あさのあつこのレビュー一覧
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1番変わったなぁと感じた人物は紫苑かな。なんか色んな意味で成長したなーと親心のように温かい気持ちになった。個人的には、火藍ママとイヌカシが好き。(イヌカシ、ママって呼ばれてるしー。)力河のおっさんも生きがいと言うか人生の目標、目的を見つけ前に進もうとしていてなんか嬉しい。今のところ全ていい方向に向かっている(気がする)。
新No.6の行政機関での登場人物が増えた。どうしよう、誰もが怪しく見えてしまうのは考え過ぎ?
次巻はネズミが歩んできた2年間の話らしい。おー、早く読みたい。
紫苑やネズミを襲う謎の人物たちは何者なのか。紫苑の父親らしき人物も絡んでくるのか。気になるところ満載。挿絵はちょっと暗 -
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天才型ピッチャー・巧と、懐深く穏やかなキャッチャー・豪。
この第4巻は、二人にとっての「試練」の巻ですね
物語の流れや登場人物たちの性格から考えれば、
「折れるのはきっと、あちらだろう」と予測してしまう。
ところが、あさのさんはその予想を裏切る。
ぽきりと折れるのは、まさかの“逆”。
あさのさんの 巧さをあらためて感じます。
少年たちは、野球のポジションのように、
友人関係の中で自分の立ち位置を探り、確かめ、確保していく。
それは「きゅん」とするような甘さ以上に、
少年という存在を決して侮ってはいけないのだと、思わせる。
巻末には文庫書き下ろし「空を仰いで」が収録されている。
そこでは、 -
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主人公の中学生ピッチャー・巧がどう成長していくのか。
また、タイトルが示す通り、相棒であるキャッチャー・豪との「バッテリー」としての成長を描く物語なのだろう——読み始める前は、そう思っていた。
確かにそんな側面もある。
けれど私が内心で少し身構えていたのは、
チームワークだとか、キャプテンシーだとか、
中学生らしい“教育機関が喜びそうな”方向へ物語が流れていくことだった。
ところが本作は、そこから一歩踏み込んでいる。
描かれているのは「部活動」としての野球ではなく、スポーツとしての野球であり、
そして孤高にならざるを得ない天才型の存在。
まだ「13歳」という設定は若すぎるのでは、という感 -
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1999年第39回日本児童文学者協会賞をⅡで受賞
しているようです
野球に日常の全てを注ぐ主人公の少年、巧。
彼とバッテリーを組むため、親の反対を押し切り、ピッチャーとして野球を続ける決心をした豪。
みなさんご存知、あさのあつこさんの人気シリーズ。今まで 何度か挑戦しては、少年達の痛々しさにギブアップして参りましたが、今回は読み切ります。
中学入学前の春休みであったふたりは、野球部へと。自分を曲げることができない自信家の巧は、常々周囲と軋轢を産む。
ここね、読むのが辛いところ。お母さん、もっと優しく包んであげてくださいね。そりゃあ弟の方が病弱で優しくてよく気がつく良い子だけど、そもそもあー -
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1997年第35回野間児童文芸賞を受賞
メディア展開も多彩
コミックでも出版されている
2000年NHK-FM「青春アドベンチャー」枠にてラジオドラマ化、2007年には映画化、さらに2008年4月からはテレビドラマ化
また、2016年7月から9月にかけてはフジテレビテレビアニメも放送された
当時、『バッテリー』のアニメを見始めたものの、
もう少年たちのキリキリとした心情に胸がざわつき、あたふたとしてしまい、すぐにリタイア
そして今更ながら、原作を
作者の「あとがきにかえて」には、
“傲慢、脆弱、一途、繊細、未熟、無神経…”
そんな形容が似合う少年たちの物語とある。
確かに、たった1巻 -
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沙布の台詞の文字を見て怖くなった…。
どうか無事でいて、何もされないでと心の中で祈っても
出てくる台詞で何かはされたのかな…でも、紫苑のことを考えて行動して捕らわれても紫苑の存在があって、沙布も火藍も立派で逞しく強いなと思った。
自分が捕らえられたら、弱さから紫苑のことや
聞いたことを話してしまいそうなのに(´・_・`)
物語も怖い方向へと進んで、ここから一体ネズミや
紫苑がどんな行動をして行くのか…次も早く読もう。
イヌカシと紫苑の関係性も、イヌカシって
裏切るよね?なんて勝手に思ってたけど心配したり
何だかんだと世話をしてあげたり良い奴で気持ちが温かくなった。 -
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因縁の過去が尾を引く、物悲しい話。 「あさのあつこ」さんは、期待にこたえてくれる。どうなるの?と言う疑問には明らかに新しい展開で驚かす。そしてとうとう、と終わりまで読ませる。読みやすく楽しい。
これは前作を凌ぐ出来で面白かった。
信次郎は相変わらず、不可解な気質で、その気が無くても周りを振り回し、わざと言葉を選んで他人の弱みをちくちくと刺し、生きることに倦み疲れたように、掴みどころが無い。
だが、なぜか清之介の店に拘り頻繁に現れる。
伊佐治は彼を好きになれないでいるが、怜悧な切れ味を持つ信次郎の推理を認めて、心底からは憎めないでいる。
そして清之介は「遠野屋」を大店に育て上げ、店は繁盛し