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長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の碧李は、家庭の事情から陸上部を退部しようとする。だがそれは、一度レースで負けただけで、走ることが恐怖となってしまった自分への言い訳にすぎなかった。逃げたままでは前に進めない。碧李は再びスタートラインを目指そうとする――。少年の焦燥と躍動する姿を描いた、青春小説の新たなる傑作!
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Posted by ブクログ
※作品とは全然関係ない感想を書いてます あさの作品を読みながらどうしてもネズミと紫苑のことを考えてしまうのはこの作品に対して不誠実だなと思いながらずっとふたりのことを考えていた。 守ること守られること、愛と憎しみ、理由をつけて逃げること、やっぱりネズミはいつか紫苑の元に戻ってくるんじゃないかと読ん...続きを読むでいて思った。全然違う話だけど。 「幸せって誰かが責任を負うものなのか」と悩みながら、責任をとってくれる存在に安堵する。人間らしい感情だと思った 紫苑たちと同じ16歳なのに子供として描かれていて、そうだ、彼らはまだ子供だと気付かされる。でもどんな16歳だって必死で生きているって分かる スポーツものってだけじゃないお話でした
【読み終わって感じたこと】 碧李と杏樹の未来に希望を持てる終わり方で、ホッとした。できない理由や辞める理由を探すのは、案外簡単だ。だけど、できない自分や辞める自分の弱さや狡さを認めることは、容易いことではない。碧李は強い。私も全てを背負った上で、何かに挑める人間でありたいと思った。 【印象に残った...続きを読むシーン】 謙吾に引き取られる時に、杏樹が千賀子に向かって走り出し、2人が抱き合って号泣するシーン。やっぱりお互いを深く愛していたんだなと感じられて、私も泣きそうになった。 【好きなセリフ】 「走るの、怖くねえか?」 久遠が、自分の弱さを認めた上で問うセリフ。そして碧李も怖いという自分の感情を認める。それは大きな一歩だったと思う。 【こういう人におすすめ】 ・夢や目標に向かって努力している人 ・あさのあつこさんの本が好きな人 ・夢や目標を見失っている人
乾いた土に水が染み込むように するすると言葉が入ってきて、 小説家というのは凄いなぁと思う。 読後感は、三田誠広の「いちご同盟」。 でも読んだのは、はるか昔なので違うかも 知れないけど、なんとなく思い出した。
とても読みやすい小説だった。登場人物それぞれの葛藤と苦悩を大胆にかつ繊細に描かれていたのが、印象深かった。メッセージ性もあり、また読みたいなと思った。
高校生ランナーの青年が複雑な家庭環境の中で 転びながらも人間として、陸上選手として 成長していく話。 続きを想像したくなった。
高校の陸上部を舞台とした小説は多々あるが、単なるスポーツ青春モノではないところがあさのあつこの名作たる所以か。 何十年ぶりか手に取ったこの作家の小説は登場人物の行動、心理、葛藤、さまざまなのところを実に上手く書くものだと感心させられた。本当に文章が上手いなあと思う。自分は長距離を走らないけど、走る人...続きを読むは何を感じているのだろう、そのきもちを作者なりに表現した描写が面白い。 ランナーの兄、親友はこの先どうやって陸上と、人生と、向かい合っていくのか。続編が楽しみ。
陸上の青春を予想して読み始める。間違ってはいないが、読み始めてなんとなくイメージと違ったなと思いながら読み進めた。これは、最後はどうなるんだ。と思いつつ最後の方で、なるほど。これも、陸上青春小説だと納得した。そして、なんとなく今自分が悩んでいた事と重なる所があり色々考えながら読み終えた。 解説にも...続きを読むあったが、おそらく予想と違うと感じる人はいるかと思う。だが、ランナーの心理描写にとどまらず、日常を生きていく事の大変さ、葛藤と成長。 ただ陸上を頑張る青春小説も好きだが、走るだけの話ではないのが良かった。
文章が美しい。思春期の繊細な感情描写が見事でした。 母と杏樹の関係性がとてもしんどくて、読んでいて辛かった。結末も解決ではなくて、心配だけれど、感情の上ではひとつの区切りにはなっていた。 主人公家族には、これからもがんばって、と声をかけてあげたい。
長距離選手の爽やかな青春小説! かと思って読み始めたら、意外とテーマは重く暗い部分がありました。 崩れそうな家族が、最後は一歩踏み出せた。続編が気になります。
高校生と思えないほど、立派で強い主人公に心を打たれました。普通の陸上の小説だと思っていましたが、それ以上に深い物語でした。 描写がとても丁寧で、綺麗で、そして辛かったです。
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