あさのあつこのレビュー一覧

  • 明日へつながる5つの物語

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    そうか、父上も迷っておられたのだ。悩み、戸惑い、己を見失い、苦悩していた。今のわしと同じように、だ。
    その迷いを悩みを戸惑いを越えて、国主の役目を全うした、全うできた。それは…

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    2022年01月26日
  • NO.6 [ナンバーシックス](2)

    A

    ネタバレ 購入済み

    快適に管理された聖都市での全てを捨て、「ネズミ」とともに脱出した紫苑。命がけで逃亡した先は、紫苑が初めて目にする壁の向こうの世界、西ブロックだった。

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    2022年09月30日
  • NO.6 [ナンバーシックス](1)

    A

    ネタバレ 購入済み

    幼い頃から未来を約束されエリートとして育った紫苑は、12歳の誕生日の嵐の夜、「ネズミ」と名乗る傷ついた少年を匿ってから、運命が急旋回する。

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    2022年09月30日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

    購入済み

    十数年ぶりのNo.6

    小学校か中学校のときに図書室にあったNo.6を読んでいました。当時最終巻を読まずに卒業してしまいましたが、ふと表紙を目にしてその内容を思い出し、すごく気になって購入しました。
    奇病の正体、No.6の成り立ち、ネズミと紫苑の関係といった物語の中核が明らかになる回で、一気に読み進めてしまいました。
    小さい頃に読んだ話ですが、いま読んでも心に来るものがあります。奇病に混乱する人々の不安などは、当時よりも今のほうがよく理解出来、そのために紫苑の勇敢さ、ネズミの抱く紫苑に対する思いをよく感じることができました。

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    2022年01月09日
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

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    ネタバレ

    NO.6崩壊後、留まり再建メンバーとなった紫苑と気ままに旅をするネズミ。
    どんどん変わっていく紫苑を見るのが辛かった。
    本編でもその予兆はあったけど、それを目の当たりにすると心にくるものがあった、、、。
    紫苑の隣にネズミがいてくれないと、もう取り返しのつかないところまでいってしまうのではないかと不安になった。
    また続編があったとしたら、そのときは再開して、紫苑を止めて欲しい。

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    2022年01月08日
  • 星に祈る おいち不思議がたり

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    おいちが怪我を治療した老女が突然失踪する。それ以外にも界隈では物乞いが数名失踪しているらしい。いつものように仙五朗親分と事件を追うおいち。
    一方で松庵の元に長崎帰りの実の兄が弟子入り。同じ時期に長崎の高名な医師の未亡人が江戸に来て女性のための医塾を開くという。兄・十斗の勧めで入塾することにしたおいちは女医になる目標を定める。更に新吉からの突然のプロポーズをあっさり受け,医術を学びながら所帯を持つ決心をする。
    人生の転機を迎えつつ,事件の解決に奔走するおいちの話。
    事件には江戸時代の女性の立場の難しさも関係していて。つくづくおいちは恵まれている。これからどうやって生きていくのか大方見当がついてし

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    2022年01月07日
  • グラウンドの空

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    野球はあまり興味がないけど、瑞希が、心を閉ざしてしまっている作楽と1対1で野球に目を向けさせていたのがすごいと思いました。瑞希は本当に野球、作楽に対して本気になっていたと言うことが伝わってきた

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    2021年12月31日
  • 鬼を待つ

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    亡き妻おりんに生き写しの女性の出現に心が揺さぶられる清之助。
    結構嗅覚がキーになっているように感じました。
    前巻より興味深く読みました。

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    2021年12月11日
  • 闇医者おゑん秘録帖

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    文章の独特なリズムがくせになる!
    だって例えばこう。

    『風が吹けば竹林は、海鳴りを模してざわめく。
    故郷の音だ。
    いつの間にか忘れていた。
    垣の間に形ばかり設けられた枝折戸を押す。
    一歩、二歩、踏み出す。お春の足はそこで止まった。』

    6個の文章で表せるこの部分、くっつけたら3個にできるんです。例えばこう。

    「風が吹けば竹林は、海鳴りを模してざわめく。
    いつの間にか忘れていた故郷の音だ。
    垣の間に形ばかり設けられた枝折戸を押し、一歩、二歩と踏み出すが、お春の足はそこで止まった。」

