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Posted by ブクログ 2021年06月20日
解説で児玉清さんも仰ってるけど、キャラが立っていて、事件の真相よりも登場人物がどう考え、どう動くのかを見ていたくなる。
続きを一気に読んでしまいそうなので、ゆっくりじっくり読むように心掛けたい。
時代小説って、若い人よりある程度の年齢の人が読む印象があるけど、良いことも悪いことも楽しいことも嫌な...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月19日
満月の夜。
小間物屋・遠野屋の若おかみ、おりんが身を投げた。
死体検分に立ち会った、遠野屋主人、清之助の態度に、違和感を覚えた、同心、小暮信次郎。
ただの飛び込み事件と思われるが、清之助の態度が気になり、事件を追う。
信次郎の父親、右衛門の代からの岡っ引の伊佐治目線で、信次郎と清之助の丁々発止が...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月24日
作者の歴史物を読むのは本作が初めて。期待通りの完成度ではあったが、それを越えてくる衝撃はなかったというのが正直な感想。
同心・信次郎は破天荒で人としてはどうかと思えるが仕事への意欲は高く、頭のキレも良く、見ていて気持ちが良い。語り手の伊佐治も対照的に人がよく正直な人物でこのコンビはワクワクするシー...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月09日
尊敬する読書家の児玉清さんのオススメおもしろ時代小説。岡っ引きと同心の捕り物。ある日一人の女が飛び込み自殺し、その後、それを目撃した男が殺され。過去に何をしていたのか全く分からない自殺した女の旦那の遠野屋。岡っ引きと同心の軽妙な会話と遠野屋と同心の緊迫感のあるやりとりが面白く、終盤では、遠野屋の過去...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月20日
弥勒シリーズの最新刊「花下に舞う」が本屋の店頭を賑わしていたので、シリーズ第一作の本書を読んでみた。あさのあつこ初の時代小説だそうだが、そうは思えないほどの見事な筆致だった。作者の代表作である「バッテリー」と同様に、主要登場人物の心理描写が多くちょっとくどく感じられるが、それが読後に強い印象として残...続きを読む
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