あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アニメや漫画に推しは沢山いるけど、小説界の推しメンは信次郎一択です!!!
ただこの推しメン、たくさん出過ぎると良くないのです。七味が多すぎると味がわからなくなるのと同じです。推しメンはピリリと場を引き締める、もしくは凍らせるので、ですぎないのが良いのです。推しだからこそ出番は肝要な時にだけ。
今回はその塩梅が宜しゅうございました
あと、最後の最後に遠野屋との久しぶりのヒリつくやりとりが、もう、堪らんです。
殺意むき出しの男の頬を撫でるなんて信次郎にしかできません。そんな信次郎の心を揺り動かせるのはこの男だけなので、遠野屋には足を向けて寝ることができません。合掌。
ということでストーリーの感想ゼロ笑
2026.2.1
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Posted by ブクログ
中学生の沙耶は、陸上部でハードルの選手として切磋琢磨していたが、
2年生で挑んだ大会で、挫折を味わい部活をやめてしまう。
部活をやめた沙羅に、幼馴染の花奈がが隣町の進学校に一緒に受験する
ことを提案してきた。進学校には、地域では唯一の部活があるのだが、
それが目的のようだ。果たして、沙耶はどうなっていくのか。
進学校の部活が、文化部なのか、運動部なのか!?
見た目と実践するのではかなりのギャップがあるこの部活をすることはできるのか。
心理描写、人間ドラマのスポコン青春ジュブナイル小説。
著者のあさのあつこの読みやすく、10代向けな内容ながらも、
心理描写は大な向け?な感じもある・・・終盤、どう読み取るかで、
感想が変わるかもしれないので、まだ読んでいない気になった方は是非!!。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ再読記録として書こうとしたが、登録が無かった。
前回、本作を読まなかったのか??
2015年に本作を読んだ人は、10年続きが気になっていたのか。。となると今初めて読めてよかった。
作者メッセージあり
『彼らのその後の道筋はあまりに過酷で、あまりに急峻なものとなる。…この先、彼らは再び出逢えるのか。再会を約束したネズミの言葉は守られるのか。敵として相対することはないのか。答えはわたしにも掴めていません。息を整え、力を溜めて、彼らの行く末を見定めてみたいと思います。それがいつかまた、一つの物語としてみなさんのお手元に届きますように。』
■イヌカシの日々
ネズミとの出会い。ネズミは本当に急に背が伸びたのだなぁ。。
彼女にとっては災難だけれど、最後可愛い。
『理想郷、聖都市などこの世に存在するわけがない。…あんたの理想はおれの八方好しじゃあないし、おれの満足はあんたにとって我慢できない代物かもしれない、それが人の世界ってもんだろう。人間に理想郷なんて創れない。いがみあい、ぶつかりあいながら、互いに譲歩して納まるところに納まる。それが、せいぜいさ。』
■過去からの歌
ネズミと老女の過去。ネズミには妹がいたのだなぁ。。
留まっていられないのは、ネズミの性格というだけではなく、森の民がそういった民族なのか。。
『誰も傷つけない優しい言葉に、何の意味がある?…美しいけれどどこにも突き刺さってこない。…優しいんじゃない。自分が傷つきたくないだけさ。だから、言葉らか全ての棘を抜いてしまう。』
『口先だけの優しさや労り、約束や愛に何程の価値もない。ただ、おぞましいだけだ。』
日本の主役が何人のいる劇や、順位をつけない競争を思い出してしまった。完全ガイドで、作者はNO6を日本のようだとも書いていたような。。
■紫苑の日々
母親から紫苑の父親についての情報が。
もし紫苑いなければ着いていったかもしれないが、先の計画真っ白で乳飲み子を抱えて行こう!というのは。。
楊明は、あれ、新作再会で登場した気がするんだが??
本作では舞台から去っているようだったが、その後再起用した、という事?
『決して変わらないものが、ここにある。その実感は、人にとって、ときに希望にも生きる糧にもなる。』
■ネズミの日々
紫苑の父親登場。これは、例の紫苑の底の見えなさに繋がる性格遺伝??
再会シリーズが完結したら、また読み返したい。
「面白いじゃないか。この手で人々の人生を引っ掻き回す。愉快なことだ、とてもね。これほど楽しいゲームはないよ。」
『信じている。しかし、おれはあいつを恐れてもいたじゃないか。』
「人間は変わるよ。きみの信じるその男だって変わるのさ。国家の中枢に立てば、人は必ず変わるのだ。変わらなければ破綻する。」
『生き続けるとは、傍らにいる誰かの温もりを感じること、傍らの誰かに温もりを伝える事。そう教えてくれた。』
あの場で男を始末しなかったことを、ネズミが悔いる未来があるのだろうか?? -
Posted by ブクログ
【多感な少年心を描いた本】
ーー感想ーー
瑞垣の心根がよく表れていた一冊だった。
自分のチームにいる天才・門脇に嫉妬して、自分はそうはなれないから頭で考えて、自分の領域を守ろうとする。だから真っ直ぐに野球に向き合う巧や豪を毛嫌いして挑発する。ドロドロした感情と嫌らしい大人像を中学生が持っている。一番リアルな描写だと感じた。
瑞垣はバッテリーシリーズの中で、最も魅力的なキャラクターだと確信した。
意図に反して故意死球を投じた巧に、豪が本気で向き合い、恥ずかしいピッチャーになるなと強く進言した場面も心が熱くなった。それに素直に応えようとする巧の心境も美しい。
横手第二と新田東の中学生たちが、さらに人間として成長する姿を見られたことは、とても良かった。
ーーあらすじーー
季節は冬に移る。相変わらず、巧と豪は交わす言葉少なかった。
横手第二との練習試合の約束をつけるため、海音寺は瑞垣と会う。門脇に対する嫉妬心が、瑞垣の性格を歪ませていたことを悟る。
三年生の卒業前に行われる練習試合に向けて、合同練習をすることになった。巧と豪は打席での瑞垣のしたたかさを目の当たりにし、何故海音寺が瑞垣を合同練習に誘ったのか、意図を汲み取った。
打席の中、巧は豪のサインを無視して瑞垣にビーンボールを投げる。故意投球だと知った瑞垣はかつてないほど怒り心頭し、次の練習試合に本気で臨むことを決意する。
一方、プライドを傷つけられだからといってなぜキャッチャーのサインを無視して投球したのか、バッテリーとして初めて恥ずかしいと思ったと、豪は巧に詰め寄る。巧は豪の言葉を真正面から受け取り、二度と恥ずかしい真似はしないと誓う。