感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年03月07日
眩しくて脆くてあったかい。心の真ん中に大切に大切にしまって、時々不意に開けたときに涙が出てしまうような、二度と戻れないあの頃の記憶。人生のお守りにしたい1冊。
Posted by ブクログ 2023年10月01日
学生の頃、図書室で見つけて読んだ本です。
マイナス思考な私にとって、とても明るく、前向きな気持ちになれる作品でした。
主人公が楽しそうにしていると、自分もなんだか楽しくなってくる。
穏やかな気持ちで読み終わる事ができた作品です。
Posted by ブクログ 2023年06月18日
落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。十七歳の誕生日を目前に理穂は失恋。身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較される。でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。葛藤しながら自分自身を受け入れ愛する心が眩しい、切なくて透明な青春群像小説。
高校...続きを読む生の夏の一コマを描いており、悩んだりしているが、楽しそうだな、と。
Posted by ブクログ 2023年06月13日
還暦間近のおじさんが読む本ではなかったかもしれませんが、「ジウⅠ、Ⅱ、Ⅲ」を読んだ後だったので、気持ちをリセットするには最高でした。
あさのあつこさんの本は、長男が小学生の頃に代表作「バッテリー」の読書感想文を書いていたことで初めて手にしました。児童文学から青春、スポーツ、時代小説、エッセイ等、...続きを読む幅広い引き出しを持った作家さんですね。
私の次男が小中高と陸上競技をやってましたので「ランナー」「スパイクス」「レーン」もとても好きな作品です。
「ガールズ・ブルー」は、女子を意識せずにはいられなかった高校時代に戻らせてくれる至高の一冊でした。友だちとの関係性が抜群ですね。
最近やってるキリン午後の紅茶のCMが好きです。目黒蓮さんの「夏の午後が長いのは、くだらない話を沢山するためだ」ってヤツです。このCMを見ると「またキラっキラの青春したいなぁ」って思います。
Posted by ブクログ 2022年02月17日
理穂、美咲、如月の3人の関係性がすごく素敵です。
どの2人組でもなしえない、3人だからこそのやりとりや考え方が、高校生活の気怠い感じを表現してくれていると感じました。
また、ニーチェやソクラテスなど哲学者の名前が出てくる場面があり、当時の私はこの本を読んで、哲学って何か面白そう!と思ったのを思い出...続きを読むしました。
Posted by ブクログ 2021年04月19日
学生時代に読んで、とても大好きだった小説のひとつ。
あさのあつこさんの書く物語は読みやすく、あたたかい匂いがすると思います。
青春時代を思い出すときは、いつもこの本を読みます。
Posted by ブクログ 2018年12月28日
落ちこぼれの高校に通う3人の同級生。主人公の理穂、弱い身体で生まれ強い心を持った美咲、バカで明るくて優秀な高校球児の兄を持つ如月。 ちょっとぽっちゃりのスゥちゃん、理穂の弟の真央。
大きな事件が起きるわけではない。 恋人にフラれた理穂から物語はスタートするが、その恋人は跡形もなく出てこないし、祭...続きを読むりがあったりみんなで海に行ったり、街で起きた猫の殺害事件の聴き込みに警察が来たり、、、そんな程度のことしか起こらないんだけど、笑えるような会話や胸を締め付けられるような青春、泣けるような家族や友人との愛があって、とにかくよかった。
Posted by ブクログ 2014年04月04日
理穂、美咲、如月。この3人の関係が、すごく羨ましい。
お互いに干渉しない、だけど心は通じあう。まあ、実際美咲みたいな人がクラスにいても、友達にはならないだろうけど笑。そして、如月の兄、睦月は高校球児。デキる兄の弟は辛いけど、それでもまっすぐ生きる如月は素敵だと思う
