山内マリコのレビュー一覧

  • GOAT Summer 2026

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    過去4冊で一番好きかも。食欲が刺激されたのもありますが、全体的に『世にも奇妙な物語』ぽさのあるお話が多くて面白かったのです。

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    2026年08月16日
  • GOAT Summer 2026

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    本当に毎回ありがとうございます、の気持ち。
    今回は裏テーマに「ホラー」があるのでは?と思うくらい、少しホラーみのある作品が多かった。

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    2026年08月14日
  • あのこは貴族

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    東京で生まれ育ったお嬢様の華子。
    地方出身で叩き上げの美紀。
    1人の男を巡り、2人の運命が交錯する物語。

    いや〜面白かった!

    庶民の私は「貴族はいいな〜」と思うこともありますが、
    貴族には貴族の苦悩があるんですねえ。
    自分と似た環境で育った人と付き合う方がそりゃあストレスが少ないし楽でしょう。
    でも自分との違いを楽しむくらい余裕があった方が、人生がさらに豊かになるのかもしれません。

    箱入り娘だった華子は自立への道を歩み始めて良かった。
    美紀はただただカッコよかった!

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    2026年08月11日
  • GOAT Summer 2026

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    一部、紙の色と文字の色が非常に読みづらいので注意

    さておき、前川知大さんの「ゆんちゃん、お弁当」が面白すぎる。 読みづらくとも、この作品に出会えたので星5評価です。まず読んでいる時点で、この雑誌を買って良かった〜!この作家さんに会えて良かった〜!となったので、もう全員に読んでいただきたい。劇作家をされているとあって、流石、会話のテンポが小気味良いです。

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    2026年08月01日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    表紙とオレンジページで連載という事でほっこりした話なのかと思いましたが、グサグサと突き刺さる場面がありました。
    陽子さん同様に私も自分の事を振り返り、行動を起こしたい。

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    2026年08月01日
  • マリリン・トールド・ミー

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    うう~、いい小説だった。ずっと泣きそうになりながら読んでいた。
    コロナ禍で大学生になった女の子のもとにある夜、あの「マリリン・モンロー」から電話がかかってくる。
    最初は戸惑いながらも、少しずつマリリンとのおしゃべりを楽しめるようになる主人公と、イメージとは違う、静かで少し茶目っ気のあるモンローとのやわらかなやりとりがとてもよかったし、ずっと男によって作られたイメージ、男によって語られてきたマリリンが本当はどんな女声だったのか、生きていたらどんな俳優になって、どんな生き方をしていたのか。
    もしかして彼女こそがフェミニズムの先駆者なのではないか。ずっと口を塞がれてきたマリリン・モンローに主人公が懸

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    2026年08月01日
  • GOAT Summer 2026

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    ワンコインでこの充実っぷりは、あっぱれとしか言いようがない文芸誌。今回のテーマは「食」。暑い夏のお部屋時間に最高のおともになります。

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    2026年07月31日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    私と年齢が近いので、とても感情移入しながら読んだ。おまけに息子がいるのも同じ。この小説に出てくる息子よりはだいぶ優しいけれど、陽子さんの気持ちがとてもよくわかった。
    陽子さんとだんなさんがどうなるのか、ちょっとハラハラしたけれど、ハッピーエンドでよかった。自分の人生、楽しまなきゃ!と思わせる小説だった。

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    2026年07月27日
  • GOAT Summer 2026

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    食に関するテーマで小説やエッセイを詰め合わせた文芸誌。
    山内マリコ「お茶屋の娘」はお茶屋さんの娘と父母、祖父母の意外すぎる正体…

    紙質がお茶っ葉の包装紙だったり色々な紙を使用していて面白い!

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    2026年07月26日
  • GOAT Summer 2026

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    なんと、今までのGOATはまだ読み終えていないのに、最新刊を読み終えてしまいました。たぶん、「食」というテーマが私にぴったりだったから。小学生のとき、図書室で見つけた「わかったさんシリーズ」を一気に読破する(しかも大人になってから全巻揃えて持っている)ほどには食べ物の本が好きな私にはぴったりのテーマでした。終始美味し楽しかった!特に印象的だったものをまとめようと思います。

    〇麻布競馬場「お魚焼けたよ」
    かなり刺さりました。なんかもう出てくる人達の人間関係が全部ぜんぶ薄っぺらく感じてしまったのは私だけでしょうか。最後まで読んだとき、その終わり方についため息をついてしまいました。

    〇前川知大「

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    2026年07月25日
  • あのこは貴族

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    ネタバレ

    「女同士の義理」っていいなー。階級とかそんなの超えて結びつく感じ。
    同じ敵を持つもの同士は強いもんね。

    華子と美紀のどちらの気持ちもわかって、自分は中途半端な立ち位置なんだなと思いながら読んだ。
    大人になって思う…というか注意されたことがあるんだけど、余程相手のことを知らない限り自分のことをあまり人に話さない方がいい。
    それは劣等感とか、逆に見下すというわけでなく、異文化過ぎて越えられない壁があるから。

    そんな生きにくい中でも「女同士の義理」が分かり合える人がいると、頼もしいよね。

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    2026年07月20日
  • あのこは貴族

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    何年か前に映画を観た。面白かった記憶があって、原作の存在を知り読んでみた。

