【感想・ネタバレ】あのこは貴族のレビュー

あらすじ

東京生まれの華子は、箱入り娘として何不自由なく育てられたが20代後半で恋人に振られ、焦ってお見合いを重ねた末にハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。一方、東京で働く美紀は地方生まれの上京組。猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退し、一時は夜の世界も経験した。腐れ縁の「幸一郎」とのダラダラした関係に悩み中。結婚をめぐる女たちの葛藤と解放を描く、渾身の長編小説。

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女同士の戦い?格差?この作品は、そんな言葉では表せません。

東京育ちで何不自由なく育てられた箱入り娘の華子と、富山から名門大学に入学し上京してきた美紀。世襲され固定された社会階層のなかで、幸一郎という1人の男性をめぐって彼女たちが自分の人生と向き合う、映画化もされた話題作です。

生まれや育ちに少なからず影響を受ける現代社会の私たち。異なる環境で育ってきた人と自分を比較して、何か違う…と感じたことはありますか?しかし、その「何か」を言葉にすることはできない。そんな、「誰も言葉にできないけれど目の前に確実にある普通」を作者は巧みに描いています。
1度読み始めたらページを捲る手が止まりませんので、ご注意くださいませ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ


自分の住む世界が狭いと分かってて
考え方も偏ってるなと思いながらも
生活をしていく、そして時々自ら変化をもたらそうとする女性たちがかっこいい。

登場する女性二人とも
自分を客観視できていて、
流れゆくままに進んでしまった一人と
飛び出した一人の物語だが
自分を正当化したくなるはずのところを
お互いに認め合って尊敬しあって
でも彼女とは違う自分のこともなんだか好きだって思てるところに、私もそうなりたいと思った。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

映画が面白そうだったので小説で読んで見た。2人の女性の対比が鮮明だった。華子の生活は自分のものとは到底離れたもので、知らない世界の話のようだったが鮮明に書かれていて面白かった。美紀の生活については共感できる部分もありつつ、彼女の持つ適応能力や強さは物語の登場人物ながら憧れる部分もあった。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

良かった。

女社会がこんなにも気持ちの良いコミュニケーションがちゃんと取れる場であるということ、"女"という存在を記号で見ている男たちは知らないでしょうね!なんて皮肉なことを思ってしまった。

そしてこの作家の方の表現?言葉の調子?がなんだかとっても読みやすくて、するするするっと読み終わった。

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

1日で読破。生まれ、育ちはその人自身がどう頑張っても変えられないもの。その中でも自分のオールを見つけて、上手くなくても泳げる人間でいたい。

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2025年09月25日

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自由とは何か、ということを考えた。
都会と田舎の世界の構造があまり変わらないことに美紀が気がついた瞬間が印象に残っている。
本当の意味で対等でいられる関係って実はそんなにないのかもな…。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

こういう話も大好きです。金持ちと庶民、共存は難しいですね。エリートと鈍行社員も同じ。階級社会と割り切って立場の違う責任を果たすべきなのか、ヤクザ政党のように貧乏人ファーストと叫んで社会秩序をぶち壊すべきなのか。答えはとっくに出ていると思います。1番みっともないのは下品な金持ち。ギャング気取りなのか田舎くさい帽子を被った頭の悪そうな口の曲がった爺さん。昔いじめられたことを根に持ち続けるあの貧困さが笑えます。それと精神が貧乏なのくせに必死になり上がろうと足掻く排外主義者も最悪です。

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

温室から飛び出して、自分の人生を歩み始める女性のお話⋯なんだけど、日本が支配階層によって動かされていることとか、女性に期待されていることの気持ち悪さとかミソジニーとか、そういう日本社会の現実も併せて考えることができた。まったく違う環境で生き、分かり合えないように一見見えても、「女」であることでの生きづらを自覚したとき、そこに絆が生まれるんだよなぁ⋯