Posted by ブクログ 2019年01月16日
中学生のときにあさのあつこの中で初めて読んだ作品。
主人公の理穂と自分の性格や考えることが
どことなく似ていて衝撃を覚えて、
それから機会があるごとに読み返したりするけど
そのたびに自分を別の場所から見ているような不思議な感覚になる。
あさのあつこの中では一番すきな作品。
淡々としたストーリーなのに...続きを読む、
高校生のときの自分たちの思い出の輪郭を指でなぞるような、
経験した哀しみや楽しさ、怒りや喜びが胸の奥でふっとよみがえるような、懐かしい気持ちになる。
あとがきに記された、
「理穂と美咲は親友という言葉では表せない。
いわば共犯者なのである。」
という一文にもはっとした。
そうか、あたしたちが毎日の出来事になんとなく
胸の奥がうずくような切なさや
どこか秘密をふくむような楽しさを覚えるのは
あたしたちみんなどこかで小さな犯罪を共有した、
共犯者だからなのか。
読むたびにこれから立ちはだかる、
社会だとか責任だとかの壁を突き抜けていけそうな、
そんな感覚になる、元気がでるすてきな一冊。
Posted by ブクログ 2023年07月28日
時代小説と青春小説のあさのさんを良く読むが、今回も筋が似ていると思ったら8年前に読んでいた。感想を書くために再登録。
落ちこぼれの高校に通う、普通の高校生の普通の話し。ガールズとあるが、男子高校生も中学生の弟も登場する。
20年前に書かれた小説だが、今読んでも通用する内容。短い期間ながら教師だった経...続きを読む験が存分に入っている作品。高校生達の日常が丁寧に、そして淡々と描かれている。
Posted by ブクログ 2023年07月02日
夏だな、と感じるとなぜ青春に浸りたくなるのだろう。久し振りにあさの先生の本を引っ張り出す。若者であった当時から十代のリアルさが刺さるなと思っていたが、端々に痛みを感じられるから、リアルなんだろうなあと今になって気付かされた。
夏の気配を感じるところから、初秋に思いを馳せるところまで、本当に読んだ時期...続きを読むがぴったり(例によって記憶が定かではないため偶然の産物)。主観で語られるため、時系列がたまに入り乱れるが、視点や思考が反復横跳びする17歳感があってむしろ自然な描写なんだろうな。理穂と美咲はもちろんのこと、如月や真央やスウちゃんも、個々の人物像が夏の浮き立つ空気の中に鮮やかに立ち上がっていて、ただただ眩しい。
度々登場する「禍福は糾える縄のごとし」のキーワードが、この物語に影というか、奥行きを持たせている。物事には揺れ幅があって、気持ち良いことのあとには気持ち悪いことが起こるもの。瑞々しい友情と青春に、揺さぶりが絶えずかけられる。ごく近くにいる人の表情も瞬間で変化することもある。そんな平坦でいて複雑な日常をしたたかに突き進むから、読後感が気持ち良いのだろう。
読み終えてググってみて気付いたのだけど、続編があったのか。続きも読みたいなあ。
Posted by ブクログ 2023年02月05日
理穂と美咲、どこにでも居そうな高校生2人をメインに話が進みます。
話が進むと言っても大きな展開などはなく、どこにでも居そうな高校生らしさを感じさせながら少しずつイベントが起こるみたいな感じです。イベントが非現実的でも、理穂と美咲をはじめとした登場人物のリアリティがあるため世界観まったく崩れず楽しめ...続きを読むました。美咲の性格、物言いが好きです。
Posted by ブクログ 2022年02月21日
普通に?元気で可愛らしい子を中心に、病弱だけど精神は誰にも負けないくらい強い子、優秀な弟、その弟と比べられながらもあっけらかんと生きている子、、など沢山の魅力的なキャラクターが登場する、リアルで爽やかで少し羨ましくもなるような物語でした。
ページ数も内容も、中高生でも読みやすくなっていると思います...続きを読む。
『ガールズ・ブルー』というタイトルですが、女子はもちろん、全てのジェンダーの方にオススメです。
Posted by ブクログ 2020年12月18日
