あさのあつこのレビュー一覧

  • 星に祈る おいち不思議がたり

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    十斗が長崎遊学から帰り松庵に弟子入り、十斗の紹介でおいちは女性のための医塾に入り本格的な医学の勉強をすることに。医学に関しての思いは強かったのにそれが間違った方に出て多くの犠牲者が。新たな師・明乃のもとで学んで今回の犠牲が無駄にならないようにしてほしい。おいちと新吉が急展開で祝言を挙げることに。新吉を焚き付けおいちに新吉とのことで背を押し医塾への援助も提案してくれたおうたはまさにおいちの母!

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    2024年09月26日
  • 火花散る おいち不思議がたり

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    往診の帰りに遭遇した妊婦を連れ帰り産婆さんがおらず松庵も頼りにならない状況で長屋のおかみさん2人に手伝ってもらって赤子を取り上げたおいち。よほど難しい状況じゃなければ産婆も呼ばず自分達で取り上げるのも当たり前なんて江戸時代のお産は正に女の戦場。大名家の跡目争いに振り回される下級武士達。武士と威張っていてもやってることは人殺しと押し込みだからね。十助を引き取ったお菊一家が穏やかに暮らしていけるのが希望になる。おいちの女のためのお医者、それに向けて進むのか。

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    2024年09月24日
  • NO.6 [ナンバーシックス](2)

    匿名

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    紫苑はネズミから逞しく生きぬく術を学び、ネズミは紫苑に純粋なしなやかさを見る。数多のジュヴナイルでも屈指のバディが始動する巻だ。

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    2024年09月22日
  • NO.6 [ナンバーシックス](1)

    匿名

    無料版購入済み

    世界を疑うことの大切さを問いつづける原作は、読者が大人になってからが本領発揮かもしれない。その意味でこれは、真にジュヴナイルの傑作だ。

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    2024年09月21日
  • 雲の果(はたて)

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    弥勒シリーズ第8弾。
    同心・信次郎が「遠野屋の正体が死神であっても人であっても、かまやしねえよ。おれにとっても親分にとっても重宝な男」と言うように遠野屋清之介をとことん利用する信次郎。
    「おもしれえじゃねえか。どうして、こちとらの仕事にこうも絡みついてくるんだ。しかも尋常じゃねえ妙に血腥い事件に限ってだ。性として血の臭いにひかれちまうとしか思えねえな」と信次郎が言うように事件は必ず遠野屋がらみだ。
    今回は最後までハラハラ・ドキドキとスリル満点の話だった。たっぷり楽しませて頂きました(笑)

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    2024年09月18日
  • おいち不思議がたり

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    ドラマをたまたま観て面白かったので原作を読んでみることに。
    父である町医者松庵を手助けして父のように人を助けたいと志すおいちは苦しむ人の姿や亡くなった人の姿が見える。江戸時代は今より医療に制限があって栄養状態も悪いから亡くなる人も多いだろうなぁ。
    お加世の闇が深すぎて、鵜野屋に不幸を全部押し付けて元凶であるお加世の両親がなんの影響も受けてないのが辛い。

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    2024年09月15日
  • 花を呑む

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    弥勒シリーズ第7弾。
    優しかった腹違いの兄。兄がいなければ、今の自分はいない。兄のおかげで一歩踏み出せたのに、その兄はある事をきっかけに変わってしまった。今やその兄は暗殺者であった宮原清弥を求めている。
    恩義がある兄の望みを拒み続けることは出来るのか?
    歪な心の持ち主の信次郎でさえ、「殺してやりてぇ」「殺されるのなら遠野屋だ」と思わせる程の剣の達人の清之介。
    清之介も信次郎の鋭いよみと何でもお見通しのこの男を「おもしろいお方です。実におもしろい…」と関係を断ち切ることが出来ず、血生臭い事件に関わっていく。
    登場人物が前作と繋がりがあって、読み手を飽きさせない。
    どの時代も金の亡者や悪どい輩は結

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    2024年09月15日
  • ありふれた風景画

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    青春物として女性同士の淡いような、甘酸っぱいような恋愛を描いた小説。タイトルの『ありふれた風景』では無い、不思議な内容。
    売春を学校中から噂されながら否定もしない琉璃。先輩達に絡まれて偶然助けに来た先輩の周子。周子も動物や植物と話しが出来、カラスを操れるので不気味な噂を立てられている。
    家庭でも親の不和、母親のメンヘラなどがあり居場所に困っているが、徐々に周子に惹かれ始めるとともに周子も琉璃に惹かれて行く。
    作者は時代小説の暗いミステリーも多いが、学校教師の経験を活かした青春物も瑞々しさがあって読み応えがあり、つい買ってしまう。

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    2024年09月14日
  • 地に巣くう

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    弥勒シリーズ第6弾。
    北町奉行所定町廻り同心・小暮信次郎が襲われた。この事件には同心だった父・右衛門の過去に原因があるとにらんだ信次郎が真相を探る。
    この男は真相を暴く為には容赦なく人を利用し、身内でも許さない。
    かと言って、正義感が強い訳でもなく歪な性格の持ち主だ。
    遠野屋清之介を殺してやりたいほど憎んでいるのに利用はとことんする。そして必ず事件に巻き込む。そんな清之介も関わりたくないと思いながらも信次郎との関係を断ち切る事が出来ない。むしろ信次郎の事件の謎解きに興味すら湧いてくる。
    歪な関係だが、ここに常識人の伊佐治が加わることで3人の関係が保たれている。
    信次郎と出会うことによってこれか

