山内マリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小説が好きな山内マリコの、すこし昔のエッセイ。
うー、わかるわかる!
一緒にいる時間が長くなっていくと、どうしたってどこかに不平等感が出てくるよね。
個人的に、マリコが皿洗いしていざ!となってるところに旦那さんが帰ってきて、料理していいとこ取りされた感が面白かった。わかるぞ!
それにしても、旦那さん文章うますぎないか?
彼の文章で、彼からの視点も見ることで、(加湿器の補充とか各種メンテとかは僕だけがやってる!とか)うちも、私ばっかり!と思ってても、夫にも同じだけ言い分あるだろうなーとか思った。
夫は他人ということを忘れず、慈しみ合って過ごしたい… -
Posted by ブクログ
8人の地方女子を描いた短編集。その全てのパートに登場するのがモテ男の椎名だ。人懐っこい性格で運動神経も良く、さらに高身長でイケボの椎名は、田舎での退屈な日常から脱出したい女子たちにとって憧れの存在だった。
ところが、椎名はここではないどこかへと連れ出してくれる王子様ではなかった。高校卒業後はパッとしない生活を送り、結局故郷に戻って結婚し、田舎のおっちゃんとして生きている。
この椎名の姿は、結局何者にもなれずに地元に落ち着く彼女たちの行く末を暗示しているようにも思われる。
しかしそうだったとして、決して彼女たちが不幸だとは思えない。都会のカルチャーがキラキラして見えるのは学生時代のいっときだけで -
Posted by ブクログ
全体的にフェミニズムをテーマにした話。
マリリンという一人の女性について知ることができて、特に卒論の内容も面白くて、読み応えがあった。自分の卒業論文ももっと真剣に、取り組むべきだったのではないかと少し反省。笑
恥ずかしながら、マリリンがセックスシンボルとして認識されていたことをこれまでよく知らなかった。けど振り返ってみると、大学の講義でそのように紹介されていたような気もする…
私自身も、高校の終わりと大学の始まりをコロナ禍の中で迎えた。あの時は閉塞感あって息苦しい時間だったけど今振り返るとあの時間も一つの思い出かも。
修学旅行とかいろんなイベントがなくなって、本来であれば当たり前に経験 -
Posted by ブクログ
ネタバレ特に好きだったのは、
・わたしの新しいガールフレンド
→年の差友情物語だいすき!
・サキちゃんのプリン
→主人公が自分の城を作り上げてる様がすき。これ読んでワンルームディスコ聴く流れがかんぺき。一人暮らし楽しみたい
・超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
→大器晩成型おばあちゃんの話。若者のものとされるものをおばあちゃんになってから本気で楽しめるの最高
いろんな短編があるからこそ読みやすくも読みにくくもあったけどおもしろかった。「あたしたちよくやってる」ってタイトルに惹かれて買ってみてよかった!初めての山内マリコさん。他の作品も気になった -
Posted by ブクログ
江木良彦さんとの対談が載ってる…だとっ!?
着物好きの間で話題になっていた本だけれども、それは聞いてないぞ??
(マドモアゼル・ユリアさんとか、吉田羊さんは話題になってたけれども)
というわけで、昔から江木良彦さんの着物コーディネートは女史より女性らしくていいなぁ、と思っていた私はこれだけで星4つです(ただのミーハーです)
この本は雑誌七緒の連載記事をまとめたもので、山内マリコさんがインタビュアーとなり20人の着物人を取材されています。
十人十色の着物ライフ、
私自身もアラフィフとなり、自分のスタイルをどう作るかも迷っているのでとても参考にもなりました
あの人は何を、どうして着るのか? -
Posted by ブクログ
山内マリコさんの『結婚とわたし』がとてもよかったので、買い物をテーマにしたこちらのエッセイも読んでみようと思った。どちらも雑誌連載をまとめたものだが、こちらのほうがかなり短めなのでやや物足りなさはあるものの、「やっぱり私、山内さんとめちゃめちゃ気が合うかも」と勝手な親近感を深めるには十分だった。
20代の若娘から素敵なレディになるために、山内さんがどんなことを考えながらどんなものを買い揃えていったのかがひとつひとつ綴られている。いよいよ20代最後の一年を迎えた私は、まったく人ごとではないという気持ちで、スマホ片手にメモと検索を繰り返しながら読んだ。
最終回の言葉にハッとさせられた。「年齢と懐具