山内マリコのレビュー一覧

  • 一心同体だった

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    ネタバレ

    花いちもんめとか体育の時間のペアを組みましょうはすごく苦手だった。だって私も選ぶ側ではなく、選ばれる側だったから。
    学生時代それぞれ楽しかったはずだけど、今でも繋がってる人って片手で数えられるくらい。
    みんなどこに行ったのだろうか。
    小学生の時はフルネームで親に紹介していたな。

    女性は差別される側だと書かれていたけど、それでも自分の人生を諦めたくない。
    仕事も頑張りたいし、子育ても頑張りたい。

    登場人物がリレーのようにお話を紡いでいって、最後元に戻ってきたと分かった時はすごくすかっとした気持ちになった。

    各年代で共感ポイント多すぎるし、年代や人によって書き方が違っているのももっと読みたい

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    2025年09月21日
  • あのこは貴族

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    現代の華族とも呼ぶべき名家に生まれた主人公華子と、対比の存在として田舎に生まれ東京に憧れて東京に染まりたい全く出自の違うもう一人の主人公美紀が交錯し、お互いに影響し合っていく成長の話、と読みました。ただまあ読んでいくうちに、主人公が結婚する相手の同じく名家に生まれ、自然な傲慢さを発揮する幸一郎を通じて、男として普通に育つと身につけてしまう傲慢さやどんなに装っても今の(今までもだが)男性が持ちうる不公正な優越感みたいなものを思い知らされるのが読んでいてやや辛かった。

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    2025年09月10日
  • 一心同体だった

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    私たち、なりたいものに全然なれなかった世代だからな、という思いに答えてくれてる感じ。
    1980年代生まれの方に、刺さる内容で、心を整理してくれた。あんまりまとめすぎてないところが、自分の人生を投影できる余白がある感じがして、良かった。

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    2025年09月09日
  • あのこは貴族

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    階層が違う女の話というのは大体なんとなくイヤ〜な感じが出がちだけど、この作品はそれが全くない。
    読みやすくて良かった

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    2025年09月05日
  • あのこは貴族

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    華子と美紀、相楽さん、対立関係にあっても女性ってこういう風に本音で話したり出来て、友情生まれたりするよねとその部分がリアルで良かった。女性ならではのコミュニケーション。あぁ友人はそういう風にして出来るのかと思ったりした。幸太郎とのエピローグも良く、悪者をつくらずに主役の登場人物それぞれの人生をうまく描いていて良かった。

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    2025年08月30日
  • マリリン・トールド・ミー

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    いや、これは素晴らしい!
    思わず読み終わってから本に向かって拍手してしまいました!
    コロナ禍の大学生のドキュメンタリーとしても価値ある一冊!

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    2025年08月27日
  • 一心同体だった

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    短編連作集(ストーリーテラーが、友達→友達に次々とバトンが渡されていく)、初読の作家さん。作家さんは1980年生まれということで、同世代の読者にはもう1段面白く読めると思います。(さらっと入れてくる情報が懐かしく、当時の流行りのブラントやお店、社会現象など鮮やかに)
    友だちって?というお話。当時私は言葉にしなかった、いや、できなかった心理描写も見事だし、そうだったんだと今更発見できたこともあれば、わかるなぁとウンウン頷きながらも読んでました。

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    2025年08月23日
  • 一心同体だった

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    こんな子いたな〜自分もこう思っていたな〜
    子供から大人まで一気に振り返るようで面白かった。

    社会性、身だしなみ、恋愛、就職、結婚、妊娠、子育て。年代ごとに変わっていく悩み。
    今だからこそ読んでよかったって思えるけど、改めて文で読むと女の子の心の成長って目まぐるしい。

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    2025年08月22日
  • 一心同体だった

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    性別女とされる人たちが盛り沢山。
    全部に思い当たる節がある。(自分がそうであるということではなく。)

    話の紡ぎ方として、リレーが続いているのでどう終わるかと思ったら、ラストに鳥肌。

    ただ、解説の人が苦手でマイナス1。
    そうか、この本はフェミ扱いになるのか。

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    2025年08月19日
  • マリリン・トールド・ミー

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    タイトルとあらすじから、少女漫画のような話かなと思っていたが(ミルモでポン的な…)、良い意味で裏切られました。
    コロナ禍で過ごす大学生活は本書に書かれていること以上に大変なこともあったでしょう。
    杏奈がこれから先、人との関わりから得られる経験を存分に得ることを祈ります。
    ご多分に漏れず私もマリリンのことは知っているけどご本人がどのような人物だったか知りませんでした。現代の価値観で再評価される人物、作家にも言えるところがちょっと皮肉ですね(著者はそんなつもりで書いてないかもだけど)。
    あと杏奈のママがすんごい良いママ。

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    2025年08月16日
  • 一心同体だった

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    様々な年代の女の子・女性たちの友情と生き方がテーマ。その時々で熱中していたものや降りかかってくる問題が"あのころの私たち"的目線で描かれていてどこか懐かしい。

