一心同体だった

一心同体だった

小説・文芸
913円 (税込)

4pt

体育で誰とペアになるか悩んだ小学校時代。親友への憧れと嫉妬で傷つけ合った中学時代。うちらが最強で最高だった高校時代。女であるが故に、なし崩しに夢を諦めた大学時代。仕事に結婚にコロナに子育てに翻弄される社会人以降の日々・・・・・・1990年から2020年。10歳から40歳。平成30年史を背景に、それぞれの年代を生きる女性たちの友情をバトンのようにロンド形式でつなぐ、かけがえのない“私たち”の物語。共感の声が続々! シスターフッド文学の最高傑作!!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    一心同体だった
  • タイトルID
    :
    20131771
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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一心同体だった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    書き口が好き。ズバッと書いてくれる爽快感。
    思い出す小学生から今まで、もうすぐ40歳。
    中、高、大、社会人と環境は変われど昔の友達とまだ連絡を取り合えてることに感謝。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    あの頃は親友だった、今はもう会うことのできない子達を何人も思い出した。

    女性同士の友情をテーマに、10歳から40歳までを、各話で主人公を変えるリレー形式で描いた本作。前の話で最高潮に達した友情が、時間が経過した次の話ではあっさり下降していくのが現実的すぎる。ライフステージの変化とともに価値観がずれ、心が離れていくことは、避けられないけど寂しい。

    だけど本作で描かれる友情のきらめきは、同じ形を保てなくなっても、あのときお互いが大切だったこと、一緒に過ごした時間が尊かったことに変わりはないのだと教えてくれる。これからも大切な人との別れや新たな出会いを繰り返して老いていく自分の人生で、どんな変化があっても大丈夫と思わせてくれる一冊だった。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    女子あるある満載で面白かった。私は東京出身東京育ちのため地方のことが分からないが、地方ってほんとにあのような感じなのだろうか??どのパートでも友情がいつの間にかフェードアウトパターンで、、はぁぁぁってなった。。恋人とは話し合いはするくせして友情においての話し合いってしないもんなぁぁ。友情ってお作法が分からないから難しいよね

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    女の子だった経験がある人にしか書けない本だと思った。

    みんな寂しくて、そんな時に運命のような出会いを果たした友達と、宝物のような日々を過ごす。

    この2人だったらなんでもできる!とさえ思っていた友達。
    年齢を重ねて違和感を覚えたり、環境の変化で距離が離れ、やがて少しずつ疎遠になっていく。

    きっと、誰もが経験して大人になったんだな、と思う。

    女として生まれ、やがて大人になった私は、周りの人たちとどう関わって、どう生きていきたいんだろう。
    と、多くの主人公たちの人生に触れて、無意識に考えた。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    人生の節々に落としてきたときめきや諦めは今も手を伸ばせば拾える距離にあるのだと、そのどれもが私の欠片となる宝物なのだと思い出させてくれた。
    特に青木さんのエピソードは自分の高校時代に感じていたシスターフッドが瞬間解凍されたように蘇ってきて泣いてしまった、純粋な友情の中にいた自分が好きだった、そのことを忘れていた。
    今20歳なので25歳以降のエピソード怖すぎた。
    閉塞的な田舎で生きる女性の緩やかな絶望と色彩を失い誰かのものになっていく人生を書くのが上手すぎる、その中で抗う姿に心打たれた。
    リレー構造が女性の自由を求めて戦ってきた人々が世代を超えて渡してきたバトンのモチーフであると気付き見事だと感心した。
    あの子は貴族、も買ってみた。映画が有名なのは知ってたけど最初に触れるのは原作で!って決めてたんだ、今がその時おんぷ(絵文字が使えない) 二章目あたりで私の好きな作家リストに山内まりこがダイブしてきたけどその中でも特に文章が上手いように感じる、構造も面白いし総合点が高い

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    女とは?女らしさとは?女同士とは?など同じ年代の女性として共感するものが多くスラスラ読んでしまった。
    その当時の流行や社会の流れとか懐かしさいっぱいで楽しめた。
    自分が幼い頃の友達関係を思い出し、成長し大人になり母親になった現在の交友関係を考えさせられ学びにもなった。
    自分の娘にものびのび後悔しない人生を歩んでほしいと願いたい。

