あさのあつこのレビュー一覧

  • 闇医者おゑん秘録帖

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     望まない妊娠もあれば、生みたいのに生み育てることができない環境にある人もいる。いわゆる人工妊娠中絶の問題は現代社会の一つのテーマのようにも思う。
     本作は、そのような状況に陥った女性たちのために子堕ろしを行う闇医者おゑんとそこにやってくる女性の物語を3話収録した中編集である。時代背景は江戸時代だが、このテーマは現代にも十分に通じるものである。
     神がかり的な技術はないものの、中絶に際し心理的に訴えるおゑんの姿が印象に残る。

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    2020年07月04日
  • スポーツのおはなし 野球 ぼくだけのファインプレー

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    スポーツのおはなしシリーズ、「野球」

    お父さんは元球児のパン職人。
    息子は将来有望の野球少年。
    がしかし、少年は迷っていた。
    何に‥

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    2020年07月03日
  • 燦 6 花の刃

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    5巻を読んでから随分時間が経ってしまったから、流れを思い出すのに時間がかかってしまった。
    けど、読み始めたら面白くてサクサク読めてしまった。
    次の巻を読むのが楽しみ。

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    2020年06月17日
  • NO.6 [ナンバーシックス](3)

    M

    購入済み

    ネズミが思っていた以上に紫苑に優しくてそれがとてもかっこよかった。
    ネズミはいったい何者なのだろうか…。

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    2022年09月28日
  • NO.6 [ナンバーシックス](2)

    M

    購入済み

    表紙を見て紫苑の髪の色が???と思いました。
    色々分からないことが出てきてこれからどうなるのか気になります。

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    2022年09月28日
  • NO.6 [ナンバーシックス](1)

    M

    購入済み

    こういう近未来SF好きです。
    小説も読んでみたいと思いました。
    ネズミと紫苑がどうなるのか楽しみです。

    0
    2022年09月28日
  • 透き通った風が吹いて

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    主人公の高校3年生の渓哉は野球部を引退し空虚な気持ちでいました。実家は老舗のお茶屋さんです。お父さんが亡くなって、お兄さんの淳也が都会から戻ってきて後を継いでいます。同級生の実紀は渓哉の幼なじみで、長年野球のバッテリーを組んでいて、渓哉の良き理解者です。そして老舗旅館の娘で陸上部の栄美は実紀の再従兄弟です。ある日渓哉は道に迷っていた美人の旅行者の女性とぶつかります。その女性の真の行き先は・・・
    短編の「もう一つの風」は、栄美が主人公です。
    岡山県の山の中、美作を舞台に、心が暖かくなる一冊です。

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    2020年04月26日
  • 花を呑む

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    内容紹介
    疼く、痺れる、突き刺さる、「弥勒シリーズ」最新刊! !

    どうにもならぬほど縺れ、おぞましいほど歪な、思わず息を潜めてしまう、因縁の二人。心に虚空を抱える同心、木暮信次郎。深い闇を抱える商人、遠野屋清之介。深紅の牡丹を口から溢れさせ、妾に怨み殺されたと噂される怪異に挑む。累計46万部の人気シリーズ最新刊!

    令和2年3月19日~21日

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    2020年03月21日
  • 地に巣くう

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    内容(「BOOK」データベースより)
    北町奉行所定町廻り同心、木暮信次郎が腹を刺された。信次郎から手札を預かる岡っ引の伊佐治、信次郎と旧知の小間物問屋・遠野屋清之介に衝撃が走る。襲った男は遺体で大川に上がる。背後で糸を引く黒幕は何者なのか。深まる謎のなかで見えてきたのは、信次郎の父親・右衛門の衝撃の「過去」だった―。あさのあつこの代表時代小説シリーズ、衝撃の第六弾!

