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主人公の燦(さん)は田鶴藩によって滅ぼされた異能の一族「神波」の生き残り。 江戸から田鶴藩に戻った燦は、不意に謎のつぶてに襲われる。 相手は、幼いころ共に暮した與次(よじ)だった。「今更のこのこ帰りやがって。何もかも遅すぎるんだ」。 燦は、不在の間、とも育った篠音を襲った悲劇を聞かされ、ある決意を固める。 城では、江戸で燦とかたい絆で結ばれた若き藩主、圭寿が、藩政の改革を志して、側近・伊月の父、伊佐衛門と向き合っていた。 少年たちが闘う大人気シリーズ第7弾。
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Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより) 田鶴藩に戻った燦を不意に襲う、謎の飛礫。 それはかって共に暮らした與次の仕業だった。 「今更のこのこ帰りやがって。何もかも遅すぎるんだ!」 與次から篠音の身の上を聞いた燦は、有る決意をする。 城では圭寿が、藩政の核心を突く質問を伊月の父 伊左衛門に投げかけていた・・...続きを読む・・。 少年たちが闘う、文庫オリジナルシリーズ第七弾。 令和7年1月6日~8日
燦、伊月、圭寿、静門院らの、個性あふれる人物をいきいきと動かし、想像を絶する展開へ持ち込んで行くとこは私の心をワクワクさせた。次の展開がどうなるのか。田鶴藩はどうなるのか・・・ 桔梗はどのように落ち着くのか・・・ これからが楽しみである。
文庫書下ろしシリーズの第7弾。 面白いと思うから7巻目まで読んで来たので、当然のことこれも面白い(”面白い”と表現するには重い内容だけれども...)。 これまでの全てが次の最終巻でどう結末を迎えるのか? 読むのが楽しみです。
シリーズ第7弾。舞台は再び田鶴藩へ。 長年田鶴にはびこった膿を一掃し、藩政を立て直すべく新たな藩主となった圭寿。一見目立たない素朴な人柄ながら、稀代の名君になるかもしれないと思わせる素質を有する。そして、それに従う形で田鶴に舞い戻った伊月と燦。それはある意味、長年藩政の重鎮にいた伊月の父、伊左衛...続きを読む門との対峙も意味する。そんな最中、燦そして圭寿が何者かに狙われる。 本巻は今までの巻に比べると比較的流れは穏やかな印象を受ける。嵐の前の静けさといった感じか。ラストで圭寿が狙われる場面から一気に展開が早くなるが、それまでは直接的な行動というよりは、その裏に隠れた思惑が描かれている。
田鶴に戻った若者達。老練な家臣を相手に政を行えるのか。 しかしそこで終わるか! 圭寿は、燦は無事なのか。続きがすごく気になります。
シリーズ第7弾。 伊左衛門の八重に対する仕打ち、急変したのがしっくりこず。 八重の戸惑いと読み手の戸惑いを重ねたのか、次巻ではっきりするのでしょうか。 登場人物が多いので、それぞれの深みが出しきれてないところに少し物足りなさも感じつつ、続きが気になる面白さ。
田鶴藩に戻った燦を不意に襲う、謎の飛礫(つぶて)。 それはかつて共に暮らした與次の仕業だった。 「今更のこのこ帰りやがって。何もかも遅すぎるんだ!」 與次から篠音の身の上を聞いた燦は、ある決意をする。 城では圭寿が、藩政の核心を突く質問を伊月の父・伊佐衛門に投げかけていた…。 少年たちが戦う、文庫...続きを読むオリジナルシリーズ第七弾。 (背表紙より抜粋) 話の展開が早く、読んでいてとても面白いとは思うのですが、どうも気持ちの流れとか、そういうところが納得いかないです。 確かに人を好きになることは錯覚がメインなのだけれど、キッカケというキッカケがお粗末すぎる。 特に伊月とお吉の心の移り変わりが納得できないです。 静門院と圭寿は、自然なのだけれど…。 まあでも、ストーリーの勢いでカバーできてるので、まあ…うーん。でもこの土壇場にきて残念でした。 話の流れは、佳境らしく、とても早く…。早いのもきっとこの薄さのせいだろうなと思ってしまいますが(笑)
よく覚えていない(汗)さらっと、2時間くらいで読み終えてしまえるボリュームは良くも悪くもある。 前巻と時間が空きすぎると良くないね。
田鶴藩に戻った燦を不意に襲う、謎の飛礫。それはかつて共に暮らした與次の仕業だった。「今更のこのこ帰りやがって。何もかも遅すぎるんだ!」與次から篠音の身の上を聞いた燦は、ある決意をする。城では圭寿が、藩政の核心を突く質問を伊月の父・伊佐衛門に投げかけていた…。
完結したなら、全巻購入し、ゆっくりと味わいながら読みたい。 これが、映画化されたならいいな。 忍びの国より、よほどいい。
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燦
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あさのあつこ
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