あさのあつこのレビュー一覧

  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    ネズミが紫苑と離れていた2年間を、ネズミの視点で語られる。No.6の時のネズミの言動が、再会になってからよくわかるようになる。また共に新たに戦うとネズミは言っている。なかなか話が進まないのがもどかしい。これから読むのを我慢して全巻揃ってから読みたい気もする。
    ストーリーも好きだけど、ネズミ、紫苑、イヌカシ(力河)達が大好き。

    名前の付け方も好き。
    火藍、楊眠、沙布、碧石、来懼

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    2026年08月28日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #8

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    ネタバレ


    悲しい、沙布は絶対生きていてネズミや紫苑と共に
    帰るんだろうと思ってたのにそっか…マザーと。

    救うはずが殺すことに、助け出すはずだったのに。
    でも囚われたままだった状況から結果はどうであれ沙布を助けたんだと思えばいいのかな?

    なんとも言い表せない(◞‸◟)

    そして、人と人がそれぞれ繋がり
    デモを起こし崩壊させようと躍起になっていく。

    助けようとデマだと分かっていても、そこに金塊があるかもと2人の帰還を願い協力するイヌカシと力河。
    生きるって凄いことだと感じた。

    ラストへ向けてここから、この騒ぎはどうなるのか。
    丸く治るのか、崩壊するのか崩壊後はどうなるの??
    と気になることだらけです。

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    2026年08月27日
  • 神無島のウラ

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    情景描写で 気持ちの揺れや迷いを 表現する
    方言の持つ強さ
    子どもを取り巻く大人たち
    かつて子どもだった大人
    子どもを描くのが うまい

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    2026年08月27日
  • 待ってる 橘屋草子

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    ネタバレ

    橘屋が軸の短編がまとまっている。最初の主人公のおふくが最後に出て来るのは分かっていたけど、おふくが仕事1番になったのは分かっているけどお多代亡き後にどうなったのか知りたかったなあ。余韻が風流というかそいうものなのかもだけど、でもその先も知りたい。続編も無さそうなのが残念…。

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    2026年08月25日
  • 神無島のウラ

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    ネタバレ

    解釈は人それぞれ、と言う終わり方。

    AIの時代に、テクノロジーとは全く切り離された新作なのが、人の温もりを感じた。

    子供を守るって、いろんな形があるけれど、
    全ての子供を平等に守るのは難しいよなぁと。

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    2026年08月24日
  • Team・HK

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    続編から最初は読んでしまい、次にこの作品を読みましたがとても素敵な作品でした。

    心が温まる優しい物語の中にミステリー要素もあり、盛りだくさんでとても読んでいて楽しかったです。
    美菜子の気持ちが自分にも重なる部分が多く、本当にあさのあつこ先生の作品は自分の心をブズブス刺してくるのですがそれがとても優しい、素敵な物語を届けてくれます。

    もっとこの作品のシリーズが読みたいですね。

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    2026年08月24日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2

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    2017年。聖都市《NO.6》を追われた16歳の紫苑は、初めて外の世界と現実を知ることになる。

    単行本は2004年2月刊行。文庫版にも収録された著者あとがきを読んで、なぜ舞台がここまで近未来に設定されたのか、少し理解できた気がしました。

    豊かで近代的な社会と、戦争や飢餓、殺戮にさらされる社会。その二つは決して遠い世界ではなく、現在も同時に存在している。武力による侵略や終わりの見えない宗教対立など、現実世界が抱える問題を直接描こうとしているわけでないのですが、この物語の底流に流れているように思う。

    理想を信じる紫苑と、憎しみを抱えながら生きるネズミ。

    対照的な二人の少年の関係は、どこかブロマンスの趣もあり、その距離が少しずつ変化していく様子も魅力の一つです。そして読者は、二人とともに《NO.6》という世界の歪みへと引き込まれていきます。

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    2026年08月22日
  • 春立つ風

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    やっと辿り着いた最新作。

    前作不穏な雰囲気のラストだったが、やはりそこをひきずったままのオープニング。
    しかし今作は事件そのものは遠野屋は関わりはない。
    しかし信次郎が仕掛けた楔のような言葉(罠?)に掻き回される。

    今回のテーマは『思い込み』といったところか。
    自死だという思い込み、顔に傷があるのは可哀想という思い込み、子供は弱いものという思い込み‥
    それらを取っ払った末に事件は密室の謎を解き、商いの方は少しづつ現代の商売に通じるものになりつつある。

