山内マリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2025.8.8
ああ、日本は格差社会なんかじゃなくて、昔からずっと変わらず、階級社会だったんだ。
上京してきた人と東京出身の人は、良くも悪くも生まれながら持ってるものが違うと思う。自分も華子と同じような環境で生きているので、知らず知らずのうちに自分の常識を誰かに押し付けていたり、誰かを押し潰していたのかもしれないと思うと怖かった。
育ちの良さと幅広い経験を裏打ちされた、堂々たる振る舞い。無傷な感じは、人を蹴落とそうとする気持ちなど抱く子必要のない世界で生きた証のよう。
客観的に見た華子はあまり美しくないのかもしれない。本能に生きる人間らしさ、自由に飛び立てる強い女性がとても美しいものだと強 -
Posted by ブクログ
沖縄旅行中、新設テーマパークに炎天下、長時間並んでいた時から読み始めた。
そんな中でもグイグイ引き込まれ、女友達あるある、小中高+大学あるあるの連続で本当に面白かった。
正社員いいなぁ、でも結局何するにもお金はかかってプラマイゼロなんだ?!っていう新見地からの、最終章のフェミニズムで目から鱗が落ちる気持ち、そして最後の最後のサプライズ!
女って大変だけど、女同士頑張れる、でも頑張りすぎちゃいけない、と強く思った。
ちなみに個人的には友達がほぼいない人生だったので、頼れる女があまりいなくて1人でやってきたんだよなと思い、帰りの機内でちょっと泣きたくはなった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ◾️record memo
あの瞬間、あたしも、自分の顔が好きになった。好きになれた。可愛いとか可愛くないとか、人からさんざん言われて、切り刻まれてきた自分の顔が、北島の「好き」のひとことで救われたんだ。北島はあたしを、たったひとことで救ってくれたんだよ。
五分前を知らせる電話が鳴ると「やっぱシメはこれかな」って、SPEEDの『my graduation』を誰からともなく入れる。誰もSPEEDなんか別に好きじゃないのに、カラオケに来ると毎回必ず四人で歌った。
そういう、いつものカラオケ。いつものパターン。あの時間のかけがえのなさにいまごろ気づいて、一人で焦って、青くなってるよ、あたしは。
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Posted by ブクログ
「古い価値観・固定化されたイメージからの脱却を促す力が小説という形を通して自然と湧き上がってくる」と思った小説
内容は、コロナ禍に見舞われた大学生活の中、孤独を感じていた杏奈がとあるきっかけによってマリリンモンローという人間について触れていく話。
"マリリンモンローが時々でアドバイスをして、現代に生きる悩める学生を導いていく"、そんな展開になるのだと読む前は勝手に想像していたのだが、主人公である杏奈が実際にマリリンと会話をしているかのようなシーンはほんのわずかだったのは意外だった。しかしそのちょっとした出来事がきっかけで、パブリックイメージとしてのマリリンではなく、一人 -
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ネタバレ◾️record memo
人間は、男らしさも女らしさもひっくるめて持っているものです。自分にとって自然な、男らしさ・女らしさのバランスが、「自分らしさ」ってことなんでしょうね。
いずれにせよ大事なのは、他人が自分をどう思っているかじゃなくて、自分が自分をどう思っているか。自分で自分を「いいね!」と思える、それがなにより最高で、最強です。
わたしも20代の渦中にいたときは、けっこうギスギスした気持ちでした。若さは重荷でしかなかった。若さを目いっぱい謳歌しなきゃいけない、そんなプレッシャーと、そうはできていない現実とに、常に引き裂かれているような感じで。しょっちゅう、すねたような、やさぐれ -
Posted by ブクログ
・「女のあるある100連発」って感じで面白かった!けどちゃんと、あるあるの列挙に終わらずに物語に引き込んでいるのが最高に良かった
・東京 だけが女性の住みやすい場所になって良いのかという疑問
=(「逃亡するガール」の言葉を用いるなら)「逃亡先」が東京しかないって、あまりにも窮屈すぎないか
・ニコイチじゃない、友情のあり方ってどうすれば良いんだろう、親密な関係てありえないのかな??
・女友達はその子の人生にはすべてのっかれない(結婚制度という基盤をもつ夫の代わりにはなり得ないので)てやつ、そしたらどんな場合ならその子の人生にのっかれるのかな?例えばセクシュアリティが同じもの同士しか一緒に住めな -
Posted by ブクログ
登場人物たちほどの田舎に住んでいる訳では無いけれど、神奈川の、閉塞感のある街でわたしは十九年間生きている。かつて浴びせられた暴言と行動を無かったことにできるほど強くはなれなくって、愛憎混じる感情を地元に向けて抱えている。そんなわたしに気付きもしない小・中学校の同級生たちは今日も楽しく地元の人間と遊んでいる。当たり前に、限界を知って、その絶望から来る地獄に落ちなければ、自分の住む町への憎悪というものは生まれない。きっとわたしにも悪いところはあった、でも、どうしてこんなにもつらい思いをしなきゃあいけないの?時折、本当の自分を許容してくれる世界に飛び込まないと、頭がどうにかなりそうなのは今も変わらな
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Posted by ブクログ
買い物がしたくなる本。
試着の時は良くても改めて履くとなんか違うジーパンなど、読んでいてわかるわかる、という気持ちになる。
連載を文庫化しているため、一つの章が短く読みやすい。
よく旧Twitterなどで流れてくるwhat’s in my bagなどを見るのが好きな私にとっては、他人のお気に入りのものを背景も含めて知るのはとても楽しい。私自身が買って良かったものってなんだろうと思った。
年末ということもあり、断捨離しながら必要なものについて整理して書いていくのもよさそう。
気になって調べたが、ナオト・インティライミみたいな名前のランジェリーブランド「シュット!インティメイツ」は2024年