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Posted by ブクログ
12歳から13歳の中学1年生になった男女4人の登場人物の悩みと葛藤、
4人の出会いと、あることをきっかけに成長していく物語。
登場人物4人が成長していく、子供から大人への階段を登っていく中での
中学生という、心身共に大きく成長する1年をそれぞれの視点やシーズンごとに
描かれていて、感動しました。
中学生にとどまらず、誰しもが通る中学時代を思い返して読んでみてください。
エピソードの中で、考え方が大人になっていく、
男の子がイスに乗ってようやく届くところに、イスを使わず届くようになるなど、
H2Oの思い出がいっぱいって感じかな(男の子は少女じゃないけどね(笑))。
Posted by ブクログ
この本の主人公は中学一年生の4人だ。
おとなしめで、家庭に少しの寂しさを感じている茉里。
誰かと群れることはしない、恋愛とかまだよくわからないクール系の深雪。
陸上部で、友達が多くお調子者の真吾。
父親を心配する、中学受験失敗した過去を持つ千博。
中学生になると、小学校にいたときと全然違ってしまう。これは多くの大人が経験したことだと思う。
放課後公園で一緒に遊んだりしてた異性の同級生と、途端に距離ができてしまう。あだ名で呼び合っていたのに、苗字にさん付けで呼んだりする。
ちょっとしたことで傷ついたり、深く悩んだりする。
自意識過剰な時なのだ。
この本では、四人は「住む街の年表をつくる」という学校の課題を一緒に取り組むことで仲良くなる。
何か一生懸命に取り組んで友情が育まれる中学時代。憧れる、理想的な青春が書かれてる。
きっと、彼ら四人はクラスメイトからしても「あいつらすごいな」って思われてたに違いない。
多くの中学生は、13歳で「なにかを成し遂げる」ことはできない。だから、これを読んだ中学生達は、制作物というささやかなことであっても、一つのことを作り上げたこの四人に憧れるだろうし、こういう子が近くにいたら友達になりたい!って思うんだろうな。
この本は、進研ゼミ中学講座で連載されたものをまとめたもののようだ(一部書き下ろし)。どうりで、各話終わるたびに次の話が1ヶ月後になっていたわけだ。
物語の中にそんなに大きなドラマはない、中学生の日常だ。
でも、中学一年生の一年間が終わる頃には、男子は背も伸び、女子はより女性らしくなる。大人に近づいているのだ。中学生の一年は、大人にとっての数年に匹敵するんだろうな。それくらい、心と体の成長が著しい。
そして大人になったら絶対にしないこと、できないことが、この本には溢れてる。
それは良いことばかりではなくて、嫉妬から制作物を壊してしまうことだったり、悪ふざけで女子に告白するゲーム、もある。
良くないことだけど、そういう失敗や後悔を含めての青春なのかな…と思ったりもした。
そんで、子を持つ親、大人の立場から思ったこと。
子によるだろうけど、中学生ってまだ親を必要としてくれてるんだなって思った。
それが困った時だけだったり、家族関係に不安があるときだけなのかもしれないけど。
私自身もそうだった、のだろうな。
生活面では親に頼りっぱなしだったし、どうしようもない時は親に話を聞いてもらって助けてもらっていたな。
親の出番があるうちは、しっかり親をしていたいと改めて思った。
Posted by ブクログ
進研ゼミの連載小説を書籍化だそうで、まぁ、進研ゼミらしいといえばそんな雰囲気の話で、あさのあつこさんらしい話というばそんな雰囲気の話でした。やはり、あさのあつこさんは中学生の心情を描くのが上手い。ちょっとしたことなんだけど、この年代の生徒にとっては大きな問題なわけで…。学校と会社と舞台は異なりますが、大人でもこのような環境に置かれて悩んでいる方も多いかもしれません。13歳の時にこの本に出会っていれば良かったなぁ~と思う方も多いのではないでしょうか。ヤングアダルト(YA)向けの一冊ですが、大人にもおすすめ。親子で感想を話し合うと楽しめそうだと思いました。
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