東雲(しののめ)の途(みち)

東雲(しののめ)の途(みち)

715円 (税込)

3pt

橋の下で見つかった男の屍体の中から瑠璃が見つかった。探索を始めた定町廻り同心の木暮信次郎は、小間物問屋の遠野屋清之介が何かを握っているとにらむ。そして、清之介は自らの過去と向き合うため、岡っ引きの伊佐治と遠き西の生国へ。そこで彼らを待っていたものは……。著者がシリーズ史上ないほど壮大なスケールで描く「生と死」。超絶の「弥勒」シリーズ第4弾。

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東雲(しののめ)の途(みち) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    弥勒シリーズ第4弾。
    「東雲の途」では、清之介が同心でいけ好かない切れ者の信次郎、岡っ引で人の心を持った真人間の伊佐治に己の過去を告白する。
    清之介が過去に犯した罪を受け入れ、弱さを認め、本物の商人になるための覚悟を決める。自分のまわりで起こる厄介事から逃げてばかりでは何も解決しないと気づく。それは

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    この「弥勒」シリーズは、絶対見逃せなくなってしまった。
    麻薬のような、と言ったら語弊があるだろうか、読みだしたら止められない、それほど魅力的ということであるが。
    毎月大量生産されている文庫書下ろしの時代小説(ほとんどが延々と続くシリーズもの)とは、確かに一線を画すこの小説を、「全体時代小説」あるいは

    0
    2016年06月16日

    Posted by ブクログ

    シリーズの中で、一番よかった!
    清之介がすっごい気になってたので、
    彼の視点で書かれたところがあったのは、
    なんか安心できた。

    伊佐治、いいわ~。

    0
    2014年08月31日

    Posted by ブクログ

    なるほど、シリーズが大きく動いたのか、収束に向かったのか、まあ、今までで一番読みやすい本となったようです。登場人物の方向性がはっきり見えていたためでしょうか。
    今回は遠野屋の話。ということは、次回作は……、と思いながら、どちらを中心に据えても、親分が話を進めていく素晴らしいバイプレイヤーなんだろうな

    1
    2015年07月28日

    Posted by ブクログ

    良い!面白さに電車でニヤニヤしてしまうことが増えてきた。
    死体から見つかった瑠璃について、遠野屋と伊佐冶、小暮の3人だけでなく、江戸以外の藩も巻き込んだ騒動に繋がっていく。スケールは大きいが、話が散らかることなくまとまっていて読みやすい。
    最後の方には過去を完全に切り捨てるではなく、過去さえも飲み込

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    商にのみ生きようとしても何かと事件に巻き込まれる遠野屋。信次郎と伊佐治に自分の過去を明かし、過去との因縁を完全に断ち切るために故郷に帰り瑪瑙の謎を解き明かす。
    これで少なくとも過去からは解放されたのかな?

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    失敗、別に支障は無いけど順番に読めば良かった❗
    すでにシリーズは11まであるらしい。今後はお駒が成長して何かに巻き込まれるとかがきっとあると思うけど、このシリーズ読破しなければ‼️

    0
    2024年12月19日

    Posted by ブクログ

    東雲は全国で割と多くある地名で、私も近くに住んだことがある。本来、夜明け前の茜色の空を指し、これから成長していく期待が現れていると思うのである。
    本題名は、さらにその前であろうか、東雲の途ということは東雲に向かっている、夜明けに向かっているのか、まだ東雲の状態の途中なのか、楽しもうと、ページをめくっ

    0
    2023年06月27日

    Posted by ブクログ

    信次郎と遠野屋の距離がなんか縮まった気配のする4巻。
    やっぱこの作品は長編が良い。
    個人的にはダークサイド遠野屋が好きなので、その片鱗がチラッと出てきたのにゾクっとしました

    2022.9.24
    140

    0
    2022年09月25日

    Posted by ブクログ

    伊佐治親分、なんで旅に付いていくなんて口走っちまったんだろうって言ってるけど必然です。

    伊佐治親分=読者なので。
    奥様のおふじさん、素敵ですね。
    奥さんには敵わない方がきっと幸せだと思います。

    0
    2021年06月30日

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