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    女の子の友情ってすっごく濃厚でとっても呆気ない。
    ちっちゃなことで共鳴して群れるくせに、ちっちゃなことで失望して嫌いになる。
    環境が変わったり、好きな男ができたら、すっかり疎遠になる。
    20代後半になった私もあの時あんな友達いたなぁってどこか懐かしくなる一冊だった。

    数名の女の子たちの伝記のような短編集たち。

    小学生の時花いちもんめで選ばれなくて悲しい気持ちになったり、中高生の時男子に選ばれず惨めな気持ちになって華やかな友達を妬んでしまったり、夢たくさんで大学に入ったのにルッキズムや男社会に失望しながら「こんなもんだ」って言い聞かせる日々も、サブカルにハマって自分が異質で特別だと思ってる痛々しさも、25歳超えて独身だと可哀想な目で見られる悲しさと怒り、30歳近くなって競争ばかりの社会から卒業して自分らしく生きることをみつける
    きっと誰しも共感できる女の子の人生が描かれている。

    今、35-45歳くらいの女性たちのお話を各時代ごとに描いているのだがでてくる固有名詞が話のリアリティさを助長させていて好きだった。
    学生時代は、SPEEDのmy graduation、ビデオ屋、mixiオフ会、スタバ、ipod、クドカンのドラマ。
    30代超えてからは、逃げ恥、Twitterのまとめトゥギャッター、アナ雪、コロナ。


    特に、後半のアラサーの女性たちのお話は、ちょうどアラサーに差し掛かった私にはあまりにもリアルなお話ばかり。
    見てくれを美しくすることばかり考え、常に何かの擬態で生きていたら30歳になって、自分を解放できるヨガに出会ってインストラクターなったり…
    ラッキーで大手総合職で入れただけなのにバリバリ自分の力で稼げてる気になって、どんどん可愛げのない自分になって、独身なせいで地方転勤になって自分が思い上がってた事に気付かされたり…
    男の人も自分と同じように愛情があると信じて、言葉の裏を深読みして恋愛至上主義になって搾取され、妊娠をしてから無料で奴隷のような生活をし自尊心を失ってく女性の末路…


    セクシャル・ハラスメントとオバタリアンではじまった平成が、援助交際とドメスティック・バイオレンス、アラフォー、女子会、イクメンとマタハラ、そして#保育園落ちた日本死ねを経て、#MeTooと#KuTooで幕を閉じようとしている。
    という最後の方の文章は印象的だったな。

    女としての人生、楽しい事嬉しい事も沢山あるけど、傷つく事生きづらい事選択しなきゃいけない事も沢山あって迷走している私。
    フェミニズム思想は苦手だけど、すごく今の私にフィットしてスルスル読めた。

    なんやかんや女性として生まれて良かったな。

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    同じ年代の為、共感できる所が多くあった!
    あの時私も友人関係でこんな感情になったなと懐かしい気持ちになった。

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    短編でありながら、前話の登場人物が次の話の主人公になり、バトンタッチしながら主人公も歳を重ねていく構成。一人一人にドラマがあるんだなぁとしみじみ感じました。世の中はずいぶん変わってきたとはいえ、知らず知らずのうちに女性の役割だと思っている事がまだまだたくさんあるのを感じて落胆。物語としても面白かったけど、色々考えさせられる本でした。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    前半よりも、大人になってからの彼女たちの人生が面白かった。

    それぞれが仕事や結婚など、違う人生を歩み始めてからぐっと面白くなった。特に就職氷河期の職歴には「あるある」と思うところも多く、何がしたいかより、どこなら就職できるのか。そんな時代だったことを思い出した。

    フードコートの描写も印象的だった。
    休日を過ごすたくさんの家族が並んでいると、それが人生の「正解」のようにも見える。でも、その一組一組にはそれぞれ事情があって、中には「家族で休日を過ごす」という役割をこなしているだけの人もいるのかもしれない。

    0
    2026年09月21日

一心同体だった の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    一心同体だった
  • タイトルID
    :
    20131771
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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