    …なんだろうこの、因数分解する前の数式を見ているようなムズムズ感は。
    リズム感もまったくないじゃないか。

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    2021年12月06日
  • 鬼を待つ

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    弥勒シリーズ第九弾。
    相変わらずこのシリーズは、読み始めると江戸の町に自分も入り込んだように楽しめる。
    今作は、遠野屋の清之介の亡くなった妻おりんと瓜二つの女が登場し、清之介のいつもの冷静さが欠けて揺れる様子が珍しい。
    商いと政が絡み合った内容がとても面白かった。

    岡っ引の伊佐治の「〜あっしにわかってるのは、もう誰も殺させちゃならねえってそれだけでやす」という言葉が良かった。
    あの信次郎と共に事件を追いながら、真っ当な心根を失わない伊佐治がとても嬉しい。

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    2021年11月27日
  • バッテリーV

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    4.2
    →巧が最初と比べて本当に成長して、穏やかになったのを感じました。部活のメンバーと楽しそうに会話をするシーンなどが多くなっていたのが嬉しかったです‪☺︎‬
    次回、門脇との対戦がどうなるのかすごく気になります!

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    2021年11月21日
  • バッテリーIV

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    3.6
    →巧と豪のバッテリーが崩れてしまったのは衝撃的でした…毎回上手くいくのではなく、失敗しながらも成長していく姿がすごく良かったです!

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    2021年11月21日
  • バッテリーIII

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    4.1
    →少しずつ巧が自分のことだけでなく、仲間の事を考えられるようになってきているのを感じました。野球の試合の展開も、巧の成長にも目が離せず、とても面白いです!

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    2021年11月16日
  • バッテリーII

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    3.7
    →今回もすごく面白かったです!巧と豪の仲が少しずつ深まっていくのをみて嬉しくなりました‪☺︎‬
    先輩達への対応は納得がいかないので、次回で変化があって欲しいです…

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    2021年11月10日
  • 闇に咲く おいち不思議がたり

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    シリーズ第三弾。面白かった♪
    医者の娘 おいちの持つ不思議な力。その力で生きている者だけじゃなく、そうでない者も救えるものなら救いたい。
    おいちだから解ること、出来ることがある。

    父のような医者を目指すおいちの気概と覚悟、優しさをもって対応にあたる姿が格好いい。人として魅力的だなぁって思います。
    おいちの父 松庵と伯母 おうたの軽口の叩きあいが小気味よくておもしろかった!
    新吉さんのおいちへの思いは見ていてもどかしいけど、実直で恋に奥手なところが微笑ましくて可愛くもある。
    私は深読みしないので、ミステリーとしては作者の思惑通りに引っ掛かりました。

    時代小説初心者でも読みやすいシリーズです。

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    2021年11月05日
  • 星に祈る おいち不思議がたり

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    父の手伝いをしながら、
    医師になることを目指すおいち。
    結末には何となく納得がいかなかったけど、
    あさのあつこさんの文章は、するすると読めるから
    必ずおもしろい。

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    2021年11月04日
  • バッテリーV

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    5巻は最終巻前の静けさなのか、淡々と進んでいった印象。

    主要キャラの中学生は皆大人すぎる印象だが、その中でも瑞垣は別格。宮部みゆきさんの小説に出てきそうなゾクッとしてしまう感じで怖い。周りの影響で最後は変わるのでだろうか。

    残すは最終巻。どうやって終わるのか楽しみ。

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    2021年10月29日
  • バッテリーIII

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    シリーズ第3巻。

    相変わらずとがった性格の巧。心の中の声には少し変化があったようにも思えるが、それをさらけ出せないもどかしさ。性格ゆえなのか、思春期ゆえなのか。

    物語の途中で感想を書くのは難しい。早く続きを読もうと思います。

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    2021年10月11日
  • バッテリーII

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    中学校に入学した巧達の新たなステージ。

    野球の話だから数年かけて成長して、全国大会制覇とかって言う展開なのかなぁと思っていたけど全然違っていました。

    野球少年のたった1ヶ月くらいの話で、まだ試合も何もないのに、一冊分惹き込まれて読めてしまうのがすごい。

    2巻を読んで自分の中学時代を思い出しました。

    中学生は大変だ。

    小学生は無邪気なのに、突然上下関係ができて、厳しい校則に縛られて、親にも相談したくない思春期で…。


    早く続きも読みたいです。

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    2021年10月04日
  • ランナー

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    長距離選手の爽やかな青春小説!
    かと思って読み始めたら、意外とテーマは重く暗い部分がありました。
    崩れそうな家族が、最後は一歩踏み出せた。続編が気になります。

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    2021年09月28日