感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年08月25日
やっぱりめちゃくちゃいい。
胸が熱くなる。
1よりコメディ要素も多くて、
めちゃくちゃ笑えた。
自信家でとがりすぎで青臭い主人公には
もうちょっと気を使えよって思うけど、
自分を曲げない、そして時々素直な様子も
好感を持てるし、強さに憧れる。
いかにも中学生な感じの、
陰湿ないじめ。
読んでい...続きを読むてとても辛かった。
沢口も気の毒で。
でもなんとか快方に向かうのかしら。
キャプテンもさっぱりとしたいいやつやもんね。
このシリーズは絶対にはまる。
Posted by ブクログ 2023年08月11日
学生時代を思い出させてくれた。辛いこともあったけど、その経験もあったから今の自分があるのかなと思えた。どんなスポーツもそうだけど、野球は一人ではできないスポーツなんだなと思った。指導者の葛藤もあって、もがきながら指導しているのが分かった。
Posted by ブクログ 2023年06月16日
中学校の一学期あたりを描く二作目。
巧と豪のコンビはなかなか言葉にすることができない年頃の子たちの気持ちを表現しているのもあり、もどかしい感じが出ているのが良かった。また、巧の試合は出させてもらうものではなく、出るものだ。と、自分の力を信じて、自分の力で切り開けるようになると信じているのも少年らしく...続きを読む良かった。その対比として冷静で大人な諦めを持っているのが豪というキャラクターなのだろう。
物語の後半では、巧への嫉妬で三年生が事件を起こし、部活は停止処分に。春の大会への出場も見送ることに。今後の部活動と顧問の立ち位置が気になる最後だった。
Posted by ブクログ 2023年05月31日
漫画のようなストーリーだが、巧や豪の心理描写が上手く、自分も新田東中のグラウンドに居合わせているかのような錯覚に陥いる。
3巻、明日一気読みしそう…
Posted by ブクログ 2023年03月21日
舞台は中学、新たなステージ!
ただそこにグラウンドがあって
ボールがあってグローブがあって
野球をやりたいだけなのに、
なんで大人が割って入ってくんだっていう
巧の叫びが苦しいし痛い。
そしてあの、衝撃の、リンチ回………。
例のシーンを小中学生のときに読んでたの、
今思えばかなり性癖歪ませられるな…...続きを読む
文章だと、さらに鮮明でした。
巧の、負けるもんか曲げるもんかの意志の強さ、
作者の心情とも繋がるのかと
あとがき読んでなんかめちゃくちゃ泣きたくなった。
青春ではあるけど、成長でも友情でもない物語。
あーーーっやっぱり好きすぎる!!!!
Posted by ブクログ 2022年11月09日
※2007年頃読んだ際のレビューです。
できることなら☆6つ付けたい第2巻。
映像化してほしいと思いました。
1日1日を丁寧に描いているので登場人物の心理がしっかりと伝わってくる。
すべて客観的に書かれた文なのに巧と豪、それぞれの視点に最適な場面で切り替わる構成も◎。
これからどうなっていく...続きを読むのか本当に目が離せません。
おもしろいです。
Posted by ブクログ 2022年08月04日
あとがきまで読むとさらに胸にくるものがあった。
作者と巧の対峙、魂のぶつかり合い、闘って闘って闘って闘い続けた。それがバッテリーなのだと私は受け取った。
自分の表現の乏しさ、語彙の少なさが悔しい。
身体の真ん中に現れた、蠢き鈍い色を放つこの想いを、なんて表現したらよいのか。
少年の、野球を一...続きを読む心に思う純真さ。
球を投げること、それ以外は考えたくない。集中したい。真っ直ぐに、ただ真っ直ぐに、向き合いたい。それだけを考えていたい。
ともかくIIIも読もう。巧たちに早く会いたくて仕方ない。
Posted by ブクログ 2022年04月17日
小学生の時に読んだ時は感じなかったが、大人になってよみかえしたら、巧と豪の喧嘩のシーンでの気まずさ、細やかな心情に、自分も同じような経験したことあったなと感情移入して読めて新鮮だった!
