マリリン・トールド・ミー

マリリン・トールド・ミー

1,870円 (税込)

9pt

友達なし、恋人なし、お金なし。上京直後にコロナ禍に見舞われた大学生・瀬戸杏奈。孤独を募らせる彼女のもとに、ある夜、伝説の大女優から電話がかかってきて――。運命突破系青春小説!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「古い価値観・固定化されたイメージからの脱却を促す力が小説という形を通して自然と湧き上がってくる」と思った小説

    内容は、コロナ禍に見舞われた大学生活の中、孤独を感じていた杏奈がとあるきっかけによってマリリンモンローという人間について触れていく話。

    "マリリンモンローが時々でアドバイスを

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    ・すんげえ良かった。
    ・特に前半のコロナ下の生活の様子。そうだった。こんなだった。こんな気持ちだった。自分はもう働いていたけど。よるべない夜に可愛い固定電話でマリリンと話す主人公の様子に涙が出そうになった。
    ・後半のそれこそ時代を超えて女性が共闘していこうとする様子にも胸が熱くなった。
    ・「ラスト・

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    自身のジェンダー感を上書きできた気がする。

    母、ジェンダー学の先生、脇を固める登場人物もよかった。

    0
    2024年12月17日

    Posted by ブクログ

    コロナについて書かれた本で、今まで読んだ中で一番リアリティがあった。
    主人公の大学生もめっちゃリアル。
    マリリンモンローの再解釈という論文もよく書けてたし、担当教員はさぞや嬉しかったろう、と感情移入。
    閉塞感漂う日本だけど、大学生、優しい子多いよね。みんな幸せになってほしい。

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    読んで良かった…。
    コロナ禍。時代も国も越えて、あのマリリン・モンローと電話で語り合う大学生の杏奈。セックス・シンボルにもなっているマリリンの本当の姿は?

    ジェンダー社会論のゼミに所属する杏奈の日々を描きながら、マリリン・モンローという女性を通してフェミニズムについて描かれています。

    物語を通し

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    いや、これは素晴らしい!
    思わず読み終わってから本に向かって拍手してしまいました!
    コロナ禍の大学生のドキュメンタリーとしても価値ある一冊!

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    タイトルとあらすじから、少女漫画のような話かなと思っていたが(ミルモでポン的な…)、良い意味で裏切られました。
    コロナ禍で過ごす大学生活は本書に書かれていること以上に大変なこともあったでしょう。
    杏奈がこれから先、人との関わりから得られる経験を存分に得ることを祈ります。
    ご多分に漏れず私もマリリンの

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    杏奈が飛行機乗ってるところで思いがけずすこし泣いちゃった。
    去年でた本ですが、もしわたしが大学生のころ、もしくはコロナ期に出ていて読んでいたらエグい刺さりかたしていたと思う。それくらい孤独感や閉塞感、他人との距離をどうとっていいのかわからないことへのもどかしさとか悩みとかに身に覚えがあった。そのなか

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ


    マリリン・モンローを題材とした、フェミニズム・フェミニスト?をテーマにした本。
    最後までずっとマリリンと電話するのかな?と思いきや、電話しておしゃべりしたのは最初だけで、後は杏奈ちゃんの大学生活を通してマリリンの生涯を見るという感じでした。
    マリリンとの“相互理解”で緩やかに成長していく杏奈ちゃん

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ

    フェミニストとは。
    現代の問題とマリリンが立ち向かっていた問題がリンクして、とても面白かった。
    コロナ禍の葛藤や寂しさ、窮屈さを抱えてながら誰しもあの頃を過ごしていたな。。。と改めて思い出させてくれた。
    強い女性は素敵だと思えた希望ある本

    0
    2024年10月28日

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