あさのあつこのレビュー一覧

  • ガールズ・ブルー

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    学生の頃、図書室で見つけて読んだ本です。
    マイナス思考な私にとって、とても明るく、前向きな気持ちになれる作品でした。
    主人公が楽しそうにしていると、自分もなんだか楽しくなってくる。
    穏やかな気持ちで読み終わる事ができた作品です。

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    2023年10月01日
  • 鬼を待つ

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    なぜこのシリーズが「弥勒」しりーずなのかということを確認した一冊。
    もう一度、あの時点を振り返ることで新しい展開へと進む一冊になるのだろうか。多分、大団円に向かうきっかけとなる一冊なのだろうと思うが、ここで一区切りという感じはしない。信次郎・伊佐治・清之介の関係性が新たに進んだようで、さらに強固に確定されたようでもあり、この後の3人の揺らめきを次回作に大いに期待している。
    カバーの紅花が印象的だ。
    そして、今回の展開が実に見事であった。
    これ以上展開のしようがないのではないかと思えそうな市井の事件、伊佐治のひっかかり、信次郎の追い込み。
    結びつきそうにもないものが、何の不自然も違和感もなく濃密

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    2023年09月09日
  • ラスト・イニング

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    読めてよかった。
    あの試合の決着を書いて良いのかと疑問に思いもしたが、決着を読めてよかった。
    なるほどの展開で。
    「次は無いですよ」
    かっこいいなー。

    やっぱ豪かわっちゃったな。
    巧もだけど。
    ラストシーンも良かった。

    瑞垣も丸くなったなー。
    監督も
    感想こればっかや笑

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    2023年09月03日
  • バッテリーVI

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    六巻を前にして、
    読みたい、ああでも読みたくない、
    読みたい、やだ終わっちゃう、別れたくない、

    こんなに夢中になったシリーズは
    初めて?久しぶり?
    巧と豪が大好きすぎて。

    最終巻なんて切なすぎる。
    なんとかして続編書いてほしい。

    巧がまたまた丸くなっていた。
    豪に気持ちを伝えなきゃと頑張るシーン、
    木登りのシーン、好きだ。

    海音寺の、バッテリー陽動というか
    豪に打たせようとする、あのシーン、
    巧が恐れるというのも、あれも良かった。

    こんな心情を描けるというのもすごいよね。


    やっぱり、青春っていいなぁ。
    夢中になれるものがあるって、いいなぁ。
    私には何もなかったから、本当に憧れる

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    2023年08月31日
  • バッテリーV

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    気になって気になって一気読み。

    巧が丸くなってきている。

    恋愛ちらつかせているのも面白かった。

    普通の中学生っぽさ。

    豪のことを知ろうとしていく。
    いいなぁーこういう感じ。

    吉貞の喋りは鬱陶しいけど、
    名脇役や。

    小町が全然出てこなくなったな。

    巻末の書き下ろしの横手のピッチャー、
    青波みたいで可愛くて好き。

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    2023年08月30日
  • バッテリーIV

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    ネタバレ

    ああ、ハラハラもやもやした。
    姫さん姫さんゆーてイライラした。
    立ち直れて良かったー!

    こういう崩れ方があるのか、と
    切なかった。

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    2023年08月30日
  • バッテリーIII

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    大好きです。
    めちゃくちゃ熱くなる。

    小町グイグイくるなー!

    青波めっちゃ可愛い。

    沢口ナイスやし、東谷もいい。
    吉貞も面白いしな。
    野々村もいいわー

    展西にもスッキリした

    やっぱバッテリー最高

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    2023年08月27日
  • バッテリーII

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    やっぱりめちゃくちゃいい。
    胸が熱くなる。

    1よりコメディ要素も多くて、
    めちゃくちゃ笑えた。

    自信家でとがりすぎで青臭い主人公には
    もうちょっと気を使えよって思うけど、
    自分を曲げない、そして時々素直な様子も
    好感を持てるし、強さに憧れる。

    いかにも中学生な感じの、
    陰湿ないじめ。
    読んでいてとても辛かった。
    沢口も気の毒で。

    でもなんとか快方に向かうのかしら。
    キャプテンもさっぱりとしたいいやつやもんね。

    このシリーズは絶対にはまる。

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    2023年08月25日
  • プレデター

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    アラフォーの雑誌記者・明海和は、独自に子ども狩と人身売買の取材を続けていた。
    カササギと名乗る人物と会う約束の日に手の甲に刻まれた刺青が目印だと告げられていたが、その男が産業廃棄物の集積場で死体となって発見された情報をデスク・肥川が告げる。
    司法解剖の結果、胃の中からカプセルに入った紙片が見つかり、明海和の名前とラダンの壺の走り書きが…。
    警察が来る前に待ち合わせ場所に行く明海和。
    そこで会った男に取材を続けると殺されることになると警告され…。

    次第に明かされてくる両親の事故死の原因。
    父親が何を追いかけていたのか?
    なぜ新聞社を退職したのか?
    母は何に怯えていたのか?
    両親と同乗していた姉

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    2023年08月15日
  • スパイクス ランナー2

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    ランナー2スパイクス。とても面白かった。さすがに読みやすく、ヤングアダルトの作品だが内容はそんなことなく、ランナーの本質について、深いところまで描いている。
    またランナーシリーズの特徴は、ただの青春を過ごす陸上部の長距離の話ではないところ。
    人物一人一人の悩みや葛藤を描いていて良い。今回気に入ったのは、清都学園の新聞部の彼。野心を秘めてる感じだが取材相手にはあまり本心では語らず、新しいキャラクターとして興味が湧く。
    主人公の家族の関係性も簡単に修復されない所も、丁寧に描いていて良かった。
    ランナー3にも期待したい。

