あさのあつこのレビュー一覧

  • おもみいたします 凍空と日だまりと

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    続編。
    なぜか勝手に連作短編かと思い込んで読み進めたら長編だった。
    苦味強めな読後感を、裏表紙の画がほぐしてくれた。

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    2024年07月17日
  • 木練柿(こねりがき)

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    小間物問屋遠野屋の主、清之介。北定町廻り同心の小暮信次郎。岡っ引の伊佐治。この3人を中心に江戸で起こった事件を解決していく。
    清之介は暗い過去を持つ、得体の知れない何かを持つ男。小暮信次郎はいけ好かない心がすさんだ男。伊佐治は人の心を持ち、悪を正したいと思うまっとうな男。性格が全く合わない3人の共通点は切れ者であること。切れ者であるが故に何故か心がそそられて繋がっている。
    「木練柿」を最初に読んだ私は「何故、清之介は武士を捨てて町人になったのか?」「何故、過去に敵でも仇でもない人々を斬り殺したのか?」「妻の死の真相は何なのか?」など読後は前シリーズが気になった。
    登場人物が個性豊かでグッと惹き

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    2024年07月12日
  • 神無島のウラ

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    12歳まで暮らした離島に、臨時教師として20年ぶりで戻った男。
    当時と変わらない島の空気、子供たち、そしてガジュマルと神様。

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    2024年07月09日
  • バッテリー

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    思春期!!!!
    って思いながら読んでた

    自分を天才ピッチャーだと思う原田くんの、中学に入る直前の春休みを描いた話
    豪くんはじめ引っ越した先の人たちに揉まれつつ、かといって本人はまったく変わろうとするわけでもなく。でも弟の成長を目の当たりにして、あれ?って自分の変化にも気づき始めてるまじで思春期真っ盛りの少年の話だった

    原田巧の芯の強さ羨ましい

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    2024年07月03日
  • かんかん橋を渡ったら

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    大好きな、あさのあつこさんの かなり古い作品、とっても優しい気持ちにさせてくれる素晴らしい文章です、ののやのようなステキな居場所が有ったらいいですね、羨ましい!

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    2024年07月02日
  • おもみいたします 凍空と日だまりと

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    このシリーズを読むと、リラクゼーションサロンに行きたくてたまらなくなる。
    梅が体のコリをほぐせば、心もときほぐされる。そして体が軽くなる。読み進めるにつれて、自分もほぐしてほしくなる。
    犬の十丸と天竺鼠の先生、鴨飯とお酒が大好きで、そのためには信念も曲げてしまうところがおもしろい。
    次回も楽しみ。

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    2024年06月30日
  • 桜舞う おいち不思議がたり

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    内容(ブックデータベースより)


    「おいちちゃん、怖いよ。助けて……」。――胸騒ぎを覚えたおいちは、友のもとに駆け付けるのだが。
    本書は、この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができる娘・おいちが、その能力を生かし、岡っ引の仙五朗とともに、複雑に絡んだ因縁の糸を解きほぐしていく好評「おいち不思議がたり」シリーズ待望の新作。
    江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは17歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているのだが、そんなおいちの身にふりかかるのは、友の死、身内の病、そして自分の出生の秘密にかかわる事件等々。おいちは、様々な困難を乗り越え、亡き友の無念を晴らす

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    2024年06月23日
  • 福音の少年

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    ネタバレ

    明帆と陽、違和感を感じながらも、擬態して普通の生活を送る2人。お互い自分達が異質な存在であると理解している。心の中に何か暗い部分があると感じている。そんな中で、明帆が陽を、陽が明帆を現実につなぎ止める役割を果たしているように感じた。2人が出会っていなければ、明帆は最後、殺し屋の誘いに応じていたのではないか。

    これからも2人は互いの中の闇を見つめつつ、ともに生きていくのだろうか。ラストは不穏だが、これからも2人は生きていくと信じている。
    続編はなさそうだが、2人の少年がこれからどういう風に生きていくのか、続きを知りたい気持ちになる。

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    2024年06月15日
  • プレデター

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    ネタバレ

    近未来の日本での作り上げられた格差社会。
    闇の子ども。重くて恐ろしいテーマなのに、肥川のチャチャ入れがなんともイライラさせる。そんな進行具合でした。
    続編とかあるのかな?ここで終わる⁉︎という所で終わってしまった。

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    2024年06月13日
  • おいち不思議がたり

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    最後のお加世のくだりは少し蛇足だったかなという気がする。それぞれの人間模様がお見事、まだまだ明かされていない伏線がたくさんあるので、それはこれ以降のシリーズで描かれていくのだと思う。同時期に読んだ宮部みゆきのおそろしのシリーズとの違いは、1巻で全ての伏線が回収されないこと。

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    2024年06月09日
  • おもみいたします

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    ネタバレ

    万年肩こり、腰痛持ちの私σ(^_^;)