Posted by ブクログ 2015年05月20日
バッテリー二巻目。読みながら、泣きそうになった。巧と豪の喧嘩、先輩達からのリンチ。先生との対立。巧は決して負けない。巧の強さが、自分にも欲しい。豪がもう巧の嫁にしか見えなかった(笑)バッテリーというのは本当に信頼関係で出来てるんだなぁと思った。青波は本当に偉い子。空気が読める。巧も少し協調性がないと...続きを読む…次号に期待‼︎
Posted by ブクログ 2023年05月29日
くっそ胸糞悪いシーンが多くて多くて
でも先が気になりすぎて一気読みしてしまいました
巧や豪はただ野球がしたいだけなのに周りがそうさせてくれないことに本当にもやもやしてしまいます
この巻で初めて巧と豪が喧嘩してしまいますが、巧の気持ちも豪の気持ちもわかりすぎるくらいわかってしまって終始"...続きを読む;いーーー!!!!"とむず痒くなってしまいました
オトノムライの退院後の対応、小町先生がどう頑張ってくれるのか気になりつつ2巻は終了
やっとこ吉貞くん登場で次の巻が楽しみです
とりあえず野球部上級生は本当に反省してほしい!!!!!!心の底から胸糞悪い!!!!!!
Posted by ブクログ 2023年03月08日
児童文学というジャンル柄なのか、それともあさのあつこさんの文体がそうなのかは分からないのですが、読んでいて凄く直感的に心が揺さぶられるなと思いました。
幼い苦悩、純粋でいられない苦しさ、現実と混ざり合うことがまだ出来なくて、押しつぶされそうになる感覚、というか、上手く言葉に出来ないんですが、そうい...続きを読むうもどかしさとか、反対に凄く明るくなったりとか、訴えかけ方がどストレート。
今回もとっても面白く、続きが楽しみです。
Posted by ブクログ 2022年09月04日
「恐れじゃよ。子供に対する恐れじゃ。中学、高校、。さあ、それ以上はわしにはわからんけどな、そのころの子どもていうのは、ほんまにわけがわからん。それまで全然めだたなんだがやつが、好きな女の子が試合を見にきたという理由だけで、ホームラン三本かっとばしたことがあった。ひと月に十センチ背がのびて、守備範囲が...続きを読む急にひろうなったショートがおった。練習をさぼってばかりおったのに、じつに均整のとれた身体をして、きれいなバッティングフォームくずさなんだやつがおった。まったく、あきれる。こいつはこうだなんて決めつけてしもうたら、たいていあとでしっぺ返しがくる。おまえらの年代はな、そういうもんなんじゃ。怖いぞ、ほんまに」
オトムライは悩んでいるのだ。オトムライの中で巧を試合に使いたいという思いが強く芽生えているにちがいない。だとしたら、すごいじゃないか。大人に頭を下げなくても、うまく折り合おうなんて考えなくても、自分の意志を貫き通すことができるなら、大人、子ども、教師、生徒、支配する者、される者、そんな立場を、自分の持っている力で越えていくことが可能なら、すごいじゃないか。
Posted by ブクログ 2022年07月16日
映画見て読み始めたけど進むのが遅い。まだ、まともに試合に進まん。巧君の主張は理解できるけど、世の中それじゃどんな分野でも進まんわな。まあ、先輩はクズじゃけど。映画で見たんで先は分かってるけど、ちょっとぎゃふんと云わせることは必要だな
Posted by ブクログ 2022年07月07日
バッテリー2冊目。
中学校に入学して、野球部に所属して活動する。
相変わらず巧は自己中心的な行動が多く、まわりからうく。
そして、いじめ(喧嘩)が発覚して、野球部活動ができなくなる機器。
巧からしたら、グランドに野球以外のことを持ち込むな。
成績や内申などくだらない。
っていっているけど、そこは賛...続きを読む成する。
ただ、生意気すぎて、そりゃいじめられるわ。
もう少しまわりをおもいあうことができんかな。
Posted by ブクログ 2022年02月19日
中一の巧は面倒くさい奴であまり好きになれない。大人の目で見ると、このさき巧には挫折しか待っていない気がする。小六の豪が言った「おまえ、きっと、ピンチに弱いぜ」は本当のような気がする。野球部にすぐに入部しない巧の態度は、新田東中野球部そのものをばかにしている。実力もあって自信もある姿は羨ましいが、まだ...続きを読む十三歳だ。強くて上手くなりたいなら、監督や先輩から謙虚に学ぶ姿勢は必要だと思う。巧がやりたいのは野球なのだろううか?、と思う。巧がやりたいのは自分の球をしっかり受け取ってくれる豪を相手に渾身の速球を投げることなんじゃないかな。極端な話、バッターも要らない気もする。だって、打たれるなんて思っていないのだから。それに対して豪がやりたいのは野球なんだと思う。巧とのバッテリーで勝ち続けて全国制覇に挑戦したいんだと思う。
豪や東谷や沢口、戸村監督、洋三が巧を選手として人として根気よく磨いてくれるといいな。
Posted by ブクログ 2021年11月10日
3.7
→今回もすごく面白かったです!巧と豪の仲が少しずつ深まっていくのをみて嬉しくなりました☺︎