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2025年09月09日

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ネタバレ

2025.8.8
ああ、日本は格差社会なんかじゃなくて、昔からずっと変わらず、階級社会だったんだ。
上京してきた人と東京出身の人は、良くも悪くも生まれながら持ってるものが違うと思う。自分も華子と同じような環境で生きているので、知らず知らずのうちに自分の常識を誰かに押し付けていたり、誰かを押し潰していたのかもしれないと思うと怖かった。
育ちの良さと幅広い経験を裏打ちされた、堂々たる振る舞い。無傷な感じは、人を蹴落とそうとする気持ちなど抱く子必要のない世界で生きた証のよう。
客観的に見た華子はあまり美しくないのかもしれない。本能に生きる人間らしさ、自由に飛び立てる強い女性がとても美しいものだと強く感じた。お互い持っているものは違うけど、それを自己肯定感に変えていくことが大切。ステータスや、階級を持った男を追いかけていくのではなく、自分が自分を肯定できる世界を見つけていく。最後の最後までとても素敵だった。とても考えさせられる一冊、また再読したい。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

とても面白くて、一気読みした。

地方出身には絶対に知り得ない、そんな世界があるんだ、と興味津々だった。
例えば、同じく慶應大学に入ったとしても、見えてる世界も生きている環境も、全く違うんだ…と、不思議な気持ちになった。

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2025年07月29日

Posted by ブクログ

エーッ
オモシローーー!! 
というのがまず、思ったこと笑。

ページを捲る手が止まらず、どんどん読み進められた。
何でだろう、全然自分と境遇が似ているとかでもないんだけれども、「本当に日本の松濤辺りにこういう世界が広がっているのかも」と思うとワクワクしながら読めた。
次元が違いすぎて、色んな「当たり前」に
へぇ〜っ、ほぉ〜っ、みたいな(笑)

山内マリコさんの他の作品も気になりました。

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2025年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホンマもんのお金持ちってこうなんだ。
ナチュラルにおばあちゃま呼び、、

私は華子でも美紀でもないけど、理解できたのは美紀のほう。
学校の日吉も住んでる新丸子も「東京」ではないんだけどさ。それは置いといて。
慶應行けたのに家の事情でバイト詰めになって、結局はそっちに流れ着いてしまう、
たくさん努力してきたのに、お金によって未来が変えられてしまった、、夢もあったのに。違う未来があったのかなと思うと切ない。

そんな子がいる一方で、生まれた時からお金持ちで、狭い世界で生きすぎてて悪気もなく視野が狭い、仕事を辞めてもなんの不自由もないような子には正直イライラしか感じなかったけど、
これはこれで苦労があるよなあ。周りの人めんどくさい人ばっかだわ。
離婚なんて勇気がいることができたのは意外。新しい人生歩めてよかった。

元祖お金持ちだけど美紀寄りの考えもある相楽さんが終始グッドでした。

女というめんどくさい生き物をすごく言語化してくれた感じ。

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

憧れの世界すぎる〜!
読んでいてキラキラするし、品のある女性になろうと思える作品。
いつかもういちど読みたい!

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2025年06月21日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ面白かった。
最初はネトフリで映画を見始めたが、途中から原作が読みたくなって、映画を中断して一気読み。
なんとなくそうかなあとこれまで思っていた階級社会が明確に言語化された世界になっていて感心。
後半は女同士が分断される男社会を描いているのも唸らされ、名言の連発。
最初のタクシー運転手がまさかのラストシーン登場にはのけぞった!

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人は誰しも狭い世界で、自分の価値観を「ふつう」と捉えて生きているのかもしれない。
(特に日本という階層社会では、上にいる人ほど下が全く見えていないらしい)
そんな中で、お互いの価値観を理解しあうことで、新しい生き方が見出せる。そんな答えまで見出せた。
単純に小説として面白く、迸るリアリティに舌を巻いた。
登場する全女子が、私のすぐそばにいるようで、でもまるきり違う世界のひとたちなのが、いっそう面白さを加速させた!