    まじめに揉んでほしい! そして、悩むごとも解決してほしいと思いながら読んでました。

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    2024年06月05日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    おいち不思議がたり シリーズ6

    新吉との祝言の日に、ある商家で、毒物混入事件が起こる。

    おいちの懐妊。
    女医者としての道、新吉の妻そして母としての道。
    これからがおいちの正念場。

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    2024年05月28日
  • おもみいたします

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    これは、あさのあつこさんというより、宮部みゆきさん寄りの作品だと感じた、と言ったら、非常に失礼だし生意気な言い方だろう。何か不思議な「もの」が登場するし、完全なミステリーだし。しかし、そんな中でも、不思議と怖い感じじゃなく、温かいのはやっぱり、あさのさんらしいところかな?

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    2024年05月27日
  • The MANZAI 十六歳の章

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    [1]最初の一歩。ぼくは、それをいつ踏み出したんだろう。(p.214)
    [2]会話じたいが漫才になっているこのシリーズ、あさのあつこさんの中でじつはいちばん好きやったりします。また出会えて嬉しいですが高校生編として続くのでしょうか。
    [3]歩のひとり漫才から始まりいつもの面々との漫才に続きついに秋本が帰ってきて少し大人になったように思える彼に歩は少し焦るがロミジュリは再開する。

    ■ロミジュリについての簡単な単語集(十六歳の章のみ)

    【秋本有紗/あきもと・ありさ】秋本母。お好み焼き屋「おたやん」経営。離婚している
    【秋本貴史/あきもと・たかし】歩を理想の相方と見定めて漫才の沼に引きずり込んだ

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    2024年05月24日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

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    ネタバレ

    この巻で進んだこと、なし。
    この巻でわかったこと、ネズミは《NO.6》に焼き滅ぼされた森の人々の生き残りであったということ。
    以上。

    ネズミが地下深くに隠れ住んでいる人々のもとを出て、現在の生活をしているわけなどはまだ明かされず。
    っていうか、今後も明かされないような気がしてきた。

    これは少年たちの成長物語であるとともに、サスペンスやパニック小説でもあるはずだったのに、あさのあつこの文体ではテンポよくストーリーは進まないし、多分作者が都市を破壊するという大きな出来事よりも、紫苑とネズミのふたりを書きたくなってしまったのだろう。
    栗本薫の「ナリスさま」を彷彿させるな。

    『バッテリー』でも思

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    2024年05月20日
  • 闇医者おゑん秘録帖 碧空の音

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    闇医者おえんシリーズ。
    最初は、秘かに堕胎をする闇の医者というテーマのせいか、何だか鬱々とした話だったが、回を重ねるごとに、登場人物も増え、それぞれのキャラクターが面白くなってきた。
    私の推しは、末音さん。皆が一目置くおえんを軽口でいなすのがかっこいい。
    いつか、末音の話も読んでみたい。

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    2024年05月16日
  • 火花散る おいち不思議がたり

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    シリーズ4作目です
    この世に思いを残した人の姿が見えるという不思議な能力があるおいち。今回は御家騒動に巻き込まれて亡くなった女性の想いが見えてきます。
    覚悟を決めたおいち。
    医師見習いのおいちが目指すは、婦人科医⁈

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    2024年05月16日
  • おいち不思議がたり

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    ネタバレ

    不思議な力を持つ町医者の娘、おいち。
    死者と意思の疎通をはかることができる。

    江戸情緒漂う中にもちゃんとミステリー要素もあり、人情モノという立ち位置もバッチリ。シリーズになっているようなので、機会をみつけて読み進めてみようと思う。
    一冊だけではわからない何か秘密があるらしい。

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    2024年05月12日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #5

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    ネタバレ

    折返しまで来ましたが、全然話が進んだ気がしません。
    相変わらずNO.6は謎だらけですし、人の命を大切にしません。
    どういう運営をしているのか、全く見えてきません。

    おかしいなあ。
    紫苑とネズミは着々と計画を実行しているはずなのに。

    沙布についても、どういう状況なのかがわかりません。
    「沙布は美人」という台詞が何度も拉致した側から発せられますが、そもそも遺伝子的レベルで優劣を判断しているので、頭の良い人、運動神経の良い人と並んで、見た目の良い人だらけなんじゃないかと思っていたのですが。
    NO.6という都市、というか組織への作者の精度が粗い気がします。

    紫苑の母の火藍(からん)にしても、自分

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    2024年05月09日
  • プレデター

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    舞台は首都が七つのゾーンに区切られ、格差社会化が進む近未来の日本。子どもの人身売買の取材を続けるweb情報誌の記者、明海和が直面する真実とは…。情報提供者のカササギが彼女の姉の子で、上司の編集長の元妻が警察幹部。何やら入り組んだストーリーで、300ページぐらいまでは冗長、そこから急展開するも、結果は不完全燃焼。

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    2024年04月14日