【感想・ネタバレ】バッテリーのレビュー

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感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年07月31日

ずっと前から気になっていた本。
いつか息子に読ませたいだろうなと
その前に自分が読んでおかなきゃなと
読んでみた。

児童文学という扱いになるのだろうし
平易で読みやすく
主人公の一人称視点ではなく
三人称視点でそれぞれの登場人物の心情まで描かれているから
私には逆に読みにくいけど
小中学生にはきっ...続きを読むと読みやすいんだろうなと思った。

小学校卒業後の春休みという、
たったそれだけの期間の物語。

今後の話も読みたくてたまらなくなる。

ときどき目頭が熱く、胸がつまる。

いいなぁ青春だなぁ。

親には一番に自分のこと分かってほしいよなぁ
くどくど言われてうっとおしいよなぁ
弟に辛く当たってしまって自己嫌悪するよなぁ

共感できるとともに、
ここまで無愛想なのはなぁ、
と思ってしまうが、
でもそれが思春期の難しさだもんな。

ポケベル捨てるところとか
もったいなくて許せないけど

でもやっぱりいい作品だなぁ
息子に読ませたいなぁと思う。

それはまだまだ先のことなので
自分の楽しみとして続編を読ませてもらおう。

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Posted by ブクログ 2023年07月23日

一言面白かった。続きが読みたくなった。巧と豪のやり取りがすごくよかった。お互いを信頼してバッテリーを組めるのは幸せだなと思った。青波や江藤とのやり取りもよかった。
野球をする人はもちろん、どんなスポーツにも共感できるお話だなと思った。

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Posted by ブクログ 2023年07月11日

そうだ、子供ってこんなこと考えてるんだと気付かされる
まだ小6、でもしっかり自分をもっている大きくなっている
母である私としては巧と豪の母の気持ちも痛いほどわかる、、
成長しているこどもたちの気持ちもよくわかる、、
しかし豪くんいい子よねー、かっこいい
続き読みたいなぁ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月15日

中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。
続き物の物語の導入部。どこまで描かれているのかも知らずにスタート。全く児童書とは思えない一冊だった...続きを読む
生意気な巧がどう成長していくのかがとっても楽しみ。随所に見られる中学生らしい生意気な言動のところも良かった。
中学入学前に相棒になるであろう豪との出会いが描かれており、次巻は中学入学かな?

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Posted by ブクログ 2022年11月22日

この作品は児童書の域を超えていると思います。
子どもも大人も読んでいて共感できる所が必ずあります!
中学生ぐらいの方だと巧や豪の気持ちがとても分かると思います。大人の方だと子ども時代の懐かしさやふっと笑える所があると思います(*^^*)
シリーズ文庫なのでバッテリー2も楽しみです!

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Posted by ブクログ 2021年07月01日

自分の気持ちを上手くコントロールできずに、ジレンマを抱える主人公の心の内面が繊細に描写されていて、思春期の子どもの心情がよく伝わってくる。大人もまた、こういった未熟さを抱えていることがあるように思う。それは自分自身にもあり、自分の未熟な部分を感じられた作品だった。

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Posted by ブクログ 2020年11月16日

有名過ぎて読んだことのなかった本、やっと読めた。

野球が好きなのでそれだけでも楽しいけど、青波の無邪気な言葉もかわいい。そして、だんだん強くなろうとしているところ、主人公の巧と共に、今後の展開に期待!

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Posted by 読むコレ 2012年09月06日

あさのあつこさんの作品が大好きで購入しました。
素敵な作品です(^O^)/

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Posted by ブクログ 2023年11月03日

弟への微妙な感情、引っ越し先の友達との友情。スポ根ものに興味のない人も、すんなり物語の世界に入っていける。受験と今、やりたいこととの兼ね合いとかも描かれていて、繊細で瑞々しい時期が切り取られた良書。
今年のブックサンタは別の本で参加しましたが、これも良いなと思うのでタグ付け

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Posted by ブクログ 2023年10月07日

ここのところ、ストーリーに引き込まれて読む本が多かったけれど、この本は登場人物の心を読む本だな、というのが1巻の感想。思いを、心の変化を噛み砕きながら、じっくり読む本。このあとの2巻の途中までは、そんな流れだった。
実際にありそうな話だけれど、出てくる登場人物は実は特異で、それぞれの性格を突き抜けて...続きを読む書き込んでいるのだなと。

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Posted by ブクログ 2023年05月17日

北上次郎氏の言葉通りだった。
少年の心の動きが手に取るように描かれる。
大人って当人達から見るとホント理不尽でふざけるなって感じなんだろうなぁ。
続編を早速注文。楽しみ…

