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Posted by ブクログ 2016年06月16日
この「弥勒」シリーズは、絶対見逃せなくなってしまった。
麻薬のような、と言ったら語弊があるだろうか、読みだしたら止められない、それほど魅力的ということであるが。
毎月大量生産されている文庫書下ろしの時代小説(ほとんどが延々と続くシリーズもの)とは、確かに一線を画すこの小説を、「全体時代小説」あるいは...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月28日
なるほど、シリーズが大きく動いたのか、収束に向かったのか、まあ、今までで一番読みやすい本となったようです。登場人物の方向性がはっきり見えていたためでしょうか。
今回は遠野屋の話。ということは、次回作は……、と思いながら、どちらを中心に据えても、親分が話を進めていく素晴らしいバイプレイヤーなんだろうな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月27日
東雲は全国で割と多くある地名で、私も近くに住んだことがある。本来、夜明け前の茜色の空を指し、これから成長していく期待が現れていると思うのである。
本題名は、さらにその前であろうか、東雲の途ということは東雲に向かっている、夜明けに向かっているのか、まだ東雲の状態の途中なのか、楽しもうと、ページをめくっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月11日
弥勒シリーズの第四弾。
今作では、小間物問屋の遠野屋が、ついに過去と正面から向き合って、逃げずに覚悟を決めた。
ここまで、ずっと暗く付き纏っていた不安感が消えて、とても気持ちよく作品の世界に入り込めた。
江戸を(信次郎とも)離れ、遠野屋と伊佐次が旅する様子も新鮮で、瑠璃の謎を解き、貧しい藩の活路を語...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月05日
内容(「BOOK」データベースより)
橋の下で見つかった男の屍体の中から瑠璃が見つかった。探索を始めた定町廻り同心の木暮信次郎は、小間物問屋の遠野屋清之介が何かを握っているとにらむ。そして、清之介は自らの過去と向き合うため、岡っ引きの伊佐治と遠き西の生国へ。そこで彼らを待っていたものは…。著者がシリ...続きを読む
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