あさのあつこのレビュー一覧

  • おいち不思議がたり
    久しぶりに時代劇を読みました。
    死んだ人の姿が見えるという不思議な力を持つおいち。
    面白かったです。
    江戸時代はこうだったのか?そういう仕組みなのか?などなど。時代劇を読むと色々な疑問、想像が尽きませんね^_^
  • バッテリー
    弟への微妙な感情、引っ越し先の友達との友情。スポ根ものに興味のない人も、すんなり物語の世界に入っていける。受験と今、やりたいこととの兼ね合いとかも描かれていて、繊細で瑞々しい時期が切り取られた良書。
    今年のブックサンタは別の本で参加しましたが、これも良いなと思うのでタグ付け
  • グラウンドの空
     人生経験が少ない子供だからこそ、心が繊細で一直線。そんな、子供の一人一人を丁寧にえがいている。
     瑞希の一途さはいいね!!

     次が早く読みたいです。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9
    No.6内に戻ったあとはパタパタとあっさり終わった感があり、少し物足りなかったラストになりました。
    今まで主観をもってきたキャラクターがあまり登場しなくなってしまったのもさみしく思いましたし、崩壊後ももう少しだけでも描写してほしかった。

    結局はたくさん血は流れましたが、紫苑が踏ん張って良い都市にし...続きを読む
  • ラストラン ランナー4
    ランナーシリーズ最終作ラストラン。
    今回は主人公の家族はほとんど登場せず、主人公である碧李と天才ランナーと言われる貢のレースまでの話がほとんどだった。
    物語としてはおもしろく、走ると言うことはなんなのか。なぜ走るのかを考えながら、走っている姿が眩しくあっという間に読み終えた。
    ただ、色々走る以外の事...続きを読む
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #8
    次が最終巻というところです。
    はたしてラストは救いはあるのかとても不安もあるけれど…読まなければ。
    こんな厳しい世界に私は生きてはいないかもだけど、自分にできることは悔いなくやらなければなぁと、甘ったれた気分はすべて抜けないながら少し考えるようにしなきゃなと。
    読んでてちょっと辛くなってきました(^...続きを読む
  • 闇医者おゑん秘録帖 残陽の廓
    おえんシリーズが1番かっこよくてゾワッとして割り切れなくて惹かれるんだよなー
    今回も先生かっこよかった
  • プレデター
    SFっぽい未来の世界観の中で、現実にも通じる闇を追う主人公。
    段々過去の出来事と繋がっていく展開がとても引き込まれました。
    カササギがかなり重要人物でキーパーソンであり、もっと魅せれる設定なのが惜しい!!
  • プレデター
    近未来の日本。居住地はゾーニングされ、住む世界が生まれながらに決まっているが人々はそれに順化している。不満の起こらないような社会。そんな中ジャーナリストの明海和(あけみ かず)は昔の出来事に起因したある案件を調べていた。真相に迫る明海に危機も迫る。
    近未来の様子が今一つ実像を結ばない中、明海の追って...続きを読む
  • プレデター
    特殊な設定で個性的な能力やキャラクター性がありつつも臨場感のある空気感や世界観で話に引き込まれて面白かった。
  • 星に祈る おいち不思議がたり
    事件的に動機の読める展開でしたが、結末までのもって行き方がおもしろかったです。やっぱり、仙五郎おやぶんが好きです!

    医者の仕事と家庭を両立させるという願いを抱くってところがいいですね~。自分自身の努力の上に、他者とのかかわりの中で培っていく強さが、徐々に諦めない土台を固めていくところに夢があります...続きを読む
  • 夜叉桜
    メイン3人共が切れ者で推し。
    やり取りと心理描写が主だったキャラミスっぽい。殺しや苦界の話の割に爽やか。

  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3
    理想郷とその闇を描いた作品で
    舞台はSFながら
    今現代のさまざまな課題が取り上げられた作品でした。
    児童小説?になるのかな、文体も凝ったものでなくてとても読みやすくまた面白かった。
    紫苑とネズミ、他登場人物も魅力あるキャラクターなので全9巻、最後まで読みたいと思います。
  • ぼくがきみを殺すまで
    今年の10月1日、あさのあつこさんの講演を聞いた。司会者がこの文庫本を示して「どういう気持ちで書かれたのですか?」。と聞いた。

    あさのさんはゆっくりと語り出した。
    「2015年、朝日新聞に連載していたの。少年少女をテーマに道尾秀介さん、わたし、吉本バナナさん、の順に書き継ぎました。テーマは少年少女...続きを読む
  • 乱鴉(らんあ)の空
    キーワードは金。人の世というのは、ルールこそあれど、金で融通が効くようになる。ジョジョのストーンオーシャンみたいな場面がちょいちょいあった笑

    小暮家、遠野屋、梅屋、それぞれの屋敷にいる登場人物が勢揃いで内容が濃かった。ただ、話の内容が政にも発展していて、難しい。
  • I love letter アイラブレター
    文通業者というのが面白い。確かに誰かと手紙のやり取りをしたくなる時がある。
    お客さんと文通する中で、各話で事件に巻き込まれるが、意外と重い事件が多くてちょっとびっくりした。あと、むうちゃんが万能すぎる笑
  • 夜叉桜
    やっぱり清之介がかっこいい。剣を握る清之介が見たくなるけど、そうなるとこの物語は終わってしまう。しかし菊乃の中に夜叉がいるというところは納得がいかない。菊乃の描き方が不足していると感じた。
  • バッテリーIV
    停滞する心の動きの中に、道筋が、いつ見えるのか、、、と探りながら読む回。光を期待したのだけど、リアルの世界でもきっとそんな分かりやすく光や回答は出てこないだろうな、多分。
  • バッテリー
    ここのところ、ストーリーに引き込まれて読む本が多かったけれど、この本は登場人物の心を読む本だな、というのが1巻の感想。思いを、心の変化を噛み砕きながら、じっくり読む本。このあとの2巻の途中までは、そんな流れだった。
    実際にありそうな話だけれど、出てくる登場人物は実は特異で、それぞれの性格を突き抜けて...続きを読む
  • プレデター
    近未来ディストピア小説。
    じわじわと囲い込まれ、無抵抗にならされていく感じ、現代社会の空気感と似ていてぞわぞわする。
    勝てる気がしないのだが、どう落とすのだろうか。