あさのあつこのレビュー一覧

  • 花を呑む

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    後から振り返ると、実はいろいろ伏線が仕込まれていたことが分かるのにようやく気がついた。
    今度からは信次郎がどこに反応したのかを予想しながら読んでみよう。

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    2025年11月05日
  • 明日になったら~一年四組の窓から~

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    「一年四組の窓から」という東京の私立中学校に通っていた井嶋杏里は、
    祖母(母親にとっては義母)の介護をすると言う母親と一緒に、夏休み明けに
    地方の芦原中学校へと転校したところから始まるり、3人の仲間と出会い、
    4人それぞれの思いを1年通して描いた物語。の続編。
    時は立ち、3年生になった4人が受験生となり、将来の夢と共に、
    受験へと進んでいくも葛藤が新たに生まれる・・・。

    今作も進研ゼミに掲載されていた作品が人気で、先に単行本化し、文庫化された。
    ジュブナイル小説であり、小説を読みなれない人でも読みやすく、
    小説をある程度読んできている大人でも、楽しく読める内容だと思います。
    青春時代が良かっ

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    2025年10月31日
  • 夫婦じまい えにし屋春秋

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    ネタバレ

    てっきり新たに縁を結ぶのかと思いきや、(だって題も夫婦じまいだし)入り組んだご縁をよくまた復活させました。

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    2025年10月27日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #4

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    ネタバレ

    シリーズ第4巻。
    3巻で沙布が矯正施設に送られた!救出しなきゃ!となってて、4巻ではいよいよNO.6に殴り込みか?!となってたのですが、4巻のメインは準備・・・というか心構え?がメイン。終盤でとうとう人狩りが始まり、紫苑とネズミはNO.6の矯正施設へと移送される。
    今回ネズミの調子が悪い・・・どうしちゃったのか。
    あと、NO.6の中枢では殺人バチ孵化の人体実験が。えげつないなー。
    人狩りの詳しいことは、次回ですね。

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    2025年10月22日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    シリーズ6作目。
    前作で兆しはあったものの、突然のおいちの祝言。そのさなかに起きた事件。
    駆け付けたおいちに見える黒い影。毒物混入事件で乳母が服毒死。巻き込まれる元長屋の住人。
    相変わらずの暗く重い展開。その中でおいちの父親松庵と伯母の毒舌漫才が唯一のほっとするやりとりだったが、これにおいちと夫の初々しい若夫婦のバカバカしい熱々ぶりが加わる。それに女医を目指す先輩の美代とおいちの掛け合い漫才も入ってくる。色々な漫才風の話しが追加されるものの、怪しい犯人も次々と現われ、元住人が死刑判決で一層苦しくなってくる。犯人はそっちか、と意外な結末。

    高田郁さんの史記で女医の学校が話題になっていたが、こち

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    2025年10月19日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    ネタバレ

    新吉さんと共に暮らし始めたおいち。2人のやり取りが微笑ましく、日常の小さな温もりと信頼がにじみ出ていて、読んでいるこちらまで頬がゆるみます。
    一方で、おいちは医者になるという大きな夢に向かって、着実に歩みを進めています。緊急の場面で迷いなく、手際よく処置をこなす姿には、確かな成長が感じられ、胸が熱くなります。
    さらに、妊娠という新たなステージへ進み、これから一層困難で難解な謎に出くわしそうですが、誠実に、ひたむきに立ち向かっていくことでしょう。

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    2025年10月19日
  • ハリネズミは月を見上げる(新潮文庫)

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    #ハリネズミは月を見上げる
    #あさのあつこ
    #新潮社
    #読書記録
    鈴美と比呂、二人の女子高生と家族の物語。
    二人が本音をぶつけ合って、信頼し合える関係になっていくのが素晴らしい。そして家族の話になってゆくが、それもまたリアル。部活とか恋愛とかのキラキラはなし。自分と家族と向き合い、社会と向き合い始める若者がまぶしい。

    #Hedgehog looks up at the moon
    #Asano Atsuko
    #Shinchosha
    #Reading record
    The story of Suzumi and Hiro, two high school girls and their fami

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    2025年10月17日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    ネズミとの再会。2年の空白期間を経てのお互いを思う気持ちが伝わってくる。幸せになってほしいと思うのに、現実はきな臭い。次巻はネズミの過去の2年間が明かされるのかな。待ち遠しいです。

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    2025年10月14日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    ネタバレ

    14年ぶりに再会しました。2人の若さに、おばさんになっちまったなぁ…と感じました。2人がどうなるのか楽しみです。あさのあつこ先生、本当にありがとうございます。

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    2025年10月12日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    視点人物がシーンで切り替わる、会話の途中で現在時間が遡るなど最初若干読みづらかったのだけど…会話が圧倒的に魅力的なのも変わらず、また今作もキラーフレーズが続出で(特に紫苑とネズミの互いへ向ける感情を吐露する箇所ね)マーカー引きたい箇所が続出。
    今作ネズミの一番の読みどころは「あんたにはいつも失望させられる」的な発言のシーン。かわいいなぁ。あとネズミ、火藍のことをちゃんと尊重してて「あなた」呼びなの、ほんとずるい。火藍にだけは虚勢張ってない感じがほんとずるい(かわいい)な!
    1、2で舞台設定が整って、いよいよこれから…というところで次巻は来春刊行だそうで…。あさの先生には信頼しかないけど早く読み