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Posted by ブクログ 2023年03月18日

青春小説の金字塔ですね。
漫画も映画もアニメでも『バッテリー』は通ってきたけど
小説はこの1巻までしか読んだことなく、
漫画が18年の連載に幕が閉じたのを機に
小説版も全て揃えました!
第1巻は、物語も序盤の序盤。
小学校を卒業したばかりの
まだ中学に入る前の少年の葛藤と、踠きと、
10代のガラスみ...続きを読むたいな心の表現がとにかく上手。
児童書とは思えないというか、
大人になっても勉強させられることが多い作品…。
出会ってしまったピッチャーとキャッチャー。
最高のボーイミーツボーイをこれから繰り広げられるのかという高揚感と、
あの中学生独特な嫉妬と焦りを、
あさのあつこさんの文章で読める嬉しさ!
大バイブル作品〜3月は読み浸ります。

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Posted by ブクログ 2023年02月21日

輝く少年時代をとっても綺麗に描いた作品。
思春期特有のままならなさとか、目に見える世界を全て支配できている気になる感覚、でも具体的な根拠がないからぐらつきやすくもあって、強くて傷つき易い、それでいて真っ直ぐな、まさに綺麗な子供で、野球少年というのがまたいいです。
スポーツに打ち込んでいる姿がすごく似...続きを読む合うと言うか、そのひたむきさが際立っていて、これから主人公がどんな人生を送るのか、続きが気になります。

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Posted by ブクログ 2023年02月01日

ずっと気になってはいたものの、野球のことがほとんど分からず手を付けていなかった。ただ実際には野球に全く興味がなくても読める本だった。野球に対するプライドが相当強く尖っている主人公であるが、病弱な弟や引越し先で出会った永倉を始め、様々な人間関係の中で悩み、向き合っていく姿がよかった。小中学生のときに尖...続きを読むってた人は彼の心情に共感できるところが多いと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月28日

巧の母がとにかく嫌だ。独りよがりでたかが6年生の上の子供の気持ちをわかろうともしない。
物語も文章も素晴らしいが、とにかくこの母が嫌いだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月13日

解説 三浦しをん
『バッテリー』は子供を子供扱いしない。登場する少年達は、プライドと意思を持ち、あれこれ考えながら何かを掴み取ろうとする。 独立した一人の人間として描かれている。 だから、時として物語の展開は少年たちに対して冷酷であり、主人公の功に対してさえ、「こいつとは友達になりたくない」と読者に...続きを読む思わせる瞬間があるのだ。 しかし読み進むうちにきっと、自分が手に汗をかいて物語に夢中になっていることに気づくだろう。「功! お前はもうちょっとだけ妥協をという言葉を知れ!」と言いつつも彼を必死に応援しちゃったり、すっかり『バッテリー』の魅力のとりこになっている自分に気づくだろう。

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Posted by ブクログ 2022年07月18日

有名なので読んでみた。
思っていたより面白く、改めてスポーツ系小説の良さを感じた。
そして中学生あたりの複雑な心理もすごくよく描かれていて、ちょっと嫌悪したほどだった。

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Posted by ブクログ 2022年07月07日

芦田愛菜さんのおすすめの百冊程度の1冊。
けっこう面白かったけど、主人公の巧の自己中心的な考えは好きになれないな。
めっちゃわがままやん。なんでこんなやつに才能がねむってるねん。
って何度も思ってしまう。
家族へのあたりも強いし、友人もそう。

野球はピッチャーがすごけりゃいいんかっていうとそうでは...続きを読むない。
小説に出てきた通りだけど。
巧の性格がどこまで続くのだろうかな。
まぁ、不通の性格だったら小説にならないだろうからな。

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Posted by ブクログ 2022年07月06日

先日映画を見て、原作を読むことにする。映画で云えば、ほんの序盤。映画以上に、めんどくせえ巧が描かれる。分かってるけど、ちょっとイライラ。しかし、豪がええやっちゃわ!

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Posted by ブクログ 2022年05月02日

原田巧と頼りがいのある友 永倉豪との熱い友情と思いやりのある物語。しかしこの話には野球の試合は殆ど無い。ピッチャーとキャッチャのみ。だからお互いの気持ちがよく分かるのだろう。もっとかわいてサラサラしたものだと巧は思っている、あいつ才能ありますよ、永倉とならバッテリー組めるから、巧は自分の野球にあこが...続きを読むれることが出来る人、等信頼感と自信の持ち方が半端ない。児童文学を超えた小説だと思う。

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Posted by ブクログ 2022年02月28日

小学生の野球の話とは思えないほどの感情になった
登場人物みんなの気持ちも興味深い
主人公の巧や弟の青波や仲間の豪や巧のお母さんやお父さん
そして思春期の頃のこの感じがわかる

