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ベストセラー書き下ろし時代小説・第5弾! 田鶴藩の後嗣・圭寿、彼に寄り添う伊月、そして闇神波一族の生き残りと出会った燦。妖婦・静門院によって少年たちの関係にも変化が。
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Posted by ブクログ
文庫用書き下ろしの時代小説。 もう、単純に面白い。 5巻目である。 一冊一冊が薄くフォントが大きいので、量としては少ない。 黒幕は誰なのか?何故に? 次が出るのが楽しみだ。
内容(ブックデータベースより) 表に立たざるをえなくなった田鶴藩の後嗣・圭寿、彼に寄り添う伊月、そして闇神波の生き残りと出会った燦。圭寿の亡き兄が寵愛した妖婦・静門院により、少年たちの関係にも変化が。 令和6年12月20日~22日
シリーズ第5弾。 物語もクライマックスに向けて、徐々に加速していく。江戸の町で次々と殺戮を繰り返していた者の正体がいよいよ明らかに。まさに数多の権謀術数が渦巻いているからこそ成り立っていたと思われる太平の世、江戸。一般人の知らぬところで微妙なバランスをとりながら、まさに戦乱と紙一重。自分の思いと...続きを読むは裏腹な行動をせざるを得なかった上に立つ者の使命が描かれている。
於ようの過去、良かったです。 時間的にはほぼ進まない一冊だと思いますが、ストーリーの展開は目を見張るものがあります。 あと、毒云々のやりとりが可愛い。こういうの入れてくるあさのさん、素敵。 早く次が読みたい!
燦、伊月、圭寿…現代なら高校生、大人過ぎる。 己を見つめ、他者を慮り悩み揺れながらも事に立ち向かって行く。 八重、於ようも運命に従うように見えつつ、自分を失わずに生きて行く姿がいい。
毒により動けぬ伊月に替わって、於ようのターン。 彼女の過去が明らかになり、前巻では化け猫っぽかった印象が和らぐ。それは、精一杯の反抗の痕。 燦に対しての於ようの態度は潔くてカッコ良い。如何なる時も背筋を伸ばし、決して男の後ろを黙ってついていくだけの木偶ではない賢さがある。それは、燦同様に、味方と...続きを読むすればこの上なく頼もしい存在になろうことを予感させる。 徐々にあぶりだされる闇神波のこと。 ますます続きが楽しみだ。
第5巻。ますますきな臭くなってくる、若殿の近辺。個人的には、おようの方の過去話がなかなか読ませた。前巻では淫蕩な化け猫みたいな印象だったけど、そーかそーか、そういう過去があったんですね・・・となってからは、彼女の精一杯の反逆がかわいい。 中継ぎみたいな印象の5冊目だったので、続きをワクワク待ちます...続きを読む!
【本の内容】 <1> 江戸から遠く離れた田鶴藩。 その藩主が襲われた。 疾風のように現れた刺客は鷹を操り、剣も達者な謎の少年・燦。 筆頭家老の嫡男・伊月は、その矢面に立たされるが、二人の少年には隠された宿命があった―。 尋常でない能力を持つ「神波の一族」の正体とは? 少年たちの葛藤と成長を描く著者待...続きを読む望の文庫書き下ろし新シリーズ第一弾。 <2> 江戸での生活がはじまった。 伊月は藩の世継ぎ・圭寿とともに窮屈な大名屋敷住まい。 一方、異能の一族に生まれ育った少年・燦も、祖父の遺言を守り、江戸の棟割長屋に暮らす。 その二人が町で出会った矢先に不吉な知らせが届く。 さらに屋敷でも圭寿の命を狙う動きが―。 少年たちが江戸を奔走する、文庫オリジナルシリーズ第二弾。 <3> 「圭寿、死ね」。 江戸の大名屋敷に暮らす田鶴藩の後嗣に、闇から男が襲いかかった。 同じころ、伊月は、藩邸の不穏な動きを探らせていた石崎文吾の無残な死体を前にしていた。 そして燦は、江戸で「神波の一族」を知る人物に出会う。 彼らにいったい何が起ころうとしているのか。 少年たちが躍動する文庫オリジナルシリーズ第三弾。 <4> 「闇神波は本気で我らを根絶やしにする気だ」。 刺客、暗殺、陰謀。江戸で男が次々と闇から斬りつけられる中、燦はついに争う者たちの手触りを感じ始める。 一方、伊月は藩の代替わりの準備に追われるが、圭寿の亡き兄が寵愛した美しき個室・静門院が面会を求めてきて…。 少年たちが苦悩する、文庫オリジナルシリーズ第四弾。 <5> 燦、助けてくれ。 頼む、燦。―圭寿の亡き兄が寵愛した側室・静門院の住まう屋敷からの帰り道、刺客に襲われた伊月は、生死の境をさまよい続ける。 正体を現さぬ敵、闇神波への激しい怒りに揺り動かされる燦が静門院のもとを訪ねると、予想外の真実が明らかになり…。 少年たちがもがく、文庫オリジナルシリーズ第五弾。 [ 目次 ] <1> <2> <3> <4> <5> [ POP ] タカを思うように扱い、超人的な速さで藩主を襲撃した若者燦。 そのたたずまいと技に魅了されつつ、主君と藩を守るために立ち向かう筆頭家老の嫡男伊月。 武芸に秀でた2人の若者の縁と、その宿命にあらがう葛藤。 文庫書き下ろしシリーズ第1弾。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
☆4.0 伊月、どうなることかと思ったけど助かって何より。 前嗣子の側室、静門院の悲しい過去が明らかになる。 が、しかし、前巻にあったような見ず知らずの男と交わった後に殺す、というほどの怖ろしさをまとう理由には足りない。 圭寿と伊月を狙った犯人が判るが、裏で操る人物は次巻に持ち越し。 来年まで待ちき...続きを読むれない。
第五弾 清門院の訪問の帰りに襲われた伊月、燦の機転で一命は取り止め、藩邸内の闇神波を炙り出す、やはり一番妖しくない家臣が、殺しに取りつかれた男 いよいよ藩の裏側の膿を絞り出すことに
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