あさのあつこのレビュー一覧

  • 13歳のシーズン

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    12歳から13歳の中学1年生になった男女4人の登場人物の悩みと葛藤、
    4人の出会いと、あることをきっかけに成長していく物語。

    登場人物4人が成長していく、子供から大人への階段を登っていく中での
    中学生という、心身共に大きく成長する1年をそれぞれの視点やシーズンごとに
    描かれていて、感動しました。
    中学生にとどまらず、誰しもが通る中学時代を思い返して読んでみてください。

    エピソードの中で、考え方が大人になっていく、
    男の子がイスに乗ってようやく届くところに、イスを使わず届くようになるなど、
    H2Oの思い出がいっぱいって感じかな(男の子は少女じゃないけどね(笑))。

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    2024年12月01日
  • 燦 2 光の刃

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    内容(ブックデータベースより)

    江戸での生活がはじまった。
    伊月は藩の世継ぎ・圭寿とともに窮屈な大名屋敷住まい。
    一方、異能の一族に生まれ育った少年・燦も、
    祖父の遺言を守り、江戸の棟割長屋に暮らす。
    その二人が町で出会った矢先に不吉な知らせが届く。
    さらに屋敷でも圭寿の命を狙う動きが・・・。
    少年たちが江戸を奔走する、
    文庫オリジナルシリーズ 第二弾!

    令和6年11月28日~29日

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    2024年11月29日
  • 燦 1 風の刃

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    内容(ブックデータベースより)

    江戸から遠く離れた田鶴藩。その藩主が襲われた。
    疾風の様に現れた刺客は鷹を操り、剣も達者な少年・燦
    筆頭家老の嫡男・伊月は、その矢面に立たされるが、二人の少年には隠された宿命が有った・・・。
    尋常でない能力を持つ「神波の一族」の正体とは?
    少年たちの葛藤と成長を描く著者待望の文庫書下ろし
    新シリーズ第一弾。

    令和6年11月26日~27日

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    2024年11月28日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    ネタバレ

    初出2021〜22「文蔵」シリーズ第6作

    おいちの祝言の最中に、町内の油屋「浦之屋」で集団食中毒が発生し、おいち一家が駆けつけて治療に当たったが、毒物混入による事件とわかり、乳母が遺書を遺して自死した。
    「浦之屋」の事件はこれで終わらず、当主が蔵の中で崩れた荷に当たって危篤状態となったが、偶然通りかかったおいちが止血し、松庵を呼んで手当てして、会話はできないものの命をとりとめた。この事件の犯人として捕らえられたのが、おいちの長屋の元住人巳助で、おいちは彼が長屋を出て行く時に黒い渦に巻き込まれるのを見ていたので、犯人ではないと信じ、仙五郎親分に協力して真犯人を捜す。
    当主の妻が怪しそうな書きぶ

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    2024年11月26日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    6作目。今回も見事な展開でした。いつものメンバーに加えて美代も活躍。うた伯母さんの口も相変わらず達者で、読みながら笑ってしまうわ。おいち、新吉、することしてるんや・・・

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    2024年11月21日
  • 弥勒(みろく)の月

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    何とも切ないというか救われないというか。
    清之介が全てを諦めず生きようとしたことが唯一の救いかなと思う。

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    2024年11月17日
  • おもみいたします

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    ネタバレ

    目が見えない主人公のお梅ですが、その世界は広く大きく豊かなところが素敵だなーと思いました。

    そして、お梅を取り囲む登場人物が魅力的です。大きな白い犬の十丸と天竺鼠の先生がかわいいです!何より、仙五朗親分はかっこいい!いろいろな作品に出てきてくれて嬉しいです。

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    2024年11月10日
  • 星に祈る おいち不思議がたり

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    シリーズ5作目で、テレビドラマにはなってない話。いや、おいち、むちゃ急展開だよ。兄ちゃん帰っくるわ、新吉との話は一気に進むは。で、メインの話は重い話。そういう関係の事件の匂いがプンプンしたら、その通りやったなあ。しかしおうた伯母さん、好きやわ~

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    2024年11月08日
  • バッテリーVI

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    終わってしまったー!!
    彼らのこれからの物語も気になる。
    シリーズ通して彼らの心や葛藤がすごかった。

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    2024年11月02日
  • 夜叉桜

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    2巻目も遠野屋の背景を謎のまま引っ張られたら嫌だなと思ってたけれど、さすがはあさのさんだけあってそんな姑息な手は使わないですよね。
    ある程度想像通りだった彼の新たな人生に対する拘りと、何もかもが歪んでいる信次郎の一筋縄ではいかない関係と、その緩衝材の役割を果たしている実直ながら鋭い眼を持つ伊佐治のバランスがとても良い。
    人情的なハッピーエンドでない苦い後味も好ましい大人の作品です。

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    2024年11月02日
  • おもみいたします

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    江戸で人気の揉み師のお梅は青眼者には見えないものが見え、感じ、揉みほぐし心身を楽にしてくれる。お梅だけでも魅力的だけど、謎の多い大きな白い犬の十丸と天竺鼠の先生のかわいさが魅力。冒頭の事件をすっかり忘れ楽しんでたけど話が繋がった時に軽く衝撃を受け、悲しい女たちに切なくなる。もちろんお梅にも揉み師になるまでの悲しき過去がありこの終わり方では色んなことが気になって仕方ない。お梅や、自分を取り戻したお清の言葉が凛とし大事なことに気付かせてくれるので読んでると心がほぐれる。お梅に身体の凝りもほぐしてもらいたい。

