あさのあつこのレビュー一覧

  • 神無島のウラ

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    やや心理描写がむづかしいとおもえたか、だんだん後半になると面白くなってきた。子どもたちの心理がよく分かる。

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    2025年10月05日
  • バッテリー

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    私は好きだなー
    よくタイトルを聞くから読みたいと思いながら後回しにしていた作品
    ついに読み始めたけど読みやすいし、巧の苛立ちとかいろいろわかる!って感じで
    弟の青波とか豪とか優しい人たちが支えになってるし、悟ってる洋三じいさんとか、ほんわかなお父さんとか、わかりやすくお母さん!て感じのお母さんとか、
    巧の成長が期待です

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    2025年09月28日
  • 花を呑む

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    信次郎、清之介、伊佐治のさんすくみの関係は、巻を増すごとに好調さを増してくる。
    不可解な幽霊に絡んだ殺人と伊佐治の息子の嫁、おけいの苦しみが中心の話だが、だんだん収斂していき、見事に解決に向かう。新たにお常という強敵も現れ、物語は3人に変化をきたす局面に向かうかも⁈

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    2025年09月26日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    書店に並ぶ『No.6 再会』という本を見かけました。
    「No.6…?なに?なんかのシリーズもの?」
    調べてみると『バッテリー』で有名なあさのあつこ先生が描く冒険譚。気になり本作を読んでみました。
    面白い…。
    完全に調和された理想都市、No.6を舞台に起こる"寄生バチ"事件。犯人に仕立て上げられた主人公の前に数年前命を助けられた男、ネズミが現れる。追っ手から無事に逃げるも主人公の体には宿主の命を奪う寄生バチが巣食っていて…。
    プロットの無駄の無いザ・エンターテイメントな面白さ。ネズミのキャラクターも、紫苑のお茶目なところも好感が持てて好きになりました。
    これから紫苑はどういっ

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    2025年09月26日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3

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    まあ、#3で一気に救出とはいかんわな。それでも、関係者が増えてくると複雑になって面白い。
    ただし、何度でも言わせてもらう。分冊しすぎだ!

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    2025年09月19日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    発売日当日(2週間前)に買って、ようやっと読み終わりました。
    西ブロックがどうなるのか、不安な所で終わり。
    続きが気になりすぎる!!!
    シオンの成長具合で、時の流れを感じる。
    火藍ママの挿絵で、「こんな人かぁ」と初めてなりました。思ったより可愛かったです。

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    2025年09月17日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    この危うさと焦燥感、なのにどこまでも甘い夜のようなこの感覚はNo.6でしか味わえないです。
    こんなに早く二人の新しい物語が読めるとは…。
    無印では紫苑とネズミの関係性の変化が大きな見どころでしたが、再開の紫苑のネズミの関係性は普遍なものになったのですね。
    ネズミは大切なものを持つと弱くなると無印では言っていた覚えがありますが、紫苑という大切なものを持つ覚悟をしたのですね。
    そんなネズミは無印よりもさらに強くなった気がします。
    揺れ動き、戸惑うことは決して弱いことではない。
    揺れ動き、戸惑いながらも、大切なものを守る決意をして前に進んでいくことは、とてもとてと強いものなのです。
    ああ、どれだけ語

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    2025年09月14日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    2週間前に初めてNo.6を読んで勢いのまま続編の最新巻を読み終わった。
    実際にそうなのか、自分がそれに慣れてしまったからなのかは分からないが、最初のような勢いや新鮮さはない気がする。
    ネズミの人物像が揺れ動いて紫苑と混ざり始めている感じもある。

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    2025年09月09日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    あっという間に読み終わってしまった。ネズミの抱える紫苑への恐怖とはなんだろうか?紫苑が紫苑であることは、この先の話で語られてくれるのか?
    イヌカシのママっぷりも良いね。
    火蘭ママ、いつかの日はまた来たよ。ネズミに息子をあげてください。

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    2025年09月09日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    ネタバレ

    あとがきに「エリウリアスという存在に、戦いの結末を丸投げしてしまった。」とあり、#9で感じた蟠りは筆者が1番後悔していたことだと知った。
    本編(?)に比べてまだ盛り上がりはあまりないけれど、次巻への期待を込めて。

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    2025年09月09日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    こんなに生々しくて力強い言葉の数々を、一気に読めるのはNO.6だけ!と勝手にキャッチコピーを書きたくなるくらい今回もモノローグがエモーショナルだった。特に紫苑のネズミに向ける感情が本当に怖いくらいまっすぐで、読んでいて気持ちがいい。ただの恋愛小説にはないこの焦燥感にも似た人への憧れ。こんなふうに想われたら嬉しさを通りこして恐怖だろうし、隣りにいて自分を保っていられるかなとすら思う。

