あさのあつこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【多感な少年心を描いた本】
ーー感想ーー
瑞垣の心根がよく表れていた一冊だった。
自分のチームにいる天才・門脇に嫉妬して、自分はそうはなれないから頭で考えて、自分の領域を守ろうとする。だから真っ直ぐに野球に向き合う巧や豪を毛嫌いして挑発する。ドロドロした感情と嫌らしい大人像を中学生が持っている。一番リアルな描写だと感じた。
瑞垣はバッテリーシリーズの中で、最も魅力的なキャラクターだと確信した。
意図に反して故意死球を投じた巧に、豪が本気で向き合い、恥ずかしいピッチャーになるなと強く進言した場面も心が熱くなった。それに素直に応えようとする巧の心境も美しい。
横手第二と新田東の中学生た -
Posted by ブクログ
「一年四組の窓から」という東京の私立中学校に通っていた井嶋杏里は、
祖母(母親にとっては義母)の介護をすると言う母親と一緒に、夏休み明けに
地方の芦原中学校へと転校したところから始まるり、3人の仲間と出会い、
4人それぞれの思いを1年通して描いた物語。の続編。
時は立ち、3年生になった4人が受験生となり、将来の夢と共に、
受験へと進んでいくも葛藤が新たに生まれる・・・。
今作も進研ゼミに掲載されていた作品が人気で、先に単行本化し、文庫化された。
ジュブナイル小説であり、小説を読みなれない人でも読みやすく、
小説をある程度読んできている大人でも、楽しく読める内容だと思います。
青春時代が良かっ