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    2024年10月29日
  • おいち不思議がたり

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    江戸深川の菖蒲長屋で医者をしている父の仕事を手伝うおいち16歳はこの世に思いを残して亡くなった人の姿が見える。某作品を少し思い出すけど、こちらも内容はとても重たいもののとても軽く読みやすい。ただ、会話が軽すぎると言うか笑い声までは要らない気もする。昔は男女関係やお家のこと、流病や怪我に対する治療法、貧富の差、全てにおいて本当に大変で今がどれだけ安心安全で平和でもあるということがわかる。父の過去の謎、簪をくれた新吉とどうなっていくのか続きが気になるし、次はどんな患者や事件が待っているのか楽しみな展開。

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    2024年10月29日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    シリーズ6作目。今回は新吉との新婚生活の仲良しぶりから始まりやっとこういう幸せなおいちを見られたと嬉しい反面、なかなか謎が出てこなくて話に入り込めなかった部分もある。食中りなど不穏な出来事が起きてからは医術や塾の話なども頻繁で少し話が飛びがちかなぁと感じだけど、おいちの身に起きたこと含めきちんと前に進めてよかった。おいちが選んだ道はこの時代の女人にとって大変だし辛いこともたくさんあると思うけどみんなに支えられながら真っ直ぐに歩いて夢を叶えていってほしい。次はどんなおいちを見られるか今から楽しみ。

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    2024年10月29日
  • おもみいたします 凍空と日だまりと

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    シリーズ2作目の今回は武家に揉み師として訪う最初から物々しく不穏な空気だらけで正に凍空のよう。何度も、さすがのお梅でもこれ以上揉み師として入り込むのは無理か…という場面が多くこの時代の武家の不自由さと則の厳しさ、町方との違いがあまりに酷く悲しい。間違いを認めない公儀って今の時代もそうだけどひどく歪んでいる。お梅の言葉に涙する場面もあったけど燈子や和左之助、先生とのやり取りが少しくどく感じてしまうことも。お梅の諦めない、道を模索する姿を見習いたい。ほんとに凝りはしんどい…梅に揉んで解してもらえたら嬉しい。

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    2024年10月28日
  • バッテリー

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    巧や彼の周りの子供達の会話はとても小学校を卒業したばかりのものとは思えない。
    あさのさん、設定ミスではありませんか?と言いたくなる。が、著者の思惑は違っていると読み終えて感じた。
    この作品の子供たちは年齢を超えた読者、著者全ての人々そのものとして言葉を発している。

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    2024年10月28日
  • 火花散る おいち不思議がたり

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    現在(2024年10月)、NHK BSプレミアムで放送されている葵わかな主演の連ドラの第7話と8話の原作。この話はまだ見終わってないので、先がどうなるかとても楽しみに読んだ。そして、やられたわ。須賀!

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    2024年10月25日
  • アーセナルにおいでよ

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    ネタバレ

    大学進学が決まった千香、中学生で不登校になった甲斐、詐欺事件を起こし逮捕歴のある陽太、大手会計事務所を辞めたコトリ。四人は生きづらい人間のための居場所を提供するために「アーセナル」を軌道に乗せようと奔走する。

    失敗してもやり直せる社会であってほしいし、それぞれの必要にこたえてくれる場所はほしい。そして一歩踏み出すための「武器」となる方法を教えてくれる人がいることは大事だ。精神論よりも大事なことかもしれない。
    筆者のもどかしさや願いが詰まった作品。

    問題も起きるし、火種が残っていて今後不穏な感じもある。作品自体は全体にうまくいきすぎで甘いかもしれないけれど、こういう問題提起は大切だと思う。

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    2024年10月22日
  • 弥勒(みろく)の月

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    腕っこきだが冷たい感じのする同心木暮信次郎、人情家岡っ引き伊佐次。
    最愛の女房を殺されながら動揺を表に表さない訳ありの過去を持つ遠野屋の主人。
    三者三様の登場人物がストーリーを紡ぎ謎を解いていく。
    当初本作の主人公は信治郎という思いで読んでいたが、次第に伊佐次の目を通した人間物語に思えてきた。

    「バッテリー」などスポーツ関係の作品が多いのだと思っていた著者の初めての時代小説。
    なんともキレのあるキップのいい文章に魅了されました。
    古今亭志ん生さんの「黄金餅」を聞いているような気がしました。
    文章に酔うという感じで。
    文庫本巻末に亡くなった読書家、児玉清さんの解説があり、こちらも素敵でした。

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    2024年10月20日
  • プレデター

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    個人的にはすごく面白かったのですが、終わりかたがちょっとわからなかった汗
    人身売買という重いストーリーで、住んでるところもゾーンて分けられているという設定。そんなにすぐの未来ではないものの数十年後とかの目線でみればあり得そうな世界。
    最後はどういう風に解釈したらよかったのか?これ続編あるのかな?

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    2024年10月19日
  • もっと!にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳

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    お糸ちゃんがあいかわらず明るくて元気でよろしい♪
    お屋敷の他のみんなが「猫族」なんて、羨ましすぎるー。
    奥方のお珠も、上臈の三島も、みんな素敵。
    今回も、鈴江のピンチを回避すべくがんばるチーム鈴江♪
    だでぃも、あいかわらずぶっとんでてナイス。
    前回のあいつも登場にはびっくり。
    ま、負けないし!
    猫、最高!

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    2024年10月12日