あさのあつこのレビュー一覧

  • ガールズ・ブルーII

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    桜貝の色を連想させる話だった。

    現役の私から見ても、彼らや彼女たちの将来への迷いなどよくわかる。
    高校生の何気ない日常に此処まで惹きつけられてしまうのはあさのさんの文章だからこそだと思いました。

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    2011年01月23日
  • ガールズ・ブルー

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    中学生のときにあさのあつこの中で初めて読んだ作品。
    主人公の理穂と自分の性格や考えることが
    どことなく似ていて衝撃を覚えて、
    それから機会があるごとに読み返したりするけど
    そのたびに自分を別の場所から見ているような不思議な感覚になる。
    あさのあつこの中では一番すきな作品。
    淡々としたストーリーなのに、
    高校生のときの自分たちの思い出の輪郭を指でなぞるような、
    経験した哀しみや楽しさ、怒りや喜びが胸の奥でふっとよみがえるような、懐かしい気持ちになる。
    あとがきに記された、
    「理穂と美咲は親友という言葉では表せない。
    いわば共犯者なのである。」
    という一文にもはっとした。
    そうか、あたしたちが毎日

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    2019年01月16日
  • あかね色の風/ラブ・レター

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    5年生の女の子たちが口をそろえて面白いというので読んでみた。なるほど!確かにみんなが好きそうなのが分かる。とくに“ラブレター”の方は、等身大の5年生にぴったりくるようなドキドキするかわいいお話。いいお話だった。ときどきこっそりと「恋愛っぽいのが読みたい」と言ってくる女の子たちに手渡してあげたい。”あかね色の風”の方は、友達について考えさせられるお話。子どもだって、この子と合いそうかどうかって見かけや雰囲気で判断したりするところがあって、でも自分と合うかどうかは実際に深くその子を知ってみないと分からない、というようなことをさりげなく教えてくれるお話だと思った。大人が読むと、自分が小学生だった頃の

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    2010年11月08日
  • 神々の午睡

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    一つ一つが短くて読みやすい話が連なっている。
    その話がすべて繋がっていて、最後まで読んだときやっとまとまる。その感じが楽しかった。

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    2010年11月02日
  • あかね色の風/ラブ・レター

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     ラブ・レターのほうのレビューが残っていたので転載。
     とてもかわいらしくて爽やかな、それでいて心の奥が、ホットミルクを飲んだときのようにあたたかくなるお話でした。

     主人公の愛美(まなみ)は小学5年生で、隣の席の楽(らく)くんの、大好きな馬の話をする声の嬉しそうな色とか、髪が太陽に透けて茶色に輝くことが気になって仕方ない。そんなとき、友達のともかちゃんから、今学校で「仲良しレター」がはやっていると聞く。だけど友達に送ってもどきどきしないんだもの、やっぱり好きな男の子に送りたいよね、とはにかむともかちゃん。そのきらきらした笑顔を見て、愛美は、自分も楽くんに手紙を送りたい、送ろう、と、つたない

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    2010年09月29日
  • ぬばたま(新潮文庫)

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    恐怖譚を集めた小説だけど、
    読んでいる間感じるのは恐怖より「美しさ」のほうが
    圧倒的に多かった。
    女性の足首の白さ、飛び立つ蝶の眩さ、
    全てが目の前に浮かび上がるような鮮明さと
    鳥肌が立つような妖艶さを持ってこのお話の世界を構築していた。

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    2010年09月24日
  • 晩夏のプレイボール

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    甲子園をめぐる10のお話。
    甲子園に挑もうとしている人、挑戦さえ許されない人など立場や状況は違えど、どのお話にも心を揺らされてしまいます。
    あさのさん×野球は無敵ですね!!
    何度も読み返したくなります。

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    2010年08月05日
  • 神々の午睡

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    すごく良かった。
    CLAMPの表紙の絵のおかげで、イメージがとても綺麗で、綺麗で自然と瑞々しさが溢れる神々の世界をみたような気がした。
    神々の世界を見ると同時に、人間たちの性質を見せられ再認識させられた一話目のシムチャッカと人間の間の恋は淡いラベンダーのような色のイメージ。ほとんど会話をすることなく恋をし、死んだ2人の恋はとても綺麗だった。
    武将が姫のために笛を取る話が一番人間のいやな部分が出てて人間らしかった。他の話はどこか神がかり的で、物語の中の話。この話は展開とかやることは物語だけど、心情とか動機がすごく人間らしい。やはり人間はこんなもんか、って思わせる話だった。
    一番好きなキャラはリュ

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    2010年06月18日
  • ガールズ・ブルーII

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    前作と同じ世界観が楽しめます。
    相変わらず強かな女の子たちの姿は、見ていてとってもスッキリする(笑)
    続編なので必ず前作を読んでから読んで下さい。。

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    2010年06月10日
  • ありふれた風景画

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    「恐れが皆無かと言えば嘘になるけれど、大多数の人たちとは異質であることを恐れ口をつぐむより、本気の恋を誇りたい。」

    この一文に、本気の思いへの尊重や重たさを感じた。


    ありふれているからこそ、本気の思いが際立ち、大事に思う。

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    2010年04月14日
  • ミヤマ物語 第一部

