ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
橋の下で見つかった男の屍体の中から瑠璃が見つかった。探索を始めた定町廻り同心の木暮信次郎は、小間物問屋の遠野屋清之介が何かを握っているとにらむ。そして、清之介は自らの過去と向き合うため、岡っ引きの伊佐治と遠き西の生国へ。そこで彼らを待っていたものは……。著者がシリーズ史上ないほど壮大なスケールで描く「生と死」。超絶の「弥勒」シリーズ第4弾。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
弥勒シリーズ第4弾。 「東雲の途」では、清之介が同心でいけ好かない切れ者の信次郎、岡っ引で人の心を持った真人間の伊佐治に己の過去を告白する。 清之介が過去に犯した罪を受け入れ、弱さを認め、本物の商人になるための覚悟を決める。自分のまわりで起こる厄介事から逃げてばかりでは何も解決しないと気づく。それは...続きを読む信次郎、伊佐治との出会いが大きい。 清之介の生国で起こっている揉め事を江戸の商人・遠野屋清之介として解決しようと試みる。 前3作とは明らかに毛色が違う。時折、商人・清之介ではなく武士・宮原清弥として描かれているところも心の変化が読み取れる。過去を捨てるのではなく受け入れて行く決心だ。 このまま商才を発揮し続け勝者になって行くのか、闇から離れられないのか読みだしたら止まらない作品だ。
この「弥勒」シリーズは、絶対見逃せなくなってしまった。 麻薬のような、と言ったら語弊があるだろうか、読みだしたら止められない、それほど魅力的ということであるが。 毎月大量生産されている文庫書下ろしの時代小説(ほとんどが延々と続くシリーズもの)とは、確かに一線を画すこの小説を、「全体時代小説」あるいは...続きを読む「創造的な時代小説」と、解説者の高橋敏夫氏は書いている。 本屋の書棚にずらりと並ぶ「最近大流行の平板で紋切型の時代小説」を苦々しく思っている身にとって、解説者の言は、まさに言いえて妙であり、留飲の下がる思いである。 武士としてではなく、商人として故郷に帰り、大仕事を成し遂げた清之介が、今後どういう活躍をし、運命をたどるのか、そして岡っ引き伊佐治や、同心木暮信次郎が、どのように係わっていくのか、次回作『冬天の昴』 が楽しみである。
シリーズの中で、一番よかった! 清之介がすっごい気になってたので、 彼の視点で書かれたところがあったのは、 なんか安心できた。 伊佐治、いいわ~。
なるほど、シリーズが大きく動いたのか、収束に向かったのか、まあ、今までで一番読みやすい本となったようです。登場人物の方向性がはっきり見えていたためでしょうか。 今回は遠野屋の話。ということは、次回作は……、と思いながら、どちらを中心に据えても、親分が話を進めていく素晴らしいバイプレイヤーなんだろうな...続きを読むと確信しました。 ドラマ化するなら、そうとう力量のある俳優さんでないといけませんね。 次回作を期待させる話の運びは、さすがであります。
良い!面白さに電車でニヤニヤしてしまうことが増えてきた。 死体から見つかった瑠璃について、遠野屋と伊佐冶、小暮の3人だけでなく、江戸以外の藩も巻き込んだ騒動に繋がっていく。スケールは大きいが、話が散らかることなくまとまっていて読みやすい。 最後の方には過去を完全に切り捨てるではなく、過去さえも飲み込...続きを読むんだ遠野屋の姿に感服……。
商にのみ生きようとしても何かと事件に巻き込まれる遠野屋。信次郎と伊佐治に自分の過去を明かし、過去との因縁を完全に断ち切るために故郷に帰り瑪瑙の謎を解き明かす。 これで少なくとも過去からは解放されたのかな?
失敗、別に支障は無いけど順番に読めば良かった❗ すでにシリーズは11まであるらしい。今後はお駒が成長して何かに巻き込まれるとかがきっとあると思うけど、このシリーズ読破しなければ‼️
東雲は全国で割と多くある地名で、私も近くに住んだことがある。本来、夜明け前の茜色の空を指し、これから成長していく期待が現れていると思うのである。 本題名は、さらにその前であろうか、東雲の途ということは東雲に向かっている、夜明けに向かっているのか、まだ東雲の状態の途中なのか、楽しもうと、ページをめくっ...続きを読むた。 町人風の男が殺害されるところから始まる。その男は武士だと木暮信次郎が見抜く、そしてその男は遠野屋清之助とどんな関係が・・・。 清之助の止まっていた時間が動き出す。 信次郎、清之助、伊佐治がそれぞれの味を出しながら、清之助の過去に迫る。過去を断ち切るには原点に戻ることなのかもしれない。それは心理療法の手法に近いものがあると感じた。
信次郎と遠野屋の距離がなんか縮まった気配のする4巻。 やっぱこの作品は長編が良い。 個人的にはダークサイド遠野屋が好きなので、その片鱗がチラッと出てきたのにゾクっとしました 2022.9.24 140
伊佐治親分、なんで旅に付いていくなんて口走っちまったんだろうって言ってるけど必然です。 伊佐治親分=読者なので。 奥様のおふじさん、素敵ですね。 奥さんには敵わない方がきっと幸せだと思います。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
東雲(しののめ)の途(みち)
新刊情報をお知らせします。
あさのあつこ
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
NO.6〔ナンバーシックス〕全9冊合本版
NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】
読楽2025年7月号
NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕
NO.6〔ナンバーシックス〕 #1
春立つ風
I love letter アイラブレター
あかね色の風/ラブ・レター
「あさのあつこ」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲東雲(しののめ)の途(みち) ページトップヘ