あらすじ
東京生まれの華子は、箱入り娘として何不自由なく育てられたが20代後半で恋人に振られ、焦ってお見合いを重ねた末にハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。一方、東京で働く美紀は地方生まれの上京組。猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退し、一時は夜の世界も経験した。腐れ縁の「幸一郎」とのダラダラした関係に悩み中。結婚をめぐる女たちの葛藤と解放を描く、渾身の長編小説。
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女同士の戦い?格差?この作品は、そんな言葉では表せません。
東京育ちで何不自由なく育てられた箱入り娘の華子と、富山から名門大学に入学し上京してきた美紀。世襲され固定された社会階層のなかで、幸一郎という1人の男性をめぐって彼女たちが自分の人生と向き合う、映画化もされた話題作です。
生まれや育ちに少なからず影響を受ける現代社会の私たち。異なる環境で育ってきた人と自分を比較して、何か違う…と感じたことはありますか?しかし、その「何か」を言葉にすることはできない。そんな、「誰も言葉にできないけれど目の前に確実にある普通」を作者は巧みに描いています。
1度読み始めたらページを捲る手が止まりませんので、ご注意くださいませ。
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Posted by ブクログ
私は登場人物のどの立場でもないけど、どんな生まれ育ちでもそれぞれの悩みがあるのだなと感じながら興味深く読んだ。最後の終わり方もいい感じ。映画も観てもようと思う。
Posted by ブクログ
「結婚は誰もが当たり前のようにたどり着けるゴールとして、幼少期からインプットされていたのである。結婚という幸せは、自分から何の行動をおこさずとも、年頃になれば天からもたらされるような気がしていた。」
→おしまいですよ、結婚なんてできる気がしません‼️って20そこらになってやっと気付いた‼️気付くの早ければ早いほど将来できる可能性低い気がするしな‼️
作中でもある通り、自分に合う人を探すことって、普通に知り合って何も考えずに他人と仲良く生活してくより、常に相手を査定してるみたいで労力つかうし、自分の方がこの世ではおかしいんじゃないか、自分の理想が高いのか、って思ってしまうよな‼️わかる‼️
誰も悪い人いないって言われてたけど、親世代ちょっとイライラしたな〜これがジェネレーションギャップってやつですか、私はZ世代と呼ばれる+多様性が謳われる世代なので受け付けられなかったですね
とにかく、最後は女たちが仲良くやってくれててよかったぜ✨
Posted by ブクログ
プロローグは私の価値観でどう見えるのか図る場所なんだなあ
いつの話?と思ってつい出版された年を確認したわ
これは、お金持ちの人は今もこうってことなの?
「結婚し家庭を持っているというだけで、女はここまで堂々とした生き物になれるのかと華子は思うのだが、そういったかすかな傲慢さを鋭く嗅ぎ分けてしまえるということは、自分がまだそれを手にしていないなによりの証拠なのであった。」ギャッ
すれっからし!そんな男いっぱいいたよ
私は夫の価値観のそばにいられて幸せなのかもなあ
やっぱ好かれてると思った女が急に潔く離れたらいくらスッキリした男でも追いかけるのか
貧乏人の方が自由ってことですか?絶対違うな
自分はお金は持ってないけど性格は華子と一緒なんだよなあ
自己肯定感かあ、そんな選択したことないな
その感じだと社会に出てなんで愛されないんだろうって思ってしまいそうだから今のうちに自分は一人の人間って自覚しといた方がいいよって言ってくれた友達のめっちゃ助かる助言思い出した