あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中学生のときにあさのあつこの中で初めて読んだ作品。
主人公の理穂と自分の性格や考えることが
どことなく似ていて衝撃を覚えて、
それから機会があるごとに読み返したりするけど
そのたびに自分を別の場所から見ているような不思議な感覚になる。
あさのあつこの中では一番すきな作品。
淡々としたストーリーなのに、
高校生のときの自分たちの思い出の輪郭を指でなぞるような、
経験した哀しみや楽しさ、怒りや喜びが胸の奥でふっとよみがえるような、懐かしい気持ちになる。
あとがきに記された、
「理穂と美咲は親友という言葉では表せない。
いわば共犯者なのである。」
という一文にもはっとした。
そうか、あたしたちが毎日 -
Posted by ブクログ
5年生の女の子たちが口をそろえて面白いというので読んでみた。なるほど!確かにみんなが好きそうなのが分かる。とくに“ラブレター”の方は、等身大の5年生にぴったりくるようなドキドキするかわいいお話。いいお話だった。ときどきこっそりと「恋愛っぽいのが読みたい」と言ってくる女の子たちに手渡してあげたい。”あかね色の風”の方は、友達について考えさせられるお話。子どもだって、この子と合いそうかどうかって見かけや雰囲気で判断したりするところがあって、でも自分と合うかどうかは実際に深くその子を知ってみないと分からない、というようなことをさりげなく教えてくれるお話だと思った。大人が読むと、自分が小学生だった頃の