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    2024年09月09日
  • 冬天の昴

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    弥勒シリーズ第5弾。
    今回は不可解な心中事件の闇を暴く話だ。
    遠野屋清之介の過去を知ってしまった同心の小暮信次郎。この血も涙もない、いけ好かない男が清之介を利用せずにはいられない。事件解決のためにはこの清之介をとことん利用する。己の欲望のために人を騙し、欺く人々。お金のために簡単に人を殺めてしまう人々。話は殺しから始まるが、清之介、信次郎、伊佐治の切れ者3人の活躍と互いの心の読み合いが面白い。

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    2024年09月05日
  • おもみいたします

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    面白くて引き込まれて一気読み。是非シリーズ化して欲しい。お梅さんに揉んでもらって心も身体も軽くなりたいものだ。

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    2024年09月04日
  • なによりも大切なこと

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    10代にとって、意味の深さを完全に捉え切れなくても心に留めておきたい言葉ばかり。
    そういえば最近五感全てを感じて過ごしたことあったっけ、と考えたがやはりどこかが抜け落ちている。そう気づいたとともに、小学生の頃などの記憶が見たものだけじゃなく匂いや感触、聞こえた音など鮮明に覚えていることで、人間本来の機能である五感の大切さを見に沁みて感じた。体全体で感じることこそ、生きている実感なのだと。
    10代だけでなく、大人でも皆不安定な時期にこそ、生きている証を感じていきたい。

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    2024年08月30日
  • 夜叉桜

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    弥勒シリーズ第2弾。
    父の命令で人を殺め続けた過去を持つ清之介。
    兄の「もう、やめろ。これ以上、殺すな」と言う一言で生き直す決心をし、小間物問屋の主となり商才を発揮する。
    しかし、この只者ではないデキる男をまわりは放っておくことは出来ない。清之介のまわりには常に殺しがつき纏う。
    あんなに優しく穏やかだった兄ですら、あることがきっかけで人が変わってしまう。絶対服従のこの時代に清之介は己の志のみに従い続けることが出来るのか。
    人は変われるのか?
    人は変わるのか?
    過去に犯した罪と向き合い成長出来るのか?
    弥勒シリーズの読みどろこである。そこに同心の信次郎、岡っ引の伊佐治の個性的な登場人物が話を面白

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    2024年08月28日
  • 朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)

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    短編集はとっつきやすいと思い、手に取る。
    各話、全く違う時代背景、ファンタジーものだったり、現実的だったり。同じ作者で、これだけ幅が効くのだなあと、素人ながら物凄く関心した。
    「ぼくの神さま」から「がんじっこ」の流れ、素晴らしく好きな2話だった。勇気づけられた。
    そしてラスト「この大樹の傍らで」、最高。植物の名前を名字にもつ親友に重ねて、グッときてしまった。何より最後が、ベタでいいんです。最高なんです。
    そしてそして、あとがきでの「この大樹の傍らで」のコメント、担当の一言。ありがとうと伝えたくなりました。

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    2024年08月28日
  • 闇医者おゑん秘録帖 碧空の音

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    闇医師おえんシリーズ第4弾。
    おえんの患者は子を孕んだ女たち。さまざまな事情を抱え、子を産むことを許されない、あるいは諦めた女たちだ。
    今回の話は吉原で働く座敷持ち女郎・桐葉が大店のご主人からの身請け話がでていて妻にしたいという。しかも桐葉はご主人の子を身籠もっている。お互いが好意を持ち、悪い話ではない。なのに桐葉は子を産むことを頑なに拒み、奇妙な行動をする。彼女がそこまでこだわる闇とは何か?
    時代小説ミステリー。
    どの時代も恨み、妬み、勝手な思い込み、強欲から人は壊れていってしまう。信じていた人に裏切られ、心がすさみ最後には悪に手を染める。善と悪との境目は紙一重かもしれない。
    おえんをはじめ

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    2024年08月24日
  • 晩夏のプレイボール

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    途中まで読んでしばらく寝かしてましたが、
    夏の甲子園の開始とともに、
    読みました。

    間を置いてしまったので、
    忘れて再読したり、
    特に最後の「練習球II」は、
    最初の「練習球」と繋がる話なので
    結局最初から読んでしまいました。

    野球をやっていたわけではないのですが、
    熱さが伝わってきます。

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    2024年08月14日
  • おもみいたします

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    序/夜に浮かぶ/日だまりの庭/一人の男/夢の稲穂/
    白い道/かそけき声/小さな真/おもみいたします/
    跋:出逢いの一幕にかえて

    人の体を揉み解すのは心をほぐすことにもなるのですね。心も身体もほぐれれば活力も湧いてくる。

    ふと浮かんだのは「指圧の心母心おせば命の泉わく」。
    何かのコマーシャルだったっけ?

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    2024年08月01日
  • バッテリー

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    投手としての才能がある原田巧、身体の弱い弟の青波、おおらかで面倒見の良い豪。

    少年たちが様々な問題を抱えつつ成長していく様を描く。

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    2024年07月31日
  • 明日へつながる5つの物語

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    さらっと読める短編集。でもしっかり人生の中で真剣に向き合わなければいけないこと、大切にしなければいけない瞬間を教えてくれる一冊です。

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    2024年07月24日
  • グリーン・グリーン

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    農業に興味があったので、手に取った本でしたが"豚と会話ができる"という遊び心含め、登場人物一人一人をしっかり思い浮かべることができ、面白く読みやすい本でした。
    農業高校を出たからといって、農業関係の職につき、食べていけるかというとそういうわけでもない。また、"田舎暮らし"という生活に夢を見て農業を体験程度で来る人もいる。それは現実世界でもその通りだなと思う。
    まだまだ、問題が山積みな日本の農業。人口減少、高齢化、空きや空き地問題、地球温暖化、様々な問題が絡み合う中でなんとか農業衰退に歯止めをかけたい。

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    2024年07月21日