【感想・ネタバレ】バッテリーのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと前から気になっていた本。
いつか息子に読ませたいだろうなと
その前に自分が読んでおかなきゃなと
読んでみた。

児童文学という扱いになるのだろうし
平易で読みやすく
主人公の一人称視点ではなく
三人称視点でそれぞれの登場人物の心情まで描かれているから
私には逆に読みにくいけど
小中学生にはきっと読みやすいんだろうなと思った。

小学校卒業後の春休みという、
たったそれだけの期間の物語。

今後の話も読みたくてたまらなくなる。

ときどき目頭が熱く、胸がつまる。

いいなぁ青春だなぁ。

親には一番に自分のこと分かってほしいよなぁ
くどくど言われてうっとおしいよなぁ
弟に辛く当たってしまって自己嫌悪するよなぁ

共感できるとともに、
ここまで無愛想なのはなぁ、
と思ってしまうが、
でもそれが思春期の難しさだもんな。

ポケベル捨てるところとか
もったいなくて許せないけど

でもやっぱりいい作品だなぁ
息子に読ませたいなぁと思う。

それはまだまだ先のことなので
自分の楽しみとして続編を読ませてもらおう。

0
2023年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。
続き物の物語の導入部。どこまで描かれているのかも知らずにスタート。全く児童書とは思えない一冊だった
生意気な巧がどう成長していくのかがとっても楽しみ。随所に見られる中学生らしい生意気な言動のところも良かった。
中学入学前に相棒になるであろう豪との出会いが描かれており、次巻は中学入学かな?

0
2023年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

巧の母がとにかく嫌だ。独りよがりでたかが6年生の上の子供の気持ちをわかろうともしない。
物語も文章も素晴らしいが、とにかくこの母が嫌いだ。

0
2023年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

解説 三浦しをん
『バッテリー』は子供を子供扱いしない。登場する少年達は、プライドと意思を持ち、あれこれ考えながら何かを掴み取ろうとする。 独立した一人の人間として描かれている。 だから、時として物語の展開は少年たちに対して冷酷であり、主人公の功に対してさえ、「こいつとは友達になりたくない」と読者に思わせる瞬間があるのだ。 しかし読み進むうちにきっと、自分が手に汗をかいて物語に夢中になっていることに気づくだろう。「功! お前はもうちょっとだけ妥協をという言葉を知れ!」と言いつつも彼を必死に応援しちゃったり、すっかり『バッテリー』の魅力のとりこになっている自分に気づくだろう。

0
2022年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょくちょく読もうと思ったら一気読みしてしまった。 友達になりたくないなと感じさせる巧の性格。優しすぎて読んでいる方がなんで怒らないんだと思ってしまう豪の性格。弱いけど実は強い感じの青波。それぞれの人物に惹かれてしまう作品だった。続きも読みたい。

0
2021年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

各登場人物の心情が繊細で、気持ちがわかる場面が多かった。昔の素直じゃない自分と重ねてしまったし、彼らの心情を客観的にみることができる本だった。

0
2021年07月23日

「小説」ランキング