山内マリコのレビュー一覧
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ネタバレ◾️record memo
いつか社会と折り合いをつけなきゃいけない日が来るかもしれないけど、できるだけ抗って生きてくれ。
30代からの買い物テーマ、値は張るけどいいものをちょっとずつ買い集めていくのは、とても楽しい。
この5000円はときめき代だ。
あれから3年、わたしは変わった。一日の大半をパソコンに向かって仕事する、働く女性になったのだ。
なぜ急にオーガニックに凝るようになったかというと、これはおそらく、原始的にできているわたしのヤワな体が、男性仕様のタフな社会に適応して働くうちに、自然を欲するようになったんじゃないかと分析している。たとえるなら、シベリアンハスキーや土佐犬向け -
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読んで良かった…。
コロナ禍。時代も国も越えて、あのマリリン・モンローと電話で語り合う大学生の杏奈。セックス・シンボルにもなっているマリリンの本当の姿は?
ジェンダー社会論のゼミに所属する杏奈の日々を描きながら、マリリン・モンローという女性を通してフェミニズムについて描かれています。
物語を通して、男性優位社会での女性を取り巻く問題が浮き彫りになっていく。
ゼミでの議論シーンや杏奈の思考に、共感が止まらない!
コロナ禍の入学と学校生活、修論、就活。
不器用ながらも一歩一歩ゆっくり成長していく杏奈と、一緒にいるような感覚。
マリリン・モンローについて描写は、新鮮な気持ちで驚きとともに読みま -
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エッセイはあまり読んだことがなかったけれど、とても私好みな内容で3時間くらいで一気に読みました!
すごく買い物したくなりました……(危険)
作者のような考えにかなり共感できるものがあり、いいもの、気に入ったものを購入し使ったり、目に入ったりするだけでその時の気分が上がるなら
それはある意味安い買い物なのではないかと思います。
いい物はそれなりに高いのは当たり前。
安いものが手軽に手に入るこの時代に適当に選ぶこともできるし安いものでも困らないけど気分が全然違います。
そのアイテムにより、行動力も変わると実感しているので今後もこのマインドで生きます!!笑
ビニ傘派だった私が3年前に高 -
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結婚生活はとことん、相手との話し合い、お互いの価値観の違いを認め、時にぶつかりあい(?)、お互いの納得するやり方やペースを掴んで生活することの積み重ねなのだなぁと読んでいて思いました。持久走みたい。
お互いが日々気持ちよく過ごすために、気になることは伝え、どうしても我慢ならない時は思った方が具体的な行動に落とし込む、ただ押し付けにならないよう持ちつ持たれつの精神を常に胸の内に秘めておく必要はあると実感しました。
元々『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』から山内マリコさんの文章が大好きで、何度も何度も読み返していました。この本も何度も読み返す本になりそうです。 -
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面白かった!
本屋さんで目に留まり購入。
UGG、ミネトンカ、ドレステリアのパーカー、ジョンストンズのストール、ルブタン。
ルブタン店舗はトゲトゲでいっぱい。
2016年に出版されたとは知らずに購入したけど、その当時を思い出しながらクスっとなったし、長く愛用できる上質なものや心が躍るお気に入りなものを見つけて普段の暮らしの中にときめきをプラスするなど、色々と共感です。
30代に突入して今まで着ていた服が似合わない気がしてファッション迷子、持ち物迷子になる。
そしてまた40代になると、同じ現象がやってくる。
買い物とわたし〜40代編〜が読みたいです。
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すべて全く同じ状況というわけではないけれど、本当に思い当たることがありすぎて、うんうん頷きながら読みました。
2人(と1匹)暮らし、男と女で、揉めないわけがない。
揉めて普通、考え方が違って当たり前、価値観だって擦り合わせていかなきゃならない。
そんなこと頭では分かっていても、彼と衝突する度に、「本当に彼でいいんだろうか…」なんて必要以上に深刻に考えてしまったりしていた。
でもこうやって、本当に本当に赤裸々なエッセイを読ませて貰えると、「やっぱりみんなこんなもんだよね」と思ってアッサリ受け入れられたりする。
なんて単純なわたし。
ただ不機嫌さで不満をあらわすのではなく、きっちり言葉で春闘を -
Posted by ブクログ
「あの子は貴族」や「ここは退屈迎えに来て」など映像化作品が増えつつある売れっ子作家、山内マリコさんの作品です。
舞台は地方都市の商店街、商店街の本屋の長女として生まれて地元の大学へ行き、市の職員になった主人公。
市の職員兼商店街で生まれ育ったものとして、国立大学の講師から商店街がなぜ衰退してしまったのかインタビューを受ける羽目に、、、
そこから、高校を中退して、東京で読モをしていた妹が商店街に戻ってきて、父親のいない子を帰省してすぐに出産。女の子には街子とつけて、商店街で育てていく。そんな中で商店街の復活を企て、大学や行政、地域を巻き込み様々な施策をとりあえずやっていきます。
自由に突っ走 -
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映画の予告編で知った原作。地方生活者データのレポートでも紹介されていて、気になって原作を購入。買ってから半年が経ち、ようやく読めた。
手元についてから読まなかったのは、自分も「この作品を読むのが怖かった」(解説より)から。自分は東京から電車で1時間くらいのニュータウンで生まれ育ち、東京で働いていたが、疲れて地方に引っ込んだ身分。それでもやっぱり東京の文化的環境の豊かさには今でも感謝をしていて、たまに東京に帰るたびにその凄さを再確認し、そしてあくまで東京をホームタウンだと思うようにしている。そして、「地方のダレた空気や、ヤンキーとファンシーが幅を利かす郊外文化を忌み嫌って」いる点では、カメラマン -
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【How old are you?】
「あたしは、〝こんなはずじゃなかった〟って後悔しながら生きたくないの!」
【ライク・ア・ガール】
「女の子らしく走るってどんな意味?」
「できるだけ速く走るって意味」
【さみしくなったら名前を呼んで】
だけど親友とは、どこかのタイミングで行き別れて、それぞれの人生をはじめなくてはいけなくなる。
わたしのデビュー作、『ここは退屈迎えに来て』というタイトルには、親友とはなればなれになったころ、呪文のように唱え合っていた思いがこもっている。あれは、男の子に迎えに来てほしいんじゃなくて、魂の片割れみたいだった親友に、迎えに来てほしかったのだ。もしくは、退屈だ退