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    ホラーって事でしたがそんなに怖くなかったですね。
    最初読んでるときはすごく不思議な気持ちでした。
    ファンタジーにも近い気がします。
    第一部ってことは続きがあるんですかね。
    あるなら是非読みたいです。

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    2009年10月08日
  • テレパシー少女「蘭」(2)

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     NHKの教育テレビでアニメ化していて、何気なく見ていると、原作があさのあつこさんだったので、飛びつきました。
    テンポが軽く、冗談の応酬?みたいなのがちょっと邪魔っぽいなぁとおもいますが、それはそれで楽しめます。
    児童書ですが、大人でも十分読めます。

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    2009年10月04日
  • テレパシー少女「蘭」(4)

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    衝撃がね(笑)
    蘭と翠のキス(笑)

    死っていうものの奥深さとか、仲間との大事な時間とか、恋とか、
    十代の多感な中学生の考えることがテーマだったりする。
    だから共感ができる。
    変にキレイごとじゃないところが素直にいいと思える。
    こういうマンガやノベルは、本当にいいと思う。

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    2009年10月04日
  • テレパシー少女「蘭」(2)

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    後編。

    大切な人を守る―。
    自分達の力を受け入れた蘭たちは、大切な人たちのために事件解決を目指す。
    留衣が狙われ、それを実行したのは新担任。

    あさのさんの本でも読んでみたい。
    面白かったです。

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    2009年10月04日
  • ミヤマ物語 第一部

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    そこがどんな世界なのか何も説明がなく、読んでいくうちに、これは人間ではないものの世界だと気づく。同時に人間の男の子の物語も進行し、「ウンヌ」という言葉が二つの世界を結びつけ、クロスした時・・・! ああ、こんなに盛り上がったのに、第一部はこれで終わってしまったのです。続きが読みたくて読みたくて・・単行本じゃなく新聞連載(?)を読む方法はないかしら? あさのあつこさんの作品はバッテリーぐらいしか読んだことがなくて、それも大絶賛!!というわけではなかったんだけど(でも好きな作家として覚えていたから、何か他の物語を読んでいたっけ??)、この物語にはずっと強くひきつけられました。文章がバッテリーのころよ

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    2009年10月04日
  • ゴースト館の謎 テレパシー少女「蘭」事件ノート7

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    瑠衣と蘭の仲が進展!てことでドキドキして読んでました。
    あー、やっぱ瑠衣好きだわ。シャイだし☆
    蘭シリーズはそうですね。
    ギャグも好きだし、ラブも好きだし。
    総じてお気に入りです。

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    2009年10月04日
  • テレパシー少女「蘭」(3)

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    原作の青い鳥文庫でいう第2巻です。
    原作1巻あたりコミックス2巻という形なので、とても読みやすいですね。
    内容も充実して、絵もしっかりしてきたかな。
    キャラクターがしっかり固まってきたのだと思います。
    物語は、まずは導入部。問題の場所へ出かけて、そして不思議な体験をします。
    期待度満点の作品です。

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    2009年10月04日
  • 闇からのささやき テレパシー少女「蘭」事件ノート2

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    なぜか一巻がみつからなかった…
    蘭と翠の会話が大好きv
    意外となんとも考えさせられる内容してるんですよ

    ちなみにこのシリーズのあとがきはあさのさんとキャラたちの対談形式になってるのでそれだけでも読む価値ありかも

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    2009年10月04日
  • 闇医者おゑん秘録帖 碧空の音

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    内容(ブックデータベースより)

    わけありの女たちを診療するおゑんの許へ、何かを極度に怖れている妊婦が訪ねてきた。彼女は目を血走らせ、十両を差し出しながら言った。「お願いします。この子を産ませてください」と――。
    後日、吉原惣名主に依頼され診ることになった女郎も、奇矯な妊婦だった。大店の主人に身請けされることが決まっていて、その子を身籠っていながら、「産みたくない」と叫びながら自死しようとしたのだ。
    彼女たちは何者で、何故、一人は出産を望み、もう一人は出産を拒否するのか? 疑念がきざしたおゑんは、遊女連続死を調べる過程で親しくなった吉原惣名主の用心棒・甲三郎とともに、また謎を追うことになったが

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    2026年04月10日
  • バッテリーV

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    全国4位の実績を持つ近隣中学との練習試合を経ても、巧と剛のバッテリーは、なお課題を抱え続けている。
    互いの距離を測りかねるような、少年らしいひりっとした関係性が、この巻の魅力。

    本巻で際立つのは、巧とは別の“天才野球少年”の幼なじみであり、瑞垣という少年の存在。
    全国4位のチームで五番を打つ実力を持ちながら、幼少期から、突出した才能と人格を併せ持つ友人に心を揺さぶられ続けてきた少年。
    頭の良さは、口の悪さや素行の悪さと反比例するかのように表出し、その内側にある本心は、どこまでも巧妙に隠されている。

    読者にはもちろん、あさのさんでさえ、瑞垣の核心にはまだ触れられないような、そんな風に思う。

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    2026年04月09日