山内マリコの作品一覧
「山内マリコ」の「あのこは貴族」「ラブソングに飽きたら」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山内マリコ」の「あのこは貴族」「ラブソングに飽きたら」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。2008年『十六歳はセックスの齢』で第7回R-18文学賞・読者賞を受賞。2012年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。
Posted by ブクログ
ずーっと夢中で読める本にたらなくてありえないくらい読書離れしてたけど、ずっと行きたかった丸の内丸善で手に入れたこの本は久々の大当たりだった。
でもきっと、去年までのわたしにはこの本の良さが分からなかっただろう。
なぜならこの本の真価は、東京という巨大な街のごく小さな人々の生活と、その裏にある大きな心のゆらぎを汲み取ったところにあるから
だ。
東京に来てはや半年。4月からいままで、何度この都市の深さに驚き、浅さに呆れ、広さにときめき、狭さを悲しんだだろう。何度この都市を定義しただろう。
地元は「九州」で一括りにされること、謎の福岡信仰、どこにも売っていない九州しょうゆ、緑色のJR、何区に住んでい
Posted by ブクログ
タイトルがキャッチーで映画を観て、本も手に取りました。
日本に貴族なんて存在する?なるほど代々、政治家や医者、弁護士などの職につき、世襲制で仕事を継いだり、未だに専業主婦が普通で、女性が黙って家庭を守り男性は外で稼ぐ。夫は家事育児には無頓着というような上流階級の人たちの事なのね
上流の人たちは自分の生活が当たり前で生きているので、それ以外の世界の事に想像が及ばない。これは私がいつも2世、3世の政治家に対して感じる気持ちだ。政策がトンチンカンなのは、彼らが美紀の様な生活をしたことがないから考えも及ばないのだろう。みんな自分の経験したことのない生活には疎い。
でも、幸一郎側では自分の名字を守