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Posted by ブクログ 2021年09月24日

名作かつ野球ものということで、息子にいいのではないかと思い、まずは自分で読んでみました。

思っていたよりもずっと良い作品で、野球に興味がない私でも面白く読めました。

才能があって自信家でとがった性格の主人公巧、優しくて包容力のある豪。12歳ってもっともっと子供じゃないのかなと思うけれど、一流アス...続きを読むリートになるような子は子供の頃から違うのかもしれない。

思春期の男の子達ってこういう感じかな?息子育児の予習も兼ねて続きも読めそうです。

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Posted by ブクログ 2021年05月13日

なるほど!名作だなと思った。
思春期の男の子って、こんな感じなのかな?
男の子を育てたことないからわからないけど、、、
巧、豪、そして、青波、みんな個性的で、これからの展開がたのしみだ。孫は男の子なので、その成長も楽しみになった。

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Posted by ブクログ 2021年04月20日

登場人物たちのこれからの変化が楽しみな作品。あさのさんの文章のテンポの良さも魅力です。自信と弱さは表裏一体、唯我独尊の巧を前に、自分を見失わない豪と青波もまたカッコイイ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月20日

ちょくちょく読もうと思ったら一気読みしてしまった。 友達になりたくないなと感じさせる巧の性格。優しすぎて読んでいる方がなんで怒らないんだと思ってしまう豪の性格。弱いけど実は強い感じの青波。それぞれの人物に惹かれてしまう作品だった。続きも読みたい。

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Posted by ブクログ 2021年01月23日

主人公の内側で渦巻く感じと、少しずつ変わっていく様子、周りへの警戒心。
立場は違えどなんとなくわかる。
この本を10歳になったばかりの娘が読んで私に勧めてきたことが、娘の成長をも感じる。
続編を買おう。

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Posted by 読むコレ 2014年10月31日

あとがきで本作のもやもや感が薄れて評価UP!
2巻以降に期待

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Posted by ブクログ 2023年09月22日

この主人公は、大人か?
こんな子供いないよなと思うけど、
今どきなのかな?
もっと野球しているかと思えば
そうでもない。
多感な頃の子供のお話。

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Posted by ブクログ 2023年05月22日

小学生の頃に読んだ時にはよくわからんつまらんて途中で読むの止めてしまって
あれから時を得て読んでみると

どうにもこうにも引き込まれてしまった

当時のわたしでは幼すぎてわからない描写の方が多かったのかもしれない

なんというか巧に感情移入することが多かった気がします。豪との出会いが巧を人として大き...続きを読むくしてくれるのかな、そうだといいなと思ってしまいます。

青波にはなんかこうずーーーともやもやしてしまう。青波くんの内面が描かれていないからだとは思うのですが、巧は耐えてる方だよなと思ってしまいました。
青波のこと好きになれる機会があるといいのだけど

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Posted by ブクログ 2022年01月06日

豪が巧に「いや、おまえ、きっとな」「ピンチに弱いぜ」って言う。こんなことを言えるのは豪だからだ。豪には巧にはない余裕がある。青波には素敵なものを素敵に感じるまなざしがある。巧が持っているのは公害ですらある暴力的な自信だ。そして巧の野球はまるで格闘技のような一対一の戦いだ。いいキャッチャーさえいてくれ...続きを読むればいいと思っている。絶対的な力で相手を打ち負かすことが巧の野球だ。ピッチャーはそれでいいのかもしない。豪のセンターフライを捕って喜ぶ青波のほうが野球の楽しさを知っているのかもしれない。豪も巧より野球の本質の近いところにいると思う。オイラはこの十二歳の巧は好きじゃない。楽しそうじゃないからだ。でも、豪とバッテリーを組むことは何かを期待してワクワクする。もうちょっと巧たちの成長をのぞかせてもらおうと思う。

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Posted by ブクログ 2021年07月23日

各登場人物の心情が繊細で、気持ちがわかる場面が多かった。昔の素直じゃない自分と重ねてしまったし、彼らの心情を客観的にみることができる本だった。

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Posted by ブクログ 2020年10月28日

想像以上に尖った主人公で、微笑ましかった。
これを同年代で読んでいたらもっと違かったんだろうなあ。児童書読んでいると、ときどきこういう作品に出会う。もっと早くに読んでいたかった!とね。

1人で勝てるという自信に溢れた主人公ピッチャー。
野球を楽しめ、という伝説の監督のおじいちゃん。
野球を楽しもう...続きを読む!と言ってるキャッチャー。

主人公が尖りすぎてて心配になるんだけど、
今後どうなっていくのか。
意外とピンチに弱そうだし。
怒りと負の感情を丁寧に追っているので
思春期のこどもたちに刺さるのかな。

青春すぎて涙出てくる。
続きも読みます。

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