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    2023年08月14日
  • バッテリーII

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    学生時代を思い出させてくれた。辛いこともあったけど、その経験もあったから今の自分があるのかなと思えた。どんなスポーツもそうだけど、野球は一人ではできないスポーツなんだなと思った。指導者の葛藤もあって、もがきながら指導しているのが分かった。

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    2023年08月11日
  • バッテリー

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    ネタバレ

    ずっと前から気になっていた本。
    いつか息子に読ませたいだろうなと
    その前に自分が読んでおかなきゃなと
    読んでみた。

    児童文学という扱いになるのだろうし
    平易で読みやすく
    主人公の一人称視点ではなく
    三人称視点でそれぞれの登場人物の心情まで描かれているから
    私には逆に読みにくいけど
    小中学生にはきっと読みやすいんだろうなと思った。

    小学校卒業後の春休みという、
    たったそれだけの期間の物語。

    今後の話も読みたくてたまらなくなる。

    ときどき目頭が熱く、胸がつまる。

    いいなぁ青春だなぁ。

    親には一番に自分のこと分かってほしいよなぁ
    くどくど言われてうっとおしいよなぁ
    弟に辛く当たってしまっ

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    2023年07月31日
  • バッテリー

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    一言面白かった。続きが読みたくなった。巧と豪のやり取りがすごくよかった。お互いを信頼してバッテリーを組めるのは幸せだなと思った。青波や江藤とのやり取りもよかった。
    野球をする人はもちろん、どんなスポーツにも共感できるお話だなと思った。

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    2023年07月23日
  • バッテリー

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    そうだ、子供ってこんなこと考えてるんだと気付かされる
    まだ小6、でもしっかり自分をもっている大きくなっている
    母である私としては巧と豪の母の気持ちも痛いほどわかる、、
    成長しているこどもたちの気持ちもよくわかる、、
    しかし豪くんいい子よねー、かっこいい
    続き読みたいなぁ

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    2023年07月11日
  • 冬天の昴

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    前作で見せ場が殆どなかった木暮信次郎を中心に物語が進む。清之助の過去は重く感じるが、信次郎が登場すると軽快さが増すように感じてしまう。

    始まりは前作で登場した品川の旅籠の女将、お仙。この時は38歳だが、10年前に一大事が起こっている、お仙も過去を持っていた。それと同じことが信次郎の周りで起きた。
    これまで以上にミステリーの要素が大きいと感じる。単純な動機ではなく、少し複雑に入り繰ったところに信次郎の推理が冴える。

    人の気持ちや描写の仕方が美しく奏でられる文体は、あさのあつこさんの特有のものだ。表現に豊かさを感じる。起こった事件の壮絶さを、登場人物の描き方や表現力で、柔らかくしているために、

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    2023年06月29日
  • バッテリーIV

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    ネタバレ

    端垣ーーーーーー!!!!!

    ってなります。序盤から最後まで本当に。

    豪は真面目なんだよなーとつくづく思ってしまいます。見て見ぬふり、わかったふりをすればいいところをできない。物分りがよすぎるのか、悪いのか。真面目でやっぱりまだ中学1年生なんだよなと。
    端垣の言われた言葉がこんなに豪に重くのしかかるとは……。でも遅かれ早かれな気もしました。
    そして巧は本当に不器用!!!!お前は!なんでそんな不器用なんだ!とずーーーーっとはらはらしてしまいました。

    端垣によって崩されたバッテリーがどう復活をとげ進化していくのかが楽しみですね。

    端垣も門脇の傍にいることでいろいろと抱えていたものがあるからこ

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    2023年06月24日
  • ガールズ・ブルー

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    ネタバレ

    落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。十七歳の誕生日を目前に理穂は失恋。身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較される。でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。葛藤しながら自分自身を受け入れ愛する心が眩しい、切なくて透明な青春群像小説。

    高校生の夏の一コマを描いており、悩んだりしているが、楽しそうだな、と。

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    2023年06月18日
  • バッテリーVI

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    ネタバレ

    最終巻。強豪校である横手二中との再試合まで。
    野球をモチーフにしているので、すぐに高校生になって甲子園での活躍を描くシリーズだと勝手に思っていたので、良い意味で凄く裏切られた。
    それぞれの少年たちが自分の性格にあった成長を野球を通してしていく物語だった。

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    2023年06月17日
  • バッテリーV

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    ネタバレ

    他人と関わるのはめんどうくさい。他人の心を推し測るこたなど、ごめんだ。自分の感情の中に無遠慮に踏み込んでくるなんて許さない。吉貞や沢口や東谷を嫌だと思ったことはなかった。
    しかし、群れたくはなかった。
    なのに、豪は違った。

    とあるように巧がすっごい成長している。最後の方にもしんどいけど、知りたいから仲間と一緒にいるという描写もあり心の成長が著しいな、と思った。

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    2023年06月17日
  • バッテリーIV

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    ネタバレ

    練習試合の後の2人の描写から始まる。何が起こったか、がだんだんわかっていくような構成。強豪校との練習試合で打ち負かされた巧とキャッチャーとし負けた豪。彼らが自分の弱さを認めて前を向こうとする今作だった。
    また、最後にライバルたちを交えて野球という遊びをしていたのが印象的だった。

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    2023年06月16日