あさのあつこのレビュー一覧
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ネタバレ再会を必ず
NO.6を読み終えた後、この言葉を信じてきっといつか2人はまた再会すると信じてた。評価は知ってたからBeyondは読まないと決めてたけど読みたくなってしまった。
もう二度と会えない。2人は交わらない。どこかでそんな予感はしてたけど、
こんなにもお互いが相手のいない日常の中で思い出して、懐かしんで、求め合う。切なさに涙が出そうになった。
今離れてる日常からの一緒にいた頃の日常シーンはしんどい。かなり来る。
紫苑はきっと変わって行く。ネズミが恐れていた方向へ。でもきっとネズミが現れたら、またあの時の紫苑に戻ってしまうくらい、紫苑はネズミが全てなんだろう。
また1から読み返すか…。 -
Posted by ブクログ
とうとう、最終巻。
大好きな巧と豪、二人のバッテリーのお話が終わってしまいました…。
これはスポーツ小説ではなく
少年達の出逢いと挫折と変化の物語。
成長というより変化をより感じました!!!
どうしても至高を感じてしまうのが
“すれ違い”なので大大大ピークは過ぎてしまったけど
巧を取り囲む周りの人たちが掻き乱してくれた!
巧という少年の葛藤を描くためのストーリーに野球があるのであって、この作品においての注目すべきは結果でなくて過程なんだよ!!!!をずっと唱えながら読んでました…
だからこそのこの終わり方、大納得!!
正直、正直めっちゃくちゃその後が気になるから
ラストイニング読みますね、すぐ読みたい。
模範的にみえた海音寺キャプテンも
エリート門脇も色々考えてる思考してる
でもやっぱり瑞垣くんでしょう…功労者。
あと個人的には吉貞がめちゃくちゃ好きでした、、
バッテリーに向き合った約二ヶ月、最高の日々でした、、ありがとうありがとうあさのあつこさん -
Posted by ブクログ
あさのあつこさんが特別授業として真っ先に思い浮かべたのは『マクベス』だった。2018年10月、東京のちょっと優秀な中学生(桜修館中学)相手に、いっしょに読もうと選んだ古典である。おかげで、年末に『マクベス』を再読したけど、再々々読した気分になった。古典の内容を、あれやこれやこねくり回すって、楽しい。
先ずは予習で読んでいるはずの生徒に向かい先生(あさのあつこは作家になる前は小学校の先生だった)は、「印象に残ったセリフ」を聞く。生徒の返事は見事に重ならない。次に「色で表すとしたら『マクベス』は何色ですか?」と聞く。直感でいいから。
ー暗い紫。ー濁った赤色。ー暗い赤。ー真っ黒。ー緑で物語が進むごとに赤色が混ざってゆく。等々等々。あまり重ならない。
私は?と思いついてみる。何か見えそうな白色。つまり霧の色です。冒頭の魔女が登場する直前の色。これが『マクベス』の総てだから。
やっぱり人を殺す物語だから、血の色を連想する生徒は多い。私も中学のとき読んでいたらそうだったのかもしれない。大人になって、ちょっと捻くれ過ぎている可能性はある。
先生は、初めて読んだ時には暗い話で嫌だったらしい。けれども『No.6』を書く為に再読すると読後感が一変する。それがあまりにも鮮やかで、生徒たちにも一生懸命それを説明していた。「 『NO.6』という世界は、そのとき読んだ『マクベス』から受けた衝撃みたいなものに、引きずられているというか、大きく影響されて筆が進んでいったという部分が、後半は特にあるような気がしています」
『マクベス』について、私が初めて出会った「視点」は以下。
「これはマクベスと、マクベスによって殺される将軍バンクォーの、〝二人〟の物語だ!」バンクフォーは光だ、と先生は言うのです。光は眩しいから、だから、戯曲としては詳しく描かれていない、なおかつあっさり殺されるのである。「(略)みなさんの中にもいるかもしれません。あるいは、これから、出会うかもしれません──絶対勝てない、敵わない相手。その存在に打ちのめされるという体験。でもそれは少しも恥じることでも忌むべきことでもなく、自分の中にいるマクベスをエネルギーに変えることだってできると私は思っています。」そう、先生は生徒に説明します。
ビックリです。
でも、こういう見方も成立するから古典は楽しい!
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Posted by ブクログ
まるまる一冊、すれ違いのバッテリー。
とうとう未知のストーリーに入ったわけですが
なかなかに、本当なかなかに渋い展開だった…!
どうしてここまでこじれるのか、
色々考えたりしたけども
まだ巧と豪って出会って一年も経ってないし
むしろあの粋がってた入学当初、
まだ出会って1ヶ月そこらで
バッテリーとして試合にも出てなかったのに
俺の球はあいつしか取れない、あいつの球は俺しか取れないって信じきっちゃうほどにめろめろだったわけですか………
それが拗れに拗れてここまでくるの、分かりすぎる。
豪ちゃんといい、ライバルチームの門脇といい、
あそこまで感情を揺さぶるピッチャー・巧の存在。
本当にずるい…!ずるいけど目で追ってしまう!
そこに浮上するキャッチャー・吉貞案。
監督はムゴいことをするなぁぁぁ。
でもそれがチームのため。
でも巧はチームのためじゃなくて、
ただただボールを投げたいから案を飲む。
その対比もいい、、、あーーーー4冊目も最高でした。 -
Posted by ブクログ
ほぼノンストップ、一気読み!
中学に入って早々起きた事件、
そのせいで活動休止中の野球部だったので
本作3作目にしてやっと野球をしました。
ほんっとうに悲しいことに、
中学の部活ってこういうものなんだよ…。
ただ、海音寺先輩も、展西も、それぞれの
野球の向き合い方があって最後はそれに正直に判断できたと思えば胸が少し軽くなる、、、それにしても展西達のしたことは許せないけど。
巧と豪の対立は、リアルで痛々しい。
どっちの主張もわかってても自分の考えを
捻じ曲げられないのもこの年齢が故………!
若干のすれ違いを引き摺りつつの4作目突入で、
しかもコミック版はここまでの内容までだったので
次からは未知の世界ーー!
楽しみだ〜〜〜〜