないか。引き続き「飛雲のごとく」に突入。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月15日

    剣に心を奪われる林弥の子どもっぽさの残る心情と複雑な現実の中で知らず知らず成長していく姿が読んでいて楽しかったです。最後少し駆け足のように感じましたが、続編があることを知り、近いうちに読もうと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2014年11月03日

    あさのあつこの時代小説、久々に読んだ。背景や設定が違っても、少年の描写の上手さはどの作品でも変わらない。

    少年の間は身分や家柄にとらわれずにいられても、いずれ別々の道に進んでいく。揺れ動く林弥の感性が瑞々しいと思った。ラストは衝撃。やるせない気持ちになったけど、読後感は悪くない。

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月31日

    年の離れた兄を失い、元服前に当主を継いだ林弥。友らと共に剣術に勉学に遊びに忙しく過ごしている。藩の実権を握ろうとする争いに巻き込まれてしまった彼等は彼らなりの道を進もうとする。悲しみや恨みではない何かを求めて。

    男の子って仲間がいると頑張れるのかな

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月21日

    少年と言って良い年頃の4人。人それぞれの生き方があるが、主人公、仲間、突然飛び込んで来た、亡き兄の弟子。剣の技に魅せられて、それを機会に道場の兄弟子に、果敢に挑んでいく。知らぬうちに強くなっていく。居候となった、亡き兄の弟子に、剣を教わり精進していく。ただひたすらに、真っ直ぐ。襲われて、思わず刀を抜...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年06月08日

    2015/6/9
    途中まで読んで結構長期間ほったらかし。
    なんかねーあんまりねー
    どっかで聞いたことあるエピソードが寄せ集められてきた感じ。
    簡単に人が死んだり裏切り者だったりするから安心して入り込めず、それをぶち破るほど魅力的な人もおらず、なんか中途半端。
    ご褒美ないのに罰ばっかり与えられた印象。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年03月01日

    少年剣士の友情と成長。

    あさのあつこ版蝉しぐれ? 全体的な印象は蝉しぐれだけど、話の筋はあまり近くなく、構成要素だけ。才能を見出されている剣士だったり、二人の友人だったり、お家騒動に巻き込まれていたり、誰が黒幕かわからないところだったり。でも林弥に透馬がいるのが、アクセントになっている。

    青春の...続きを読む

    0

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