あさのあつこのレビュー一覧

  • 弥勒(みろく)の月

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    信次郎と清之介の思いがクロスする。 あさのあつこさんの時代物。読みやすく後味がいい。
    面白かった、江戸の町を背景に、少し台詞などに現代感覚の残るところも馴染みやすく読みやすい。
    同心の信次郎と岡っ引きの伊佐治のコンビが事件担当、信次郎は父が亡くなった後、役目を引き継いではいるが、年相応の鬱屈した思いがある。
    伊佐治は生一本で世話好きで頼りがいのある人物だが、一人で勝手に生きているような信次郎を、もて余すこともあり彼を理解できない部分がある。
    しかし信次郎の勘の鋭さと変人ぶりに辟易しながらも、信頼して世話を焼かずにはいられない。


    最近結婚したばかりで、気立てのいい、小間物屋「遠野屋」のおかみ

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    2026年03月02日
  • 木練柿(こねりがき)

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    「弥勒の月」に続く二作目 「宵に咲く花」「木練柿」が特に情感にあふれ、三人の今が、過去につながる話に事件が絡んで面白い。
    「木練柿」はシリーズの核になる三人を巡る、4編の短編から成っている。

     「楓葉の客」
    「遠野屋」でかんざしを盗んだ娘を、手代の信三が見つける。彼女は糸屋「春日屋」の一人娘で、親にすすめられた縁談がいやで、歩いているうちについふらふらと店に来て手が出たのだという。一方若い男が殺される。それがまた、女中の知り合だった。
    これらが「遠野屋」に起きた事件の発端だった。

     「海石榴」の道
    「遠野屋」で清之介が始めようとした、今で言う着物から草履、小物までのコーディネイトをするとい

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    2026年03月02日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2

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    ネタバレ

    このあたりで、ネズミって紫苑から逃げられるかって葛藤してるんだ、もう長いこと悩んでてまだ決めきれずにいるんだ 沙布が紫苑への想いを独白するところ、重いな 切実で苦しくて ずっと沙布の紫苑への想いと、紫苑のネズミへの想いは照らされて書かれているけど、きっとそこに大きめの差異があるはずなのに未だ捉えきれずにいる

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    2026年02月23日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    再会を読んだので改めて再読
    再会とがっつり対比入っているので、ネズミと紫苑がどのように変化したのかきっちり考えながら読むのが楽しい

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    2026年02月20日
  • 野火、奔(はし)る

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    12巻まで読み終わり、面白い時代小説に出会えたと感じています!あさのあつこさんの作品は初めてでしたが、引き続き他の作品も読みたいと思います!

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    2026年02月17日
  • アーセナルにおいでよ

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    四人の起業のプロセスや背景に共感。読みやすくて面白いです。
    後半に起こる事件がやや急足だったけど、まとまりも良かったです。

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    2026年02月15日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    続きが気になりすぎる…
    まだこの物語の続きが読めるなんて嬉しい…

    頑張りすぎてる紫苑が心配になる
    ネズミの空白の2年間が気になる
    イヌカシがどんどん好きになる
    力河さん、頑張ってほしい!
    ネズミと火藍ママのシーンが好き

    ジワジワと不穏でモヤモヤ…

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    2026年02月03日
  • 復讐プランナー

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    ネタバレ

    復讐を勧める大人もいるのは、私にとって大きな発見だった。


    虐待やいじめ、性被害にパワハラなど、色んな被害に遭ってきた。
    死ぬのはだめだと皆言う。
    けれども、誰も解決策は提示してくれなかった。

    そんな中、あさの氏は復讐という新しい手段をくれた。

    被害に遭ってもなお生きる上で、この方法はとても大きい。
    ノートに書いて、脳内でズタズタにするだけで、今日をやり過ごせる。
    勿論、書いている間にフラッシュバックして、取り乱す時もある。
    だけれど、やり過ごせる日もあるのだ。

    彼女が与えてくれた生きる術。

    そして、復讐ノートだけでなく、白ノートもセットというのがミソである。
    復讐ノートだけでは、深

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    2026年01月30日
  • 春立つ風

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    大好きなシリーズ。
    今回もたっぷり楽しませてもらいました。
    清之介は、人柄も商売も何もかもが完ぺきすぎる。信次郎が 、その完ぺきな姿を追い詰めていく姿がたまらない。
    この先、なんか起きそうな感じ。
    早く読みたいです。

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    2026年01月27日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #5

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    ネタバレ

    この巻ではイヌカシの揺れ動く心情が細かく描かれており、とても読み応えがあった。
    人狩りが終わって破壊された市場で目ぼしいものがないか探しているイヌカシ、人狩りから逃れ生き残ったことに歓喜していたが、それも初めだけ。
    紫苑やネズミはどうしているか、今までならもう終わりだろうと思うのだけど、戻ってくるのではないか、そんなことを思うほど、イヌカシの中で紫苑やネズミの存在が大きくなっている。
    何かが変わるかもしれないと思わせてくれる、そんなことを思う自分自身にも驚くイヌカシ。
    紫苑に託された赤ちゃんにシオンと名付け、紫苑が戻ってくるのを待っている、今までの人生の中で初めて希望を持ったそんなイヌカシの心