    僕自身、美紀と同じように田舎から大学進学を機に上京した人間で、重ねてしまう部分が多かった。
    10年ほど東京に住んでいると、この街にいる"別の階級"の存在をたまに感じることがある。例えば街を歩いていて、急に静かな住宅街に入ったなと思ったら、都心にも関わらずとてつもない豪邸が建っていたりすると、高い塀に囲まれたその内部にどんな人間が住んでいるのか想像したりする。作中の中でも語られていたけど、彼らは彼らのコミュニティの中でのみ生きていて、一般人である僕らとは普通に生活していても交わることがない。そんなフ

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    2026年07月19日
  • あのこは貴族

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    どっちの感性もわかる作者さんすごい。
    転勤族でどっちのコンプレックスもないけど共感しながら読めたらもっと楽しそう。
    田舎も東京もどっちも同じなのだ、と気づくシーンが面白かった。
    幸一郎は何を持って華子と結婚したのか…

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    2026年07月12日
  • GOAT Summer 2026

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    ネタバレ

    毎号楽しみにしている、GOAT第4巻!
    まだ全部読み終わっていないけど、特に好きな作品をピックアップして感想を残していきます。

    1、宮島未奈『ようこ蘇!平安部』
    一番最初に載っている小説が、宮島未奈さんの「ようこ蘇!平安部」(それいけ!平安部のスピンオフ作品)でテンションが上がりました。
    それいけ!平安部は、主人公が1年生でしたが、今回は学年が1つ上がり、新入生が入ってきます。平安の食べ物、蘇(牛乳を煮詰めたチーズみたいなもの)を作ったり、この平安部の話はいくらでも続編が読みたい。

    2、対談 山極壽一×平野紗季子『争わない食べ方をゴリラに学ぶ』
    ホッブズの「万人の万人に対する闘争」(人間は

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    2026年07月12日
  • あのこは貴族

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    地方から努力して受験を乗り越えて大学から東京に出てきた時の自分と重なる。育った環境という変えられない壁が地方出身者と東京出身者にある。全く異なる”普通”という感覚も持つ人たちが、同じ場所で暮らしている東京というのは刺激的な場所だ。

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    2026年07月12日
  • あのこは貴族

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    とても読みやすく、最後まで夢中になって読めた一冊でした。

    私自身、日頃からさまざまなことで悩んだり、誰かを羨ましく思ったりすることがあります。でも、上流階級に生まれ育った華子も、地方出身の美紀も、それぞれに満たされない思いや悩みを抱え、誰かを羨んで生きている姿を見て、「どんな環境にいても悩みはあるんだ」と感じ、心が少し穏やかになりました。ここ最近は特にメンタルがあまり良くなかったこともあり、この作品に出会えたことで少し救われた気がします。

    一方で、読んでいて「私は上流階級の人たちとはきっと相容れないんだろうな」とも感じました。振り返ってみると、私の周りにも結局は自分と近い価値観や環境で育っ

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    2026年07月09日
  • 一心同体だった

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    ネタバレ

    年代ドンピシャとまではいかないまでも、ほぼ同じ時代を生きてきたので突き刺さる数々のエピソードたち。小学生女児の話でうちのタマ知りませんかやみんなのたぁぼうなど記憶の彼方にいたキャラが話題に上がっただけでとてつもない郷愁に見舞われた。
    小学生のときの少しめんどくさい友情や思春期の頃のルッキズム、社会人になってから子を産むか否か、産んだ後の悩みに至るまで共感ばかり。
    そして己のミソジニーとの和解という言葉が心に残った。確かに学生の頃は女って人間関係めんどくさいって思っていた時期があった。
    次世代の女の子たちのために呪いを一つでも解いていきたいな。

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    2026年07月08日
  • GOAT Summer 2026

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    とにかくボリューミーで読み応えありすぎるのに、500円は信じられない!!!最高!他のやつも全部読む!!

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    2026年07月05日
  • あのこは貴族

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    映画版が大好きで何度も繰り返し観ていて、ふとそういえば原作読んでないなと思い読み始めました!

    映画版にはないシーンも多々あり、復習するような形で読めて面白かったー!

    自分が上京組なこともあり、基本的に美紀に共感。。。
    自分で自分の幸せを見つけていくというこの話の大きな軸(特に明言されているわけではないけど)がすごく好き!あと、女性同士の義理の話も面白かったなー。

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    2026年07月04日
  • GOAT Summer 2026

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    「食」というテーマと、510円と言う安さに惹かれて購入したが、物凄い満足度だった。
    様々な作家による「食」をテーマにした小説は、読み応えも十分でありながら、一作の長さがちょうど良く、サクサク読み進められる。
    (今回特に印象に残ったのは、
    前川知大「ゆんちゃん、お弁当」、
    尾崎世界観「流血酒場ABOAB」、
    小田雅久仁「GULA」、
    青柳碧人「猫が大腸に棲みついた日」)
    それ以外にも山口祐加×ダ・ヴィンチ・恐山による自炊レッスン、偏食にまつわるエッセイ、チベット文学研究者による腐れチーズの旅など…
    文芸誌に収まらない、ライト層の好奇心も満たしてくれる、今この時代に新たなる文芸誌が誕生した事に感謝

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    2026年06月28日