3時間ほどで読み終わり、非常に読みやすい物語だった。大きな出来事や事件が起こるわけではなかったが、高校生の日常がテンポ良く描かれていたため、物語に引き込まれた。
こんな高校生活もありかもしれないと思った。
Posted by ブクログ 2019年10月05日
2006年発行の落ちこぼれ高校の若者たちの青春群像を描いた文庫本。その時に書いた書評を今さっき見返して、我ながら感心したので載せてみる。
文庫解説の金原端人が「80年代、ヤングアダルト小説は振るわなかった。なぜならそれに代わるものとしてマンガがあったからだ。」という意味のことを言って大島弓子、岡崎...続きを読む京子、吉田秋生、山岸涼子、岡野玲子、吉野朔実、川原泉、水野英子、内田善美の名をあげている。どうしてこれらの名の中に萩尾望都、清原なつみ、三原順の名が無いのか、疑問ではあるが、確かに昔の少女漫画には輝きがあった。(どのようにあったのかはここでは立ち入らない。)一方、ヤングアダルト小説なるものを私は読まなかった。ワンパターンの恋愛小説だと思っていたからである。金原端人によると、90年代からその様相が逆転したらしい。江口香織、三浦しをん、角田光代、梨木香歩、藤野千夜、野中柊、梨屋アリエ、森絵都、佐藤多佳子らの名があげられ、(何人かは直木賞作家になっている)「もうマンガではすくい取れなくなってしまった若者たちを驚くほどたくみに細やかにすくいあげているのだ」と評価する。その中でひときわ輝いてるのが、あさのあつこだというのだ。確かに、これらの作家のほとんどを私は読んでいないが、あさのあつこの中には吉田秋生や三浦順的世界が確かにあるのを私も感じる。
この本の感想をメモしていた土曜日の朝、私はマクドナルドにいた。4人くらいの17歳ぐらいの男の子がどやどやと入ってきて、店全体に響き渡るような声でおしゃべりを始めた。いや、4人がではない。よく聞くと、大きな声は一人のみ。一時間ほど聞いていると、この男のがどんな子なのか分かるくらいあけすけに思ったことをそのまましゃべっているという感じである。そういう性格なのだろう。
もてるらしい。
女の子たちはこの男の子をどうしようもない、と思いながら、でも良いところが忘れられずに付き合っているのかもしれない。なんか、そんなことまで分かるくらい彼はいろいろなことを喋り出した。
彼の言うには、
たくさんの女の子と付き合ってきて桃子のことが一番好きだったこと。
今の彼女とは上手くいっていなくて別れたいこと。
理科のテストで一番を取ったこと。
3ヶ月の子どもを堕ろしたこと。
3回浮気して許してもらったけど、
彼女の一回の浮気が許せないこと。
そういう彼に対して、一人の男の子は浮気なんて考えられない、と自分の彼女の話をする。
一人の男の子はぼそぼそと一言二言話す。
声の大きい男の子は「まじめな話‥」と言い出すと、隣の男の子はすぐに「お前が言うとまじめだと思えない」と返す。でもその男の子も本気で怒っているわけではない。
「だって遊びたい年頃なんだもん。今すぐカラオケに行って何時間でも歌いたいんだよ。」といって彼らは店を飛び出していった。
そのあと、店を出ようとした中学生の女の子が、テーブルの上に片付けられていない紙コップを見て鼻で笑って出て行った。
この小説は「落ちこぼれ高校」に通う女の子、男の子が出てきて、小説的には深刻な事件は一切起こらない。大半は彼らのおしゃべりで埋まっている。けれども、そこからは17歳の世界が、いかにりりしく、強く、反対に弱いかを何とか掬い上げている。子どもを堕ろすような「悪い子」は出てこない。けれども、すこしずつ危うい。あるいは頼もしい。微妙な世界をあさのあつこはよくもこうもリアルに書けるものだと感心する。
先のマクドナルドの男のたち、いつか君たちとじっくりお話ししたいものです。
Posted by ブクログ 2017年01月14日
他人の期待に応えることで必死になって自分の人生を放棄しちゃいけない。
他人が描く「理想の自分」を自分に嘘をついてまで演じるのではなく、自分自身の人生を主役として生きるということ。
