あさのあつこのレビュー一覧
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弥勒の次は夜叉、月の次は桜。
人の心の奥底に潜むもの、「死そのものより、人間の不可思議さ、暗さ、怪奇さに寒気を覚える」と伊佐治が思う場面が、全てを物語っているかのように感じた。
信次郎と伊佐治が「ほつれ」を解していく。3人の遺体から、読み取る場面は面白い。
清之助は「死」を呼び込むと信次郎は言うが、信次郎もまた同類なのだろう。清之助の周りも俄かに流れていく。面白くなってきた。
弥勒にも夜叉にもなれるのが人だ。内に弥勒を育み、夜叉を飼う。腕の立つ者ほど内を感じ取ることができるのだろう。
清之助の運命が流れるなかで清之助の志は貫けるのか?おりんがなぜ自死したのかが朧げに理解できはじめた。時代 -
Posted by ブクログ
ネタバレくっそ胸糞悪いシーンが多くて多くて
でも先が気になりすぎて一気読みしてしまいました
巧や豪はただ野球がしたいだけなのに周りがそうさせてくれないことに本当にもやもやしてしまいます
この巻で初めて巧と豪が喧嘩してしまいますが、巧の気持ちも豪の気持ちもわかりすぎるくらいわかってしまって終始"いーーー!!!!"とむず痒くなってしまいました
オトノムライの退院後の対応、小町先生がどう頑張ってくれるのか気になりつつ2巻は終了
やっとこ吉貞くん登場で次の巻が楽しみです
とりあえず野球部上級生は本当に反省してほしい!!!!!!心の底から胸糞悪い!!!!!! -
Posted by ブクログ
雨の降る音、風の靡く音、「雨が喚く」「土が雄叫る」に方言が混ざる導入部分から島で起こりうることが、容易ではないだろうと想像させる。
槙屋深津は、12歳で母と島を離れ19歳で母がいなくなってから大学を出て教師になり、20年ぶりに故郷の島の臨時教諭として帰る。
小中12人の子どもと接するうちに蘇ってくる自分の子ども時代の怖い記憶。
それは、母に捨てられ祖父に虐待を受けて弟と共に転入してきた莉里のことを見ているうちに湧き上がってくるものだった。
教師として、子どもに不安や恐怖を感じさせてはならないという思いは、自分の過去を冷静に振り返ることにも繋がってくる。
過去を抱えながらも大人に傷つけら