先輩達への対応は納得がいかないので、次回で変化があって欲しいです…
Posted by ブクログ 2021年10月04日
中学校に入学した巧達の新たなステージ。
野球の話だから数年かけて成長して、全国大会制覇とかって言う展開なのかなぁと思っていたけど全然違っていました。
野球少年のたった1ヶ月くらいの話で、まだ試合も何もないのに、一冊分惹き込まれて読めてしまうのがすごい。
2巻を読んで自分の中学時代を思い出しま...続きを読むした。
中学生は大変だ。
小学生は無邪気なのに、突然上下関係ができて、厳しい校則に縛られて、親にも相談したくない思春期で…。
早く続きも読みたいです。
Posted by ブクログ 2021年05月26日
少年たちの行動に、自分の中に灯る火ダネを見つけたような気分。本を読んで久々に感じた感情でした。監督が自分の宿題の答えを探しに行くシーン、目頭が熱くなりました。
Posted by ブクログ 2019年03月16日
とんがりすぎ〜と思うけど、本人が一番やりにくいんだろうなぁ。でも周りにいる人もなぁキツイよなぁ。
でも支えてくれる、いや、お互いに支えられる人に出逢えたのは彼らにとっての幸い。どう進んでいくんだろうなぁ。
ただ、中学生の暴力としては、どうなの、あんなのほほんとした田舎にあるんだろうか。奴らもフツフツ...続きを読むとしてたノノはけ口?あぁ、ヤダ。
内申書の成績上げるために好きでもないスポーツなんか出来るかしら。
勿体無いね、そんな中学生時代の使い方。
Posted by ブクログ 2017年11月08日
少し間をおいてと思っていたのですが、ついつい続編に手を出してしまいました。読み始めた直後の思いは「しまった」。なんだか一編読み切りの漫画が評判になって、後から続編を継ぎ足して行ったよう。目新しさを付け加えるために前編には無かった、ありきたりの敵役を付け加え、結果として元のストーリーとは変質していく・...続きを読む・・・。そんな感じがして他のですが。
杞憂でした。途中からどんどん引き込まれます。私の好きな弟・青波の出番が少ないのはやや不満ですが、相変わらず登場人物たちは生きています。相変わらずストーリーそのものはありきたりな感じはしますが、著者自身が描きたいものを一生懸命書いている。変に阿ったりしていない。そんな感じが伝わってきます。
う〜〜ん。次はどうしよう。
Posted by ブクログ 2016年09月26日
中学生になった巧と豪
どんなに才能があっても、学校という枠に捕らわれ、大人や先輩の思惑の箱の中に押し込められそうになる。
学校の部活では特に、先生や先輩の言うことには絶対服従的な風潮がある。
理不尽な命令や、嫉妬に、正面から立ち向かう少年に、危うさを感じつつも、負けて欲しくないと思う。
妥協を許...続きを読むさない純粋でまっすぐな心は、大人のプライドや本音を変えることができるのか
次巻に期待!
Posted by ブクログ 2016年09月02日
20160902 読み終わるとともに続きを読みたくなる。負けない何かを求めているのか変わって欲しくない期待なのか。読むのにも力がいる事を久しぶりに経験している。
Posted by ブクログ 2015年12月19日
野球をすることが大好きな巧が中学校に入学して、そこでも野球を続けようとするけれども、そこで大きな「大人の壁」というやつにぶち当たってしまう……という感じで、なんというか「おおおおおお!」となっています。
それこそ、小学校の頃はただ「好きだ」というだけでやっていけてたし、「うまい」というだけで尊敬の対...続きを読む象にもなっていたのだけれど、それが中学生になると一気にそういう訳にもいかなくて、人間関係が複雑になって「先輩」だとか「後輩」だとか訳のわからない枠組みができて、それこそ「ちょっと早く生まれただけで」えらそうにされる時代がやってくる……。
というものすごく不条理を感じたあの頃のことをひしひしと思い出してなんか、意味もわからなく「ぬおおお」ってなりました。
なんなんでしょうね、あの時代って。
でも、それだけこの小説はそういう時期のちょうど子供から大人に変わる時の感情がリアル。
リアルなだけにとっても痛かったり、胸をかきむしられたりするような気持ちになったりもします。
ドキドキしました。
ただ、過ぎてしまった今だからこそいえることなんですし、私は幸か不幸か女だったので、厳密に言えば巧の立場とは違うのでまるっきりそれが当てはまるわけではないですが、自分たちが気にすれば気にするほど、事態は泥沼化する……。
自分という信念を持っていれば、意外と払いのけられるものだよ。まあ、別の苦労は背負うのかもしれないけど。
でも、それを苦労と感じるのかどうかは、ひとそれぞれかもしれませんね、と思いました。
あー! どうやったら、この微妙で苦しくて鬱陶しい時期をこんなに爽やかに描けるのか、この作者さんの才能に、思わず嫉妬します。
子供の心を忘れない作者さんに乾杯!