そして、未来のためだけに生きるのではなくて、きちんと「今」生きている私の希望、感覚、感情に心を傾けて、大切にすること...続きを読む。未来をずっと目指していると、ずっと「今」の私を満たすことができないまま終わる。
高校生の立場を通して若くみずみずしい感覚として描写されているけど、人生をどう生きるかの大切な話。
>油断するな、みんなが期待する美しい物語に嵌め込まれたら、逃げ出せない。捕まりたくない、演じたくない。演出も脚本も主演も、全部あたしがやる。他人の物語のなかで生きていくことだけは、したくない。
>あたしたちの前には長い長い時間がある。それなのに、今しか着れない浴衣も、今しか感じられない歌も、今しか愛せないものもある。今だけがよければいいなんて思わない。でも過ぎていく時を惜しむことも、これから来る時に怯えることもしたくない。
Posted by ブクログ 2015年12月22日
ホントのともだちって、
こんな感じ。ってウスウス思ってた。
親友っていうのは何をもとにするんだろ…
こっぱずかしくて、親友ってよびたくない。
ともだちはともだち。
ともだち同士って
意外とシビアじゃないと
やってけないと改めて思う。
高校生じゃない今でも、
コレ読んで刺激的だ...続きを読むった。
何度か、自分も問われた気がした。
Posted by ブクログ 2014年08月29日
【本の内容】
<1>
落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。
十七歳の誕生日を目前に理穂は失恋。
身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。
如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較される。
でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。
葛藤しながら自分自身を受け入れ愛する心が眩...続きを読むしい、切なくて透明な青春群像小説。
<2>
落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月も三年生になった。
高校最後の夏、周りは着々と進路を決めていくのに、三人は行く末をまだ決められない。
恋、友情、進学…タイムリミットが迫る中、私たちの答えはどうしたら見つかるのだろう。
未来へ一歩を踏み出す姿を清々しく描いた大人気女子高生シリーズ第二弾。
[ 目次 ]
<1>
<2>
[ POP ]
<1>
高校生の少女たちの生活が描かれる。
全編に漂う不安感が凄くリアルだ。
主人公は勉強ができるわけでもなく、特技もない。
主人公の親友は、美人で気が強いが病弱で、すぐに入院してしまう。
彼女らは、よくある青春小説のように楽観的に笑い飛ばしたりしない。
このままでは何にもなれない。
どこにも行けない。
そんな閉塞感を持ちながら、それでもたくましく生きるのだと自らを叱咤する。
進学でも、就職でも、一度取り残されたらそこから抜け出すことは難しい。
特に今の時代は。
それでも私たちは楽しみを見つけて、自分たちは無敵だと信じるしかないのだ、と思おうとする。
現代の少女たちの、こういった気持ちを掬い上げられる作者はとても稀有な存在だと思う。
<2>
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ 2014年03月19日
落ちこぼれ高校に通う里穂、美咲、如月。
社会的な役割を演じることのわずらわしさ、今が続いてほしいけどどこか遠くへ突き抜けたいというもどかしさ。そんな葛藤もあるけれどちょっとしたことでも大笑いしてしまう今が楽しい。
周りが何と言おうとお構いなし。私たちの夏はきらきらと輝いている。
高校時代を思い...続きを読む出さずにはいられないまぶしい青春群像劇。
Posted by ブクログ 2014年04月24日
高校生がこれ読んだら、そんなに面白くもないと思うんです。
もちろん文章は面白いですよ。
でも内容は、普通の、高校生の日常。それ以上でも以下でもない感じ。
感動の結末も、意外な展開!も特にありません。