    それにしても信次郎と遠野屋、どうなるのか。
    遠野屋は過去を忘れて、というよりそれを礎として商人として生きようとし、信次郎はその生き様がまるで仮面でもかぶっているように見えるのだろう。それを引き剥がしたくてたまらない。

    この2人はある意味お互いなくてはならない存在。
    伊佐次がいないと、という条件付きだが。

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    2026年08月21日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    2003年刊行。舞台は2013年。当時としては、すぐ手が届きそうな未来を描いた近未来SF。

    2013年の未来都市《NO.6》。
    人類の理想を実現した完全都市で、主人公紫苑は2歳の頃から最高ランクのエリートとして育てられてきた。
    だが12歳の誕生日の夜、「ネズミ」と名乗る少年との出会いによって、その運命は大きく転がり始める。

    「あの夜、どうしてぼくは窓を開けてしまったんだろう?」

    飢えも争いも知らず、守られた世界で生きていけたはずだった少年が、都市の外側と矛盾を知っていく物語。

    あさのあつこ氏がどこまで“少年たちのブロマンス”を意識しているのかはわからないけれど、その距離感や感情の描き方はやはり上手い。
    閉鎖された世界の中で、紫苑とネズミという対照的な少年たちがどう惹かれ合い、反発し、このデストピアを渡っていくのか。
    とても期待させる導入だです♪

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    2026年08月20日
  • バッテリー

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     クライマックスが主人公の「成長」ではなく、「感情の爆発」だったことにビックリ。面白かったです。

     中学入学も目前に控えた春休み、岡山県境の新田に引っ越してきた原田巧。投手としての才に自信を持ち、他者を切り捨てる匠の前に現れた永倉豪。バッテリーを組むことを求める豪は巧に本気の野球を申し出るが…。

     児童書でタイトルは「バッテリー」。
    だいたい内容はわかるような気がしていました。
    才能のある主人公。が、他者とのコミュニケーションに難あり。病弱な弟や、家族との微妙な距離感。捕手の包容力。甲子園経験者の祖父。田舎への引越し。

    キャラクターや設定も「野球と少年」のテンプレだらけだな、ま、好きなジャンルだからいいけど。
    次第にチームメイトと打ち解けて、何らかの試合に勝って一回り成長する、と思っていたのですが。

     ところが全く違いました。気持ちよく三振にとって勝利!も、誰かと打ち解けて感動!もありません。

    そのリアルな人間関係の描写が面白かったです。
    いい雰囲気になりそうだったのに巧の一言で台無し、とか。
    家族たちとの関係が劇的に良くなったりしない、とか。
    そもそも別にそこまで悪い関係じゃない、とか。

    だけど最後は何かが少しだけ良くなった気がする。そんな読後感でした。

    イチゴと一緒に感情を吐き出した巧のシーンは野球の試合のクライマックスのように熱かったです。

     それぞれの母親が出てきますが、子供にとっては「敵」になりがちな母親をステレオタイプにせず、どちらとも言えないままにしたのも良かったです。

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    2026年08月18日
  • 彼女が知らない隣人たち

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    令和6年発行で、おそらく当時は今ほどには排外主義·外国人差別、移民排斥が目立ってはいなかったと思うのだが、これらを的確かつリアルに描いており筆者の慧眼ぶりが窺い知れる。ただし物語としてはえぐみが強く、それまでそういった問題に関心を持っていなかった読者側には敬遠される恐れがあるために問題提起としては微妙で、一方で現実として中々解決策の出しにくい問題であることを踏まえてもオチが弱く感じるため、総合的にはかなり微妙である。

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    2026年08月18日
  • Team・HK 殺人鬼の献立表

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    シリーズ第2弾とは全く知らずに第1弾も読んでいませんがとても楽しめる作品でした!

