あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ***ストーリー***
飲み屋で男二人が喧嘩をした。一人は大怪我、殴った男は遁走の果てに首を吊った。町方にすれば“些末な”事件のはずだった。しかし、怪我を負った男が惨殺されたことから事態は大きく展開し、小間物問屋〈遠野屋〉の主・清之介の周囲で闇が蠢く。北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎と岡っ引の伊佐治が辿り着いた衝撃の真相とは――。一気読みのシリーズ第九弾。
***感想***
今回の小説も表現が豊かで、初めて見る言葉が多く、勉強になりました。
前半は展開が遅く、物足りない印象でしたが、八代屋が殺されたところから一気に解決まで動き、とても面白かったです。
*好きなセリフ
P78-79の八代屋 -
購入済み
思ったより短かったけど、素敵
想像以上に短く、シンプルな物語だった。
物語というよりは、なんてことない一日の、ほんの一部分を切り取って小説にしたような作品。
その短さの中に、思春期特有の強がりだとか弱さが垣間見えて、読んでて甘酸っぱい気持ちが蘇る。
暇つぶしには良いかもです。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第7弾。舞台は再び田鶴藩へ。
長年田鶴にはびこった膿を一掃し、藩政を立て直すべく新たな藩主となった圭寿。一見目立たない素朴な人柄ながら、稀代の名君になるかもしれないと思わせる素質を有する。そして、それに従う形で田鶴に舞い戻った伊月と燦。それはある意味、長年藩政の重鎮にいた伊月の父、伊左衛門との対峙も意味する。そんな最中、燦そして圭寿が何者かに狙われる。
本巻は今までの巻に比べると比較的流れは穏やかな印象を受ける。嵐の前の静けさといった感じか。ラストで圭寿が狙われる場面から一気に展開が早くなるが、それまでは直接的な行動というよりは、その裏に隠れた思惑が描かれている。