感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年06月30日
林弥、透馬、和次郎、源吾それぞれ真っ直ぐで個性ある若者たちの成長物語。「蝉しぐれ」に似てたって良いじゃないか。引き続き「飛雲のごとく」に突入。
Posted by ブクログ 2022年09月15日
剣に心を奪われる林弥の子どもっぽさの残る心情と複雑な現実の中で知らず知らず成長していく姿が読んでいて楽しかったです。最後少し駆け足のように感じましたが、続編があることを知り、近いうちに読もうと思います。
Posted by ブクログ 2014年11月03日
あさのあつこの時代小説、久々に読んだ。背景や設定が違っても、少年の描写の上手さはどの作品でも変わらない。
少年の間は身分や家柄にとらわれずにいられても、いずれ別々の道に進んでいく。揺れ動く林弥の感性が瑞々しいと思った。ラストは衝撃。やるせない気持ちになったけど、読後感は悪くない。
Posted by ブクログ 2013年07月31日
年の離れた兄を失い、元服前に当主を継いだ林弥。友らと共に剣術に勉学に遊びに忙しく過ごしている。藩の実権を握ろうとする争いに巻き込まれてしまった彼等は彼らなりの道を進もうとする。悲しみや恨みではない何かを求めて。
男の子って仲間がいると頑張れるのかな
Posted by ブクログ 2015年06月08日
2015/6/9
途中まで読んで結構長期間ほったらかし。
なんかねーあんまりねー
どっかで聞いたことあるエピソードが寄せ集められてきた感じ。
簡単に人が死んだり裏切り者だったりするから安心して入り込めず、それをぶち破るほど魅力的な人もおらず、なんか中途半端。
ご褒美ないのに罰ばっかり与えられた印象。
Posted by ブクログ 2014年03月01日
少年剣士の友情と成長。
あさのあつこ版蝉しぐれ? 全体的な印象は蝉しぐれだけど、話の筋はあまり近くなく、構成要素だけ。才能を見出されている剣士だったり、二人の友人だったり、お家騒動に巻き込まれていたり、誰が黒幕かわからないところだったり。でも林弥に透馬がいるのが、アクセントになっている。
青春の...続きを読むひと時で話は終わっているから、この先が『蝉しぐれ』的展開になるのかと言われても困るけど。叶わぬ想いを抱き続けて、それをいつか昇華するというのなら、『蝉しぐれ』展開といえるかな……?
あさのあつこは、「今」しか語らない。彼らの将来を、藤沢周平を頼りに思い描いてみたり。
Posted by ブクログ 2013年07月21日
少年と言って良い年頃の4人。人それぞれの生き方があるが、主人公、仲間、突然飛び込んで来た、亡き兄の弟子。剣の技に魅せられて、それを機会に道場の兄弟子に、果敢に挑んでいく。知らぬうちに強くなっていく。居候となった、亡き兄の弟子に、剣を教わり精進していく。ただひたすらに、真っ直ぐ。襲われて、思わず刀を抜...続きを読むいてしまい、切ってしまう。亡き兄の死因、犯人を捜して、色々周りに影響を与えてしまう。真犯人は誰か?義理姉への切ない恋心。青春小説。