あらすじ
同棲生活を経て34歳で結婚した著者は、パートナーが家事を3倍にするモンスターなのに絶望し、家庭内男女平等をめざす。春闘を起こして家事分担を叫び、フェミニズム教育に励んだ果てに、夫と親友のような関係を築くことはできるのか? 結婚の欺瞞と幻想を打ち砕く、日記エッセイ5年分。単行本未収録&後日談を増補した完全版!
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Posted by ブクログ
いや〜、かなり笑わせていただきました!
いちいち、分かりすぎる笑
ご主人のコメントがまたいい!
そうよね、そちらにも言い分とか理由はあるわね!
とまた笑えてきて。
きっとこんな書いてある以外のことも日々たくさんあると思いますが、
読みながら、なんとなく庵野監督&モヨコさんご夫妻を思い出しました。
明るく暮らすって大事よね?
もうそれだけで、いいと思う!今日このごろ。
読み終わったらすぐに、もう一回読みたい!
ので、今からもう一回読みます!
Posted by ブクログ
初めて山内マリコさんの本を読みました。読み始めから、あっ完全に好きな作家さんになるな、、と感覚でわかり、読み途中からあっという間に、山内マリコさんのファンになってました。SNSも即フォロー。沼ってます。
とても面白かったーーー!暫し余韻に浸ります。
Posted by ブクログ
結婚生活はとことん、相手との話し合い、お互いの価値観の違いを認め、時にぶつかりあい(?)、お互いの納得するやり方やペースを掴んで生活することの積み重ねなのだなぁと読んでいて思いました。持久走みたい。
お互いが日々気持ちよく過ごすために、気になることは伝え、どうしても我慢ならない時は思った方が具体的な行動に落とし込む、ただ押し付けにならないよう持ちつ持たれつの精神を常に胸の内に秘めておく必要はあると実感しました。
元々『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』から山内マリコさんの文章が大好きで、何度も何度も読み返していました。この本も何度も読み返す本になりそうです。
Posted by ブクログ
すべて全く同じ状況というわけではないけれど、本当に思い当たることがありすぎて、うんうん頷きながら読みました。
2人(と1匹)暮らし、男と女で、揉めないわけがない。
揉めて普通、考え方が違って当たり前、価値観だって擦り合わせていかなきゃならない。
そんなこと頭では分かっていても、彼と衝突する度に、「本当に彼でいいんだろうか…」なんて必要以上に深刻に考えてしまったりしていた。
でもこうやって、本当に本当に赤裸々なエッセイを読ませて貰えると、「やっぱりみんなこんなもんだよね」と思ってアッサリ受け入れられたりする。
なんて単純なわたし。
ただ不機嫌さで不満をあらわすのではなく、きっちり言葉で春闘を繰り返してきたマリコさん。
私はこれはなかなか出来ていないので、不満に共感するだけじゃなく、しっかり言葉で向き合っていかなければと思いました。
それから、愛猫チチモとの愛しい日々を読む度、もう居ないんだなぁと私まで寂しくなってしまった。
彼と揉めて怒ったり悔しくなったりしたらまたこの本を開いて、マリコさんと一緒に怒ろうと思います。
Posted by ブクログ
読み終わるのがもったいないと思うくらい、文章も、山内マリコのキャラクターも、取り上げられている話題も全部良かった。
言語化できないもやもやをユーモラスな文章で書き表してくれていて、よくぞ書いてくれました!と別に主婦でもなんでもない自分も拍手喝采です。
家庭内の労働搾取に悩める人はスカッとできそう。
個人的に山内マリコがおじさん化する話が好き。立場や家事負担の割合が変われば、女性だろうがなんだろうが、何もしないおじさんになりうるんだな。。
Posted by ブクログ
文庫版の解説、読んだ!やはり面白い。『買い物とわたし』の装丁が真似っこされていて、コレクションとして2つ揃えて持つのもありだな〜!同棲で引っかかる部分が確実にとらえられていて、確実に読むべき書だな〜!
