【感想・ネタバレ】グリーン・グリーンのレビュー

あらすじ

失恋の痛手から救ってくれたのはおにぎりの美味しさだった。翠川真緑(通称グリーン・グリーン)はそのお米の味が忘れられず、産地の農林高校で新米教師として新生活をスタートさせた! 農業未経験にもかかわらず──。豚が廊下を横切るなんて日常茶飯事だが、真緑にはその豚と会話ができる能力が!? 熱心に農業を学ぶ生徒に圧倒されつつも、真緑は大自然の中で彼らとともに成長してゆく。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あさのあつこさんの文章って読みやすい。
そして何だか、学生時代のことを懐かしく思い出す。
豚と会話出来るところが凄い!
美味しいお米食べると元気でるよね!
それぞれのキャラクターが個性ある。
裕二君の変化の描写が好き。
会話が多くてその場に一緒にいるみたいな気持ちになった。

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2025年03月28日

Posted by ブクログ

農業に興味があったので、手に取った本でしたが"豚と会話ができる"という遊び心含め、登場人物一人一人をしっかり思い浮かべることができ、面白く読みやすい本でした。
農業高校を出たからといって、農業関係の職につき、食べていけるかというとそういうわけでもない。また、"田舎暮らし"という生活に夢を見て農業を体験程度で来る人もいる。それは現実世界でもその通りだなと思う。
まだまだ、問題が山積みな日本の農業。人口減少、高齢化、空きや空き地問題、地球温暖化、様々な問題が絡み合う中でなんとか農業衰退に歯止めをかけたい。

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2024年07月21日

Posted by ブクログ

グリーン・グリーンこと真緑の成長、受け持った個性的な生徒たち、田舎の暮らしや食事など色んなことが読んでいて清々しく感じられました。

特に真緑に衝撃を与えたというご飯の描写は、おにぎりを食べたくなります。しかし振り返ると自分もしっかり「食」に感動した最近の記憶っていつだっけ…という感じ。人生観揺るがすほどの食事ってご縁ですね。

豊福先生も朝日山先生も、それぞれ違った魅力があります。ちょっとだけ喜多川農林にお邪魔して授業を受けてみたいなー。

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

最初は真緑に共感ができず、読むのに時間がかかったのだが、読み進めるうちに
一年二組の生徒たちとの関わり合い方が微笑ましく、ブタと会話ができるというのも唐突だけど、201号のキャラが良いせいか気にならず最後のほうはうるっとしてしまった。

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2017年03月27日

Posted by ブクログ

農業高校の新任女性教師の奮戦記。
久しぶりののあさのあつこさん。
一時嵌っていたものの、あまりに靭い文体に最近は敬遠気味でした。でもこの作品は全く「らしさ」が感じられず。そうなると、それが不満と言うのも矛盾してますが、読みながら「これ、あさのさんだよな」と何度も見直してしまいました。
豚の201号との会話だけが多少浮き上がった感じがしますが、話としては良くあるパターン。時間つぶしには良いな位で読んでいましたが、さいごにうまく盛り上げてくれて、ちょっと高評価です。

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2017年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

だいぶ前に読み終わって、感想書くの忘れてた…。
なんだったかな。
えーと、自転車の高校生との出会いが格好良すぎます。

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2017年06月25日

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