    令和2年3月16日~19日

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    2020年03月19日
  • X-01 エックスゼロワン [壱]

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    あさのあつこさん!
    まだ私には難しいお話ですが、面白かったです。
    これからどうなっていくのか楽しみ。

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    2020年03月11日
  • 東雲(しののめ)の途(みち)

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    回を追っても、面白さは増すばかりの弥勒シリーズ第4巻。
    今回は遠野屋の過去が明らかになる。
    ほぼ三人の男の周りでの出来事を追っているだけなのに、こんなに夢中にさせられるのは、三人のキャラがたち魅力的だからか。
    木暮と遠野屋の関係が微妙に近づいた気がする。

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    2020年03月10日
  • 東雲(しののめ)の途(みち)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    橋の下で見つかった男の屍体の中から瑠璃が見つかった。探索を始めた定町廻り同心の木暮信次郎は、小間物問屋の遠野屋清之介が何かを握っているとにらむ。そして、清之介は自らの過去と向き合うため、岡っ引きの伊佐治と遠き西の生国へ。そこで彼らを待っていたものは…。著者がシリーズ史上ないほど壮大なスケールで描く「生と死」。超絶の「弥勒」シリーズ第四弾。

    令和2年3月3日~5日

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    2020年03月05日
  • 明日になったら~一年四組の窓から~

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    「一年四組の窓から」の続編です。主人公で転校生の井嶋杏里は中学3年生になりました。仲良しの市居一真、里館美穂、前畑久邦の四人組は、高校進学を前にして、壁にぶつかったり、不安になったりしながら、それぞれの道を進みます。15歳の成長を描いた暖かい青春小説です。
    前作同様大きな文字と広い行間で読みやすくなっています。

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    2020年03月01日
  • 雲の果(はたて)

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    清之介の夢、叶うのか、追いかけ続けたい。
    それほど、小暮信次郎との関係が絶妙過ぎて。
    自身ですら見えない心根の部分が、お互い干渉しあうことであぶり出される感じがたまらない。

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    2020年03月01日
  • 木練柿(こねりがき)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    胸を匕首で刺された骸が発見された。北定町廻り同心の木暮信次郎が袖から見つけた一枚の紙、そこには小間物問屋遠野屋の女中頭の名が、そして、事件は意外な展開に…(「楓葉の客」)。表題作をはじめ闇を纒う同心・信次郎と刀を捨てた商人・清之介が織りなす魂を揺する物語。時代小説に新しい風を吹きこんだ『弥勒の月』『夜叉桜』に続くシリーズ第三巻、待望の文庫化。

    令和2年2月23日~25日

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    2020年02月25日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    ‪今の世界もNo.6の様な部分があるのかな。ピンクレディが流行ってる最中、別の場所では大量虐殺が為されていた様に。光と陰は案外近いのかもしれない。希望とは、理想とは何か、考えされられる物語でした。

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    2020年02月25日
  • 敗者たちの季節

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    あさのあつこさんのスポーツ小説。胸があつくなること間違いないだろうと手にとりました。

    予想を裏切らない。
    もっと長編で読みたかったーーーと思うほど。

    敗者という定義は難しいな、と思った。
    ただ、試合に負けるっていうだけのことでは、ないんだな、と感じた。
    野球チームで、志を一緒にする仲間がいるのは、輝いていていい。

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    2020年02月17日
  • 薫風ただなか

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    ネタバレ

    生きていく中での、差別とか理不尽さとか、自身ではどうにもできないことも、飲み込めず翻弄されていくけど、その中でも爽やかな感じが青春だなぁと。この時代であるからこその生き方の気高さが美しいです。栄太が元気になって本当によかった。

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    2020年02月11日
  • 夜叉桜

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    「弥勒の月」が面白かったので、二作目を予約してみたら、すぐに来た。

    「音もなく少女」が気になっていたので先に読み、続けてこの本を読んだ。

    文庫470ページほどにぎっしり詰まった本の後では、「夜叉桜」は読みやすく、すぐに終わってあっけなかった。

    このシリーズは三作目があるという。検索して見つけた「小暮柿」を早速予約した。



    これは前作を凌ぐ出来だと思った。

    信次郎は相変わらず、不可解な気質で、その気が無くても周りを振り回し、わざと言葉を使って他人の弱みをちくちくと刺し、生きることに倦み疲れたように、掴みどころが無い。
    だが、なぜか清之介の店に拘り頻繁に現れる。

    伊佐治は彼を好きにな

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    2020年02月05日
  • ランナー

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    初めてのあさのあつこさん。
     家庭に不安を覚え苦悩する一高校生。その家族、母、妹、そして友人、部活のマネージャー、顧問の先生が主な登場人物。友人とマネージャーがいい味出しているな。精神科医の先生もいい。
     ページ内にセリフが並ぶと空白が多くてページがどんどん進む感覚が心地よかった。それと難しい読めない漢字が多かった。

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    2020年01月22日