Posted by ブクログ
大好きな古本屋で、表紙の可愛さとタイトルのコミカルさでパケ買いした1冊。
結婚はおろか、同棲すら未だしたことのない私だけど、面白かった!笑
生活のリアルというか、だんだん色んなことに折り合いがついていっているようなないような笑
夫の言い分がちょこちょこ挟まるのもまた良い笑。
Posted by ブクログ
分かる分かるぅーとニヤニヤしながら読んだ。旦那さんのコメントにも笑わされ、楽しく読めた!読みながら自分たち夫婦の関係を考えるきっかけにもなった。
Posted by ブクログ
同棲生活から新婚生活初期にかけてのエピソードが書かれていた
結婚とは相手を知り自分を知りお互いを受け入れる事が大切である
もし、モヤモヤしている事があれば心の内をきちんと伝え合うようにしようと思う
Posted by ブクログ
家事分担って結婚には重要ですね。
自分もフルタイムで働いていて、帰宅したら食事作りとなると、一人暮らしの方が楽だと思いました。今も常に今日は何作ろうかと頭にあるし、解放されたらどんなに楽なんだろうと思います。
出かけて疲れていても、家にいるのに何もしないで待っていられると、家にいる方が用意すべきではと思うし。それぞれに食べたいものを準備してもいいと思う。
子供たちには性別関係なく、家事はやるべきだと言い続けています。
Posted by ブクログ
妻から勧められて山内マリコさんの作品を読むこと、五冊目となりました。
初めに読んだ「買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて」から始まり、なぜ女性が買い物が好きなのかがわかったような気持ちになり、「パリ行ったことないの」では女性の生きづらさと強さを学び。
今作「結婚とわたし」においては、山内マリコさんの生活を通して、結婚の中に潜む(男性側がただ見てみぬふりをしていただけ)のジェンダー差による家事分担の差や女性が失うものなどが見えてきます。
旦那様との生活が長くなり、家事分担もお仕事もされている山内さんの態度が大きくなっているようにも思い、どうなってしまうのかと途中でハラハラしましたが旦那様が家事の一部分である料理カテゴリーをすることを決めてから、家庭内パワーバランスが変わるところを見ると、家庭で発言権が大きくするには家事分担をあげるという方法が健全であるように感じました。
ところどころで挟まれていた、旦那様がお書きになる「男のいいぶん」においては男性側の主張が出るタイミングもあり溜飲が下がることありますが、フェミニズム教育の賜物か少しずつ主張が変わっていく様も面白かったです。
まだまだ二人の生活は続いているようなので、二人のジェンダーバトルを聞いてみたいですね。
Posted by ブクログ
エッセイだからかなかなか進まなかったけど、わかる〜とか、これ自分だけじゃないんだって思えることが多くて面白かった。これは手放さずに置いておきたい1冊。
Posted by ブクログ
山内マリコ先生のエッセイ好きです。
ちょうど新婚だったので共感しまくりました。
ご主人の注釈やご本人の後日談が付いている文庫本版良かったです。
Posted by ブクログ
結婚すること、誰かと一緒に住むことの現実をマジマジと突きつけられました。
これを読んだら誰かと一緒に住むことの楽しさや安心さよりも面倒くささのほうが勝ってしまうかも。
それでもマリコさんが夫さんと一緒に暮らせているのは耳にフタをすることがあっても、夫さんがマリコさんと向き合ってきたからなのかなぁと想像しました。
マリコさんと夫さんがスペインバルに行った時のエピソードで、隣の席の女性の言い分が男性に届いていないところのくだりが、あれ?これ、私も仕事でやられたぞと思って。男性は耳に痛いことは仕事でもプライベートでも耳に蓋をしてしまうものなの?と愕然としてしまいました。
煽たり褒めたりして男性を手のひらの上で上手に転がすのが良いのかもしれないけど、そうしないとしてくれないならもういいや、そこまでしないといけないのは疲れるよーと思って、これからも私は1人だろうなと思いました。
Posted by ブクログ
こんなにせきららに大丈夫ですか?と心配になるぐらい夫婦間の不満などが書かれていますが...だからこそ面白い。でも、ところどころにマリコさんの旦那さんへの想いを感じました。喧嘩するほど仲がいいとはこのことなのでは!?
Posted by ブクログ
カップルや夫婦の暮らしを覗き見ている感じです。わかる〜そうだよね!と思う部分もありながら、ケンカだからってそこまで言って大丈夫かなって思ったりしながら読みました。まあ、夫婦ってそれぞれですよね。
たまに登場する作者のお父様の話も楽しかったてす。
猫の自由な感じがかわいく、ペット飼いたいなって思いました。
Posted by ブクログ
夫婦喧嘩というか春闘というか…はうちも激しめなので、わかる、わかるよ!!となるところ多々。
子どもが増えていくに従って、もう分担とか言ってられない!やれる方がやるしか!となって、うちは幸いうまくいっていると思うけど、全部相談したりするとすごく労力がいるよなぁ…
温泉旅行とか久しくできてない…
したいけど子どもといくなら温泉に行きたいわけではないし…難しいな…
Posted by ブクログ
初めて読んだ作家さん。旦那さんとのバトルが面白かった。すごい言葉遣いでこんなに言い合いになったら、離婚にならないのかと心配する位だが、仲がとても良いようで安心した。
ネットで見たら、山内さんキレイな方だった。男前の旦那さんも見てみたい。
家事の分担は悩ましい。我が家も教育中。子供は成功。夫を教育中だが、お互い得意分野を中心にと考えている。四半世紀やってきた米とぎの仕事を夫に引き渡せて、満足している。米とぎがどうも嫌いだったので、食器洗いを快適にやっている。
Posted by ブクログ
リアルな同棲、結婚生活が面白かった。自分も体験したら、共感できるところが多いんだろうなぁ。家事の分担や日常の小さなことを、ぶつかりながら話し合いながら二人のルールを作っていくのが、すごいなぁと思った。溜め込まず、不機嫌で相手に察してもらおうなどとせず、真っ直ぐにちゃんと相手に伝えている(受け入れられるかは別として)コミュニケーションの取り方が学びがあって、こういう関係性の二人なら一緒にいることを続けられるんだな、と思った。人と一緒に住む前に読み返したい。
Posted by ブクログ
旦那さん側の主張も掲載されているのは新鮮。お互い様な感じが、むしろ健全な結婚生活だなーと感じた。
家事の比重で、男女問わず態度や発言まで変わってしまう点は興味深い。
連載当時より更にジェンダーの問題が複雑化し、SNSで話題になりやすい現代で、筆者と旦那さんが何を語り合うのかも、機会があったら読んでみたい。
Posted by ブクログ
同棲と結婚生活について。どちらも自分が経験したことないことなので、本書で想像を膨らませることができた。筆者はきちんと相手と向き合って暮らせててすごい。読めば読むほど自分は人と暮らせないなと思った。