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2025年05月29日

購入済み

共感

とても共感した

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2021年03月26日

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読む前は東京育ちの女性と田舎育ちの女性の恋愛中心の物語かと思っていたのですが、実際は違いました。

東京育ちの華子は、世間知らずで良くいえば箱入り、悪くいえばずっとぬるま湯に浸かり続けている人生で、自分というものがあまり無く、その言動に共感出来ず、一方の田舎育ちで上京してきた美紀は、苦労人だったが故にしっかりしていて、美紀の言うことは共感出来ることが多かったです。
物語も、このまま終わるのかと思いきや、意外な華子の決断によって、思わぬ展開へ。

最終的には、二人とも自立した素敵な女性になっていったので、読後感はすごく良かったです。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、私はどちらかと言わなくても美紀側の人間です。
閉塞感のある田舎が嫌になり、東京に憧れて出てきたのが何年前か…。
なんとか東京にしがみついていたい、そんな気持ちがわかる、わかる。
華子たちの何気ない言葉にグサリときたり。

華子や幸一郎のような恵まれた家に生まれた人はいいな〜と思う反面、読み進めていくうちに息苦しさみたいなものも感じていたので
終盤で美紀が自分が部外者であることに自由を感じているのが、なんだかすごくしっくりきた。

といっても、東京で実際に生活してみないとわからなかったことだとは思うけど。

華子に対しては、大事にされるのが当たり前で自主性のないところが何だかなぁと思っていたからこそ、最後はよかった。

華子と美紀、極端な2人ではあるんだけど、すべての女性が共感できるような普遍性もあると思う。

某慶應における内部生・外部生の話は貫井さんの「愚行録」を思い出した。

映画も見てみよう!

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

金持ちは金持ちで大変なんだなー。
青木は嫌いだな。
ちょっとでも華子のような人生を生きてみたいよ。
お金があってなんぼだよな、この世は。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

現代の華族とも呼ぶべき名家に生まれた主人公華子と、対比の存在として田舎に生まれ東京に憧れて東京に染まりたい全く出自の違うもう一人の主人公美紀が交錯し、お互いに影響し合っていく成長の話、と読みました。ただまあ読んでいくうちに、主人公が結婚する相手の同じく名家に生まれ、自然な傲慢さを発揮する幸一郎を通じて、男として普通に育つと身につけてしまう傲慢さやどんなに装っても今の(今までもだが)男性が持ちうる不公正な優越感みたいなものを思い知らされるのが読んでいてやや辛かった。

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2025年09月10日

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階層が違う女の話というのは大体なんとなくイヤ〜な感じが出がちだけど、この作品はそれが全くない。
読みやすくて良かった

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

華子と美紀、相楽さん、対立関係にあっても女性ってこういう風に本音で話したり出来て、友情生まれたりするよねとその部分がリアルで良かった。女性ならではのコミュニケーション。あぁ友人はそういう風にして出来るのかと思ったりした。幸太郎とのエピローグも良く、悪者をつくらずに主役の登場人物それぞれの人生をうまく描いていて良かった。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第3章からがとても好き!

閉塞的な世界でぬくぬくと生きてきた華子が自分の意思で一歩を踏み出す物語。
一定の世界に留まることはその環境が恵まれていようがいなかろうが、感覚を鈍らせてしまうんだなと
思わされた。
よく政治家が一般庶民の感覚を全くわかっていない発言をして批判の的とされるが、こういったことが背景にあるんだろうな、と。
周りの人間が自分と同じような価値観だからこそ、思考停止してその場に安住してしまう。だからこそ違う世界の人間は受け入れられない。日本は格差社会ではなく、階級社会という作中での言及はとてもしっくりきた。

しかし、逆に言えば違う価値観を受け入れて一歩踏み出すだけで見える世界が変わる可能性もあるということ。それを華子自身が体現して締めるラストがとても良かった。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

小学校から聖心・慶應に通った富裕層と、地方から慶應に入った一般人それぞれの視点が、らしくていい。美紀が「地方では裕福な家の子」だと、もっと心理的格差や複雑な感情が描けて面白かったのではないか。
最後は女同士の理解・友情みたいになってたけど、これは明らかにフィクション。逸子は「友達のため」といって男女に関しても分かったような口を聞き、旧友の三角関係をエンタメとして楽しむ嫌な女ね。美紀は、都合のいい女になる人あるあるの妙なサバサバ感はリアル、でも現実だとこういう人は圭一郎をバッサリ切れなくて水面下で連絡返しちゃうだろうね。華子は離婚の決断ができないんちゃうか…?そんなツッコミを入れながら女友達と話したい、そんな物語。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