でもね、大人になって読んだら、すごく面白いんです。
私は進学校に通い大学受験をして、主人公と全然境...続きを読む遇は違ったけど
でもたぶん、大概の大人は「あぁ学生時代ってこんなだったな」って
読み終わった後なんとなく思ってしまう、上手く言えないけどそんな内容。
未来は自分で選べたし、どんな可能性でもあったし、
型にはめられた大人にはなりたくなかったし、
そんな無敵の「青春」を感じられるお話。
一気に読めちゃう一冊です♪
Posted by ブクログ 2020年06月14日
帯もなっている金原瑞人氏の解説が絶妙だ。
”理穂と美咲の関係を「親友」とか呼んだりしたら、ふたりにしかられてしまうだろう。とすると、おそらく「共犯者」なのかもしれない。世界で最高の共犯者。恋人や親友よりも得がたいもの。それは共犯者なのではないか。そしてこの作品は、犯罪小説なのだ。そしてこの小説は、世...続きを読む界に対してふたりが挑む、ささやかな冒険小説なのだと思う„
何かに夢中になったりするわけでもなく中途半端な高校生活だ。特別ドラマチックなこともロマンチックなこともないけど、ワイワイガヤガヤ笑い声がある。でもそれぞれが命を燃やしていて、彼女たちにはなんでもないことをとても大切なモノに変えてしまうチカラがある。
オイラはなかでも如月が好きだ。兄はスーパースターの睦月
だけど、自分と比べることなくマイペース。何にも考えていないようだけど、時々「やっぱり男だよな」ってところを見せてくれる。真央に優しい。将来きっといい男になると思う。
Posted by ブクログ 2017年08月22日
【あらすじ】
落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。十七歳の誕生日を目前に理穂は失恋。身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較される。でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。葛藤しながら自分自身を受け入れ愛する心が眩しい、切なくて透明な青春群像...続きを読む小説。
【感想】
Posted by ブクログ 2016年12月25日
つかみどころのない女子高生の日常を描いているけれど
何が言いたかったのか。
共感とは程遠く、といって興味がわくでもない
話を読むのは苦痛ではなかったのが不思議。それが、あさのあつこさんの文章力なのだろうか。
続編も読みたいと思っていることは
だんだん引き込まれているのだろうか。
Posted by ブクログ 2016年10月15日
私が登場人物に魅力を感じることができなかったのが私がこの小説を好きになれなかった原因だと思う。この小説の少年少女は私と全く違う境遇で、私自身がこの春高校を卒業したばかりで年齢が近いこともあり、少年少女を受け入れられなかった。もっと私が大人になれたときには魅力を感じることができそう。5年後10年後に再...続きを読む読したい。
Posted by ブクログ 2014年04月23日
★3.5
「なんとかなる」ではなく、「なんとかやっていける自信がある」すごくいい。
この少女たちの芯の強さと丈夫さはなんなんだろう。
少なくとも、ものすごい勇気をもらった。
前向きになれた。
Posted by ブクログ 2014年04月16日
日々が静かに淡々と過ぎ去っていくような小説でした。けれど、読んでいて浮かんだ情景は、夏の風が吹き込んで日差しでキラキラしていたような、そんな記憶があります。青春という言葉が本当にぴったりです。
Posted by ブクログ 2014年06月26日
良い意味で軽くて、読みやすかったです。
止まらずすらすら〜っと読めました。
あたしと同い年やから共感する事多々ありで楽しかったし。
理穂と美咲の関係、良いなぁって純粋に思えた。
でも、このまんまじゃあかんよって言う自分がいてちょっと悲しかったり。
ずっと、ずっとこの時が続かんのはわかってるけど、
で...続きを読むもやからこそ、毎日がきらきらしてる。
今出会えて良かった本です。