多分、これは中学生の時に読むと号泣できる話だと思うので、是非、中学生のお子さんがいたら読ませてあげるといいと思います。
Posted by ブクログ 2015年12月11日
新田東中学校の野球部に入部した巧と豪ですが、顧問の「オトムライ」こと戸村先生による徹底した管理と、それに黙々と服する先輩部員たちとの折り合いがつかず、苦しみます。自分の野球がしたいという思いを貫き通す巧は、ついに3年生の展西たちからリンチを受けることになります。そして、事件が明るみに出ると、野球部は...続きを読む活動休止に追い込まれてしまいます。
シリーズ中でもっとも児童文学らしい展開の巻で、個人的には安心して読めるこの巻が一番気に入っています。
Posted by ブクログ 2015年11月12日
あつい。とにかくあつい。
火花みたいな情熱のエネルギーに満ちあふれた1冊でした。
一人突き抜けて尖っている巧は、よくも悪くも無視できない存在です。とにかく真っ直ぐに野球を愛するこの少年が、年を重ねるにつれてしなやかさをきちんと身につけることができるんだろうか。と母親のような気持ちになってみたり、ス...続きを読むトイックな生き方に憧れを覚えてみたり。
巧の強さは、もちろん天性のものもあるけれど、誰よりも野球を好きだという気持ち、そして自分を強く信じる力が与えてくれるものが非常に大きいと感じます。
何かを強く信じようとすると、神様はいじわるなもので、不思議なほどに障壁ばかり立ち並びます。まるで、その信念を試すかのような。
巧の心が折れてしまわないかハラハラしつつ、はっと驚くような強さに毎度痺れます。本当に13歳か、と驚くけれど、プロとして活躍している選手の中には幼少期から真っ直ぐに夢を追い続けてきた人たちが実際にたくさんいるんですよね。本当にカッコイイ。
そして、この小説が単なるギラギラした小説にならないのは、青波の存在によるところが大きいです。登場するたびに、これまた巧とは違った意味ではっとさせられます。
あとがきを読むと、巧が抱く熱意が、そのままあさのさんが小説執筆に対して抱いている熱意と重なって見えます。これだけの熱量でもって書き上げられるシリーズが、おもしろくないわけがないんですよね。
このペースだとあっという間に読み終えてしまいそうですが、この本のおかげで毎日の通勤時間が至福の時間になっています。今の私の元気の素。
Posted by ブクログ 2014年08月14日
勢いでがーっと読み切ってしまった。
というより読み進めて気がついたら一冊終わってたって感じ。
巧君や豪君がついに中学生になったのが今作。
色々と怒涛の展開で息つく暇もない。
あれだけ真っ直ぐな巧君の「迷い」みたいな気持ちが見て取れる場面が多い気がした。
それでも「自分は間違っていない」という思いで突...続きを読むっ走って行くんだけど(笑)
豪君と青波君の度量の広さが見ていて羨ましくもありつつ、こっぱずかしくもあった。
Posted by ブクログ 2017年08月16日
キャッチャーがいてこそのバッテリー。
ピッチャー一人では何もできない。
そんな関係ってたくさんある。
子がいてこその親。
生徒がいてこその教師。
妻がいての夫。夫がいての妻。
相手がいるからこそ成り立つ関係。
それを理解しながらも、言葉にして感謝して、自らを弱めたりはしたくない。...続きを読む
わかっているけれど認めなくない。
若さゆえの傍若無人ぶりか。
経験や知恵の裏打ちがないからこその強がりなのか。
自信過剰。
干渉されたくない。
薄情なまでの真摯さ。
未来への疑いのなさ。
心の奥にほこをかぶって忘れていた記憶が甦る。
少年時代の思い出。
いつ失ったのか。どこで失ったのか。
Posted by ブクログ 2019年12月18日
一巻目の爽やかさと希望のイメージで読んだら、「あれ?なんだこのドロドロ感は…」となった。中学生になった巧は野球に打ち込めるような状況でなくなり、野球部の先輩の陰険ないじめにあうことになってしまう。んー、こっちの方向へ行ってしまうのね。もっと爽やかな野球ライフを読めるかと思っていたので、期待がはずれて...続きを読む星3つ。