    とにかく、文章が心に染みるようで自分も頑張ってみようかなと思える物語です。主人公に共感できる部分も多く、感情移入しながら読んだこともありますが優しい文章でさすがあさのあつこ先生という印象でした。

    学生時代にもあさのあつこ作品には救われたことがありましたが大人になっても染みる作品に出会えて良かったです。第1弾の方もぜひ読みたいと思います。

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    2026年08月15日
  • バッテリー

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    巧くんの野球への信念は15歳の私の書道に対する向き相方に似ている。100パーセントを絶対出せる!などの自信はないが、、尊敬できるものがある

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    2026年08月13日
  • 待ってる 橘屋草子

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    この作品には、びっくりした。これは、本当に、あさのあつこさんの作品か?読んでいて、僕の好きな、北原亜以子さんや山本一力さんの作品、のような錯覚がした。確かに、あさのあつこさんの作品にも、若者が、困難に立ち向かいながら、成長して行く作品は、いっぱいあるけれど、この作品には、僕が、今まで読んだ、あさのあつこさんの作品とは違う、凄さを感じた。何が違うのか、うまく言えないけど、何か、人間の強さ、みたいなものを感じた。

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    2026年08月11日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7

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    ネタバレ

    矯正施設を進んでいくネズミと紫苑。
    ネズミが支えたり、紫苑が支えたり、2人だから進んで行けるんだと思う所が多々あった。
    莉莉のお父さんが月楽でイヌカシと取引をしていた人だったとは。そして、殺されてしまうなんて。。。この事実を莉莉たちは知ることができるんだろうか。
    そして、沙布の声に導かれて最上階へ。

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    2026年08月09日
  • プレデター

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    ラダンの壺/藍色の掟/過去の風景/トンネルの出口/揺れる謎たち/迷い道の手前で/鳥の過る空/化け物の口/遥かな風景/宴の後で/沈黙の代償/神と悪魔の間で

    消える子ども 子どもの売買 
    貧富や職種による格差
    区別か差別か
    士農工商と穢多・非人が形を変えて残っている
    差別じゃなく区別だと言い逃れと共に残っている

    頭の良い人や権力のある人や声の大きな人に操られるのはゴメンです
    多数を頼みの同調圧力も嫌です
    知らないうちにあちら側にならないように
    用心用心

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    2026年08月06日
  • 光のしるべ  えにし屋春秋

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    ネタバレ

    面白かった。ミステリー要素もあって、誰が犯人なのかも考えながら読めた。芯をもった人間の素敵なところをお初が捉えててそれも良かった。

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    2026年08月04日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    これはかなり面白い。今まで読まなかったことを少し後悔した。しかし、読む時期を逸してしまった感がある。中学生の頃に読んでいれば今の3倍は楽しめただろう(本には読むのに適切な時期があるというのが持論。適切な時期に読めば記憶に残る一冊となり、時期を逃せば凡ですぐに忘れてしまう本になる。)だが、それでも楽しめた。作風かもしれないが児童書の趣が強いのでシリーズ通して読めるかというと微妙だが、あと2、3冊なら行けるだろう。それ以上は読むのがしんどいかもしれない。あとがきがストレートでかなり好み。

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    2026年08月01日
  • えにし屋春秋

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    ネタバレ

    面白かった。人と人を繋ぐ商いをするえにし屋。最初の1話は初が女としか思えない流れであとあと男だと分かる。そのストーリーの流れが面白かった。悩みや問題を抱える人と人の縁。それに初とお頭の関係。これから命が狙われるかもしれない危うさ。この先が気になる展開で良かった。

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    2026年08月01日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2

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    NO.6 第2巻 前作で、幼少期の紫苑は、検査で優秀と言うことで何不自由ない
    暮らしを約束されてNO.6内で暮らしていたが、犯人をかくまったとして、
    罰せられはしなかったものの、生活をNO.6の中心部から郊外の下級層が住まう
    地域へと映り、特権ははく奪された。数年後、成長し働いていたが、
    謎の事件が発生、容疑者として逮捕されるも、
    過去にかくまった「ネズミ」を名乗る人物に助けられ、NO.6を後にする。
    ここまでが、1巻。
    2巻は、NO.6の外の過酷な世界で生活をすることになる中、ネズミが所持する、
    小さい小動物のねずみ型の探索ロボットでNO.6内にいる母親との短い文章で
    連絡を取ることができたため、その母親の文章に書かれた人物を探すことになる。

    まだまだ、2巻まででは、この世界には6つの街があって、その周りに、その中で
    暮らすことができない、貧困層とも取れる人たちが暮らしていた。
    と言うのは分かるのですが、NO.6では主人公の紫苑が容疑者にされてしまった、
    事件がまだ解決しておらず、それに対してどうなっているのかが、まだわからない。
    全貌が全く見えない状況で、3巻でこの世界が分かってくることを期待。

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    2026年07月28日