松濤にある病院の箱入り娘華子と、大学受験で慶應に入り上京した美紀
ふたりを繋ぐのは幸一郎というとんでもない名家のボンボン
女同士のどろどろとした場面は一切なく、立場は違えど悩みやコンプレックスを持つ登場人物たちの世間の分析がおもしろかった

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

女は女同士仲良くできないようになってる、男がそうなるような考えを植え付けてくる
→老化に対するマイナスな価値観を植え付けるもの(おばさんいじりみたいな)はある 最近はそれが嫌でしょうがない……自分も歳をとるのに、自分が必ずなる未来が世間から当たり前に下に見られている風潮はなんなんだ

既婚者が無意識にもつ、自分は選ばれたんだという優越感
→これを最近実感してるところ
恋人の有無とかも近いものがある気がするんだ
自分もうっすらそうだったんかなと思ったり

男が嫌いなのに男との結婚という後ろ盾を得たい矛盾

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2025年07月04日

Posted by ブクログ

1章は華子の視点で進むんですが、意外なところでつながっていた美紀が2章の主人公に切り替わって、登場人物たちが関わっていく展開がすごくスリリングでした

終章ではそれぞれの「その後」が描かれていて、読んだあとには救われた感じがありました

思わず「若いって、実は大変だったよね…」ってつぶやきたくなるような、ほろ苦くて優しい余韻が残ります

ジェンダーの視点もさりげなく描かれていて、女性が社会の中でどう生きていくかを、押しつけがましくなく自然に考えさせてくれる作品でした

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2025年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プロローグは私の価値観でどう見えるのか図る場所なんだなあ
いつの話?と思ってつい出版された年を確認したわ
これは、お金持ちの人は今もこうってことなの?

「結婚し家庭を持っているというだけで、女はここまで堂々とした生き物になれるのかと華子は思うのだが、そういったかすかな傲慢さを鋭く嗅ぎ分けてしまえるということは、自分がまだそれを手にしていないなによりの証拠なのであった。」ギャッ

すれっからし!そんな男いっぱいいたよ

私は夫の価値観のそばにいられて幸せなのかもなあ

やっぱ好かれてると思った女が急に潔く離れたらいくらスッキリした男でも追いかけるのか

貧乏人の方が自由ってことですか?絶対違うな

自分はお金は持ってないけど性格は華子と一緒なんだよなあ
自己肯定感かあ、そんな選択したことないな
その感じだと社会に出てなんで愛されないんだろうって思ってしまいそうだから今のうちに自分は一人の人間って自覚しといた方がいいよって言ってくれた友達のめっちゃ助かる助言思い出した

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

女性と男性で、もしかしたら読んだあとの感想が変わるかもしれない。
東京のいわば上級階級と言ってもいいような人たちと、地方から出てきた頑張って東京にしがみついてる人の話。
男も女性に寄り添って話を聞いたりしないのは悪いが、女性も努力とかぜんぜんしてないのも気になるし意見は分かれそうだなと思う。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

上級階層の生きづらさが描かれてたけど、結局はどんな立場でも人は悩むよなあって。
視野が狭い=守られてきた世界から出てない人。何歳になっても外の世界に触れて、学び続けたいと思った。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

面白かったです。本当にこのような階級の世界があるのだろうか。女同士の関係とかを気にしながら読んだのですが、そこも興味深く読めました。

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2025年08月07日

匿名

購入済み

すごいお金持ちの人達の世界。本当のお金持ちの子供達は優しい子供が多い。のは、よくわかります。
心が汚れてないから純粋なんでいれる。けれど、どの立場にいても人それぞれ悩みがあるんですね。

#じれったい

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2025年06月10日

Posted by ブクログ

女同士の義理が良かった。
自分がモヤモヤと考えていたことが言語化されていた。結婚は弱みを握られることという言葉が特に印象的だった。

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2024年11月07日

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