あさのあつこのレビュー一覧

  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7
    あさのあつこ著の近未来長編SFシリーズ。主人公・紫苑は矯正施設の最奥でおぞましい真実と直面。展開がスピーディに変化したと思ったら超気になるところで終わるから続巻を読まずにおられないす。巧いわー
  • 復讐プランナー
    複雑な中学生の心情が伝わってきます(;o;)読んでいて応援したくなりました。今、いじめが社会問題になっているので、対策を考えるとき読むと頑張れる一冊だと思います(*^^*)
  • 復讐プランナー
    追い込まれる、狭い方へ逃げ込む。けれどもそれでは解決はしない。
    逃げてもいい、泣いたっていい。まず は、死なずに生きること。あなたの心に余裕を。


    読み応えあり。文庫本書き下ろしも好き。
  • NO.6 [ナンバーシックス](9)
    完結巻。原作の小説は未読ながら無理なく読んでいけたし、絵がきれいだった。
    連載木乃先生連載お疲れさまでした!
  • ラスト・イニング
    「おれに何ができるんや」
    「おまえなら、何だってできるやないか」

    ボールを手の中で回してみる。白い小さなボールだ。
    知らないことがたくさんある。

    (ラスト・イニング/空との約束/炎陽の彼方から)
  • グラウンドの空
    あさのあつこは野球ものが一番おもしろいと思う。この作品は野球のシーンよりも人物の心情描写が多かった気がするけど、面白かった。続編が楽しみ。

    【再読】内容ほとんど忘れてた。改めて読み返すと、透哉が一度野球を捨てるまでの物語に心が痛んだ。そして透哉が瑞希に感謝を示すシーンは少し目が潤んだ。
  • ラスト・イニング
    みずか。。。確かに異質だった彼。みんなが同調的に熱くなければいけないわけではない。しかし、醒めて生きるよりは、少し前のめりの方が、幸福なのではないか?前のめりのツボは人によって違っていいのではないか。今作をもってバッテリーに悪役は一人もいなくなった。せいはの物語も。誰しも社会の一隅で生きられる場所が...続きを読む
  • ガールズ・ブルーII
    「十八歳の夏が、一生に一度しかない夏が、容赦なく過ぎていく。―悔しい。悔しいけど、いくら悔しがっても時間を止める手立てが浮かぶわけじゃないし―」

    大好きな仲間と別れるのは辛い。前に進むのは
    楽しみだけど不安。これに出てくる人物は、みんな
    「今」が大好きで、等身大だから好き。
    この物語では、奇跡も、...続きを読む
  • ガールズ・ブルー
    理穂、美咲、如月。この3人の関係が、すごく羨ましい。
    お互いに干渉しない、だけど心は通じあう。まあ、実際美咲みたいな人がクラスにいても、友達にはならないだろうけど笑。そして、如月の兄、睦月は高校球児。デキる兄の弟は辛いけど、それでもまっすぐ生きる如月は素敵だと思う
  • NO.6 [ナンバーシックス](9)
    最終巻。紫苑とネズミが一緒に火藍の家に帰るシーンが素敵だった。火藍に紫苑と一緒に抱き締められて照れてるネズミがかわいい。最後まで愛の溢れたとても良いコミカライズだった。
  • バッテリーVI
    緊張の絶頂で終わった。あり得ない、鋭い、透明な群像劇。直接な意味でなく、深いところでセクシャルな物語だった。
  • 晩夏のプレイボール
    成就しなくても、甲子園に憧れる少年たちには様々なドラマがある。情景描写、心理描写の巧みさに魅せられる。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6
    いいところでおわるんだなこれが…!続きはよ…!ってなる。
    とうとうネズミの過去が明らかになって、NO.6の裏の顔も明らかになって、完全に風呂敷が広がった状態になったけども、ここからどう決着をつけるのか。続き早く読もう。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #4
    紫苑の思いが周りを変える。彼を軸に物語が展開していきます。
    紫苑と、ネズミの絆が再確認されたり、紫苑の強さを垣間見たりするシーンが好きです。
    互いを思う切なすぎるほどの感情が物語の中でよい刺激になってると思います。互いの命を預けるといっても過言ではない状況に陥るようなので、絆は重要な要素なのかなと思...続きを読む
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3
    世界観が固まり、キャラひとりひとりの特徴もでてきて、さあここから物語が大きく動くぞ…!という予感を与える巻。
    NO.6で一体何が起ころうとしているのか、黒幕は一体なんなのか、どきどきしながら読み進めています。またいいところで終わるんだなこれが…!
    そして、紫苑くんとネズミさんの絆がまた一段と固くなり...続きを読む
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2
    紫苑が転がり込んだ地域、西ブロックの様子と、これからを予感させる出会い、そして事件の発生。
    ネズミさんの一言一言が、今の自分の状況を皮肉っているように聞こえて、喝を入れてもらっている気分になります。
    それにきちんと答える紫苑は強いですね。
    未来に対して決定的に意見の違う2人ですが、この紫苑の強さにネ...続きを読む
  • たまゆら(新潮文庫)
    島清恋愛文学賞受賞作品。あさのあつこさんと言えば、今まで児童書作家のイメージしかなかった。
    最近、恋愛小説も書かれるのだな。と思っていたけれど、この作品はいろんな意味で深い。愛する人と死をわかつまで一緒にいるという覚悟を、真綿で首を絞められるよう問われる気分。深く熱い熱量がじわじわとくる感じ。あさの...続きを読む
  • 晩夏のプレイボール
    高校生の夏は、3回しかない。
    チャンスは3回だけ。
    そして夢の舞台への切符はいつも49枚。

    目指すところは1つ。
    そのうちの1枚を!

    それでも、迷いがないなんて事は無いのだ。皆それぞれの人生の中に、白球以外にも大切なものを持っているから。

    熱闘甲子園で号泣する人はぜひ読んでください。
  • 神々の午睡
    あさのあつこさんといえば『バッテリー』や『The MANZAI』といった青春小説しか知らなかったのだけど、鈴木康士さんの装丁画に惹かれ、思わずジャケ買いしてしまった本書。
    神と人とが共に暮らす時代の神話が6編。

    雨の神に選ばれたシムチャッカは、自分への捧げ物のために寝食を忘れて装飾品を彫り続ける細...続きを読む
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2
    シオンとネズミの会話、漫才みたいで笑える(笑)仲良くなったと思ったのに、ネズミは、なぜあんなことをいったのか?それにしても、主人公が、変な虫のせいで、銀髪の美少年になるなんて、都合がよすぎる(笑)