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    2025年10月11日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #5

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    ネタバレ

    とうとう矯正施設内へ。
    計画的に入り込むものと思っていたけれど、わざと捕まって入り込むとは。これもネズミの計画?
    沙布はいったい何をされたんだろう?作り替えられた?
    ネズミの紫苑でいてほしい。という望み。
    これから先、どうなるのか。

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    2025年10月09日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    崩壊したNO.6の再建に奮闘する紫苑がネズミのことを忘れられずに「再会を必ず」という言葉に縋りついている姿が良かった。懐かしい人たちがたくさん登場して、改めて再会編が読めることが嬉しくなった。漂う不穏な雰囲気がこれからどうなるのか続きが楽しみ。

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    2025年10月06日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    世間知らずな超エリートの紫苑とテロリストのネズミは運命的に出会い、偽りの理想都市「NO.6」を崩壊させた。「再会を必ず、紫苑」と告げて、ネズミが「NO.6」を去ってから2年後、『NO.6再会』が幕をあけるーー。二人は、再び、誰もが虐げられない世界をつくることができるのかーー?罠だらけの現実に二人は「希望」を見つけることができるのかーー?

    ひょおおお14年ぶりですって!!!新作と聞いて目を疑ったシリーズ。もう会えないと思っていた紫苑とネズミの物語がまた始まるという奇跡。胸熱すぎる。
    新しいNo.6で委員長として奮闘する紫苑の日常が描かれ、イヌカシや火藍など懐かしいメンバーの近況にほっとしつつも

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    2025年10月05日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    10年以上前に読んだ本を覚えているのか恐る恐る読み出したのですが、すぐにNo.6の世界に引き込まれました。紫苑、イヌカシ、からん、そしてネズミ…変わらず魅力的な登場人物たち。未来への警告とも思える舞台。一気に読んでしまいました。あぁ!次巻が待ち遠しい。そうでした。前作シリーズの時も待ち焦がれていたんだった。前作シリーズ最初から再読して次巻を待ちます。

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    2025年09月30日
  • Team・HK

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    ネタバレ

    やっぱりあさのあつこは良い!!読みやすい!2時間もあれば読めたでしょうか。日常を過ごすだけの主婦だったお母さんが働き始めて日々楽しくなる話にちょっとしたスパイスが加わるだけの話ではありますが、読んでてこっちも楽しくなるような、世界が広がるのって大事よねと思うお話でございました。ちゃんと一章の話が布石になっているのも良いですね(おかげで何となく首謀者は分かるのですが)。キャラクターもあさのあつこさんらしい、ちょっと脚色された愉快な人たちがいて現実味はないですが楽しかったです。続編もあるみたいなので読むのが楽しみです。娘ちゃんも可愛いよね、思春期で。
    ところで表紙のイラストのキャラはちょっと解釈違

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    2025年09月30日
  • 闇に咲く おいち不思議がたり

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    「おいち不思議がたり」の三作目。双子と言うだけでこんなにも生き方が変わるのか、と今との違いに驚いた。オチは微妙。

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    2025年09月24日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    うわー、抜差しならぬ展開だね。イヌカシ、紫苑、ネズミ3人の晩餐が実にイイ。加えて、この『再会』からの新章が装画になったの、イイ。

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    2025年09月21日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    NO.6の最後を忘れちゃってるかなぁ、と思いながら読み出したが、読みながら、読んでいた当時に自然に帰って行った感じ。気になっていた、みんなのその後に自分も再会できたようで、すごく嬉しく思えた。
    この後のキャラクターたちの変化や、今後の生き方なども気になる!この巻は新章のプロローグにあたる部分だと思うが、読み応えはちゃんとあり、これからも目が離せなくなりそう。

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    2025年09月20日
  • バッテリー (角川つばさ文庫)

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    大人も子どもも夢中になる名作「バッテリー」が、つばさ文庫に登場!!

    中学入学直前の春休み、父の転勤で岡山県の山間の町に引っ越してきた原田巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ切っている巧の前に、同級生の永倉豪が現れる。巧とバッテリーを組むことを強く望む豪だったが…!?

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    2025年09月19日
  • 風を結う

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    憎むより、笑って生きたい。
    剣才ある町娘×武士の身分を捨てた職人
    町医者不審死の謎を追う――

    深川の縫箔(刺繡)屋・丸仙を訪れた町医者の宗徳は、職人の一居(いちい)の姿を目にした瞬間「亡くなった知人に似ている」と取り乱し、直後に謎の死を遂げる。
    宗徳は一居の過去を知っていたのか。剣術を愛する丸仙の娘・おちえ。武家に生まれながら、刺繡の道を歩む一居。ふたりの葛藤と成長をみずみずしい筆致で描く時代青春ミステリーシリーズ〈針と剣〉第2弾!

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    2025年09月17日