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    取り急ぎ。
    #1が14年の空白を埋めるように時間をかけて展開していったのに対して、#2は無印のエピソードを拾いながらぐいっとひとつ先まで展開していくような印象を受けた。本当に面白い。ストーリーも会話も、何よりも彼らの心情を読み進めるのに心が動いて仕方がない。やっぱりあさの先生の言葉たちが大好き…!!
    そしてやっぱり、あなたから紫苑を奪ってもいいか、という台詞。一度本を閉じないと先に進めないくらいの重たい台詞です。無印、beyondまでのネズミは絶対に口にしなかったその類の台詞。心臓が止まりました。しかも火藍もそれを予期していたというのだから。
    だけどやっぱり思うのは、紫苑に近しい人たちにとって

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    ああ、この世界観が大好きだ
    再会に歓喜した5月から、こんなにあっという間に#2が読めるなんて!
    紫苑、再会して初めてのお誕生日おめでとう

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    ネタバレ

    面白かった!beyondで紫苑がした黒いことがずっと気になっていたので、再会二巻で紫苑が自分のしたことをいけないことだと認めて、自分を批判する相手を排除するんじゃなくて話し合おうとする行動をしていたと知れてほっとした。第三の道があるんじゃないかと言った紫苑の純粋さのようなものが失われていなくてよかった。
    力河さんが頑張ろうとしていることや、楊眠さんがやり直そうと頑張っているところを見られて嬉しかった。
    紫苑からネズミへの感情が沙布から紫苑への感情と同じだと言い切ったことや、誘っていると受け取ってくれて構わないと冗談か本気か判断できないぎりぎりのラインのことを言ったことなど、紫苑からネズミへの感

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    「おれは、あんたにこの世界で生きていてほしい」

    ああほんとうにこの世界観がすき。
    わたしをディストピアの世界へと引き込んだ思い出の物語が再び動き出した。

    再会に歓喜した#1、不穏さをはらみながら動きを見せ始めた#2、今から次が楽しみすぎる。

    自分にできることを判断して、弱さも認めて生きていく彼らが愛おしい。

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    2025年09月06日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    早くも『再会#2』を読め、とてもうれしい。しかし、続きは来春だという。なんということだ。待ち遠しくてたまらないが、再会は約束されている。序章のおもむきであった『#1』から、より作為を感じる事態の勃発へ。不安が募るなか、ここで『beyond』のあの出来事への言及があるのかと歯を食い縛ったりもした。171~172ページにかけての紫苑が語ることばは、だからわたしは物語を望むし小さな画集を開くのだと涙したほど。『#3』で語られることはなんだろう。紫苑のように世界を見て、この肉体で様々なことを感じながら春を待とう。

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    2025年09月05日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    ネタバレ

    No.6を瓦解させた正体が現実に存在しないものなのはちょっと悲しいけど、登場人物たちが魅力的すぎるので⭐️5をつけざるを得ない。

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    2025年09月04日
  • 夫婦じまい えにし屋春秋

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    何時も楽しく読んでいます。著者の作品は実に面白い。登場人物の初は実は男性が女装し誰も気付いていない!人と人を結び付ける又は断念させる仕事のえにし屋の主人とはビックリ。そして問題解決していく。数多いる好きな著者のうちの小生のフアンのひとりだ。肩が凝らなく娯楽性にあふれる作品は一気読みです!

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    2025年08月26日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    美しい都市に住む純粋培養の少年と、その都市の外側に住む危険な匂いのする少年が、不思議な巡り合わせで強く結びつく物語。

    紫苑とネズミ。当然、無垢で理論的な少年が紫苑であり、薄汚い場所の乱暴者がネズミである。しかしネズミは、粗忽者としか思えない登場の仕方なのにも関わらず、古典や物語に精通した教養を備えており、時折紫苑を小馬鹿にしたように使う敬語も美しく、なんとも途方もなく、魅力的な少年なのである。

    紫苑はネズミによってその命を救われる。が、ネズミは紫苑によって、過去すでに命のみならず、その心をも、はからずも救われていたのであった。

    「救いの手が奇跡のように差し伸べられることもあるんだって……

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    2025年08月18日
  • かんかん橋の向こう側

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    登場人物の皆に味があって素敵。超美人やイケメンやお金持ちが出てこない。
    和久くんなんかは、ドラマや漫画だと完全に脇役になるキャラだけど、へらへらとしつつも地方の田舎町に戻ってきた彼の心の中は本でしか語れないものだ。何年も前に亡くなった奥さんの秘密の小箱を開けてしまった野々村さんの葛藤も、ドラマや漫画ではきっとサマにならないけれど、読むとほんと良い。やっぱり紙の本はいいなぁってあさのあつこさんの本を読むとじんわり思う。
    それから、ののやに集うお客さんの会話がほんと面白い。軽味があるからこそ、深い話が重くならない。

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    2025年08月17日