あさのあつこのレビュー一覧
-
No.6内に戻ったあとはパタパタとあっさり終わった感があり、少し物足りなかったラストになりました。
今まで主観をもってきたキャラクターがあまり登場しなくなってしまったのもさみしく思いましたし、崩壊後ももう少しだけでも描写してほしかった。
結局はたくさん血は流れましたが、紫苑が踏ん張って良い都市にし...続きを読むPosted by ブクログ -
ランナーシリーズ最終作ラストラン。
今回は主人公の家族はほとんど登場せず、主人公である碧李と天才ランナーと言われる貢のレースまでの話がほとんどだった。
物語としてはおもしろく、走ると言うことはなんなのか。なぜ走るのかを考えながら、走っている姿が眩しくあっという間に読み終えた。
ただ、色々走る以外の事...続きを読むPosted by ブクログ -
次が最終巻というところです。
はたしてラストは救いはあるのかとても不安もあるけれど…読まなければ。
こんな厳しい世界に私は生きてはいないかもだけど、自分にできることは悔いなくやらなければなぁと、甘ったれた気分はすべて抜けないながら少し考えるようにしなきゃなと。
読んでてちょっと辛くなってきました(^...続きを読むPosted by ブクログ -
事件的に動機の読める展開でしたが、結末までのもって行き方がおもしろかったです。やっぱり、仙五郎おやぶんが好きです!
医者の仕事と家庭を両立させるという願いを抱くってところがいいですね~。自分自身の努力の上に、他者とのかかわりの中で培っていく強さが、徐々に諦めない土台を固めていくところに夢があります...続きを読むPosted by ブクログ -
理想郷とその闇を描いた作品で
舞台はSFながら
今現代のさまざまな課題が取り上げられた作品でした。
児童小説?になるのかな、文体も凝ったものでなくてとても読みやすくまた面白かった。
紫苑とネズミ、他登場人物も魅力あるキャラクターなので全9巻、最後まで読みたいと思います。Posted by ブクログ -
今年の10月1日、あさのあつこさんの講演を聞いた。司会者がこの文庫本を示して「どういう気持ちで書かれたのですか?」。と聞いた。
あさのさんはゆっくりと語り出した。
「2015年、朝日新聞に連載していたの。少年少女をテーマに道尾秀介さん、わたし、吉本バナナさん、の順に書き継ぎました。テーマは少年少女...続きを読むPosted by ブクログ -
文通業者というのが面白い。確かに誰かと手紙のやり取りをしたくなる時がある。
お客さんと文通する中で、各話で事件に巻き込まれるが、意外と重い事件が多くてちょっとびっくりした。あと、むうちゃんが万能すぎる笑Posted by ブクログ