    当時はあんなに仲良かったのに気付けば疎遠になっていたり、価値観や話が合わなくなったり。お互い自分の人生を歩んでいたら当然のことでもあるけど、いつから?どうして?と寂しくもある。

    ライフイベントによって、男性よりも人生が大きく変わりやすいのが女性。ある一定の年齢になると女性たちは自分が差別される側であることに気づく(=若いうちは、母親やいろんな人が盾になって、肩代わりしてくれていた)。←ここ結構はっとした。


    &

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    2025年07月31日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    ネタバレ

    俺が逃してるやる、ニコンの話が1番好きだった
    女の人の生きづらさを描いた小説やドラマはたくさんあるけど、男の人にフォーカス置いた物語って少ないよね 
    男らしくいることが求められて、はみ出たら社会から抹殺されて逃げ場がなくなるから大変だな

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    2025年06月29日
  • ここは退屈迎えに来て

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    読みながら、なんでこの本に惹かれているのかなあって思った。好きなタイプのものでもないけど、読み進める手は止まらない。解説を読んで納得した。『居場所や役割を実感しきれずに「ここではないどこか」を夢見たくなる人』あぁ、わたしだなあ。って。夢から覚めた気分だった。

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    2025年06月22日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    買い物ひとつひとつも振り返ってみればこんなにも面白いエッセイになるんだなぁという発見。「イヤァオ!!!」、「高級バター&バターケース」、「本のバカ買い」。

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    2025年05月31日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    こーゆー男、いそう〜。こーゆーこと、ありそ〜。って思いながら読むのが楽しかった。身近な人に重ねてしまったり。男の人も男の人で大変だー、でも女の人の方がもっと大変だぞーと女性目線で思ってしまったり。いろんな感情になれて楽しかった。考え方が凝り固まってしまっていたり、これはおかしいって決めつけたりしてる大人には面白くなさそう。「俺が逃してやる」はかっこ良すぎた。御神籤ブックで偶然手に入った本だったけど、大当たりでした。

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    2025年05月24日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    お洒落な文章だが、ひとつひとつの物で話が区切ってあるので軽く読める。
    物の購入の仕方や物についての価値観も考えさせられた。

    カラーの挿絵と文章も相まって、上品な本という印象を受けた。

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    2025年04月20日
  • パリ行ったことないの(フィガロブックス)

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    ネタバレ

    すごく読みやすい短編集。
    一話が結構短いので、疲れていても読める。
    最後のお話で今までの登場人物が出てくる。
    フランスの働き方(残業は1秒もしない、バカンス5週間とるなど)とか読んでると、今私が日本で転職活動中なのだけれど、ハードワークをアピールする日本の文化に嫌気がしてくると思った。

    また、最後の、ついにパリに渡って1年くらい住んでる女性の話を読んで、海外移住とか聞こえは良いけど、日本であんまりうまく行かなかった自分というのは変わっていない。そんな状況から逃げて海外で、外国人という特別枠で、楽しみながら生活してるだけ、みたいな箇所、わかるなーと思った。それで落ち込む日もあるみたいなところ。

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    2025年04月12日
  • 2030年の旅

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    未来予測のインプット的に作家の知恵を借りるべく手に取った一冊。
    (小説として読むのを楽しみに、手に取ったわけではない)

    2030年まで5年、なにがどこまでこうなってるのか先は見えない。
    個人的にはここまで、すごいことになっているとは想像できない。
    言えそうなことは10年先だと、コンピュータ技術がかなり身体性を帯びる予測がされがちなこと。
    5年、ではなく10年先を20x0年という限りで妄想すると、過度な期待も抱けてしまうのだろうと感じた。

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    2025年03月09日
  • マリリン・トールド・ミー

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    杏奈が飛行機乗ってるところで思いがけずすこし泣いちゃった。
    去年でた本ですが、もしわたしが大学生のころ、もしくはコロナ期に出ていて読んでいたらエグい刺さりかたしていたと思う。それくらい孤独感や閉塞感、他人との距離をどうとっていいのかわからないことへのもどかしさとか悩みとかに身に覚えがあった。そのなかで出会った救いみたいなイマジナリーフレンド。
    杏奈が話していたマリリンは過去からの霊的なものかもしれないし、孤独感がうみだしたタルパとかイマジナリーフレンドかもわからない。でもそれをきっかけに、マリリン・モンローの、ノーマ・ジーンの軌跡をつぶさに追いかけていく。
    大学生たちがフェミニズムついていろい

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    2025年02月23日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    最高。こういう本が読みたかったんです。
    文学的で奥行きがあり、でも読みやすくもある。
    知らない言葉も沢山出てきたし、こういった類の本をもっと知りたい。山内マリコさんの本読み漁ってみようかな~

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    2025年02月16日