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    2026年01月25日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    小学生のときから気になっていた物語。
    大人になって読んで、ハマって、まさか続きまで読めるなんて…

    「再会」というタイトル通り、2人の再会を見ることができて嬉しかったし、少し泣いてしまいました。

    2人の幸せな旅路を祈ります。

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    2026年01月20日
  • ガールズ・ブルー

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    高校卒業間際にたまたま図書室で手に取って読んだ。
    平々凡々、波風立てず、陰に陰にとただ日々を送っていた高校3年間の後悔が怒涛の如く押し寄せてきた。
    ただ何気ない日々を全力で過ごすことの大切さや、仲間がいる喜びみたいなものを感じさせてくれる作品でした。

    本当にもっと早くに出会いたかった1冊でした。
    そして数年経った今でも大好きな1冊です。(もう青春という歳でもなくなってきましたが…)

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    2026年01月14日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    まさかふたりが再会するシーンを見れるようになるだなんて思ってもみなかった!中学生のとき貪るように読んでた記憶が蘇る〜!
    懐かしくなってまた前のシリーズを読み返し始めてる。イヌカシが紫苑のこと大好きで、紫苑のこと騙したくないし、紫苑のことを置いていったネズミに怒ってて愛を感じた。イヌカシ好き。

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    2026年01月12日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    以前から友人に薦められた『No.6』。なんだか怖そうな作品…と子供心に思い、なかなか読み出せずに数年経ちました。そしてこのたび、新作が刊行されるとのことで、新シリーズから読んでも大丈夫かしらと不安になりながら手に取りました。結果、とても面白かったです。ディストピアの世界、でもそれは、私たちの現実が行き着く世界ともとれるほどリアルなものでした。魅力的な登場人物たちによって紡がれるセリフには血が通っていました。今の時代だからこそ読んでほしい、読む価値のある一冊だと思います。旧シリーズもよんでみようとおもいます!

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    2026年01月06日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #8

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    ネタバレ

     「NO.6」文庫版の全9巻のうちの#8です。
     前巻でも感じたことと同じく、私は紫苑とネズミが生きて幸せになることを強く望んでしまう。だからと言って、それ以外の登場人物はもちろん、名もなきキャラたちだってどうなってもいいわけじゃない。視点や思い入れゆえに傾きをつけてしまう傲慢さが自分にあるなと思って嫌な気持ちになっています。

     そしてここからネタバレかな?と思い、一応ネタバレフラグをつけます。
     本巻のテーマに、尊厳と生死というものが分かりやすくありました。脳だけを抜き取り利用される沙布。優秀なのに聖都市にハマりきれず、天涯孤独の身となって、紫苑というたった一人心惹かれる人を想って待ち続け

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    2026年01月03日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    昔読んだ大好きな小説。
    続きが出ているようなので、もう一回読み直し。
    読み直してみると今の世の中でもあるよな、と思うことがあり、改めて考えさせられることがたくさんある。

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    2025年12月27日
  • 火花散る おいち不思議がたり

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    おいちシリーズ初めて読見ました。後半の謎解き、捕物も迫力、面白さがありましたが十助が産まれるシーン、女の戦さだ。男の戦さは殺すけど女の戦さは産まれる。素晴らしい。私をこの世に産んでくれた母、誰よりも愛おしい息子を産んで私を世界一幸せな男にしてくれた妻に感謝したい。素晴らしい作品ほど読んだあとに自分を見つめ直す。あさのあつこさんありがとうございます。

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    2025年12月25日
  • うふふな日々

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    作者のファンなので、ひいき目の5点満点である事は否めないけど、幼い頃からあさの先生の作品を読んで育ってきた私は、自分を大切にしたいと言う潜在的な願望を育ててもらっていたんだろうなと実感した。お子さんの結婚式のところをはじめ、なぜか涙が止まらなくなった箇所がいくつか。。
    冒頭は日々のドタバタを面白おかしく書いているだけだったので油断していたが、3章以降は、あさの先生がこれまでどんなふうに生きてきたか、その中でどんな価値観を育んできたか、短いながらも、先生の言葉で書かれていて、何度かお会いしたことがあるからこそ、生のあさの先生の言葉としてとても親身に感じられた。
    そして「自分の声をちゃんと聞いて、

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    2025年12月25日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    主人公の2人が揃って、やっとNO.6らしくなってきた本作。
    振り返ると、ストーリー進展はほどほどだが、クロノス瓦解後もただならぬ危機がじわじわと主人公に迫ってきて、それが未知であるが故に読み手もハラハラが止まらない。
    また、2人の未来にも期待が持て、続きの3巻が出る春が待ち遠しくなった。

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    2025年12月21日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    ネタバレ

    ずっと待ってる、てもうそんなの愛でしかないじゃん。空白の2年間とか、紫苑パパのこととかまだまだ気になることが多いけど2人が会話して、地下室で過ごしてるそれだけで幸せな気持ちになるので紫苑に共感でしかないよ。

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    2025年12月21日