山内マリコのレビュー一覧

  • GOAT Summer 2026

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    ネタバレ

    毎号楽しみにしている、GOAT第4巻!
    まだ全部読み終わっていないけど、特に好きな作品をピックアップして感想を残していきます。

    1、宮島未奈『ようこ蘇!平安部』
    一番最初に載っている小説が、宮島未奈さんの「ようこ蘇!平安部」(それいけ!平安部のスピンオフ作品)でテンションが上がりました。
    それいけ!平安部は、主人公が1年生でしたが、今回は学年が1つ上がり、新入生が入ってきます。平安の食べ物、蘇(牛乳を煮詰めたチーズみたいなもの)を作ったり、この平安部の話はいくらでも続編が読みたい。

    2、対談 山極壽一×平野紗季子『争わない食べ方をゴリラに学ぶ』
    ホッブズの「万人の万人に対する闘争」(人間は

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    2026年07月12日
  • あのこは貴族

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    地方から努力して受験を乗り越えて大学から東京に出てきた時の自分と重なる。育った環境という変えられない壁が地方出身者と東京出身者にある。全く異なる”普通”という感覚も持つ人たちが、同じ場所で暮らしている東京というのは刺激的な場所だ。

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    2026年07月12日
  • あのこは貴族

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    とても読みやすく、最後まで夢中になって読めた一冊でした。

    私自身、日頃からさまざまなことで悩んだり、誰かを羨ましく思ったりすることがあります。でも、上流階級に生まれ育った華子も、地方出身の美紀も、それぞれに満たされない思いや悩みを抱え、誰かを羨んで生きている姿を見て、「どんな環境にいても悩みはあるんだ」と感じ、心が少し穏やかになりました。ここ最近は特にメンタルがあまり良くなかったこともあり、この作品に出会えたことで少し救われた気がします。

    一方で、読んでいて「私は上流階級の人たちとはきっと相容れないんだろうな」とも感じました。振り返ってみると、私の周りにも結局は自分と近い価値観や環境で育っ

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    2026年07月09日
  • 一心同体だった

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    ネタバレ

    年代ドンピシャとまではいかないまでも、ほぼ同じ時代を生きてきたので突き刺さる数々のエピソードたち。小学生女児の話でうちのタマ知りませんかやみんなのたぁぼうなど記憶の彼方にいたキャラが話題に上がっただけでとてつもない郷愁に見舞われた。
    小学生のときの少しめんどくさい友情や思春期の頃のルッキズム、社会人になってから子を産むか否か、産んだ後の悩みに至るまで共感ばかり。
    そして己のミソジニーとの和解という言葉が心に残った。確かに学生の頃は女って人間関係めんどくさいって思っていた時期があった。
    次世代の女の子たちのために呪いを一つでも解いていきたいな。

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    2026年07月08日
  • GOAT Summer 2026

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    とにかくボリューミーで読み応えありすぎるのに、500円は信じられない!!!最高!他のやつも全部読む!!

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    2026年07月05日
  • あのこは貴族

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    映画版が大好きで何度も繰り返し観ていて、ふとそういえば原作読んでないなと思い読み始めました!

    映画版にはないシーンも多々あり、復習するような形で読めて面白かったー!

    自分が上京組なこともあり、基本的に美紀に共感。。。
    自分で自分の幸せを見つけていくというこの話の大きな軸(特に明言されているわけではないけど)がすごく好き!あと、女性同士の義理の話も面白かったなー。

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    2026年07月04日
  • GOAT Summer 2026

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    「食」というテーマと、510円と言う安さに惹かれて購入したが、物凄い満足度だった。
    様々な作家による「食」をテーマにした小説は、読み応えも十分でありながら、一作の長さがちょうど良く、サクサク読み進められる。
    (今回特に印象に残ったのは、
    前川知大「ゆんちゃん、お弁当」、
    尾崎世界観「流血酒場ABOAB」、
    小田雅久仁「GULA」、
    青柳碧人「猫が大腸に棲みついた日」)
    それ以外にも山口祐加×ダ・ヴィンチ・恐山による自炊レッスン、偏食にまつわるエッセイ、チベット文学研究者による腐れチーズの旅など…
    文芸誌に収まらない、ライト層の好奇心も満たしてくれる、今この時代に新たなる文芸誌が誕生した事に感謝

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    2026年06月28日
  • あのこは貴族

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    第二章までは、知り合いの知り合いの話を聞かされてる感で、へ〜…くらいの気持ちで読んでいたが、第三章からとても面白くなった

    細雪の三女、雪子を彷彿とさせる華子が、雪子と違ってちゃんと自分をみつけて成長していくのが良かった
    雪子は雪子で、ある意味面白いし時代的にはあれでも良いのかもしれないけど
    華子、相楽さん、時岡さん、それぞれ違った魅力があって、ちょっと仲間に入りたい

    ナツイチ2026

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    2026年06月27日
  • あのこは貴族

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    悪いのは男なのに、どうしていつも女同士が喧嘩しなくちゃいけないのか。というテーマに関しては映画ではあまり強調はされてない。逸子が美紀に「女同士の義理」のたとえとして話す近松門左衛門の『心中天の網島』のくだりも映画で出てきたらよかったのに。美紀は、でも現実は女同士の義理を通すのは難しいという。なぜなら女同士が分断させられるように社会がつくられてるから。
    時岡美紀は、幸一郎と華子の結婚披露宴に出席する!あまりに広い会場で前の方は主賓で埋まっているので、友人席にはオペラグラスよろしく双眼鏡がテーブルに置かれてる 笑
    ドレスの苦しさの描写もよかった。

