一心同体だった

一心同体だった

913円 (税込)

4pt

体育で誰とペアになるか悩んだ小学校時代。親友への憧れと嫉妬で傷つけ合った中学時代。うちらが最強で最高だった高校時代。女であるが故に、なし崩しに夢を諦めた大学時代。仕事に結婚にコロナに子育てに翻弄される社会人以降の日々・・・・・・1990年から2020年。10歳から40歳。平成30年史を背景に、それぞれの年代を生きる女性たちの友情をバトンのようにロンド形式でつなぐ、かけがえのない“私たち”の物語。共感の声が続々! シスターフッド文学の最高傑作!!

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一心同体だった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人生の節々に落としてきたときめきや諦めは今も手を伸ばせば拾える距離にあるのだと、そのどれもが私の欠片となる宝物なのだと思い出させてくれた。
    特に青木さんのエピソードは自分の高校時代に感じていたシスターフッドが瞬間解凍されたように蘇ってきて泣いてしまった、純粋な友情の中にいた自分が好きだった、そのこと

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    女とは?女らしさとは?女同士とは?など同じ年代の女性として共感するものが多くスラスラ読んでしまった。
    その当時の流行や社会の流れとか懐かしさいっぱいで楽しめた。
    自分が幼い頃の友達関係を思い出し、成長し大人になり母親になった現在の交友関係を考えさせられ学びにもなった。
    自分の娘にものびのび後悔しない

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    女の子の友情ってすっごく濃厚でとっても呆気ない。
    ちっちゃなことで共鳴して群れるくせに、ちっちゃなことで失望して嫌いになる。
    環境が変わったり、好きな男ができたら、すっかり疎遠になる。
    20代後半になった私もあの時あんな友達いたなぁってどこか懐かしくなる一冊だった。

    数名の女の子たちの伝記のような

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    同じ年代の為、共感できる所が多くあった!
    あの時私も友人関係でこんな感情になったなとか共感することも多かった。

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    沖縄旅行中、新設テーマパークに炎天下、長時間並んでいた時から読み始めた。
    そんな中でもグイグイ引き込まれ、女友達あるある、小中高+大学あるあるの連続で本当に面白かった。

    正社員いいなぁ、でも結局何するにもお金はかかってプラマイゼロなんだ?!っていう新見地からの、最終章のフェミニズムで目から鱗が落ち

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    ・「女のあるある100連発」って感じで面白かった!けどちゃんと、あるあるの列挙に終わらずに物語に引き込んでいるのが最高に良かった
    ・東京 だけが女性の住みやすい場所になって良いのかという疑問
    =(「逃亡するガール」の言葉を用いるなら)「逃亡先」が東京しかないって、あまりにも窮屈すぎないか

    ・ニコイ

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    『「選ばれる側から選ぶ側」へ廻ろう。』
    女性だからこそ自立することの大切さ。女性ならではの嫌なところもいっぱい詰まってるけど、ハッとさせられる文章もたくさんあった。

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    育休中で、ふと昔の友達を思い出す機会があり、そこで出会った本。物語を通して感じたのは女友達って実は自分が思っているよりドライなのかな〜ってこと。
    大学生の頃は「男は一瞬、女友達は一生だよね!」なんて言って、友達と絆を確かめあったりしていたあの日々。その友達とは今はすっかり疎遠…

    でも、本のラストに

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    私たち、なりたいものに全然なれなかった世代だからな、という思いに答えてくれてる感じ。
    1980年代生まれの方に、刺さる内容で、心を整理してくれた。あんまりまとめすぎてないところが、自分の人生を投影できる余白がある感じがして、良かった。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    短編連作集(ストーリーテラーが、友達→友達に次々とバトンが渡されていく)、初読の作家さん。作家さんは1980年生まれということで、同世代の読者にはもう1段面白く読めると思います。(さらっと入れてくる情報が懐かしく、当時の流行りのブラントやお店、社会現象など鮮やかに)
    友だちって?というお話。当時私は

    0
    2025年08月23日

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