    逆に映画にしかないシーン。美紀の部屋で華子が「ホ

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    2026年06月25日
  • GOAT Summer 2026

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    ネタバレ

    食をテーマにした小説やエッセーを収録している。創刊号から拝読しているが、今号は最初から最後までテンポよく読み進められた。小説とエッセーやコラムの並びが工夫されていて、なんというかリズムに乗りながら最後まで堪能した感じです。小説の長さが若干短くなっていて、それが奏功しているのかもしれません。どの小説もコラムも楽しくて、全体で食を堪能しました。印象に残ったのは「GULA」(小田雅久仁)で、他の作品とは異なり少し恐怖を感じるファンタジックな小説でした。

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    2026年06月24日
  • GOAT Summer 2026

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    小説はもちろん面白かったけど、今回はいろいろな人の食エッセイが読み応え抜群だったな〜
    その人によって食の文化って違うから、身近な人でもテレビの向こうの人でもそれを知られるのって楽しい。

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    2026年06月19日
  • GOAT Summer 2026

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     今回の特集は「食」。
     羊は安らかに草を食むのでしょうが、
    表紙のゴートくんは、安らかにオニギリを食んでいます。ウマウマじゃなくてヤギヤギ。。焼きオニギリじゃなくて、ヤギおにぎりです♡

     何より嬉しかったのは、平安部の面々に再会できたこと♡
     栞ちゃんたち、2年生になりました♪

    2巻が待たれます、平安部!
    よろしくお願いします。

     ゴートくんのしおりまで付いて、
    今号も嬉しい510円!
    このご時世に、本当に有難いことです。

     きょうのお昼は、オニギリにします♡


    [紹介文]
    57万部突破!話題沸騰の新文芸誌、第4号

    〇特集「食」

    【小説】
    宮島未奈 尾崎世界観 山内マリ

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    2026年06月17日
  • GOAT Summer 2026

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    これで510円は破格!ヤギのイラストが可愛くて初めて文芸誌に興味を持ちました。紙質もよく、こだわって作られているのが分かります。知らない作家さんに触れて、本の世界が広がりそうです。

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    2026年06月12日
  • 一心同体だった

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    書き口が好き。ズバッと書いてくれる爽快感。
    思い出す小学生から今まで、もうすぐ40歳。
    中、高、大、社会人と環境は変われど昔の友達とまだ連絡を取り合えてることに感謝。

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    2026年06月05日
  • GOAT Summer 2026

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    安定の低価格でも装丁の素材にびっくり。
    まだ数作しか読んでないけど、ファイア・ドーム の冒頭が読めたのでさらにお得。
    個人的に食といったら千早茜さんが頭の中に出て来るが今回は入ってなく残念。
    でもしばらくGOATで読書が楽しめそう

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    2026年06月04日
  • あのこは貴族

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    同じ東京に住んでても、見えてる景色が全然違う感覚の描き方がかなりリアルだったなと思う。
    華子は育ちがよく守られてきたお嬢様だけど、彼女自身もちゃんとした家の娘であることに縛られてる苦しさがある。
    逆に美紀は行動力があるけど、努力だけでは越えられない壁を何度も感じさせられる。
    露骨に差別してるわけじゃないのに、学歴、家柄、住む場所、交友関係みたいな“見えない階級”がずっと存在してる。
    最後には、違う世界の女性同士が、完全には分かり合えなくても、少しだけ手を伸ばせるみたいな静かな救いがあってよかった。

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    2026年05月25日
  • マリリン・トールド・ミー

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    山内マリコは相変わらずいい話を書くなぁ
    そして私も頑張ろうと思わせてくれる

    マリリンがじつは真面目で繊細で頑張り屋だったことは今日ではけっこう知られていることだし、もっと知られててもいい

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    2026年05月13日
  • あのこは貴族

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    地元から東北地方にでて、田舎で暮らすということを初めて知った。やはり都会に住んでいると、田舎への解像度が低くなる。はやく地元に帰りたい

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    2026年05月01日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    心のコアな部分が抉られまくった、締め付けられた。
    自分じゃ言葉に出来なかった自分の心を言語化してくれてるような本だった。

    『昔は繊細すぎて生きることにいつも疲れていたし、神経が過敏で人づきあいの幅が極端に狭かった。音楽に頼ってイヤホンなしでは外を歩けず、友達にしょっちゅう長い手紙のようなメールを送っていた。永すぎた思春期を漫然と引きずる、あれが自分だと思っていたけど、その自分はもうどこにもいない。あの子たちの側から、もっと世慣れた大人のフェーズに、いつの間にかスライドしていたのでした。』

    いまの自分の人生、たのしくはあるけど結構生きるすべてがつらくて泣きたくなることだらけだけど、いつの間に

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    2026年04月28日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    買い物はその人の考え方が表れやすいし、純粋に魅力的な製品を知れるのは嬉しいので、本書のコンセプトは最高。目次の時点でワクワク。

    ただ、10年くらい前の連載内容なので、昨今の値段とつい比較して遠い目をしてしまうという弊害が発生。切ない。
    どんな時代であっても、筆者のように買うもの一つ一つに思いを巡らせ、後悔しない決断を積み重ねていきたい。

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    2026年04月22日